SW-PBM #078 幻の珍獣を探せ!? |
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翌朝、一行はミルトとおじいさんと共に、虎が出ると言う森に足を踏み入れた。
■おじいさん To:ALL |
ふむ…では、まずはどうするかの? そのシロが目撃されたという辺りを捜すかの? |
■ ヴィクトール To:おじいさん |
うん、その話を聞いたのは3日ほど前ってことらしいから、とりあえずそれでいいと思う。 でもオレ達その場所を森の道の所ってだけでそれ以上詳しくは聞いてなかったから、おじいさんがそれらしいと思うところまで案内してくれると助かるんだけど〜? |
■ポム To:ヴィクター |
確か村から1、2時間来た辺りだって言ってたよな |
■ バジル To:ヴィクトール |
ただ漠然と森全体って訳にいかないものね。 ここからはポムとコリューンの腕の見せ所だね! |
■ポム To:バジル |
任せろ♪ |
■コリューン To:バジル&ALL |
あいよン♪ レンジャーの心得その1〜(^o^)/ 地元の人の話を良く聞きましょ〜! ・・ってなわけで、おじいさん、ヨロシクね〜ん☆ |
■ポム To:コリューン |
あたし達は案内される地面を見てようぜ |
■コリューン To:ポム |
ンだね☆ シロちゃんの足跡とかあるとラッキーだにゃ〜♪ |
■おじいさん To:ALL |
うむ、確か、森の道沿いで目撃されたとか言っておったの? |
一行はとりあえずシロが目撃されたと言う、森の道を1、2時間行った所、にまで行ってみる事にした。
■おじいさん To:ALL |
ふむ…、シロの痕跡などが見つかれば良いがの… 君達も、何かないか、注意しながら進んでくれるかの? |
■コリューン To:おじいさん&ALL |
うぃ〜♪ |
2時間ほどシロの痕跡を探して、道沿いに歩いた頃、道端に置かれた荷馬車を発見した。
パーティがラドリオから借りたのと同じような馬車だ。
よく見ると、車輪を応急修理したような跡がある。
こんな馬車を行きで見かけた記憶はない。
■コリューン To:ALL |
あ〜! あれってサ、あの例の人達の馬車でない? うちらのと似てるじゃん☆ |
目を細め、様子を伺う。
■バジル To:コリューン |
ほんとだ!車輪が壊れた跡があるね。ここで馬車が動かなくなっちゃったのかなぁ? とりあえず近づいて誰か居ないか確認しよう |
近づいたところ、人の気配は感じられなかった。
■ポム |
うにに〜 |
■ホルト |
?……馬を放っておいても大丈夫と踏んだのかな? それとも囮か、単に焦っていたのか…… |
■バジル To:コリューン&ALL |
馬車の中には誰もいないみたいだね。 ここから何処に向かったんだろう?ねぇ、ポム、コリューン、足跡の向かった先がわかる? |
■ポム To:バジル |
ちょっとまってて |
足跡や怪しいものがないか熱心に辺りを探る。
コリューンも足跡を探してシャカシャカと匍匐前進を始めた。
■バジル To:コリューン |
コ、コリューンは、足跡を消してる訳じゃないんだよね?(汗) |
■ ヴィクトール To:バジル&コリューン |
あはは、何か格好いいね〜。 |
コリューンは、にま〜っと笑った(怖)
2人は、木に白い毛が何本もついているのを発見した。
ポムのレンジャーの勘によると、何かの動物が縄張りを示すために、体を幹にこすりつけた跡のようだ。
毛の様子からすると、数日前のもののように思われた。
更に辺りを調べたところ、ポムは、森の奥のほうに続く、3つの足跡を発見した。
足跡の土の様子からして、それほど前についた足跡ではなさそうだ。
■ポム To:みんな |
ここに白い毛がある。多分何日か前にシロが落したんだ で、……ここいらに足跡が三つある。これは最近のもんだな。 あっちへ続いてるぜ |
足跡の続く森の奥を指差す。
■バジル To:ALL |
やっぱりシロちゃんはここに居たんだ。 万が一、ガルト達がシロちゃん見つけてると面倒な事になるから、ひとまず彼らを追いかけて様子をみようか? |
■ ヴィクトール To:バジル&ALL |
うん、そうだね。ちょっと急いだ方が良いの・・・かな? |
■ポム To:ヴィクター&みんな |
それがいいんじゃないか |
■ホルト To:ALL |
こっちの方が早く進めそうですから、じきに追い付けるんじゃありません? まぁ、専門家のポムがそういうなら急ぎますけど。 |
■バジル To:ALL |
それじゃ急いでれっつらご〜♪ |
■ポム To:みんな |
こっち、こっち コリューンも辺りを注意しといてくれ |
足跡を辿りながらみんなを手招きしている
■コリューン To:ポム&ALL |
あ! 足跡じゃん! 追跡開始〜☆ |
足跡はついてからそれほど時間が経っていないためか、それともポムのレンジャーの腕か、比較的楽にたどる事ができた。
シロのらしき白い毛もおじいさんが近くの木に引っかかっているのに気がついた。
3人分の足跡は、その方向に向かっているようだ。
■バジル To:ALL |
やっぱり彼らもシロちゃんを追いかけて進んでるんだね。 |
■コリューン To:ALL |
・・ぅ。もっと急がないと、シロちゃんが捕まっちゃうかも〜★ |
■バジル To:コリューン |
ああ……話がややこしくなるぅ〜。とりあえず急ごう。 |
3人の足跡と、白い毛をたどる事、2、3時間。
ポムとコリューンは急に3人の足跡が消えているのに気がついた。
よく見ると、この辺りから足跡を消しながら進んでいるようだ。
しかし、どの方向に進んでいったかは分からなかった。
白い毛も、ざっと捜したところでは見つからない。
■ ヴィクトール To:ポム&ALL |
ん、アレ?どーしたの急に立ち止まって。 |
■ポム To:みんな |
まいった、急に足跡消されてるよ ここいら辺りで何かに気が付いたか? コリューンはどう思う? |
キョロキョロ辺りをうかがいながら
■コリューン To:ポム&ALL |
急に消されてるって事は、やっぱ何かに気づいたんだろうね。 ・・私達が跡をたどって来たのに気づいたってのが、妥当な推理かにゃ? ちょっくら周りの様子を見てみよっか。 |
コリューンはセンスオーラをしてみたが、特に変わった精霊力は感じられなかった。
そうしているうちに、ポムとアルスワの耳にかすかな不自然な物音が感じられた。
ポムには、それが複数の足音で、遠ざかっているように聞こえた。
■コリューン |
・・やっぱ、精霊さんに聞いても分かんないか。 |
■ホルト To:コリューン |
魔法で姿を隠しているのなら別なんですけどね。 束縛している精霊に聞いたのですか? |
■ポム To:みんな |
(小声) おい!足音がするぜ それも複数だ |
■バジル To:ポム |
えっ!それはどっちの方向に向かってるの? 森の奥の方へ?それとも街道の方? いずれにしても複数の足音って事はシロちゃんだけって事はないよね。 |
■ ヴィクトール To:ALL |
う〜、オレには何にも聞こえない〜。 ここからじゃ何も見えないよね。とりあえず、その足音の方を追うの? |
■ホルト To:ALL |
……シロが簡単に見付かるとも思えませんし、この場はガイトさん達と会わないと言う選択もありますけど… たぶん今からでも、足の早いポムとコリューン辺りなら追い付けるのでは? もっとも、彼等にシロの痕跡をも消されている可能性が――と言うか、私ならそうします――ある以上、ここで見失うと再びシロの痕跡を探し出すのは、少々骨がおれそうです。 ……あー…根比べか、最悪無駄骨に終わるかも知れませんが…急いで追います? |
■コリューン To:ホルト&ALL |
私とポムっちだけが追いついても、どうしようもないと思うよ。 どうせ、ここじゃ思うようには走れないんだし。 追うんなら、みんなで追った方が良いんじゃないかにゃ? |
■ポム To:みんな |
(小声) 先にこちらが見付けるなら、足音を立てないように気をつける事 見失わないようにするなら、急いで追った方がいいと思うぜ |
■ホルト To:ALL |
そうですか……じゃあひとまず根比べですかね。 例え気を付けても、全員で物音立てないようにと言うのはちょっと無理です。 |
■ ヴィクトール To:ホルト&ALL |
根比べ・・・? う〜、じゃあこのままじっとしてても仕方ないし、みんなで急いで後を追っちゃおーよ! |
誰も止めないようなら今にも走り出しそうな忙しない勢いだった。
■ホルト To:ALL、おじいさん |
……あ、それと追うなら追うで、一応罠にも気を付けて下さい。 まだ彼等の行動の意図がはっきりとは掴めませんので。 しかし、罠を仕掛ける余裕があったかどうか……こっそり離れようとしているだけかもしれませんけど。 あと、地元の方が仕掛けた獣罠にも……えぇと、地元の方特有の、罠の目印みたいなの、ご存じないです? |
■おじいさん To:ホルト |
こちらの方には地元の者は足を踏み入れぬはずじゃからの。 そう言う罠はないと思うが… |
■ポム To:ホルト |
罠は一応みてるぜぃ(ふふん) |
基本だぜ〜♪と胸を張っている。
足はすでに追う体制だ。
■ホルト To:おじいさん、ポム |
あ……済みません。そうでしたね。 どうも、村と街道の間にあるというのがイメージとギャップがありまして……? |
■ ヴィクトール To:ALL |
もう何も問題ないよね?見失っちゃう前に早く追いかけよーよ。 |
■コリューン To:ヴィクトール&ALL |
そだね。膳は急げってか〜☆ |
違います。
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