Sword World PBM
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SW-PBM #76
墓碑銘

《Back 〜 寺院 〜 その一 Next》


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サダイヴォン寺院・玄関ホール
中は暗く薄暗く、左右に伸びる通路の壁には一定の間隔で蝋燭が立てられている。
イヴと呼ばれた女性の顔の右半分は包帯で覆われており、残った左半分にも表情は見られない。
ただ、まばたきの少ない琥珀色の左目だけが一行を見つめている。
■ユウル To:イヴ
…こんばんは。ユウルです。
(うう、だめだ。笑顔が引きつる…)

■ガイ To:ユウル・イヴ
頼むぜ、リーダーさんよぅ!・・・。
俺はガイってんだが、俺たちは、そこのばあさんに連れてきてもらったんだが・・
雨さえしのげりゃあ、それでいいんだ・・部屋かしてもらえるかい?

■アルテナ To:イヴ
………なにか?(どこかでみたような気があるのだが…?……気のせいか)

アルテナがイヴを見ていると、イヴもまばたき一つせず、無言でアルテナを凝視する。
■アルテナ To:イヴ
イヴ殿。なにかわたしについているのか?

アルテナはちょっと自分の格好を見おろしてみる。
■フィオン To:イヴ
(この子も片目・・・婆さんのように腫れあがってるのかしら?)
こんばんわ・・・。フィオンです。
(この娘も、迷いの森で迷子になったのかしら?)

■シャノン To:イヴ
お世話になります。
私は、ファリス様の神官を務めさせていただいております、シャノンと申します。
雨で難儀をしていましたところを、こちらのお方に助けていただきました。
服を乾かしたいのですが、どこか火にあたれる場所はありませんか?

■イヴ To:シャノン
・・・・・・・・・・ある・・・わ。

イヴはアルテナからシャノンに視線を移すと呟いた。
■老婆 To:イヴ
ヒヒヒヒ・・・イヴや、案内しておやり。。

■イヴ To:ALL
・・・・こっちよ・・・・。

イヴは老婆に促され振り向くと、右側の通路の奥に向かって静かに歩き出しました。
■シャノン To:イヴ、老婆
ありがとうございます。
えっと、その前に、お聞きしたいのですが、先程ロッツさんのことをご存じのようにお話しされておられましたが、ロッツさんもこちらの寺院に避難されているのですか?

■イヴ To:床
・・・ロッ・・ツ・・・・?
・・・フ、フフ・・・ウフフ・・・

イヴは答えず、俯いて左目を見開いたまま口だけで含み笑いを洩らす。
■レヴィック
その笑いは…どうかと思うわ(^^;

■ガイ
ほんとだ、気味が悪い奴だぜ!

■ユウル
(頼むから、その雰囲気にはまりすぎる笑い方はやめて〜(>_<))

■フィオン To:イヴ
・・・何が可笑しいのかしら?
(何を知っているの?)

(イヴの返事は無いんでしょうか?)イヴはしばらく無視して歩き続ける。
■フィオン To:イヴ
(無視かよ、このアマ・・・)

■イヴ To:フィオン
・・・すぐに会え・・る・・わ。

そして、忘れた頃にポツリと呟いた。

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GM:ふびらい犯
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