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SW-PBM #76 墓碑銘 |
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グロザムル山脈・山中・霊園 |
老婆の後をついていくと、不意に森が途切れた。
錆び付いた鉄柵に囲まれた霊園が広がっている。
綺麗に列んだ墓石の先には古い寺院らしき建物が見える。
老婆は鉄柵の門を開け霊園に入ると、墓石の間の道を建物に向かって歩いていく。
■アルテナ |
(森を抜けた……?この老人、魔法の影響を受けていない?…ならばなぜ森に?) |
■シャノン To:おおる |
これで、雨をしのげそうですね。 |
■ユウル To:ALL |
そ、そうだねえ…。 |
ユウルの声は、心なしか上ずっています。
■レヴィック To:ユウル |
ユウルちゃん、どうかして?? |
■ユウル To:レヴィック |
な、なんでもないよお〜。 こういう雰囲気ちょっと苦手かな〜って…ははは…(^^ゞ |
■レヴィック To:ユウル |
あらあら(^^; まぁ、何が出ても皆一緒だし大丈夫よぉ。 |
■アルテナ To:レヴィック |
お前の口調が一番怖いわ(ぼそ |
■ガイ To:ユウル |
おめぇー・・もしかして、恐ぇのか? ・・・そんなんじゃ、冒険者といえねぇぞ! 俺が根性叩き直してやろうか? |
■ユウル To:ガイ |
こういうのって鍛えて直るもの? 敵として目の前に現れたっていうんなら平気なんだけど、なんかこう、雰囲気出されるとだめなんだよ〜(>_<) |
■アルテナ To:ガイ |
ふふっ。まあまあ、冒険者といっても気分の良いものではなかろう。 |
なぜか微笑ましげ。
■フィオン |
(なるほど・・・。こういう場合、怖がっといたほうが女としてお得かも・・・) こ、コワイワネー |
■アルテナ To:フィオン |
ん?なんだ、その魔法は?魔よけの魔法か? |
■フィオン To:アルテナ |
(げっ!) き、聞こえた(^^;? |
■アルテナ To:フィオン |
コナイデネーだろ?そうか、フィオンも神官だったの……!…… あ、内緒なんだな。だから小声で…すまんすまん。 |
■フィオン |
神官・・・違うんだけどな・・・(^^; |
■ガイ To:ALL |
雨はしのげそうだが・・しかし、一体ここは、なんなんだぁ〜? |
ガイはもの珍しそうに、あちこちを見回す。
老婆は建物の玄関の戸叩きを叩くと、軋んだ音を立て玄関のドアが僅かに開き、
中から金色の目と白い指先が覗く。
館の中にいた人物は片目だけで外の様子を窺うと、今にも消え入りそうな声で尋ねた。
■館の中の女性 To:外の人 |
・・・だれ・・・? |
■老婆 To:中の女性 |
儂じゃ。婆じゃ。 イヴや・・・開けておくれ。。 こ奴らはまた森に迷うたものたちじゃ・・・。 |
イヴと呼ばれた女性は扉を開けると、老婆と一行を中に招き入れます。
■イヴ To:外の人 |
・・・入って・・・。 |
■アルテナ To:イヴ |
突然失礼する。こちらのご老人に道を教えていただいたアルテナと言う。 |
■レヴィック To:イヴ |
大勢でごめんなさいね。 |
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