SW-PBM #070 人形屋敷の奥方 |
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■オズマルガン邸 |
オズマルガン邸にて朝を迎えた。シーアンが朝起きて、すぐに屋敷内の戸締まりをチェックして回ったが特に変わった様子は見られなかった
。それから人形部屋(MAP28)も無くなった人形が無いか、チェックを行ったがこちらも変わった所は無かった。そして皆で朝食をとる。だがエレの話ではカテリーナは今日も具合が悪いらしく、皆の前には姿を見せなかった。
■シーアン To: |
(やっべぇ・・・。まともにアイシャの顔が見れないぜ) |
■ルタード To:みんな |
奥さんは今日も具合が悪いのか。若いのに気の毒なことじゃな。 |
■ポム To:みんな |
それって、医者に見せた方がよくないか? |
■アイシャ To:みんな |
アイシャもそう思う〜。 |
■シーアン To: |
(アイシャはいつもと変わらずか・・・。 ・・・ん?まさか(プロポーズに)気づいてないわけじゃないよな?!) |
■バジル To:シーアン |
シーアンもどっか調子でも悪いの?なんかそわそわしてるよ? |
■シーアン To:バジル |
えっ?! そ、そんな事ないぞ。ただ単に考え事してただけだぞ。 |
■ルタード To:みんな |
さてと、昨晩の見回りでは、みなは何かあったのかの? わしとバジルどののときには、別段何もなかったけども。例の地下墓地の扉を、向こう側からカリカリとひっかくような音を、バジルどのが聞きつけたということ以外は。 |
■バジル To:みんな |
考えたくないけど、中に何か居る音のように聞こえたよ。 |
■アイシャ To:みんな |
アイシャとシーアンの時には、何もなかっ・・・。 ・・・え?あ、ごめんなの〜。ちょっと考えことしちゃった。えへへ。 な、何もなかったよ〜(てれてれ) |
何もなかったと言おうとして、シーアンとキスした事を思い出してしまったため、どこか不自然な口調になってしまった。
■シーアン To: |
(ほ、良かった。ちゃんと伝わってる) |
伝わってない、伝わってない(笑)。
■ポム To:アイシャ |
顔がちょっと赤いぞアイシャ 大丈夫か? |
■アイシャ To:ポム |
え、な、なんでもないの〜(どきどき) |
■シーアン To:みんな |
あ、ええと・・・。 大した事じゃないかもしれないけど、レオンが外に締め出されててさ。 応接間の窓んとこから入れてやったな。 |
ようやく落ち着きを取り戻すと一言付け加えた。
■ルタード To:シーアン |
締め出されていた……? 奥さんもエレどのも、猫は大切にしているようでしたが、ついうっかりしたのでしょうかのう? |
■シーアン To:ルタード |
! そうだな。確認した方がいいかもしれねぇな。 |
■アイシャ To:ポム |
ぽ、ポムたちの時は何かあった〜? |
■ポム To:ルタード |
あった、あった。なぁ?シーアン |
■バジル To:ルタード |
うん、見まわりの時ではなかったけど、寝てる時に天井の方から怪しい音が聞こえたんだ。 |
■シーアン To:みんな |
俺にも聞こえた。なんか布を擦るような音だったぜ。 |
■ルタード To:シーアン |
わしには聞こえませんでしたわ。 ぐっすり眠り込んでしまったようですな、面目ない。 |
■アイシャ To:みんな |
アイシャもなの〜。 |
■バジル To:ルタード |
すごく小さな音で、鼠の歩く音にも思えたんだけど、なんだか違う気がして上の階へ行ったんだけど、僕等の上の部屋では、特に怪しい者を見つける事が出来なかったんだ。 |
■シーアン To:みんな |
でもよ、そこへポムとミュンも後から来たんだけど、ポムがすごいもの発見したぜ。 |
シーアンはポムの方へ顎をしゃくる。
「見せてやれよ」という事らしい。
■ポム To:みんな |
あたしが見付けたんだ♪(えっへん) |
ごそごそと取り出して、みんなの前に埃だらけの弓を持ったエルフの人形を置いた。
大きさは二十数センチ程の布作りだ。中には綿等が詰められているのだろう。
■ポム To:みんな |
これタンスと壁の間にあったんだぜ どう思う? |
■アイシャ To:みんな |
なんでそんなとこにあったんだろ〜? |
■ルタード To:みんな |
まさか、人形が自分で歩いて行くわけはないしの。 |
■バジル To:みんな |
とにかく一つ、無くなった人形が見つかったのはカテリーナさんに報告しなくちゃね。 |
■シーアン To:みんな |
体調悪いみたいだけどよ、報告聞くぐらい出来るよな。 ベッドに寝たままでいいから、顔・・・見たいしな。 |
■ポム To:みんな |
人形が一個見付かったし、気分がよくなるといいよな あんまり悪いみたいだったら医者すすめてみようぜ |
■ルタード To:ポム |
それがいいかも知れんな。 なんとなく、ただの精神的な疲れではなさそうにも思えるし。 |
■ルタード To:みんな |
さてと、昨日の夜にあったのは、だいたいそれくらいかな。 それでは、今日、わしらがどのように動くかを決めるとしよう。 わしは、とりあえずこの屋敷の中をもう一度念入りに調べてみたいと思っておるのじゃが? |
■シーアン To:ルタード |
俺も屋敷の中を見て回るかな。 今朝方戸締りチェックと盗まれた人形がないかだけチェックしたんだけど、各部屋をきちんと調べないと。 |
■バジル To:ルタード |
僕も屋敷の中を見て回るよ。 あとやっぱり墓場も気になるよね。近所の人にも聞き込みに行かないといけないけど、一気には無理かな。 分担した方が良さそうだね。 |
■ポム To:シーアン&みんな |
なぁ…あたしは町にいったん帰ってみようって思うんだけど いいかな?(にやり) |
何やら意味深に笑うが・・・。
■ルタード To:ポム |
ポムどのひとりで? 大丈夫かの? |
ポムを心配してか念の為に尋ねる。
■ポム To:ルタード |
大丈夫だって(笑 心配性だな〜(にやにや) |
と言いつつも、やはり仲間の気遣いが嬉しいらしい。
■アイシャ To:みんな |
それじゃ、アイシャはご近所さんのとこ行くよ〜。 1人じゃ不安だから、ミュンも一緒に来てくれる? |
ミュンが断るはずもなく、2人で行く事に決まったようだ。
■ルタード To:みんな |
では、そんな感じで行くことにしよう。 ポムどのは、さっそく出かけたほうがいいかも知れんの。 |
■シーアン To:ポム |
じゃ、その人形俺が預かっとくよ。 大事な品だからな。こう腰にくくりつけてっと・・・。 |
シーアンはポムから人形を受け取ると、左腰からぶらさげた。
少々不似合いだが仕方が無い(^^;。部屋に置いといて万が一無くなったら大変だ。
そうこうしているとエレが給仕に出て来た。シーアンは先ほどの疑問を聞こうと声をかける。
■シーアン To:エレ |
あのさぁ、ちょっと聞きたいことがあるんだけどさ、昨日あんた「猫は勝手に開いてる窓や扉から出入りする」って言ってたよな。 夜はどうしてんだ?猫用にどっか開けたまんまにしてんのか? |
■エレ To:ALL |
いえ、できるだけ閉じりをする前に、猫は屋敷に入れるようにしています。 |
■シーアン To:エレ |
昨日もちゃんと確認したか? ・・・実は夜の見回り中にな、応接間の窓の外にレオンを見つけたんだよ。 |
■エレ To:ALL |
昨日はなかなか戻って来なかったので、そのまま閉めてしまいました。 普段は台所の窓の鍵を開けてるんですけどね。どうもすみませんでした |
■シーアン To:エレ |
いや、謝らなくてもいーんだけどさ(^^;。 ふぅん・・・普段は台所の窓から出入りしてるのに、昨日はたまたま応接間の窓の外にいたのか。 (台所の窓を)諦めて散歩でもしてたんかな。 |
■アイシャ To:エレ |
あのね、近くに住んでる人に、お話を聞きたいからおうちの場所を教えて欲しいの〜。 |
■アイシャ To:エレ |
キコリさんのとこに行く前に、カテリーナさんの様子を見に行っても良いかなぁ? ゴハンも食べないなんて、アイシャ心配なの〜。 |
■エレ To:ALL |
それは困ります! 奥様は今朝も具合が悪いらしく、お部屋で休んでおられます。 そっと休ませて上げて下さい。 くれぐれも部屋に近づかないで下さいね。良いですか? |
エレは珍しくかなりキツイ口調で、一行に釘を刺す
■アイシャ To:エレ |
う、うん(;;) (怒られちゃったの〜。) |
■バジル To:アイシャ |
エレさんは本当にカテリーナさんを心配しているんだね。 昨日も夕方は会えたし、聞き込み行って戻ってくる頃には降りてくるかもしれないから、その時に具合を聞いてみよう。 |
■アイシャ To:バジル |
うん。アイシャ、そうするの〜。 |
そしてエレには
■アイシャ To:エレ |
ごめんね、エレ。 カテリーナさんのとこには行かないから、ゆっくり休んでもらってね。 |
■エレ To:アイシャ |
すみませんが、その様にお願します。 |
そして一行はそれぞれで手分けして、本格的な調査を始める事となった。
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