幸せの木 |
■盗賊風の男 |
ちょっとした儲け話があるんすけどね………のらねぇすか? |
いかにもうさんくさい話の持ちかけであるが、どうやら依頼が舞い込んできたようである。
唐突な話しかけに一行はしばし顔を見合わせた。
■バーン to:盗賊風の男 |
(面食らった様に、二三度まばたきをした後で) ちょっと待ってくれないか? ただ「儲け話があるから乗らないか」、と言われても困るよ。 いま丁度掲示板の依頼を確認して仕事を探そうとしていたところだから、詳しい話を聞けるなら、候補のひとつとして検討できるんだけど… |
■メルディス to:盗賊風の男 |
「ただの」儲け話なら間に合ってますよ。 そうやって振ってくるからにはもちろんそれなりの理由があるんでしょうね? |
男は「してやったり」と言った表情をすると、再び言葉を続けてきた。
■盗賊風の男 To:メルディス、バーン |
話に乗るって決めてくれねぇとあまりつっこんだ話はさすがにできねぇすよ。でも、お宅らを選んだ理由は簡単っすよ。 俺の目に狂いがなければ、ぱっと見たところ結構腕が立ちそうだったからっすよ。 この話はね………腕が立つ人がいないと辛い話なんでねぇ。 |
■アップル To:盗賊風の男 |
詳しいはなしをきかないままで話に乗ってしまうようじゃ、あまり腕がたつ冒険者とはいわないんじゃないかなって思うけど・・ |
■盗賊風の男 To:アップル |
まぁ、腕が立つって言っても生き延びるのが上手い奴らとか交渉が上手い奴らとか色々いるわけでしてねぇ。 俺が目ぇつけたのは強そうだって意味っすよ。 |
アップルはパーティのみんなを見渡してから、その言葉にはそぐわない、明るい声で問いかけた。
■アップル To:おーる |
ねぇ、どうする? |
■ソフィティア To:盗賊風の男 |
強そうだって言ってくれるのは良いけど、一人1000ガメル超えないようなヤマだと、私たちにとって「儲け話」の部類にはいらないわよ……たぶん(^^; |
■クロス To:アップル、ソフィ、そして盗賊風男 |
どうも、ちょっと荒事になるみたいだけれど、それなりの稼ぎにはなるんでしょ? どうやら僕らは彼のお眼鏡にかなったみたいだし、僕としては話を聞いても良いと思うね。もちろん、話にならないような内容だったら、おりればいいさ。 |
言いつつクロスは肩をすくめた。
■メルディス to:ALL |
腕が立たないと駄目だという理由はだいたい察しがつきます。 まぁしかし、数あるパーティの中から俺達を選んでくれたんですし、 聞いてみてもいいんじゃないですか? どうです?リーダー? |
もちろんバーンに言っている(笑)
すなわちいつの間にやらリーダーに祭り上げられているようである。
■バーン to:メルディス、ALL、盗賊風の男 |
(メルディスの発言に気付いた様子も無く) …そうですね。 わかりました。あなたのお話を優先してお聞きしましょう。 ただし、最悪の場合断る可能性も考えて、あなたの話せる範囲でお話ください。 |
リーダーと呼ばれた男の返答を聞いて男は、満面の笑みを浮かべて話を続けた。
■盗賊風の男 To:パーティー |
ふっふっふ………まぁ、ちっと賭けみたいなもんすけど下手すりゃ一人1000なんてもんじゃぁ、ないっすよ。 もっと莫大な金が入るかもしれねぇんでねぇ……… |
そういうと男は一旦言葉を切った。
■盗賊風の男 To:パーティー |
………知ってるっすか?莫大な金を貯め込んでいるというモンスター………グリフィンを。 そいつの居場所を突き止めたんっすよ。 |
男はもう一度にやっと笑みを浮かべた。
■バーン To:盗賊風の男 |
グリ…フォン? |
■バーン To:パーティーメンバーALL |
…グリフォンって何ですか? どこかで聞いたような気がするんですけど… |
■メルディス to:ALL |
確か・・なんとかって言う傭兵隊の隊長の名前がグリフィンだったような・・? あれ? でもモンスターなら違いますよね。 |
■アップル |
? ? ・・・??(ぷあぷあぁぁ) |
アップルのまわりに、疑問詞が浮いている。。
■ソフィティア To:盗賊風の男&ALL |
莫大な金を貯めこんでるモンスターなんだ。だれかそのグリフィンっていうモンスターの事知ってる? |
■クロス To:ソフィ、ALL |
は、ははは、はは……知ってるも何も、僕、前に仕事でそれと出くわしたことあるよ… |
盗賊風の言葉を聞いて、なぜか一人硬直していたクロスは、ソフィの言葉にちょっと乾いた笑いを返しながら言う。
■クロス To:ALL |
う〜ん、その時は、仲間の精霊使いの魔法で追い払うのが精一杯だったな。 |
■バーン To:クロス、ALL |
…て事は随分強い相手なんだ… (独り言を呟くように) この前オーガーを屠ったけどアイツより強いのかな? |
バーンの独り言に男は即座に突っ込みを入れた。
■盗賊風の男 To:バーン |
そんなオーガーなんて目じゃねぇっすよ。 確かにオーガーってのは並々ならぬ強さを持ってるっすけど、そんなもんじゃとてもとても。 でもお宅も並々ならぬを越えた腕を持ってそうっすよ。楽にあしらえるんじゃねぇすか。 |
■メルディス to:ALL |
オーガーなら俺も知ってます。 このメンバーなら苦戦するほどの相手ではないでしょう。 それより強いらしいですから参考にはなりませんが。 まぁ、グリフィンがどの程度強いのかは分かりませんが、 戦わずともその宝だけいただく方法もあるでしょうね。 俺としてはそれほどのモンスター、一度はお目にかかってみたいですね。 |
■ソフィティア To:クロス |
ねぇクロス、私たち総出で闘って勝てる相手だとおもう?宝物があるんだったら、死にもの狂いで守るとおもうんだけど……。 |
■クロス To:ソフィ |
う〜、正直なところ、真っ正面から戦うのは最後の手段にしたいね。勝てたとしても洒落にならない被害が出るかもしれない。なにせ伝説にまでなる魔獣なんだよ…。 |
以前の記憶を思い出したか、クロスの表情は思い切り渋い表情になっている。
■クロス To:メルディス、ALL |
でもそのお宝は確かに魅力的なんだ。光るものを集める習性が有るんで、金やら宝石やらを溜め込んでるって話。メルディスの言うように上手く立ち回れれば、一もうけだよ。 僕としては命が惜しいから、できれば二度と会いたくなんか無いんだけどね(笑) |
■アップル to:盗賊風の男 |
それで・・・・”儲け話”だったよね? 私たちは何をすればいいのかな? |
■盗賊風の男 To:アップル |
なに、簡単っすよ。 あたしゃ見ての通りの盗賊っす。だから、断崖絶壁の壁昇りなんかは出来ても、そんなばけもんと闘うなんて芸当は出来っこねぇっす。 つまり、あっしがお宅らに詳しい情報を提供する。お宅らはばけもんを撃退する。そうやって手に入れた巣の中のもんをあっしとお宅らで折半する。 どんなもんで? |
この後「折半」という言葉を巡っての交渉が生じるとは思っても見なかったのである………。
幸せの木 |
■バーン to:盗賊風の男 |
…折半って事は、一人頭7分の1ずつか… 条件としては悪くないな… |
■盗賊風の男 To:バーン |
え゛? え〜………あっしとお宅らで折半って〜のは、あっしが半分でお宅らが半分って意味なんすけど……… |
バーンの言葉を、両手を振り振り大慌てで男は否定した。
■バーン to:盗賊風の男 |
(大げさに驚きながら) ええ!? 宝物を確実に持っているかもわからない、だけど確実に生命の危険があるのに?そして矢面に立つ俺達よりも安全なところにいる、あなたがそんなに持っていくというんですか? |
■ソフィティア To:バーン |
それだと他をあたってもらうしかないんじゃない? |
■メルディス to:盗賊風 |
半々と言うのはちょっと持って行きすぎじゃあないですか?(苦笑) ・・・えーっと。 そういえばまだ名前を聞いてませんでしたね。 |
男は一行に反対されるとは思っていなかったのか、一瞬意外そうな表情を見せた。
しばし、困惑した様子であったがすぐに切り返してきた。
■盗賊風の男 to:バーン、ソフィティア、メルディス |
え〜と、っすね。 とりあえず可能性があるにしても無きにしても情報が無いと行動は起こせないと思うんっすよ。 だから、あっしはその元となる情報の提供者として半分持っていくって〜ことなんすけど………。 |
■メルディス to:盗賊風 |
あの・・・・名前を。 |
すでにメルディスの言葉は白熱しつつある交渉からは遠ざけられている模様である(笑)
■ソフィティア To:盗賊風の男 |
そして、だれかが障害を取り除かなければならない。でないと情報はあってもただの「宝のもち腐れ」。だからバーンの言う事はもっともよ。どう? |
■盗賊風の男 TO:ソフィ |
だからこそ、持ち腐れにならないようにその障害を取り除いてくれる人と折半しようっていってるんすよ。 情報がなけりゃ半分ですら手に入る可能性もないじゃないっすか。あっしが情報をもってきたんだから、その情報分はもらって然るべきっしょ? |
■ソフィティア To:盗賊風の男 |
そうよ、だからグリフォン、だっけ?の真ん前に出る必要もないの。リーダーがこの話を受けるかどうかは知らないけど、OKをだしたら真ん前に出るのは私たちがやる事。パーティーを組んでいない一人のの冒険者を誘って行けば、頭割りでも半分じゃない?でも、私たちみたいな6人もいるパーティーに声を掛けるって事は6人分の仕事をしないと障害を取り除く事は難しいって事よね?あなたの分け前が減るだけ確実性もあがるってものよ。 |
■アフル To:盗賊風の男 |
そうそう、冒険者には役割分担が重要でしょ? 今回は、そっちが情報役で、俺達が行動役。 情報だけで半分ってのはいくらなんでも取り過ぎだと思うよ。 |
■クロス To:盗賊風の男 |
たとえばね、グリフィンの居場所、ってだけなら僕らにもあてはあるんだよ。冒険者の情報をなめてもらっちゃ困る。 もちろん棲家の正確な位置や個体の性質なんかの細かいことは分からないから、乗り込んで宝物をせしめようと思ったらかなりの手間だけど、それでも出来ない相談じゃないんだ。単に自分の命や生活、かかる手間と実際に得られる利益や名誉を天秤にかけて、効率が悪いと思うから実行に移さないだけなのさ。 |
■アップル(心の声) |
まぁ、グリフォン(?)っていうのがため込んでいるお金を流通させること自体はわるいことではないとおもうんだけど・・ でも、そのために生き物を傷つけちゃったらやりすぎよね。 その辺は気をつけないと・・・・ |
■バーン To:盗賊風の男 |
…と云う事です。 俺達を雇うなら6人分の利益を確保しないと相談に乗れません。 俺達はあらゆるリスクを回避し、対応する為にも現在の面子がどうしても必要だと考えます。 (しばし腕組みをした後) …こういうのはどうです? 「宝物の総額に応じて分配金を決定する」というのは? |
自分の提示した条件が受け入れられそうもないと判断したが、男はバーンの申し出にしばらく難しそうな表情で考えていました。
■盗賊風の男 To:バーン |
ん〜〜〜〜………んで、具体的には? |
■メルディス to:盗賊風 |
名前・・・。 |
■バーン To:盗賊風の男 |
期待する金額の下限を設定し、それよりある一定以上に利益が出る毎に分配の比率をあなたに有利にしていくって寸法です。 そうだなあ、仮に金額の下限を7000ガメルにしておきますね。これが1:1で分配になってしまうと… あなたが3500ガメル、俺達は6人で3500ガメル、つまり一人当たり約600ガメルという体たらくになってしまう。 7000の場合は俺達に7分の1ずつ、あなたにも7分の1が正当な額ってところでしょう。 という事で7000までは一人1000ガメルの報酬をもらう。足が出たらあなたのポケットマネーで補填してくれれば良いです。 |
そこで羊皮紙を取り出すバーン。なにやら数字を書き込んでいる。
■バーン To:盗賊風の男 |
7000〜8000までは一律1000ガメル 8001〜10000までは一律1200ガメル 10001〜12000までは一律1500ガメル …… という感じで、得られる報酬が大きければ大きいほどあなたの分配金が高くなり、俺たちも危険手当が割増されるって事です。 まあ、今出したのはあくまで例だから、実際の金額はこれから決める必要がありますけどね。 それに魔法の物品なんかがあったりしたら、資産価値も決めにくいし。 …主旨は分かってもらえましたか? |
■メルディス to:盗賊風 |
・・・・・・。 (盗賊風の男をじっと見ている) |
盗賊風の男は鬱陶しそうにメルディスに一声だけかけるとまたバーンの方に向き直った。
■盗賊風の男 To:メルディス,バーン |
あぁ,もう。名前は交渉が成立してからにしてほしいっす。 まぁ……あっしの取り分が多くなるんなら…別にそれでもいいっすよ。 |
■メルディス To:盗賊風 |
ああ、聞こえてるんだったらいいですよ。 都合の悪いことは聞こえなくなる人と組むのは遠慮したいんでね。 |
■バーン To:盗賊風の男 |
よし、交渉成立ですね。 詳しい条件は後で協議した上で、書面に残しましょう。 俺の名前はバーン。これからよろしく。 |
■ジェリー To:バーン |
ンじゃ、そういうことで宜しく頼むっす。 あっしはジェリーっす。 ところで場所はかなりの断崖絶壁って話っすよ。 もちろん,あっしもそれなりの物は持っていくつもりっすけど,お宅らは大丈夫っすか? |
■アップル To:ジェリー、ALL |
断崖絶壁・・・ってことは谷とが崖なのかなぁ。。(憂鬱) ・・あ、わたしはアップルっていいます。チャ・ザさまに仕えるものです。よろしくね^^ |
■クロス To:ジェリー・アップル |
僕はクロス。分かると思うけど、一応同業者だよ。 う〜ん、谷と崖なのは間違いないねぇ(笑) |
簡単に自己紹介を終えたところでバーンが早速まとめに入った。
■バーン To:ジェリー |
そうだな…俺は最低限の装備しか用意してないから、改めてロープやくさびを買う事にしましょう。 |
■ソフィティア To:バーン&ジェリー |
そうね、わたしもロープしか持ってないから色々かわなきゃ。ところで、出発はいつになるの? |
■ジェリー To:ソフィ |
あっしもちょいと準備しないとならないんで、今日は準備日にしやしょう。 出発は明日の朝ってことでどうっすか? |
■バーン To:ジェリー |
それで構いません。 差し支えなければ、その地図か何かを見せてもらえますか? どこまで行くのか分かれば、必要な分量の保存食の用意や、学院で道程の確認ができるんですけど… |
■ソフィティア To:ジェリー&ALL |
地図を見るぐらいじゃ情報が足りないわ。ロープとか以外にもまだ必要な物があるかもしれないんだし、やる事になったからにはジェリーが知っている範囲の事を全部教えてもらいましょうよ。その方が、より確実にお宝ゲットできると思うわよ。 |
ソフィティアの問いに対してジェリーは即座に返答した。
■ジェリー To:ソフィ |
っと、残念ながら。地図じゃぁないんっすよ。 伝聞情報なんでねぇ。すべての情報はあっしの頭ん中に入っているんっす。 とりあえず場所はエストン山脈の中にある断崖絶壁で、片道大体10日くらいかかるっす。崖の高低差は100メートルを超えると聞くっす。 他になんか聞きたいことあるっすか? |
■ソフィティア To:ジェリー |
グリフィンがどういう所に住んでるか知らないんだけど、洞窟とかに住んでるの? |
■メルディス To:ソフィティア |
グリフィンについては、後で調べてきますよ。 戦う可能性があるのに知らない相手ってのは怖いですからね。 |
■クロス To:メルディス |
うん。そのとおりだね。ホントその通りだよ… |
以前同様の経験があるだけにクロスの言葉には実感がこもっている。
■ジェリー To:ソフィティア,メルディス |
人がなかなか入り込めないような断崖絶壁に住んでいるらしいっすよ。 まぁ,あっしかて詳しい話を知ってるわけじゃないんすけどね。 メルディスさんでしたっけ?もしかしたら新しいことが見つかるかも知れねぇので、調査の方よろしく頼むっすよ。 |
■バーン To:ALL |
(コックリと頷き) 保存食と登坂用のツールはここ(冒険者の店)で手に入るだろうから、用事の無い人は学院の図書館へ行って資料を探してみよう。 学院へ行かない人は全員のツールをチェックして不足しているものを買い足してくれないかな? ロープは重さに耐えさせる為、二重にする事を考えて最低100m、くさびは50本もあれば良いだろう。小型ハンマーは俺のがあるから、予備にあと1つあれば良いかな。 後は、俺の予備の武器(ベク・ド・コルヴァン)はマトック代わりに使えるから… できれば戦闘にも登坂にも利用できる、弓かクロスボウが欲しいところだけど… |
■アフル To:バーン |
ん?二重にするんだったら、ロープは200m必要なんじゃないの? 一応、俺も10mのロープは持ってるし、弓矢もあるけど。 弓とかクロスボウは撃てる人数分あったほうがいいよね? |
■アップル To:アフル&おーる |
弓ならわたしももってるよ。ちょっと重いやつなんだけどね♪ |
それは普通、”ちょっと”とはいわない。。。
■クロス To:バーン |
僕も弓は軽いけど自前のがあるよ。あとロープも少しあるけど使い古しだからこの際新しく買った方が良いかな。 |
■バーン To:ALL |
それは心強いな。俺も武器屋に立ち寄ってクロスボウを見ておくよ。 あと、ロープは二重にして50m分あれば大丈夫じゃないかな? 登るだけならもっと長いほうが良いんだろうけど、俺達は7人いるし行軍速度はそんなに上がらないだろう? |
■ジェリー To:バーン |
まぁ、そういうわけなんで明日この店の前で会うことにしやしょう。 んじゃ、失礼するっす。また明日。 |
ジェリーは一行に別れを告げると再び、入ってきたときと同じように足音を立てずに銀の網亭を出ていった。
それから一行は再びこれからについて話し始めた。
■アップル To:ALL |
じゃぁ、私は学院で”ぐりふぉん”っていうのを調べにいこうかな? |
■バーン To:アップルリーフ、ALL |
俺も武器屋を覗いたら、すぐ後を追います。 後で学院で会いましょう。 |
■メルディス To:ALL |
アップル俺はさっきも行ったとおり学院ですね。 ロープもくさびも持っていますから。 俺とアップルが学院組になるんですかね? |
■バーン To:メルディス、アップル、ALL |
直行組はそうなりますかね。 道具の買い足しは誰か行ってもらえるのかな? |
■クロス To:バーン、ALL |
あ、僕はちょっとシーフギルドへ確認に行って来たいな。 彼がある程度信用の置ける人物なのか、知っておきたいよね? |
■ソフィティア To:バーン |
それじゃぁ、買い物はわたしが行くわ。えっと……くさびとロープの足りない分で良かったわよね。自分の持ち物を使う人は、使った分だけ後で報酬で調整すれば良いかな?とりあえず、今、みんなどれくらい持ってるのかしら? |
■バーン To:ソフィティア、ALL |
それじゃあ皆の持ち物を広げてみようか。 |
登坂に必要な持ち物は以下の通りだった。■ロープ
バーン以外の全員:10m
バーン:20m
計70m■くさび
クロス:10個
メルディス:10個
バーン:20個
計40個■ハンマー
クロス、メルディス、バーンが各1個
計3個
■バーン To:ソフィティア、ALL |
う〜ん。ロープはあと30〜40mあればいいか。 あとはくさびを…10本位で大丈夫かな。 ソフィー、悪いけど立て替えて買ってきてくれるかい?依頼が終わって余る様なら、俺が買い取るよ。 使い切るなら全員の報酬から少しずつ戻せば良いだろうし。 |
■ソフィティア To:バーン&ALL |
そうね。それじゃ、調べ物の方はよろしく。 |
■アフル To:バーン&ソフィティア |
それじゃあ、俺も買い物のほうに行くよ。 調べ物とかはあんまり好きじゃないし(^^;; |
というわけで、一行は三々五々自分なりの調査を始めたのであった。