SW-PBM #079
50%の預言者

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昼食を食べた後、本格的に村の散策に出る一行。
ミルマとカヴァレスのでこぼこ2人組は村の周りの探索に出ることに。
村のおおまかな形はほぼ正方形の形をしており、村の周囲を腰の高さほどの柵で囲われている。
東西南北に走る道によって4つに分断されており、中央付近で交差している。
その交差している中央付近に村の代名詞といえる忠誠の木が生えているようである。
北は山、東は川に囲まれている。
村の周りを回り終えるのに歩いて30分といったところだろうか。
■ミルマ To:カヴァレス
意外とちっちゃいねぇ。この位なら村外からの侵入を警戒するのはカンタンかな?

そうこう言いながら村の周りを回りきる。変な足跡等に気を配りながら歩いてみるが、これと言った物は見つからなかった。
■ミルマ To:カヴァレス
う〜ん。村の周りは今んとこ異常なーしってカンジぃ。
北は山だし、うちらが来た東は川だし、こっちからの侵入はなさそうかな。とゆーことは南か西を警戒すればよいかしら。ジェシカさんも例のヤツは南向きの門からやってくるって言ってたし……
西と南は見通しがいいから何かが来たらすぐわかりそうだね。

■カヴァレス To:ミルマ
俺ぁ賢者殿のお見立てに従わせていただくとするさぁ。
まぁ,でかい道が四方に有りゃぁ,逃げるにゃぁ事欠かねぇだろぉぜぇ。

■ミルマ To:カヴァレス
あ、逃げるときのこと考えてたんだぁ。ミルマ、『何物』を迎撃するときのことしか考えてなかったよぅ。えへへ。

■カヴァレス To:ミルマ
俺ぁちんまい賢者殿みてぇに死を恐れねぇ勇者殿たぁ違うんであぁ。
もっともよぉ,この体で逃げられるかどぉかは判らねぇがなぁ?クックック・・・

■ミルマ To:カヴァレス
さてと、どーしよ。みんな忠誠の木に行くって言ってたから合流する?それとも他に見に行きたいところ、どこかあるぅ?

■カヴァレス To:ミルマ
特にゃぁ無ぇぜぇ。上から見てもよぉ,気になる所は無ぇよぉだからなぁ。

■ミルマ To:カヴァレス
ホントに平和な村なんだねぇ。
あ、宿に戻るって選択肢もあるね。おかみさんに村の人のこととか聞いてみようか。

一旦宿に向かうことにします。おかみさん相手してくれるといいな。

一方、こちらは残りの面々。
意気投合をしたフリをしてイルミナとリュセラとジェシカの3人で移動することに。
・・・と思ったらジークが後を付けてきたようだ。ストーカー?(笑
というわけで、一行はジェシカの予言に関しての調査をすることにした。
■ジェシカ To:ALL
ええと、この辺りで・・・この辺りだよ。
おおまかな位置関係しか言うことは出来ないが、ここで間違いないよ。

そういうジェシカ。木を挟み南門に向かって立っている。
南の方から来ると言っている。
■リュセラ To:ジェシカ
ふーん。

■ジーク To:ジェシカ
南門の方からくるのですか・・・・。
門から入ってくるなんて律義なんですね(笑)

木の南側に廻って、何か変わった事がないか見回してみるが特に変わった物はない
強いて言えば膝下くらいまで草が生えている。鎧は無理でも武器くらいなら隠せそうだ。
昼過ぎということもあって観光客もちらほら。2組のカップルの姿が見える。
後は行商がいるようだ。道ばたにアクセサリーを広げて販売しているようである。
■リュセラ To:〜ALL
(よし、あの行商人に話を聞いてみよ)

ちょっと、あれ見てくるねっ☆
すぐ戻るから(^-^

はしゃいでアクセサリー売りの所に駆けてゆく。
■イルミナ To:ジェシカ
リュセラさんって、立ち振る舞いにぎこちなさが全くないですよね(^^;
私たちもぼろが出ないようにがんばらなきゃですね(^^

■リュセラ To:行商人
ねぇ、見ていっていい?
この村、他に面白そうな店無いんだもん。

言うが早いか、露店の前にしゃがみ込む。
■行商人 To:リュセラ
おう、いらっしゃい。見てくれるなんて嬉しいねぇ。いくらでも見ていってくれぃ。
でも買ってもらえるともっと嬉しいんだけどな。でも手が出るかどうかはわかんねぇがな
どうだい?何か気に入ったのでもあればいってくれよな。

そう言って置いてある物を見せる。するとどうも銀製品ばかりである。
物の出来としてははなかなかの物である。
小さなアクセサリーから大きな飾り入りの刀剣まである。でもどれも高そうな物ばかりであるが・・・。
■リュセラ To:行商人
お小遣いちゃんと貯めてるよ。
ちょっと足りないけど。

良さそうなブレスレットを欲しそうに見たりする。
■リュセラ To:行商人
この村にはよく来るの?

■行商人 To:リュセラ
最近ちょくちょくな。なんだかしらねぇがカップルがおおくてよ、少々値がはる物でも無理して買っていってくれるんで大助かりだわ。

■リュセラ To:行商人
お兄さん、商売上手(笑)
私も誰か買ってくれる人居たらなぁ。

木の方で待つカップル(と仲間)の方をちらっと見る。
それに気がつく男が一人(w
■ジーク To:ALL
おや?
何かあったんですかね?
私もちょっと見てきますね(^^

リュセラと行商人の方へと近づいていきます。
■リュセラ To:行商人
あのね。
今日はこの村に泊まるの(^^
……ね、夜になったらこわーい怪物が出たりしないよね?

■行商人 To:リュセラ
ななな、なんだいそりゃ!?聞いたことねーぞ。でも大丈夫。どんな敵が出てきてもこいつさえありゃいちころさ。
どうだい、護身用に一本買っていかないかい?

そういって銀製のバスタードソードを見せる。束は羽ばたく鷲を彫り込んであり刀身には細かい羽根の絵柄が彫り込んである。
装飾品とはいえど、実際に使用することも十分出来るようである。
■リュセラ To:行商人
わぁっ、豪華な剣。

でも私、剣なんて振った事ないし……。
持ってても「いちころ」できないよ(^^;

■行商人 To:リュセラ
へっへっへ、そりゃそうだな。でもねえちゃん程の魅力の持ち主なら男はいちころだろうな。
で、どうだい?その魅力を更に引き立たせるためにアクセサリーなんか?(笑

■リュセラ To:行商人
えへへ。
お兄さん、ほんとに商売上手(笑)

■ジーク To:行商人
こんにちわ(^^
綺麗なアクセサリですね〜。

■行商人 To:ジーク
おう、色々あるぜ。まぁ見ていってくれ。気に入ったのがあれば買ってくれると嬉しいがな。

■ジーク To:行商人
そうですね〜。

等などいいつつリュセラの方をそれとなく伺って、ブレスレットに目をつけます(ぉ
■ジーク To:行商人
このブレスレット、綺麗ですねぇ。
おいくらでしょう?

■行商人 To:ジーク
おお、いいのに目を付けたな。普段なら1000ガメルの所をまけて700でどうだい!!

■ジーク To:行商人
じゃ、それでお願いします(^^

お金を渡して、ブレスレットを受け取ります
■リュセラ To:ジーク
(もう。あと少し値引き交渉すればいいのに……)

ここを立ち去るのに良い頃合だと判断。
すっ、と立ちあがる。
■リュセラ To:行商人
それじゃ、また明日(^^

■行商人 To:リュセラ
おう、またな。

手を振って、仲間の所に戻る。
■ジーク To:行商人
私も戻りますね(^^
ブレスレット、どうもでした。

■行商人 To:ジーク
兄ちゃんありがとよ!

声を落として仲間に報告。
■リュセラ To:ALL
怪物の事は何も……。
あの人、村にはよく来るみたいだけど、最近変わった事があるみたいな話は無かったし。

うーん……。

顎に手を当てて、考え込む。
■ジーク To:ALL
さて、どうしましょう?
何も無いようですし、いったん宿に戻りますか?

■イルミナ To:ALL
そうね、とりあえず村の大体の構図もわかったことですし、ミルマさんタ達の情報を織り交ぜて明日に備えましょう。

■リュセラ To:マリー
おねーちゃんは、それでいい?

■マリー To:リュセラ
そ、そうですね。いよいよ明日なのですね・・・。

少し緊張しているよう。

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シナリオ編集:倉沢真琴 kushida@terra.dti.ne.jp