SW-PBM #071
四大魔術師の館

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■ 
しばらくまっすぐ歩くと扉がある。エデンやカルソニックが調べてみるものの特に危険はなさそうだった。鍵はかかっておらず、簡単に押し開けることができた。
ここは、ラカンの部屋に比べると一回り小さい正方形の部屋だ。部屋の反対側に扉が見える。向かって右側の角には中型の宝箱がひとつあった。それ以外に調度品はない。もっとも宝箱の前には白骨死体が一人分崩れ落ちているが……
■アルティア
ははは、白骨死体〜。なむなむなむなむ〜。

■アルティア To:エデン
ええと、この部屋はまともなようですねぇ〜。
すみませんが、罠でもないか調べてみて下さい〜。

■カルソニック To:アルティア
わいも一応しらべよか?

カルソニックが部屋の中を覗いてみると、床がツヤツヤしていることに気がついた。どうやら滑りやすくなっているみたいだ。
■アシスト
……魔術師の館ってこーゆートラップだらけなんだろか(−−;

■カルソニック To:アシスト
やとしたら、魔術師ってのは相当ヤな奴ばっかりやと思うんだが・・・。(思い当たる節があるらしい(笑))

詳しくは#47参照(笑)。
■ギャスパー To:白骨
まさかと思うけど…
おーい、ラカンさんの同僚って、あんたのことかい?

扉の外から、恐る恐る呼びかけてみる。
当然のことだが、返事はない。
■アシスト To:ギャスパー
すぐ次の部屋にいるってワケでもなさそうだし、先に進むってことでいいんじゃないかな?

■ランバート To:ALL
何か罠が働いて、骨になってしまったんですかねぇ?

ここから見る限り、白骨死体はずいぶん古そうだ。衣類の切れ端や装備品などは見当たらない。
■エデン To:ALL
床は油の様ですわね。。
取り敢えず中に入って調べてみますわ。

■ギャスパー To:エデン
床に油か…。念のため、体をロープで繋いどいたらどうだい?

荷物からロープを引っ張り出すと、一方の端をエデンに渡す。エデンはそろそろと反対側の扉まで一直線に歩いていった。扉は今までのものと同じく普通の扉で引けば開く。鍵はかかっていない。
開けてみるとまた、廊下が続いていた。しかし、今度は少し下りになっているようだ。
エデンは部屋の中央まで戻ってきて、今度は白骨死体の方へと近寄ろうとした。が、白骨死体の直前で、足元の感覚がなくなった。またしても落とし穴だ。
エデンは猫ように機敏な動きで、かろうじてフチにぶら下がることに成功したものの滑りやすくなっている床では、いつまで持つだろうか。
腰に結んだロープが食い込んで痛い。
■えでん
ぷら〜ん。

■ギャスパー To:エデン
おーい、引っ張るのと、降ろすのと、どっちがいい?
何だったら、手を放すってのもありだぞぃ(笑)。

■エデン To:ギャスパー
とりあえず、そのままにして下さいまし。

ロープを上って宝箱のところまで行く。
■エデン To:骸骨&宝箱
・・・・・・・・・。(チェック中)
無駄に時間と労力を費やしましたわ。
後の方々に警告文を残しておいた方がよろしいかしらね。

宝箱【油断大敵!! 吊り天井注意!!】骨【命は親から頂いた大切なもの
 もう一度静かに両親や兄弟、
 子供のことを考えてみましょう。
 一人で悩まずまず相談して下さい。】
■カルソニック To:エデン
何があったんや〜?

■エデン To:カルソニック
中身は存じませんけれど、欲しければどうぞ。
ただ、開けるのは私が部屋を出てからにして下さいまし。


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シナリオ編集:倉沢真琴 kushida@terra.dti.ne.jp