Sword World PBM
Scenario Index
SW-PBM #76
墓碑銘

《Back 〜 不審 〜 その四 Next》


このページでは新しい投稿が下に表示されます。
食堂
■ユウル
…鐘の音…?
こんな時間に…何かあったのかな?

■ガイ
いい音色だ!

もはやガイには目の前のレオナルドしか見えてなく、
”なぜ鐘が鳴ったのか?”という疑問もわいてこない。
■フィオン To:ガイ
そうじゃないでしょ(^^;
何なのかしら、こんな夜遅くにやかましい・・・。

その感想もどうかと思うが・・・。
ガイはモールを構え、レオナルドの行動を警戒しつつ、フィオンに大声で話しかける。
■ガイ To:フィオン
フィオン!こいつは普通の武器は利かなかったはずだ!
たしか、武器にかける魔法があっただろう!
”そいつ”をこのモールにかけてくれ!

■レオナルド To:ガイ
フッ、まあ今の僕はアンデッド。。
そっちにもそのくらいの準備はないと、フェアじゃないからね。
魔法がかかるまで待つさ。。

レオナルドは胸のポケットに刺してあった赤い薔薇を取り出すと、指で弄ぶ。
■ユウル To:レオン・ガイ
ああ、なんかすっごい腹が立つ…。
あんなのに不意うたれて襲われかけたなんて…。
ガイにーさん、決闘体制なとこ悪いけど、私も加わるよ!

ユウルは余裕ありげなレオンを悔しげに睨みつけながら、バスタードソードを構えて間合いを取る。
■ガイ To:ユウル・レオナルド
ほんとは、俺に任せとけ、と言いたい所だが、
ユウルもさっきの怨みを晴らしたいだろうからな・・。
・・すまんなレオナルド、どうやら”ナイト”は俺だけじゃねぇみたいだぜ(笑)
覚悟しな!

■フィオン To:レオン
この寺院にいる間は飢える事もないって聞いたのに、血を求めるとは・・・ね。
シャノンじゃないけど、アンデッドって浅ましい生き物なのね(笑)?
とっても残念だわ。あなた、味方だったら良かったのに!

フィオンはさして残念でもなさそうな口調で言い捨てると、呪文の詠唱に入る。
そして、フィオンの魔法でガイとユウルの武器に魔法の光が宿ると同時に、戦闘は始まった。
レオンは薔薇を口にくわえるとガイにレイピアで斬りかかる。
ガイはレオンのレイピアの切っ先を寸前で見切ると、モールの一撃を叩き込んだ。
衝撃でバランスを崩したレオンをユウルのバスタードソードが捉え、さらなる負傷を負わせる。
■レオン(薔薇外した) To:ALL
強いね。想像以上だよ。
寺院(ここ)では、一対一でも僕の方が不利かな・・・

■ガイ To:レオン
どこにいても同じだぜ。
どうだ・・降参するなら今のうちだぜ?

■レオン To:ガイ
なに、まだまだいけるさ。

レオンはレイピアを構えると次の攻撃を待ち受ける。
しかし、ユウルの剣を受けきれずさらに負傷する。
■フィオン To:ユウル、ガイ
私、レヴィック達呼んでくるわ!

フィオンは部屋の外に出て応援を呼びに行く。
ガイを睨み付けるレオンの眼が赤く光る。
しかし、ガイはものともせずにモールの一撃を叩きつけた。
レオンの持っていた薔薇の花びらが辺り一面に散る。
ガイは薔薇の花に視界を奪われ、レオンのレイピアを避けきれず脇腹をかすめる。
■ガイ
うっ、不覚っ!

■レオン
ぐっ。

レオナルドは傷口を押さえて膝を着く。
■レオン To:ガイ&ユウル
・・・待ってくれ。降参だ。

そしてレイピアを後ろに投げ捨てると、降伏の意志を示した。
■ガイ To:レオン
だから、さっき降伏しろって言っただろが!

■ユウル To:レオン
ったく…。
降参って言うからには、きちんと情報話してもらうからね!


《Back 〜 不審 〜 その四 Next》

GM:ふびらい犯
hiro-est@tim.hi-ho.ne.jp
ページ作成:Ren
renx3@yahoo.co.jp