SW-PBM #070
人形屋敷の奥方

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■銀の網亭 
今回の依頼(事件)が片付いたので、いつものように銀の網亭に戻ったシーアン達。
そしていつものように皆の無事を祝って、宴会へとなだれ込む・・・。
■ポム To:みんな
無事帰れてよかったぜ♪(もぐもぐ)

すでにつまみ食いをしている。
■バジル To:みんな
結局、アンデットは出たけど、メインはちゃんと生きてる人だったし……って、前もそっか。
なんにせよ、無事解決できてよかったね。
無事を祝って乾杯しない?

■ルタード To:バジル
わしらにとっては、無事終了の乾杯までが仕事のようなものじゃからな(笑)。

■アイシャ To:バジル
しよ〜♪
みんなお人形さんにならなくて良かったねぇ。

■バジル To:みんな
仕事の成功と今後の発展(?)を祝って!
かんぱ〜〜い☆

■ポム To:みんな
かんぱ〜い♪

■ルタード To:みんな
乾杯!

口をつける前に少しの間、かかげたジョッキを見つめる。
きっとロジャーの事を思い出しているのだろう。
■シーアン To:みんな
乾杯!みんなご苦労さんっ!

■バジル To:ポム
次こそは墓場だのスケルトンだの、ゾンビだのが出ない仕事がしたいよ。
もうあの黴臭い匂いは勘弁して欲しいな〜

■ポム To:バジル
うにうに

■ルタード To:バジル
確かに、あの独特な臭いは正直こたえるのう。
それに、不死の怪物に関わる仕事は、わしら神官にとってはいい修行なのかも知れんが、それでも彼らの背後にある不幸を考えるとやりきれんところもあるしな。

■ポム To:みんな
墓掘りも三度目の正直で終わりだといいな
次はこう、ぱ〜あっと楽しく、歌に出来るような冒険したいぜ

■シーアン To:みんな
次・・・か。
ルタード、俺はいつかまた一緒にあんたと酒が飲みたいよ。
故郷に帰りっぱなしって事じゃねぇだろう?
いつかまた一緒に飲もうな!ジジイになっててもいいからよっ。

■ルタード To:シーアン
ええ、シーアンどのだけでなく、ここにいるみんなとまたいつか、こうして宴を催すことができるとよいですな。
それはともかく、いま爺さんくさいのはわしのほうですが、本当の爺さんになるのはきっとシーアンどののほうが先ですから、覚悟しておいて下さいの、ほっほっ♪(笑)

■シーアン To:ルタード
そ、そっか。俺の方が先にジジイになるのか・・・。

ちょっとショックだった模様(笑)
■アイシャ To:シーアン
くすくす

■バジル To:ルタード
まぁ、そのうち、いきなりお家にお邪魔するから、その時はまた宴会しようよ!!

■ルタード To:バジル
おう、いつでも歓迎するぞ。

宴会もたけなわになった頃、シーアンはアイシャを促してそっと部屋を出ていった。
いよいよといった所か。
■バジル To:ポム
あれ?シーアンとアイシャは?

■ポム To:バジル
聞くだけ野暮だろ(にやり)

アイシャの相談から二人がどうしてるか想像できているらしい。
ポムの言葉にバジルはきょとんとしている。
■ポム To:バジル
そうだ!賭けないかバジル

■バジル To:ポム
何を?

口にスルメ(?)をくわえながらポムに尋ねる。するとポムはにんまりと笑い。
■ポム To:バジル
アイシャがシーアンのプロポーズに「はい」と言うか
に西の公園のクレープ♪
それとも、シーアンがちゃんとプローポーズ出来るかの方が賭けになるかな(笑

■バジル To:ポム
ええ〜??プロポーズ?二人っていつの間にそこまで話が進んでたの?
いいよ。で、ポムはどっちにクレープ賭けるの?

■ポム To:バジル
そりゃ「はい」と言うにクレープ二個!

当然の如く、即答である。(笑
【部屋の外?】
宴会の途中で、シーアンはアイシャを部屋の外へと呼び出した。
いよいよ年貢の納め時か?(違
■シーアン To:アイシャ
宴会の途中でごめんな。
その・・・よ。この前の話覚えてるか?
この仕事が終わったら返事くれって言ったやつ・・・。

■アイシャ To:シーアン
う、うん。
アイシャ、あれからポムに聞いたの…「一緒になる」の意味を…。
あの、アイシャ、わからなくてごめんね。

アイシャは真っ赤になってうつむいている。

一方シーアンも自信はあったはずだが、それでもやはりいざ返事を聞こうとすると緊張してしまう。
アイシャの顔をまともに見れない。・・・が、それじゃ駄目だ!
シーアンは思いきってアイシャを真正面から見ると―――

■シーアン To:アイシャ
もう一度言う。
アイシャ、一生俺にお前を守らせてくれ!

一気にそれだけ言うのが精一杯だった。
もちろん顔は真っ赤だ。
■アイシャ To:シーアン
…イヤ。

それを聞いて、がくっと肩を落とすシーアン
■アイシャ To:シーアン
アイシャ、守ってもらうだけはイヤなの〜。
どっちかだけが頑張るんじゃなくて、お互いに助け合っていきたいの。
アイシャ、シーアンのことが、す、好き(まっか)。だから、アイシャもシーアンの事を守ってあげるの〜。
そ、それでも良かったら…えっと、アイシャで良かったら、そのぅ…(どきどき)

■シーアン To:アイシャ
アイシャ〜っ(感涙)!

情熱男シーアンは抱きついた(^^;。
■アイシャ To:シーアン
…シーアン(きゅっ)。

■アイシャ To:シーアン
アイシャのママもアイシャが生まれる前は冒険者だったの〜。
ママが冒険者だった頃、村に現れたモンスターを退治して欲しいっていう依頼を受けて、パパの住んでた村に仲間と一緒にやって来たの。
その時、戦闘中にケガをしたママは、村の寺院でパパに看病してもらったの。
で、いろいろあったんだけど、ママのケガが治った頃には、お互いに好きになっていて、
ママは冒険者をやめて、村に残ってパパと一緒になったんだって。

そのママにね、「世界を見て回って、自分にとって大切なモノを見つけなさい。」って言われて冒険者になったの。

アイシャが冒険者になるって言ったら、パパはとても心配したけど、アイシャは冒険者になって良かったと思うの〜。
みんなに会えたし、シーアンに会えたもん(にこっ)
(アイシャの大切なモノが見つかった気がするの…)

■シーアン To:アイシャ
素敵なおふくろさんとおやじさんだな。
俺達、ちゃんと挨拶しに行かなきゃな。
それが済んだら俺の故郷にも来てくれよ、ちょっと遠いけどアイシャにも俺が育ったところ、一度見てもらいたいんだ(^^)。
それも済んだら・・・アレクラスト一周でもすっか♪

■アイシャ To:シーアン
パパもママも、とても喜ぶと思うの〜♪
アイシャのおうち、山奥にあるから大変だけど…えへへ。
シーアンのおうちも行くまでに、アイシャに東方語を教えて欲しいな〜。
シーアンの家族の人に挨拶するの〜(にこっ)
…えっと、それから、アレクラスト一周の旅の始めはルタードのおうちがいいな〜(^^)

■シーアン To:アイシャ
ありがとな、アイシャ。
東方語は心配いらねぇぜ。バッチリ俺が教えてやるからな(^^)。
ルタードんちももちろん寄ろうぜ。ポム、ミュン、バジルの故郷も見れてこれたらいいな。
よし、そうと決まったら、早速みんなにも報告しようぜっ!

■アイシャ To:シーアン
うん♪

【銀の網亭/個室】
やがて何も知らない噂の二人が戻ってくる(笑)。
■シーアン To:みんな
(あれ?なんかみんながこっちを注目してるような気がすんぞ(^^;?)
あ、わ、悪いな。宴会途中に席外しちゃってよ。
えと・・・その・・・なんだ。

笑いを堪えているので、ポムは変な顔になっている。
■シーアン To:みんな
俺達、結婚する事になりましたっ!
(言った・・・)

■ポム To:シーアン&アイシャ
おめでとう♪よかったな♪(^^)

■バジル To:シーアン&アイシャ
おめでとう!!

ルタードは片目をつむると、シーアンに向けてジョッキを掲げてみせる。
■ルタード To:アイシャ
幸せになるんじゃぞ。
おっと、いま以上の幸せというのはなかなか難しいかな?(笑)

■アイシャ
えへへ

■シーアン To:みんな
だから―――悪い!しばらく冒険者家業は休みだ。

■バジル To:シーアン&アイシャ
!!
え…… 二人もいなくなっちゃうの……?

■ポム To:みんな
あたしは二人が幸せなら文句はないぜ♪
当分一緒に冒険できなくて寂しくなっちゃうけどな

■バジル To:シーアン&アイシャ
そうだね。二人が幸せなら、それが一番うれしいよ。で、でもちょっと急な話でびっくりしちゃった。

こころなしか、耳がしょんぼり垂れている。
■アイシャ To:みんな
アイシャも寂しいの〜。

■シーアン To:みんな
ホント、急な話で悪かったと思ってる。
これじゃ、ルタードの事とやかく言えないよな(^^;。
でもよ、アイシャの両親にもちゃんと挨拶したいしさ、(新婚気分も味わいたいしさ)、ゴメンな(^^;

■ポム To:シーアン
謝るなって♪
長い付き合いだろ、あたし達はちゃんと納得できるさ
その代わり、親に挨拶するの失敗したらダメだぜ(にやり)
特にシーアン!
……後で何て西方語で挨拶するかチェックしてやろうか?
(まだ「なの〜」だったら恐いしな……)

■シーアン To:ポム
(西方語)
え〜?心配いらないの〜。
ちゃんと”娘さんと一緒にならせてなの。2人で幸せになるの”って挨拶できるよ〜?

訳”娘さんと一緒にならせてくれ。2人で幸せになります”のつもりらしい。(^^;
と得意げに(アイシャ直伝の)西方語を披露(笑)。
■ポム To:シーアン
……そうか
幸せになれよ
(これもあり…だといいなシーアン)

(ポム)ぽむぽむとシーアンの二の腕を叩く。あまりにも得意げなので、もう何も言う気がしなくなったらしい。
■ポム To:みんな
新しい道を行くシーアン、アイシャ、ルタードに乾杯しようぜ♪

■バジル To:シーアン&アイシャ
乾杯!

■ポム To:シーアン&アイシャ&ルタード
乾杯〜♪

■シーアン To:みんな
俺達だけじゃないだろう(笑)?

■ルタード To:シーアン
その通りですな、シーアンどの。
では、あらためて。

■シーアン To:みんな
アンデッドスレイヤーズのみんなに乾杯っ!

■ポム To:みんな
乾杯〜ぃ♪

■ルタード To:みんな
乾杯!

祝杯の声が一階にまで響く。
その声を聞くとオヤジが盆に飲み物と食べ物を沢山載せて、シーアン達の個室に運ぼうとしていた。
もちろん今夜はサービスだ。おかみさんも早く持って行っておやりと手で促す。
そして夜は更けていく・・・。
彼らの無事と新たな出発を祝して、乾杯の声がまた聞こえてくる。

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シナリオ編集:倉沢真琴 kushida@terra.dti.ne.jp