SW-PBM #079 50%の預言者 |
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食費を浮かせるためか、それとも偽りのカップルを演じきる為なのか。
理由はともあれ、北の山に山菜狩りへと出かけるジークとイルミナであった。
おかみの話では、その場所は山菜だけでなく狩り場でもあるらしく、「イノシシに気をつけといでよ。」と励まし(?)の言葉を貰っての出発であった。
なるほど、なかなかの場所らしくオーソドックスな色のキノコから、はたまた妙にカラフルなキノコまでいろいろな種類の山菜が群生している。
■ イルミナ To:ジーク |
さてと、とりあえず山菜も集めますけど、その前に辺りの様子を確認しましょう 「何物」の手がかりがあるといいんですけどね...まぁ、あって猪の足跡くらいってところかしら(^^; |
そういいながら、周囲の木や地面に注意を払っている
■ジーク To:イルミナ |
そうですね(^^; |
イルミナの行動を見守るだけヽ(´▽`)ノ
■ジーク |
それにしても・・・・どれがいったい食べれる野草なのやら・・・・(”;) |
山野での行動の心得があるイルミナとは裏腹に全くの素人のジーク。
2人で山菜を狩っているうちにふとイルミナが変な足跡に気付く。
どうやら争った跡のようだ。山の下の方へと血痕も見あたる。
■イルミナ To:ジーク |
!?ジークさん、これっ! 今は二人だけしかいないから、相手に気づかれないことを第一に注意を払いながら跡をたどってみましょう もしかしたら、「何物」にたどり着けるかも... |
■ジーク To:イルミナ |
足跡と血痕ですか・・・・。 昨日サンバーさんが獲ったイノシシ、ってことはないですよね(^^; それとも村長宅にいる人を襲った奴か・・・・。
申し訳ないですが私がいると相手に気付かれる可能性のが高いですし、いったん村まで戻りませんか? |
■イルミナ To:ジーク |
あっ、そ、そうですよね... すいません、冷静さに欠けていました 一緒にきて頂いてよかったわ。私一人だったら、危険な状況に陥っていたかもしれません... ありがとう(^^ この足跡...熊みたいな大きな動物のもののようです この足跡の主が「何物」であるとすれば、それは実態のある生物ということが言えそうですね それだけでも、気持ち的にはすごく楽かしら...得体の知れない「何か」と戦うのは、正直なところ嫌ですからね(^^; それじゃ、対策を練ることも考えて急いで村に戻りましょう 山菜もこれだけ取れれば、おかみさんにも顔向けできますしね(^^ |
■ジーク To:イルミナ |
そうですね(^^ |
急いで村に戻ります。途中、自分たちが教われないように気配には十分気を配りながら...
一方リュセラ。村長宅での出来事が妙に気になり宿屋を出る。しかしその後に付いてくるジェシカ。カヴァレス&クレフとは一緒に居辛かったのであろうか?
■ジェシカ To:リュセラ |
あのー、これからどこかに行かれるのでしょうか? |
■リュセラ To:ジェシカ |
散歩。せっかくのいい天気の日に、宿で座り込んでてもつまらないでしょ。 こういう日は外に出て新しい出会いを求めないと。 |
本音っぽいが、この場は冗談のつもり。
■ジェシカ To:リュセラ |
出会い・・・ですか?そのー、ええとクレフさんとはうまくいってないのでしょうか? あああ、余計なことをお聞きしてしまいましたわね。 |
■リュセラ To:ジェシカ |
あ……分かる? |
痛い所を聞かれ、しゅんとなる。
(多分、演技)
■ジェシカ To:リュセラ |
ええと、その、余りお気になさらないようにした方が良いかも知れませんわね。 |
あくまで真剣(w。
■リュセラ To:ジェシカ |
うん、そうだね。 元気出さなきゃ。 |
責任持って最後まで付き合う。
■リュセラ To:ジェシカ |
そういえば……、何か新しい予言見ませんでした? |
■ジェシカ To:リュセラ |
いえ、今の所は・・・。木の近くに行けば何か思いつくかも知れないのですが。 ご一緒していただけます? |
■リュセラ To:ジェシカ |
うん。 村の中を、軽く見て回る予定だったから。 二人だけのデートだね(^^ |
■ジェシカ To:リュセラ |
そ、そんな・・・。 |
■リュセラ To:ジェシカ |
あ、あはは。 (本気にしてる?(^^;) |
なんだかんだで木まで移動。
■ジェシカ To:リュセラ |
この木・・・でも、他には何も思い浮かば・・・!! あ・・・くま? |
■リュセラ To:ジェシカ |
え、何? 熊? |
■ジェシカ To:リュセラ |
はい。あ、でも猫なのかも知れません。なんというか、そんな手がこう、がばっと襲ってくる様に見えたんですが・・・。 |
そういってリュセラの顔に手の平をかぶせるような感じで近づけてくる。
■リュセラ To:ジェシカ |
あぅ。 今晩襲って来るのは、熊かもしれないって事ですか……。 猫だったらいいのに。 |
■ジェシカ To:リュセラ |
そうですね。でももっと大きい物だったらどうしましょ? 熊より大きいとなると・・・何かいますでしょうか?私あまり詳しくは知らないので・・・。 |
■リュセラ To:ジェシカ |
巨大熊ね。 |
見上げる程の巨大熊が、のっしのっしと忠誠の木に向って来る姿を想像。
腕を振りかざし――木の幹で爪砥ぎを始める。
■リュセラ To:ジェシカ |
今の話、仲間にも伝えた方がいいですね。 |
■ジェシカ To:リュセラ |
そうですわね、戻りましょうか。 |
深夜まで武器隠しをしていて疲れたミルマ。起きたのは昼過ぎということで、山菜狩りには置いて行かれた。
そこでクレフ&カヴァレスとは離れ、サンバーの元へ向かうことにした。
宿屋のおかみの話では村人の倉庫だった所を借りて暮らしているという話であった。
宿屋より少し西に行ったあたりでそれらしき倉庫を発見。中に人がいる気配が感じられる。どうやら在宅のようだ。
その辺で摘んだ花を持ってサンバーさんの家の扉をノックします。
■ミルマ To:サンバー |
こんにっちわー、サンバーさ〜ん。お留守ですかぁ? |
■サンバー To:ミルマ |
そんなにでかい声出さなくても聞こえるよ。誰だい? |
そういいながら玄関(?)の扉を開けて出てくる。あまり好意的では無さそうな顔をしている。
■サンバー To:ミルマ |
どこかで見た顔のような気もするが・・・。まあいいか。 で、俺に何か用かい? |
■ミルマ To:サンバー |
きのう、おかみさんの宿屋で会ったよ。ミルマっていうの。 サンバーさん、今ちょっとヒマ?遊びに来てみたの。 |
摘んできた花を差し出します。
■サンバー To:ミルマ |
出来れば食えるものが良かったがな。で、遊びに来たと言われてもねぇ。 一体何をしようってんだい? |
■ミルマ To:サンバー |
おかみさんから元冒険者だって聞いたの。なのにどーして冒険者を嫌うのかなって思って。昨日、おじさんに木のナイフ投げたでしょ?どーして? |
■サンバー To:ミルマ |
はっはっは、人には誰にでも知られたくねぇ過去っつうもんがあるんだよ。 雰囲気が何となく冒険者ぽかったからさ。せっかく避けてこの村に来たってのによぉ・・・。 |
■ミルマ To:サンバー |
ふぅん。きっとミルマには想像もつかないくらいいろんな経験してきたんだろうな。でも、冒険者のナニがイヤになっちゃったのかなぁ。冒険者って、お金が儲かったり、夢があったり、人を助けられたり、いろんないいコトもあるお仕事なんでしょう?もう二度と冒険者やるつもりはないのぉ? |
■サンバー To:ミルマ |
仲間全滅で命からがら何とか逃げ延びたんだ。だからもうあんな職業なんてやる気は全くねぇよ。 |
■ミルマ To:サンバー |
そーなんだ。タイヘンだったんだねぇ。 スタンディ村はのんびりしてていいところだよね。村の人もやさしいし。まー、そんなコトはないと思うけど、もし村が災難に遭うようなコトがあったら、サンバーさんてばどうする? |
■サンバー To:ミルマ |
災難? 近くでそんな話は聞いた事ねえがな。まあ、俺に出来ることがあるんだったら手伝ってやってもいいぜ。 って、何か知ってることでもあるのかい? |
なにやら興味ありげに聞いてきます。
■ミルマ To:サンバー |
だって、村長さんちに何かに襲われた人がいるんでしょお?サンバーさんがゆうべそう言ってたんじゃん。他にも襲われる人がいないとも限らないし、ひょっとしたら今晩にも…… |
とりあえず、何かに怯えるような顔を作ってみるミルマであった。
■サンバー To:ミルマ |
ああ、あれか。具合までは見てないが、まあ大した怪我じゃあ無かったみたいだしそういきり立つほどのことでも無いだろうよ。 それに獣1匹くらいなら俺1人でも何とかなるさ。まあ、怖いんだったら今のうちに荷物まとめてお家に帰りな。 |
■ミルマ To:サンバー |
うん。予定通りなら今晩か明日には帰るつもりなの。 でもでも、1 匹ならイイけど、たくさんいたらタイヘン。もしも村のヒトに怪我が出たらもっとたいへん。もしもしも何かあったら、村の人を守ってあげてね。ミルマも協力するしぃ。 |
■サンバー To:ミルマ |
ありがとよ。まぁせいぜい足手まといにならないように気を付けてくれよな。 じゃあ、そろそろ俺は出かけるが、いいかな。これ以上長話に付き合う程暇は持ち合わせてねーんでな。 それじゃあな。 |
そういうと弓を持って出かけていった。
■ミルマ To:サンバー |
森へ行くの?気をつけてね。暗くならないうちに帰ってくるんですよー |
と手を振って見送るミルマだった。
■サンバー To:ミルマ |
はいはい、心配ありがとよ。じゃな。 |
そういうとサンバーは立ち去っていった。
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