SWPBM#73

幻獣の住まう谷

Chapter2:各々の用件

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時忘れのお店

と言うわけで、買い出し組は道具屋時忘れのお店にやってきた。
銀の網亭に屯する冒険者がよく使う店である。買い出し組が中にはいると同時に奥から店主が顔を出した。
入ってきたソフィティアとアフルを見るとざっと見回してすぐに切り出す。
■店主
はい、いらっしゃい。

(二人を見て)
ん〜………結構場数踏んでるようだね。不足分の買い足しかい?それともなんか依頼にあわせて買うものが出来たかい?


■ソフィティア To:店主
 依頼にあわせて不足分の買出しなの。だから両方あってるかな(^^;くさびを30本とロープを40m貰いたいんだけど。

■店主 To:ソフィ
なんじゃ………随分、たくさん買っていくんだな。
岩昇りでもするのかい?

■アフル To:店主
うん、まあね。

言いつつ店主は壁に掛けてあった長いロープとしまってあったくさびを取り、その数を確認するとソフィティアに渡した。
■店主 To:ソフィ
ロープが40ガメル。くさびが60ガメルだ。
くさびを打つにはハンマーが必要だが、ちゃんとあるかい?
他に必要なものは?

■ソフィティア To:店主
そうだ、わたしハンマー持ってなかったんだ。ハンマー一個追加で合計110ガメルね。(ジャラジャラ)

■店主 To:ソフィ
はいよ。そんなこったろうと思ってついでに用意しておいたよ(笑)

ニヤニヤ笑いつつおやじは後ろ手にもっていたハンマーをすかさず取り出した。
代金を引き替えに受け取ると一枚一枚数え始めた。
■ソフィティア
さ、さすが現役……(^^;

■アフル To:ソフィティア
ははっ、ソフィ、やられたね(^^;;

■店主 To:ソフィ
ひぃ、ふぅ、みぃ………
ロープ、くさび、ハンマー併せて110ガメル間違いなし、と。
毎度ありっ。

■ソフィティア To:店主
 どうも〜♪

というわけで、買い物は店主のおかげもあって無事終わったのであった。

武器屋

銀の網亭を出たバーンはそのまま武器屋へ向かった。いつも使っているロック・エーテンの武具屋である。
同じ武器マニア同士、気が合うためかバーンの顔を確認するなりロックが声をかけた。
■ロック To:バーン
やぁ、バーンさん毎度どうも。
本日も何かお探しですか?

■バーン To:ロック
(恍惚とした表情で店内を見回しながら)
 こんにちはロックさん。
 今度の依頼で大変な場所で大変な相手とやり合う事になりそうなんで飛び道具を求めに来ました(^^)
 俺の場合、最後は近接戦闘になると思うんで、一発強力なのが打てれば良いんですが何かお勧めはありますか?
 予算は…そうだなあ、1000ガメル以内という感じで。

■ロック To:バーン
ほほぉ、威力の高い飛び道具ですか。
バーンさんほどの腕でしたらかなり高度なものが扱えそうですねぇ。
こんなのなんかどうでしょう?

ロックはカウンターの後の壁に並べてあった数々のクロスボウの中から、一丁の複雑な形状のものを手に取り、それをバーンに手渡した。
■ロック To:バーン
どうです?最近入ったばかりなんですよ、そのウィンドラス・クロスボウ(ヘビークレインクイン・クロスボウ)。

■バーン To:ロック
 おうっ!
 こ、これはなんとも…(じゅるじゅる)

バーンは一層目を輝かせながら、複雑な機構の細部を確認していった。
■バーン To:ロック
 ははあ、なるほど…このハンドルを回すと巻き取り部分が梃子の原理で弦を絞るのか…
 いやあ、眼福眼福。やっぱり良い武器には機能美とも言うべきものが備わってますね〜♪
 後は非力な俺でも充分に使いこなせるか、だけど…

■ロック To:バーン
えぇ、まったくです。誉れ高い武器は機能的な美しさも同時に兼ね備えていてこそ、ですね。
あぁ、それで。これでしたら匠として名を上げつつある方によって作られたものとのことで、少ない力でも十分に力を発揮できるように作られてありますよ。

■バーン To:ロック
 分かりました。これと、クォレルを24本いただけますか。

■ロック To:バーン
はい、かしこまりました。少々お待ちくださいね。

バーンは代金の944ガメルをロックに手渡すと商品を受け取った。
■バーン To:ロック
 それじゃあ仲間が待っていますから、これで失礼しますね(^^) また何か欲しいものが出来たら寄らせてもらいます。

■ロック To:バーン
はい、毎度ありがとうございました〜(^^)

新しい武器を手に入れたバーンはこの後意気揚々と学院に向かうのであった。

賢者の学院(図書館)

調査組は学院に着くと受付に簡単に挨拶し、そのまままっすぐ図書館に足を運んだ。
分厚い扉を開けて中に入ったメルディスは、暇そうにカウンターの後に座っていたユージアに軽く挨拶をする。
■メルディス To:ユージア
どうも、こんにちわ。
少々調べ物がありまして利用させていただきますね。

■ユージア To:メルディス
あら、こんにちは。珍しいわね。
あまり騒がしくしないようにね。

■アップル To:ユージア
はじめまして、アップルっていいます。
ここにいるメルディス達と一緒に冒険をしているものです^^

■メルディス To:ユージア
そうそう、1つ頼み事があるのですがよろしいでしょうか?

■ユージア To:アップル、メルディス
よろしくね。
で、何かしら?何か本を探すの?

■メルディス To:ユージア
ええ、まぁ探すのは我々でやりますんで(笑)
頼みはですね、後でバーンとこちらで合流することになってるんですよ。
それで彼が来たら奥で調べてる俺達の所まで案内してもらいたいんですよ。

■ユージア To:メルディス
あら、バーンさんが?いいわよ。
それじゃ調べもの頑張ってね。

早速二人は調査内容について考え始める。
■アップル To:メルディス
ねぇ、しらべることって、こんな感じなのかなぁ?・?

そういって、アップルは調査内容、観点を指折りしながらあげていった。
以下に揚げてるものがその調査するものである。

■メルディス To:アップル
だいたいそんなところでしょうね。
図解入りで載っているのがあれば助かるんですが(笑)
少なくとも姿を見て確認できるようにはなっておかないと。

あとエストン周辺の地図も手に入れておきましょう。
何かの役に立つかも知れません。

図書館には調べものをしてるメルディスとアップル以外には、珍しく誰もいないようである。二人が本棚を行き来している音以外は全く聞こえない。
司書官のユージアもする事が無いと見えて、カウンターで頬杖をつき中空を見つめてぼけ〜っとしている。

そんな中、図書館の外が少し騒がしくなった。
武器屋での用を終えたバーンがやってきたようである。

■バーン To:ユージア 
(緊張した面持ちでカウンターに向かうバーン。右手と右足、左手と左足が同時に動いている)
 えっふん。 こここここ、こんにちはユージアさん。
 古代語の課題研修でここにお邪魔して以来ですね。
(ハッと気が付いたように)
 …じゃなかった。ここにメルディスさん達が来てると思うんですが…

■ユージア To:バーン
こんにちは、バーンさん(にっこり)

そうね、それくらいになるかしら(^^
メルディスさん達がいるところでしたら案内しますよ。
一緒に来てくださいね。


■バーン To:ユージア 
 あ、ありがとうございます(^^)

ユージアはカウンターをたってバーンの案内を始めた。
バーンはユージアに案内され、長い棚の間を抜けてメルディスとアップルが本の山に埋もれて必死で調べものをしてるところへやってきた。
堆く積まれた本を見てユージアは三人に問いかけた。
■ユージア To:バーン、メルディス、アップル
ここね、バーンさん。

大変そうだから、私もお手伝いしましょうか?


■バーン To:ユージア 
 ええ!良いんですか〜?(デレデレ)

■ユージア TO:バーン
えぇ、もちろん(^^

■メルディス To:バーン
おや、バーン。
思ったより早かったですね(笑)

■バーン To:メルディス、アップル
(メルディスの言葉に形容の難しい変な顔をしながら)
 お二人とも、お待たせしました。
 俺も早速お手伝いしますね(^^)

■アップル To:ユージア
あの・・ユージア・・さん。
わたしたち、グリフォンっていう動物というか・・を調べているんですけれども、ちょっとここの図書室広くて・・
どういったところを調べたらいいか、見当つかないでしょうか?

■ユージア To:アップル
分かったわ、グリフォンね?

というわけで、ユージアを交えた4人はグリフィン、及びにエストン山脈付近に関する下調べを始めたのであった。
それから5時間ほど経過して、図書館の閉館時刻がやってきた。
■バーン To:ユージア 
 ………。
 ふう、今分かるのはこれ位かな。
 あ、ユージアさん、ありがとうございました(^^)
 御蔭で調べ物が捗りました♪

■ユージア To:バーン
どうしたしまして(^^
それに、これも仕事のうちだから。

■バーン To:ユージア 
(じっとユージアの瞳を見つめながら黙り込むバーン)
 仕事か…はぁ。

■ユージア To:独り言
え?え?
なんか悪いこと言ったかしら???

急に沈んだバーンにユージアはしばし呆気にとられたようである。
バーンは気を取り直したように、栞代わりの羊皮紙を挿んでいるたくさんの資料を開いていった。
■バーン To:独り言
 後はこの内容をこっちの羊皮紙に写して…っと。 よし、出来た。

■メルディス To:ALL
ユージアさんのおかげでだいぶ助かりましたね。
ありがとうございます。

さて、結構時間も食いましたし、銀の網に戻りましょうか?

アップルはグリフォンの隠している宝物(ひかりもの?)のことを羊皮紙に書き写し終わったアップルがそれに返答した。
■アップル To:メルディス&ユージア
そうよね^^

えと、ユージアさん、私たち明日には出発しなきゃいけないので、非常にたすかりました^^
お時間とらせてしまったようですので・・
少ないですけど。。

言いつつ、60ガメルを羊皮紙に包んでユージアに手渡した。
■ユージア To:アップル
あら。
どうもすいません。では、遠慮なく♪

■アップル To:バーン&メルディス
うん、それじゃ、いこうよ♪

■バーン To:メルディス、アップルリーフ、ユージア
 そうですね。各々の報告も皆の前で一度に行ないましょうか。
 それじゃあユージアさん、さようなら。
 依頼が無事に終わったら、今日の御礼に御食事にお誘いしますね(^^)

■ユージア To:バーン
え?そんな気を使わなくても………。
でも、楽しみに待ってるわね(^^

■メルディス 
(へぇ?なんだ。いい感じなんじゃないか(笑))

■バーン To:ユージア、ALL
(心の中で快哉を叫び、満面に笑みを広げながら)
 …約束ですよ(^^)
 さあ、それじゃあ帰りましょうか。

■メルディス To:バーン
バーン・・ポーカーフェイスは苦手ですね(苦笑)
ええ、行きましょう。
きっと他のメンバーはもう帰ってると思いますよ。

と言うわけで、調査を終えた一行は銀の網亭に戻るのであった。

盗賊ギルド

銀の網亭を出たクロスは大通りを真っ直ぐ進み、別の繁華街に向かった。
その中にある酒場風の建物にはいると客と客の合間をすり抜け奥へ向かう。店員を装っているギルドの構成員にお決まりの挨拶をかわした。
■店員(風構成員) To:クロス
いらっしゃい。
今日は何(の情報)をお求めですか?

■クロス To:店員(風構成員)
ん…軽く食べ物。あとで何か冷たいものをグラスで。(盗賊用符丁意訳:人物の情報が欲しい。取り次いでくれ)

■店員(風構成員) To:クロス
はい、かしこまりました。
用意は出来ています(担当のものがいます)。
奥へどうぞ………。

案内されるままに奥へ向かったクロスは、列んでる扉の一つを軽くノックして中にはいる。
正面には見知った情報係のミストラル、通称ミスティが長い足を組んで机と並行に座っていた。
■ミスティ To:クロス
あら、誰かと思ったらクロスじゃない。
………で、今回は誰の情報が欲しいのかしら………?

■クロス To:ミスティ
どうも。またお世話になります。
えーと、ジェリーと名乗ってる男なんですが、こういう風体の…

クロスはジェリーの風体、口調を説明しつつ、要所は羊皮紙に書いて見せた。
■クロス To:ミスティ
詳しい話の前にまず、彼がうちの構成員かどうか。

■ミスティ to:クロス
とりあえず100ガメルってところかしらね。

クロスは懐から取り出した金貨袋から100ガメルを取り出して渡しながら続けて聞いた。
■クロス To:ミスティ
…それから、身内相手に仕事したことがあるかどうか。

ミスティは差し出された100ガメルを一枚一枚丹念に数え、間違いなく存在することを確かめるとゆっくり口を開いた。
■ミスティ To:クロス
この男ね………。
一応、構成員と言えば構成員ね。本部には滅多に顔は出さないけど。

■クロス To:ミスティ
そうですか。まあ、めったに顔を出さないのは、僕も同じですけどね(笑)
彼の仕事については…?

■ミスティ To:クロス
詐欺と盗みが専門よ。でも、気前がいいところもあるみたいでね………。
端的に言うとそのときの気分で行動するやつってところかしらね。

クロスはミスティの続く言葉をしばらく待った‥‥‥が、ミスティはクロスを横目で見るだけで、それ以上口を開こうとはしなかった。
その束の間の静寂が続く中、クロスはミスティの目をじっと見つめた。そして一転笑顔で答えた。
■クロス To:ミスティ
……ありがとう。気をつける事にします。
それじゃ、うまいこと大きく一山当てたら、上納金納めに来ますね♪

■ミスティ To:クロス
そ。
それじゃ、頑張ることね。

ミスティも軽い微笑みを返した。

銀の網亭

■おやじ To:パーティー
よぉ、お疲れさん。
すぐに出来るからちょっと待ってな。

 全員が銀の網亭に帰り着いた時刻はすでに8時を大きく周り、9時も近くなっていた頃である。
 先ほどまで酒場に屯していた冒険者も、大半は食後の時間を満喫しているか、部屋に戻っている。もしくは夜の歓楽街に繰り出すか。
 いずれにしても一行はおやじがに列べた遅めの夕食を食べながら、集まった情報について話し合っていた。
■バーン To:ALL
 それじゃあ、各々集めた情報、確認できた事項を発表しようか。
 まずは、学院組の俺達からだけど…

バーンはそう言うと、調査結果を転記した羊皮紙広げた。
そこには以下の内容が記載されていた。

【グリフォンの生態について】
 グリフォンによって個体差があるようだが、単独で暮らしているものは大抵、一日の大半を餌探しに使い、夜は巣で寝ているようだ。また、つがいになってるものは交互に餌探しを行うことが多いようだが、それでも個体差があって例外も多いようだ。ただ、いずれの個体にしても比較的規則正しい生活をしている模様。
■バーン To:ALL
 俺のほうはこんなものかな…

■クロス To:バーン
…そっか、一匹とは限らないんだ…むぅ…

■アップル To:ALL
 あと、やっぱりね、グリフォンって最近は特に険しいところに巣を作るようになったんだって
 で、強いモンスターだから、金品を奪われた商隊なんかもあきらめちゃったりするから、光り物がたまる一方らしいよ。
もっとも、ただ”光る”ってだけでコレクションしちゃうので、かならず財宝をもっている、とは限らないみたい。

こちらは羊皮紙をちらちらと見ながら話している。
■アップル To:ALL
 念のため、”グリフォン詐欺”っていうのかなぁ・・
 そういうのも調べてみたのだけど、あまりそういう事件はおこっていないみたい。
 まぁ、調べたのが図書室だから、それほど詳しい資料があるわけじゃ、ないのかもしれないけど・・ね。

 そこまでを話し終えたアップルは、ローズヒップで煎れたお茶を飲み込んで・・ちょっとすっぱかったのか、備え付けの蜂蜜をカップに少しだけ足した。
■メルディス To:ALL
では俺の方の報告を。
こっちにはエストン周辺の地図。
で、こっちはグリフォンの特徴などまとめてあります。
どちらも一応目を通しておいてください。

後、エストン周辺で主に見かけられるのはゴブリンなどですが、
希にトロールやオーガと出会う可能性もあるようです。
注意を怠る分けにはいきませんね(苦笑)

だいたい、こんな所です。

■バーン To:ALL
 学院組は以上だよね。あと何か調べてくれた人はいる?

■クロス To:all
シーフギルドで、依頼人について裏を取ってきた。
結論から言うと、彼に気を許しちゃ駄目だ。仕事自体が罠である可能性は低いと思うけど、隙を見せれば稼ぎを全部横取りされるかもしれない。
彼の本業は詐欺と盗みで、どうもギルドの身内相手にも仕事かそれに準ずるような働きをしたことがあるみたいなんだよ。

クロス、そこでちょっと考え込むような顔。
■クロス To:all
でも、結構気分屋らしくて、どうも基本的には悪い人間じゃないみたいだ。だから必要以上に硬い態度を取るのは良くないと思うけど…

■バーン To:ALL
 警戒を怠らずにいれば、後は普通にしていれば良いんじゃないかな。
 危ないのはグリフォンの近くに行った時と、宝物搬出の時になると思うんだ。
そこだけ注意していれば、個々に財布の紐をキッチリ結んでいれば大丈夫でしょう。

■メルディス To:ALL
まぁ、仮に俺達を出し抜こうとしていたとしても、グリフィンを何とかするまでは動かないでしょう。
グリフォンの存在自体が嘘ってことでもない限りは(苦笑)
一応、注意は払っておくにこしたことはないですけどね。

■アフル To:ALL
そだね、俺達がグリフォンをどうにかしない限り巣には近づけないだろうし。

■ソフィティア To:ALL
そんなこと考えもしなかったわ(^^;そうね〜、話通りなら彼が一人じゃ持てないぐらいの量になるだろうから、帰ってくるときに気をつけたほうが良いのかな?あとちょっとで町、っていうところで良いもの全部持ち逃げされたらさすがにかなわないしね。

■クロス To:ALL
いくらなんでも、今回の仕事中に僕らの財布をねらうようなことはしないと思う。ねらうとすればグリフィンの財宝だけさ、きっと。
ソフィが言うように町のそばで逃げられるほかにも、僕らがグリフィンにかかりっきりになっているうちに、お宝の一番良いところをかっさらってドロン…ていうのもありそうな気がするんだよな〜。
…うん、基本的にはバーンの言う方針で良いと思う。付け加えるなら、奴さんとお宝をフリーにしない、ってことで。じゃあ、彼の動向には僕が気を付けておくけど、みんなも一応気をかけててね。

■アップル To:ALL
・・でね、”グリフォンをどうにかする”ってお話なんだけど。

さっき、ちょっとおはなししたけど、光るものを持っていた商隊とかがおそわれているみたいなのよね・・

懐から手鏡を取り出して、空に………ではなく、天井にかざしながら
■アップル To:ALL
グリフォンを自分の巣から遠ざけるっていう意味でも、いまの話を逆に利用できないかなって思うの。
こうやって・・・・ね?

■クロス To:アップル
なるほど、巣から遠くへおびき寄せて、その間に…ってことか。
ってことは、おびき寄せチームと、巣穴探索チームに別れて行動するってことだね?

■アップル To:クロス
(クロスの言葉にうなずいて)うん・・、まぁ状況次第なんだけどね
すくなくとも、断崖絶壁の上で、空を飛べる相手には戦いたくないよね、うん。
あとは、このパーティ、ルーンマスターも多いから魔法でも戦えそう。。
闇の精霊の手をかりて、気絶させる手もあるのかもしれないし・・・

できれば、傷つけたくないから、それが一番いいなぁ・・なんて思いながら、
■アフル To:アップル
うーん、でも、下手すると、こっちのほうが先にへばっちゃうし…
魔法なら、レプラコーンかドライアドの力を借りたほうが良いかも知れないね。

■アップル To:アフル&おーる
ふーん、そうなんだ・・
魔法のことはよくわからないことも多いから・・そのときは、よろしくね♪

でね、相手を地上に落とすためにも、弓矢とか飛び道具は大事だと思うのよね。。
私はロングボウをこの間、手にいれたんだけど・・これちょっと重いから、他の人には扱いづらいのよねぇ・・

■メルディス To:ALL
ああ、断崖絶壁の件ですが。
万が一落ちた場合でも、俺の魔法でなんとかできると思います。
落下速度を遅くできるだけなんで結果的には「下に降りる」ことになっちゃうんですけどね。
そうは言っても落ちたくはありませんけどね(笑)

■バーン To:メルディス、アップルリーフ、ALL
 それで充分ですよ。この稼業、命あってのものですから。
 それとアップルの言うように弓は大事かな。
 個人の装備になるから無理強いはしないけど、空を飛ぶ相手を無力化するのには最適だと思うよ。

■ソフィティア To:ALL&クロス
命にかかわることだし、ケチってもしょうがないわね。途中で寄る町でロングボウを一つ買う事にするわ。ところで、わたし背負い袋と小袋しかないけど、これで足りるのかなぁ?足りなさそうだったら袋も買い足すけどどうかな。

■バーン To:ソフィティア、ALL
 う〜ん。現状の物で充分じゃないかな。
 例えば向こうで予想以上の宝物があった場合、全員の袋に一杯に詰めた上で、無理やりロープとかで結わえれば後はメルディスさんの魔法でゆっくり下に降りればいいんだから。
 …とは言え、作戦や搬出方法を決めるには実際不確定な要素が多すぎるよね。
 ここで議論を煮詰めても向こうでどんな事が起こるか分からないし、取り敢えずは方針決めだけで良いんじゃないかな?
 基本路線は、グリフォンを光物でおびき寄せる。駄目なら陽動組が飛び道具を使って威嚇攻撃を行ない、相手を巣から追い立てる。
 後は残りの者達で留守を物色する。…って事でどうだろう?

■ソフィティア To:バーン
それで良いんじゃないかな?

■メルディス To:ALL
まぁ、結局は臨機応変に行くしかないですね。
・・・行き当たりばったりとも言うのですが。

■バーン To:メルディス、ALL
(苦笑いしながら)
 それは言いっこ無しですよ(^^;
 …そうだ。全然関係ないんですが、まだこのパーティーのリーダーを決めてませんでしたね。
 差し支えなければ、また俺にやらせてもらいたいんですが。

■アフル To:バーン&ALL
ん?なに言ってるの。
そんなの、とっくにバーンって決まってるんじゃないの?

ねえ?(笑)

■バーン To:アフル
 …へ?

■アップル To:バーン&ALL
あれぇ・・?
まだ決めてなかったっけ・・?
まぁ、いまさら・・・・・

ねえ?(笑)

■バーン To:アップルリーフ
 …あ、あれ?

バーンは辺りを見回すが異論はない。
まぁ、GMもバーンがリーダーであると最初から思っていたくらいだから異論のありようも無かろう(笑)
■バーン To:ALL
 …って事は…やらせてもらって構わないって事だよね。



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GM オーイシ
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