SW-PBM #079 50%の預言者 |
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外に出ていろいろ調べてきた一行。宿屋に戻ってくるとおかみが夕飯の準備をしていた。
少し時間は早いのだが、眠っていた食欲を起こすにのに十分な香りが漂ってくる。
■ジーク |
ん〜いい匂いですねぇ(^^ |
■ミルマ To:おかみ |
おなかすいた〜。ごはん、ごはん! |
■リュセラ To:おかみ |
ご飯、ご飯〜♪ |
■おかみ To:ALL |
お、帰ってくるのが少し早かったみたいだね。まだ夕飯の準備が出来てないからもう少しまっといてくれるかな? |
そういって食事の準備を続ける。
■ジーク To:おかみ >ALL |
はい、わかりました(^^ おかみさんの邪魔しては悪いですし、皆で部屋にいきませんか? |
■ミルマ To:ジーク、ALL |
いいねぇ〜。みんなでお話しよ♪ それからごはんね! |
■リュセラ To:おかみ |
ご飯出来たら、呼んでね。 |
■おかみ To:ALL |
あいよ、お腹空かせて待っておくれよ。お腹減ってりゃ、少々味が不味くたって美味しく感じるものだからね(笑 |
■ジーク To:おかみ |
いえいえ、お昼も美味しかったことですし、期待しています(^^ |
そういって料理の準備を続ける。
と、その所へ1人の狩人風の男が入ってくる。
■狩人 To:おかみ |
おかみ、獲物狩ってきたから買ってもらえねぇかな。 今日の所はイノシシしか狩れなかったがよ。 |
■おかみ To:狩人 |
ああ、いいよ。 |
■狩人 To:おかみ |
すまねぇな。 で時におかみよぉ、いつからここは冒険者の宿になったんだい? |
そうつぶやきつつ、カウンターに座る。
■おかみ To:狩人 |
何言ってんだい、この人らは単なる客さ。客が誰だろうとあたしの知ったこっちゃないよ。 |
そういうと動揺を見せず料理を続ける。
ミルマは登りかけた階段を降りて狩人さんに近づいてまくし立てます。
■ミルマ To:狩人 |
えっ、ボウケンシャがいるの?どこ?どこ? ねぇねぇ、ミルマもイノシシさん見たいなぁ。村の北の山で獲れたの?すごいねぇ。 |
■狩人 To:ミルマ |
表に置いてあるさ。みたけりゃ表に出てみなよ。 |
■ミルマ To:おかみ |
おかみさぁん、ひょっとして晩御飯はイノシシナベぇ? |
■ジーク To:イルミナ |
イノシシ鍋ですって。美味しそうですねぇ(^^ |
さりげなくイルミナの脇に移動して話し掛ける(w
■おかみ To:ALL |
今日の所はもう出来てるから明日になるよ。ごめんね。 |
そうおかみが言った瞬間狩人が叫ぶ。
■狩人 To:ジーク |
てめえら、しらばっくれてんじゃねぇよ! |
そう言って自分の持っていたナイフを投げてくる。
■ジーク |
うっわっ?! |
■イルミナ To:ジーク |
きゃ! |
硬直するジーク。しかし体にこつんと当たった後からからと音を立てて床に落ちる。
どうも鉄ではなく木で出来たナイフの様だ。少し痛むが少々赤くなった程度で大した傷は無い。
■ジーク |
いたたた・・・・・(--; |
■イルミナ To:ジーク |
だ、大丈夫?! |
■リュセラ To:ジーク |
あ……ぁ、 す、凄いっ! |
咄嗟の事で動けなかったが、ジークが「鉄の」ナイフを苦も無く弾き返したものと勘違い(笑)
■おかみ To:狩人&ジーク |
サンバーさん、一体なんて事するんだいっ!それはそうとあんた大丈夫かい? |
■狩人 To:ジーク |
へん、見切った上で微動だにしないたぁ大したモンだ・・・。 |
■ジーク To:狩人 |
・・・・・・・買い被りですよ(--; |
■イルミナ To:ジーク |
怪我はないのね? |
ほっと、安堵の溜息をつき、目に涙を浮かべながら、ぺたんとその場に座り込んだ。
■ジーク To:イルミナ |
ええ、まあ(^^; 本物でしたら危なかったかもしれませんけどね。 ・・・・・大丈夫ですか? |
そう言って、イルミナを立ち上がらせるために手を貸します。
■リュセラ |
(あ、偽物なんだ) |
■ミルマ To:サンバー |
あぶないなぁ、もう…… |
■カヴァレス To:独り言 |
狩人さんが木のナイフを携帯たぁ,面白ぇ事ったぜぇ。 |
指輪への集中を解きながらつぶやく。
■狩人 To:カヴァレス |
聞こえてるよ。昔の癖でね、何か持っておかないと落ちつかねえんだよ。 本物はこの町じゃ御法度だからよ、こうして偽物を持ってるって訳だ。 |
■おかみ To:サンバー |
もうかえっとくれよ、客に手を出すような人はうちにいて欲しくはないね。 |
■サンバー To:おかみ&ALL |
ああ、言われなくても帰るよ。 そうそう、村長の家から何かうめき声のような声が聞こえてたぜ。誰かしらねえが村の者が何かに襲われてたようだぜ。 まぁ、通りすがりの冒険者じゃなけりゃあいいんだろうがよ。 |
そう言って宿から出ていく。
■カヴァレス To:ジーク |
詫びの一言も無ぇたぁ,嫌われたモンだなぁ?おい。 |
木のナイフを拾いながら
■ジーク To:カヴァレス |
まあ、謝るくらいならはじめからこんなの投げませんよ(苦笑) |
それを見届けてから
■ジーク To:おかみ |
・・・・なんだか騒動を持ち込んでしまったみたいですみません。 冒険者に対する恨みって言うのか、相当根深いんですね・・・・。 |
■おかみ To:ジーク |
どうなんだろうねぇ。まあ。この村に来て1週間位しか経ってないし、それにあまり昔の事を話したがらないからねえ。 でもなんか昔は冒険者だったらしいよ。訳有りで引退してここに来たらしいんだけどねぇ。 |
■ミルマ To:おかみ |
へぇ、あのひと元ボウケンシャなんだ。どーりでナイフ投げが上手いハズだねぇ。 ところで、サンバーさんが言ってた村の者が何かに襲われてたって何?どーゆーこと? |
■リュセラ To:おかみ |
……村の一大事? |
■おかみ To:リュセラ |
さあ、あたしもそんな話初めて聞いたよ。どうしたんだろうねぇ? 村長の所へ行けばわかるんだろうけどさ。 |
どうやらおかみは知らないようである。
■リュセラ To:カヴァレス |
村長さんの家で何が起きてるか、今判る? |
小声で相談。
■カヴァレス To:リュセラ |
ああ,確認するさぁ。ただよぉ,何かあってからじゃぁ間に合わねぇ,俺達はどぉするかぃ? |
■リュセラ To:カヴァレス |
……大丈夫よ。すぐ隣なんだし。 |
■カヴァレス To:リュセラ |
違ぇ無ぇ。 |
■ミルマ To:ALL、おかみ |
なんか気になるぅ。ぜったい気になるぅ〜!ミルマ見に行ってきちゃだめ? |
■イルミナ To:ミルマ |
えっ?!危ないですよ。やめた方が...また変な難癖つけられでもしたらこまるでしょ? |
■ジーク To:ミルマ |
そうですよ、あのサンバーって人が見てないとも限りませんし(^^; 行くならもうすこし暗くなってからこっそりにしましょう。 |
■おかみ To:リュセラ |
はいはい、難しい話は後にしてとりあえずご飯でも食べたらどうだい? おまたせ。 |
そういってみんなの前に料理が出される。
メニューは野菜と肉の炒め物。どれもこの村で取れたもののようだ。
■リュセラ To:おかみ |
あ、はい。 |
■ジーク To:おかみ > ALL |
おいしそうですねぇ(^^ とりあえず折角ですし、みんなでご飯にしませんか? |
食事に手を付ける前に、目を閉じて神に問う。
■リュセラ To:マーファ神 |
(神様、何だか争い事が起きてるのかも知れませんが── 私はこのまま平和に食事して良いのでしょうか?) |
祈りを捧げるリュセラ。しかし、頭をよぎるのは何とも言い難い不思議な安心感。
そしてお腹が「ぐう」と鳴る。
まるで「冷めないうちにお食べなさい、それが今出来る最善のことです。」
と話しかけられているかのようだ。
■リュセラ To:食事 |
いただきま〜す。 |
目を開け、フォークを手に取る。
■ミルマ To:イルミナ、ジーク |
だってぇ、こんな平和な村で人が襲われたなんてタダゴトじゃないよぅ。せっかくの騒ぎなのに、ほっとく手はないよぅ! |
宿屋の扉を開けて村長さんちの方をうかがうが、これといって大きな騒ぎにはなっていないようである。
■ミルマ |
……あり? |
■ジーク To:ミルマ |
本当に冒険者に誰か襲われたのなら今ごろ大騒ぎになってますよ(^^; |
■ マリー To:ALL |
そうだが、私はちょっと遠慮しておくよ。何かあるようでしたら後でお聞きする。 |
村長の元に行くのにはやはり不安があるようだ。
■リュセラ To:ALL |
えと。 よく考えると、彼の話は大げさな作り話――じゃないかな? ほら、食べないと冷めちゃうよ。 |
妙に落ち着き払って食事を取るリュセラ。
■ジーク To:ミルマ |
気になるのでしたら暖かい食事をいただいた後にでも村長さんのところに伺ってみましょう。 |
■ マリー To:ジーク |
あ、あたいはここで休ませてもらうよ。 何かあったら連絡して下さい。 |
■ミルマ To:ジーク |
ん〜。騒ぎになってないならいーや。つまんないし。ミルマもごはん〜♪いっただっきまーす。 |
■ジーク |
ふう、やれやれ(^^; |
ジークも席について、食事を始めます。
■クレフ(心の声) |
い、いいのかなぁ… |
皆が食事を取り始めた頃、カヴァレスは密かに使い魔を村長宅に飛ばす。
村長宅からは耳をすませば聞こえる程度ではあるが、怪我人の声が聞こえてくる。
ただ痛みを耐えるうめき声と共に「ちくしょー」とか「次会ったら絶対ぶっ殺してやる」とかはっきりとした口調も聞こえてきているようだ。
どうやら傷自体は大したことはないらしい。
■カヴァレス To:ALL |
クク,「おおかた」喧嘩でもあったんだろぉぜぇ。 せいぜい・・・まぁ,怪我人が出た程度だろぉぜぇ・・・・ あくまでも勘だがよぉ,俺の勘はよく当たるぜぇ?クックック・・・ |
そりゃ,覗きゃぁ判るでしょう。勘も何も(^^;・・・
■ミルマ To:ALL |
終わっちゃったケンカほどおもしろくないものはないよねぇ。やってる最中ならまだしもさぁ…… おかみさん、これおいしー♪ |
すっかり興味をなくしたらしい。
■ジーク To:ミルマ>おかみ |
ほんとに美味しいですね(^^ お代わりもらえます?
|
■おかみ To:ジーク |
そうかい、お世辞でも嬉しいよ。 |
■ジーク To:おかみ |
あ、そうそう、この村って忠誠の木のほかになにか見て回るようなものってありますか? 古い祠とか、逸話のある石像とか。 もう一泊させてもらうつもりなので、明日1日時間がありますので(^^; |
■おかみ To:ジーク |
あはは、他に何かあればもっと大きな宿屋建ててるよ。そうなって欲しいんだけど、何かないかねぇ? 暇だったら山に山菜でも採りに行ってきてくれないかい? 食事代くらいはおまけするよ(笑 |
■イルミナ To:おかみ>ジーク>ALL |
いつもはおかみさんが自分で取りに行くんですか? 山菜取りでしたら本職ですから任せていただければたくさん取ってきますよ(^^ 私たちもそんなに生活に余裕があるわけじゃないんだから、こういうおかみさんの好意を無駄にしちゃいけないと思うの、どう?ジーク行かない? あっ、どなたか一緒にいかれる方がいましたら山菜の取り方お教えしますよ(^^ |
■ジーク To:イルミナ |
ええ、わかりました(^^ でも山菜採りってしたことないので、どれが食べれるのか教えてくださいね(^^ゞ |
夕飯を食べ終わった後、外に出て木の周りを見張りにでるミルマ。
それにリュセラもついていく。
木の下に行くといちゃついてるカップル発見。
■ 男 To:女 |
これが最近有名な忠誠の木って奴なんだぜ。ケダモノにさらわれた姫を助けに勇者が一筆書き込んでいった物らしいぜ。 |
■ 女 To:男 |
まぁ、物知りなのねぇ。 あら、こんな所にもケダモノがー。 |
男をさしながらつぶやいている。
■ 男 To:女 |
えっへっへぇ〜。 |
二人の間を突然黒い影が,バサバサと大きな音を立てて横切った。ミルマには辛うじてそれがカヴァレスの使い魔だと判断できた・・・かな?どうやら,烏はそのまま木の上でおネンネの時間らしい。
■ミルマ To:トリさん |
し〜〜ってば!せっかくこれからがイイとこなのにぃ…… |
■ 女 To:男 |
な、何? |
■ 男 To:女 |
ぎゃぁぁぁ〜! |
そう叫びつつ女を置いて逃げる男であった。走っていく先は宿屋。
■ 女 To:男 |
なんなのよ、もう。鳥じゃない。 |
そういって歩いて去っていく。
■リュセラ To:ミルマ |
予言で言ってたのは「何物」で、「ケダモノ」じゃなかったわよね……。 私、ちょっと南の方を見張りに行ってくるから。 |
■ミルマ To:リュセラ |
きをつけてねぇ〜。ミルマはここにいるよ。ちゃんと羊皮紙とペンも持ってきたしぃ。 |
■リュセラ To:ミルマ |
踏み台、要らない? |
巨木を見て一言だけ指摘。
バカップルが去った後ミルマは文字の解読を試みることにした。 途中から文字の大きさが小さくなっていて解読するのがなかなか困難であったが何とかある程度解読することが出来た。
■ミルマ |
むぅ、どーがんばってもトコロドコロ読めないのねぇ。 えっと、『我が主に○誠を、そ○て○が姫に○遠の○を誓う』と。わがあるじにちゅうせいを、そってけがひめにぼうえんの……うしろが違う気がするぅ。 |
あとでこれをモチーフにジークに詩を書いてもらおう。と、リュセラ嬢に話を通しておこうと思うミルマだった。
一方南に見張りに行ったリュセラ。じいっと待つこと小一時間。
何も起きないのを確認し宿屋への帰路に着くことにした。
こうしていよいよ決戦の朝が明ける・・・。
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