SW-PBM #077 大事な届け物 |
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■リグ To:オルリック |
急いでいるとは思うんだけど、わたし達の準備も必要だから、ちょっとだけ時間をもらえないかな? |
■オルリック To:ALL |
そうじゃな。日が暮れてからオランを出るよりは、明日の早朝に出発の方が良いかもしれぬな。 分かった。こちらもその様にいたそう。 |
■キャンドル To:オルリック氏 |
こちらを離れる前に、エミリアお嬢様と、ディーン氏にお会いする事は出来ませんか? |
■オルリック To:ALL |
今すぐでなければ、今晩にでも屋敷に来てくれれば二人には会えるじゃろ。 |
■キャンドル To:オルリック氏 |
確認なのですが、今回の一件で発生する必要経費は、報酬とは別で計上してよろしいんですよね? |
■オルリック To:ALL |
うむ、それは別途に支給するつもりじゃ。 また必要な物があれば申してくれ、可能な限りは手配しよう。 |
■キャンドル To:オルリック氏 |
あつかましくて申し訳ありませんが、長旅の為の準備と、冒険者の繋がりからの情報を、求めようと思います。 その際に、いくらかの経費が必要になるのですが、まず、いくらかのガメルを用意して頂けないでしょうか? |
■オルリック To:ALL |
なるほどな。前金は出発前に手渡すつもりじゃったが・・・・、 確かに準備にも金がかかるじゃろう。 分かった。少しばかり先に渡しておこうかの。 |
と言って執事に指示をし、500ガメル程の支度金として用意してくれた。
もちろんこれを管理するのは会計係(?)のキャンドルである。
■キャンドル To:オルリック氏 |
ありがとうございます。(微笑) これで、情報と、準備を整えて参ります。 情報収集の都合から、私だけ、今晩、お伺いする事が出来ないかもしれませんので、その際は、明日改めて、お嬢様にはご挨拶させて頂きます。 それでも、よろしいでしょうか? |
■オルリック To:キャンドル |
そうじゃな。ではその様に伝えておきましょう。 |
そしてこの会見後、一行はそれぞれに別れて準備を行う。
ちなみにキャンドルはホクホク顔で一人ギルドへ向かったようだ。
【スカイウィンド邸】
依頼を受ける事となった一行は明朝の出発に備え、各自それぞれが情報収集や買物を行い、再び依頼人の屋敷を集まった。
そして夕食はこちらの屋敷で、豪華なディナーを十二分に堪能する事となった。
ちなみにギルドに出掛けたキャンドルはまだ戻ってきていない。その後、居間にてエミリア嬢と同行者のディーンを紹介された。
■オルリック To:ALL |
こちらが娘のエミリア、そちらが今回同行してもらう傭兵のディーンじゃ。 |
エミリアと呼ばれたまだ10代と思しき女性が一行に「はじめまして、エミリアです」と頭を下げる。
そのよく手入れされた長く美しい黄金の髪と、意志の強そうな蒼い瞳が非常に印象的である。
パッと見た目は華奢で、まさに貴族の令嬢という感じを受けるが、事前に聞いた話の限りでは、芯が強い娘なのかもしれない。またディーンという男は20代前半、肩まである茶髪に茶色の瞳で背丈は180センチと少しか。
彼はこちらに軽く頭を下げただけで、何も喋ろうとはしない。
紹介されても表情一つ変えず、全く打ち解けようとする様子が見られないが・・。
■アルフレッド To:エミリア&ディーン |
はじめまして、このパーティのリーダーをつとめさせて頂きますアルフレッドです。 |
■リグ To:エミリア&ディーン |
こんばんわ、エミリアさん、ディーンさん。 短い間だけど、よろしくね。 |
■クラウディア To:エミリア&ディーン |
あたしはクラウディア,よろしく頼むよ。 女5人居るけど,腕は確かだ,道中はまかせておくれ(^^) |
■アルフレッド To:エミリア&ディーン |
後一人まだ戻っていませんが、今回この6人で道中ご一緒させて頂きます。 |
■エミリア To:ALL |
はい、分かりました。 出発は明日の早朝になりますが、皆様よろしくお願い致しますね。 |
とエミリアは笑顔で応えてくれた。
だが相変わらずディーンからの反応は無い。
人当たりの良さそうなエミリアと比べると、彼のとっつきにくさが顕著に感じられる。
■フィリス To:えみりあ様&ALL |
はい、よろしくお願い致します(^^ ところで…ディーンさんさっきから黙ったままのようですが、どこか 具合でも悪いんですか?大丈夫でしょうか? |
■ディーン To:ALL |
用件が特に無いのなら、俺はこれで失礼する。 |
そう一方的に告げると、さっさと一人部屋を出て行った。
■フィリス To:ディーンさん |
あ……… |
■リグ To:独り言 |
ありゃりゃ。 |
■オルリック To:ALL |
あぁ、気を悪くせんでくれ。 出発直前で急に君達を雇ったのものだから、少々神経質になっているようじゃよ。 |
とディーンの事を弁解する。
■リグ To:オルリック |
別に気にしてないからいいですよ。 友達の冒険者にも、ああいう人いますから。 |
■アルフレッド To:エミリア |
ところで、今回はチェイスまで片道半月以上もかかる長旅です、道中はお屋敷とは違い何かと不都合があるかもしれませんがご了承頂けますか? |
■エミリア To:ALL |
はい、それはもちろん承知していますわ。 私も我が侭を申しませんので、よろしくお願いいたします。 |
■フィリス To:エミリアさん、オルリックさん |
つかぬことをお伺いしますが、同行する護衛にディーンさんを選ばれたのは オルリックさんなんですか?それともエミリアさんご自身でしょうか? |
■オルリック To:ALL |
あぁ、私が彼を選んだのじゃよ。 それがどうかしたのかな? |
■フィリス To:オルリックさん、エミリアさん |
いえ、いくら神経質になっているとはいえ旅の間中あのような態度では…と。 それともあれは私達に対してだけで、エミリアさんに話すときは普通なんですか? |
■オルリック To:ALL |
うーむ、確かに必要な事しかしゃべっておらんようじゃが・・・。 娘の方も不満をいってこぬから、問題はないじゃろ。 |
■アルフレッド To:エミリア |
あと、問題の”宝剣”をお嬢様が持っていかれるとお聞きしていますが、 道中にその宝剣が盗難に合ってはもともこも有りませんので、 出来れば宝剣は肌身離さず手元に持っておられる様にお願いしたいのです。 極端な例を言えば「水浴びのために服を脱いだ時でも、首に下げている」 ぐらいの心構えで居て頂きたいのですが宜しいですか? |
■エミリア To:ALL |
分かりましたわ。よく注意しておきます。 でも、もしかしたら一時的に預かって頂く事もあるかもしれないので、その時はよろしくお願い致しますわね。 |
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