SW-PBM Scenario #82 目次

ギャップの狭間


銀の網亭

 仲間を見送ったカルソニック。
 とりあえずはすることもなく、宿でブラブラ。クサッている。
■カルソニック To:だれともなく
ヒマぁ〜(ぐてっ)

■おやじ To: カルソニック
あぁん?みんな出ていったみたいだが、お前さんはいいのかね?

■カルソニック To:おやじ
えぇんや。職業と仲間のギャップの狭間で苦しんでるからなぁ・・・
まさかギルドが悪さの手助けするとは思いもせんかったわ・・・・

■おやじ To: カルソニック
ふぅん?何だか知らんが、お前さんが意外に思ってるならどこかで誰かが誤解してるって可能性もあるんじゃないか?
いい若いもんがこんな昼間っからクサりやがって……
表の掃除でも手伝うか?

■カルソニック To:おやじ
・・・精神年齢はすでにジジィの領域や
。ま、でもギルドに再確認する必要はあるかもなぁ・・・・

■おかみ To: カルソニック
えっ、なになに? お掃除手伝ってくれるの?

 おかみの手には、すでに竹箒とちりとりが握られている。
■カルソニック To:おかみ、おやじ
勘弁してくれ。わしゃ無銭で宿泊しとる客とちゃうぞ。あ、おやじ、悪いがちょっと出かけてくるで。仲間戻ったらすぐ戻るって伝えてもらえるかな?

■おやじ To: カルソニック
おぅ、わかった。伝えよう。

オラン 街角

 銀の網亭を出て、しばらく街をぶらつく。昼下がりの平和な街だ。花売りの声が聞こえてきた。
■花売り
お花いりませんか〜。お花いりませんか〜

■カルソニック To:ひとりごと
さて、どないしよか・・・。
ギルドの顔役にでも挨拶しよかな・・・・・。
何で高利貸しの手助けなんざギルドがやっとるんや・・・?

 ぶつぶつぼやきながら、路地裏に消えるカルソニックだった。



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