| 盗賊ギルド |
ギルドに向かったキャンドルは早速抱えてきた質問を嵐のようにぶつけてみた。しかし、ギルドでは金がかかるだけに なるべく抑えて質問してるようである。
- ロウン村の前の事件の犯人、レクナム・オーセンのその後の情報 もしくは、関係のありそうな事件、事故等の情報
- ギャリーの目撃談より推測される麻痺に関する情報及び、その 解毒、解除方法 ※類似する毒等を罠に使用すれば、ギルドとしてその情報を持ってい るだろう、と言う観点から。また、過去の報告にそう言った情報が あるかもしれない、と言う観点から。
- 先のロウン村でのレクナム・オーセンの事件際に回収された、 研究日誌の行方
- 麻痺に対する解毒剤の値段と、解毒対象の毒の種類は?
- 今、ここで解毒剤を購入する事は可能か?
というわけで、ギルドの側の回答は以下のようになっている。
- レクナム・オーセンは完全に行方不明であり、どこに行ったのかすらも分かっていな い状況である。
- 類似する毒に対する解毒薬のようなものはないでもないが、それらの毒はすべて服用 させたり相手に傷を付けて注入する物なので、今回のケースでも使えるかどうかは不 明である。
- 村長が持っているだろうとおもわれるが、その先どうなったかは分からない。
- フグ毒やグールの毒などをはじめとした麻痺を中和する飲み薬で一人一回一瓶300 ガメル。ただし、一時的に中和する物なので、毒の効果が長時間に渡って生じる場合 は効き目がないとのこと。グール毒やフグ毒など長時間持続する物じゃなければ薬の 効果時間内に毒の効果もきれるだろうから、一応解毒薬として使われている。
- 可能である。
ついでにキャンドルはレクナムについてつっこんで聞いてみた。
- レクナム・オーセンに犯罪暦は、あるか? 犯罪暦がある場合、その内容は?
と言うわけで回答。結局キャンドルは情報料として200ガメルほど徴収されることとなったが、あまり役に立たない情報ばかりてあることに気づいたのはギルドを出てからであるそうな(笑)
- 盗賊ギルドに上納金を収める必要があるほどの犯罪報告はないようである。 墓荒らしとかは結構あるようだが、ほとんど値打ち品が一緒に埋められているような 金持ちではなくて、どこにでもありそうな安い墓のようである。 しかし、どっちかというと犯罪云々よりヒーラーとして感謝されてた方が多いようで ある。
| 賢者の学院 |
依頼代理人のギャリーと一旦別れたバーンは、病気や毒に関して下調べをするために賢者の学院にやってきた。
暇そうに頬杖をつきながらぼんやりしていた受付は、バーンの姿を確認するとすぐに姿勢を正した。
| ■受付 |
| どうもこんにちは。どういったご用件ですか? |
| ■バーン To:受付 |
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ちょっと調べ物があるんですが… (キョロキョロと辺りを伺い) あの…つかぬ事をお聞きしたいのですが、今日はユージアさんはいないんですか? |
| ■受付 To:バーン |
| 調べものですか?学院関係者は同伴してますね? |
| ■バーン To:受付 |
| ええと、一応俺もここで基礎の学問を修めたんで利用しても構わないですよね。 |
| ■受付 To:バーン |
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あ、そうですか、失礼しました。奥の方になりますのでどうぞ。 彼女なら今図書館で整理してますので何か分からないことがあったら彼女に聞いてください。 |
| ■バーン To:受付 |
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(脱兎のごとく早歩きしながら) ありがとうございますうぅぅぅっ!! |
言われたとおり受付の前を通ってバーンは図書館にやってきた。
入った突き当たりには、延々と本を出し入れしながら整理してる女性が見受けられた。
| ■バーン To:ユージア |
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(荒い声で) ユ、ユ、ユ、ユージアさん♪ |
| ■ユージア To:バーン |
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は、はい? な、なにかしら? |
目を「きゅぴーん」と光らせユージアを見つけたバーンは、丁度調べ物の文献の近くにいるのをいい事に、書棚から文献を取ってもらうようお願いした。
背後からいきなり声をかけられユージアは驚きのためか、最初どもっていたりしたことは内緒である。
| ■バーン To:ユージア |
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(必要以上に近づいて) ユージアさん、それを取ってもらえますか? ………あ、ス、スミマセン手を握るつもりはなかったんですが…(←確信犯) |
が、ユージアの方はそれほど気にしてる様子はないようである。
| ■ユージア To:バーン |
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あ、バーンさんどうも。よくいらっしゃいますね(^^ 今日は何の調べ物かしら? |
| ■バーン To:ユージア |
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ご説明してませんでしたっけ? 今度の依頼でゴート家の領地が原因不明の病に侵されているらしいんですよ。それでその対抗策の下調べをと思いまして…。 もし該当する文献に心当たりがあれば、探すのを手伝っていただきたいんですが… |
| ■ユージア To:バーン |
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病気関連………そうねぇ………。 ちょっと待っててくださいね。 こんなところかしら。 |
というわけで、バーンはユージアが持ってきた山のような書物とにらめっこする事になったのである。
調査項目と結果は以下のようになった。調査項目
- ギャリーの話を総合して判断される、 毒ないし魔法が関与すると思われる関連文献の内、 対応策が判読できるものを抜粋(例えば毒なら薬草、呪いなら解呪の儀式など)
- 死霊魔術、暗黒魔術の儀式と実例の中でアンデットおよび病気と関連がある文献
- その他、古代王国期の魔法装置を含め特殊な実験が掲載されている文献のうち 今回の状況に近しいものを抜粋
結果
- いろいろな文献に目を通してみたところ、資料が見つかった限りに置いては呪いではないと思われた。多分何らかの気体の毒物だと思われるが、症状以外に分かることが曖昧なこともあり、具体的にどう言ったものかと言うことまでは分からなかった。しかし、いずれにしても毒であるなら、サンプルを採取することによりそれをもとに対抗薬をつくることは可能そうである。
- 禁呪であることもあって詳しいことはなんにも見つからなかった。(と言うか達成値が低かった・笑)
- 今回の状況に近いと思われたものはみつからなかった。
それからしばらくの後………ギルドでの調査を終えたキャンドルが学院にやってきた。
途中受付で呼び止められたりもしたものの、なんとか先ほどやってきたバーンの名前を出して通してもらった次第である。
ユージアに不必要なまでに接近してるバーンが目に入ったりもしたが、早速調査と言ったところである。
| ■キャンドル To:バーン |
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こっちの調子はどう? ギルドで有力な情報は、殆ど無かったわ。 どちらかと言うと、あの人、感謝されてるって話の方が多いみたい(苦笑) |
| ■バーン To:キャンドル |
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あ、キャンドル。お疲れ様。 うん、こっちは収集文献から必要な情報をまとめているところだよ。 |
| ■キャンドル To:バーン |
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とりあえず、私は賢者(せんせい)の所に行って話をしてみるわ、もしかしたら、協力してもらえるかもしれないし。 あ、それから… バーン、余り図書館で他の人(ユージア以外)に迷惑かけちゃ駄目よ。 じゃあ、がんばってね〜(微笑) |
| ■バーン To:キャンドル |
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(慌てながら) い、いや。迷惑なんてかけてないよ。うん、ないない(^^;; じゃ、じゃあ、そっちも頑張ってください。 |
キャンドルと別れたバーンは、再び蜜月の中に…。というのも程ほどに、収集した情報をまとめる作業に入っていった。
| ■バーン To:ユージア |
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(しばらくの後、調査内容を簡潔に1枚の羊皮紙にまとめるバーン) ふう。こんなもんかな。 あ、ユージアさん、手伝ってくれてありがとうございました。 そうだ!久し振りに、お食事でもご一緒しませんか? 今日のお礼なんでお気遣いは無用ですよ(^^) …っといけない。済みませんユージアさん。今日は急いで依頼に戻らなければなりませんので、また今度来ますね。 それじゃあ、次はお食事しましょうね〜♪ |
| ■ユージア To:バーン |
| えぇ。え〜と、日にちは………って、バーンさ〜〜〜ん。 |
バーンはお礼とデートの誘いを嵐のように捲し立てつつ、文献資料を書棚へ手早く戻し、再び冒険者の店まで戻っていったのだった。
日取りを確認しようとしたユージアの声を後にしつつ(笑)
ちなみに遅れてやってきたキャンドルであるが、毒の治療などに詳しい導師に話を通してもらおうかと思って色々と話をしていたらしいが、結局相手からの思わしい反応がなく銀の網亭を出てからのタイムリミット3時間が近づいてきたのですごすご引き下がったそうな。
| ■キャンドル To:独り言 |
| 全く、何でこういう所は、頭が固いのが揃ってるのかしらね(苦笑) |
愚痴の一つも言いたくなるだろうが、文句を言っても始まらない。