SW-PBM #071 四大魔術師の館 |
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部屋を抜けると、相変わらずの1本道だった。ただ、これまでと違うのは次の部屋の扉がすぐ目の前に見えていることと、なにより扉が開け放たれているコトだった。
部屋に入るとなんとも形容しがたい嫌な臭いがする。出口は部屋の右側の壁にあるので、出ようと思えばすぐに脱出できそうだ。臭いの正体はどうやら、部屋の中央の小さな机の上に載せられているゼラチン上の物体のようだ。銀製の皿に載せられたそれは、白濁色をベースに、ところどころ青い斑点が浮いている。
また、その横には、同じく銀製の杯が一つおいてあった。中身は空っぽだが、すぐ横に小さな水差しがある。こちらには、どろっとした液体がなみなみと注いである。
■ランバート To:ALL |
うーむ。これまた、いかにも何か仕掛けがありそうって部屋ですねぇ。 しかも、通過しようと思えばすぐに通過できるような構造だし。 どうしましょうか? |
■えでん To:ALL |
どろー。 |
唐突に水差しのどろっとした液体を皿の上の物体にたーっととかける。
そして素早く部屋を脱出。
しかし、何も起きない。気のせいか臭いが薄まったかな。
戸の陰でわくわくしながら見守っていたが、何も起こらないことを知ると急に憤慨する。
■エデン To:皿 |
期待外れも甚だしいですわね! もう次に参りますわ! |
次の部屋に行く。
■アルティア To:エデン |
あああ、また勝手に動いてる〜(`Д´) |
そう言った後、何も起こらないのを確認後ゆっくりとその物体に近寄る。
■アルティア To:ALL |
ふうむ、これはなんなんでしょうかねぇ〜。 |
■アシスト To:アルティア |
アル兄ちゃん、これは食べてみないの? |
■アルティア To:アシスト |
むむむ、失礼な〜!いくら私でもこんなもの・・・食べれますかねぇ〜? |
皿の上に乗っていた上、よく見ればナイフとフォークとスプーンも準備されている。もっとも、エデンが水差しの液体を上にかけているが。
■アルティア To:ALL |
やっぱり食べれそうにないですねぇ〜。って、ここにはこれだけしかないのでしょうかねぇ〜? |
他にめぼしいものは特にないが、椅子が4脚あるくらいだ。それも質素なものだ。
■ランバート To:ALL |
何で銀製の食器なんでしょうかねぇ? 椅子とかはこんなに質素なのに、妙に食器だけ立派ですよね? この液体とか物質って、銀以外のものだと何か影響あるんじゃないでしょうか? 例えば、何でも溶かすとか。 |
■エデン To:ランバート |
それでは、試してみまして? |
銀のスプーンで怪しげなゼラチンをすくい取って椅子にかける。
白い煙が上がったり、溶けたりということはない。椅子が汚れただけだ。
■アルティア To:ALL |
ううむ、いったい何なんでしょうかねぇ〜? まさか私達がこれを食べるとでも思ったのでしょうか〜?さすがにこれは食べませんよねぇ〜。 ってことで、他に変わったものっも無いですし次の部屋に進むとしますか〜。 |
■カルソニック |
・・・・うーん・・・・。 |
おもむろに剣の鞘を突っ込んでみる。
鞘はずずずっと、ゼラチン上のものの中にめり込んでいった。何も起きるわけでもないが、鞘を抜くとうっすらとゼラチン上の膜が付着している。本体ほど強烈ではないが、少し臭う。
■ランバート To:ALL |
やっぱり、わけが解らないですね。 これまでと違って、扉が開け放たれてたっていうのも何か気になりますし。 これを食べ物と考えると、次の部屋にこれを餌としている化け物が居るんでしょうかねぇ? とりあえずこれだけじゃ良い駄洒落も浮かばないから、次に進みましょうか。 |
■ギャスパー To:ALL |
そうだな。拾えるモンだけ拾って、エデンの後を追いかけるとするか。 |
銀の杯を背負い袋に投げ込み、水差しを左手に、剣を右手に持ってエデンの後を追う。
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