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「ライク家にて」 |
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オラン−ライク家にて |
とりあえず、ごろつきたちが帰った後。
■ ライク To:バーン、エルシアandカルソニック |
とりあえず、お兄さんたち、どなたなんですか? その首飾りを見る限りリック君とかかわりがある人みたいだが……。 |
■ エルシア To:ライク |
そのリックさんからの依頼で来たのよ。 あまり長々と話している暇はないわ、貴方達を今からエレミアへ連れて行くわよ |
■ カルソニック To:ライク、エルシア |
・・あーゆー奴等の取り立てっつーのは本当に反吐が出るなぁ。 こんな所で立ち話もなんや・・。中、入れてもらえへんかな? |
周囲に怪しい人物が居ないかまわりを見渡すカルソニック。
■ バーン To:ライク |
リックさんも近くにいます。まずは簡単に今後の方策を決めたいので失礼しますよ。 |
■ ライク To:バーン |
ええ、立ち話もなんですしね。 |
バーンは焦燥感を滲ませながら、一礼すると部屋の中へ入っていった。
■ バーン To:エルシア、カルソニック |
済まないけど、フェイスにギルドの合図を使って皆を連れてくるように連絡してくれないか。 商会の奴等がまだいるとも限らない。バレないように慎重に頼むよ。 |
■ エルシア To:バーン |
解ったわ |
エルシアは、フェイスへ”準備は良い”という合図を送る。フェイスはエルシアからの合図を確認すると他のメンバーを呼びにいった。
■ エルシア To:バーン |
たまに壊しても良いって奴を壊しておいて。 なるべく派手にね。 |
■ バーン To:エルシア |
ああ、なるほど取立屋を装うんだね。 ライクさんさえ了解してくれるなら、それは任せてくれ。 |
カヴァレスの使い魔にて状況を把握していた為,フェイスは他のメンバーとスムーズに合流できた。
■ フェイス To:みんな |
(小声で)ほいほい、みんな連れてきたよ〜。 |
■ カヴァレス To:カルソニック |
クックック,たいした腕じゃぁねぇか,立派に取立人ができるぜぇ? 職には事欠かねぇなぁ,戦士殿よぉ。 |
■ カルソニック To:カヴァレス |
そりゃ、まぁ役者で悪役とかもやった事あるしな。 あくまでも演技や、演技。 |
怪しいモンである。
それはともかくとして、エルシアの合図を見て、周囲を警戒しながらも3人が合流した。
とりあえず、周りに怪しいやつはいないみたいである。
一行が全員そろったところで、
■ ライク To:ALL |
とりあえず、リック君。 この人たちがもしかして私たちを助けてくださるって方々か? (リックがうなずくのを見て) はじめまして。ライクといいます。 いろいろご無理をリックのほうでお願いしていると思いますが、宜しくお願いします。(といって一礼) |
ライク氏の風貌はというと………なかなか男前で、筋肉質の体をした、40前後の壮年の男性である。
鼻ひげがダンディといえばダンディかもしれない。
■ バーン To:ライク |
はじめまして、バーンと申します。 |
ライクに挨拶をすると、バーンはパーティーのメンバーを紹介していった。
■ エルシア To:ライク |
エルシアよ |
バーンの紹介に、簡単に挨拶をする。
■ アップル To:ライク |
こんにちは・・はじめまして。アップルといいます。未熟ながらチャ・ザさまにお仕えするものです。(ぺこり) |
■ ライク To:ALL |
皆さん、無理な願いなのに聞いてくださってありがとうございます。 どうぞよろしく! |
■ バーン To:ライク |
(一行を紹介し終えると、ライクに向き直り) お話の概略はリックさんより聞きました。 先立つものがあれば、嘘の噂を流して相手を出し抜く事も可能でしょうが、今はオランを脱出してエレミアに着く事が先決です。 |
■ フェイス To:一人うなずく |
ふむふむ。 |
■ バーン To:ライク |
まずは軽装になることが求められます。どうしても必要な荷物以外は移動の進行速度を遅らせることになるのでここに捨てていって下さい。 |
そのバーンの言葉にうなずくライク。
■ ライク To:バーン |
分かりました。 ある程度それは覚悟していました。 当座必要な荷物をまとめていたところですから、今日中にも出発できます。 |
■ バーン To:ライク |
それはありがたいです。 |
■ エルシア To:ライク |
病人がいるって聞いたけど? 動いてもらっても大丈夫? |
■ ライク To:バーン |
もう妻のキャミィは大丈夫です。 体調は十分に戻っていますのでご安心ください。 |
■ バーン To:ライク、リック |
良かった。それなら夜陰に紛れて移動するのも可能ですね。 …ライクさん、それにリックさん。早速ですが、今晩決行しましょう。 はやくしないと商会のやつらが強行手段にでないとも限りませんからね。 |
■ カルソニック To:バーン、ライク |
せやけど、一応奥さんも体そんなに丈夫やないやろから気をつける事に越した事は無いやね。 |
■ バーン To:カルソニック、ライク、リック |
ええ、そうですね…。 (両腕を組みながらしばし考え) …オランからの脱出に、ひとつ思いつきがあるのですが聞いてもらえますか? |
バーンは羊皮紙を取りだし、なにやら地図を書きはじめた。
■ バーン To:ライク、リック、ALL |
まず、常闇通りを抜け一旦港湾区域に出て、アノスの方に出るように見せかけます。その後”古代王国の扉”亭を横目に北側の中州橋を西に渡ります。最後は学院の通りを西に抜ければ良いでしょう。 |
オランの地図はここを参照の事。
■ バーン To:ライク、リック、ALL |
これは、我々がエレミアではなくアノスに向かうように錯覚させる為の行動です。 商会はギルドの心証を良くするため上納金を収めているようですからライクさん一家の情報はかなりもれていると考えるべきでしょう。 ですから、常闇通りを通ることで商会の裏をかきます。 上手くいけばの話ですが… |
■ エルシア To:バーン |
だけど、アノスに向かったと思うかしら? 私なら疑うわね、借金の取り立てやっている様な連中と一緒にアノスへ向かうなんて。 |
■ バーン To:エルシア |
うん。問題はそこなんです。 仮に我々が取立屋を演じながら、ライクさん一家を追うとすると 信憑性を高める為に、少なからず距離をあけなければならない。 俺達の目の届かない場所でのフォローが不安だし、 キャミィさんと子供達の体力が不安なんだ。 騙せたとしても何かとリスクが多いんだけど… …その分、ハマッた時は完全に出し抜けるだろうね。 |
■ フェイス To:独り言 |
う〜ん、難しいなぁ(^_^;)……僕は傍観するのみ。 ………。 傍観しながら傍観する暴漢……う〜ん、ちとイマイチ。 |
■ バーン To:ALL |
(羊皮紙を丸めて、全員の顔を見まわしながら) まあ、これは取り敢えず保留にしましょう。敢えて危険な要素を増やす必要も無いですしね。 みなさんの中で他に何か良いアイデアを持ってる方はいませんか? |
■ アップル To:ALL |
ライクさん一家に、とりあえず2手に別れていただいて、相手を攪乱する・・っていうのを、思いついたんですけど・・ 相手の戦力の上限がわたしたちにはわかりませんので、こちらが分散するだけ危険かもしれませんね。 |
一度、みんなをみわたして
■ アップル To:ALL |
バーンさんのおっしゃるとおり、ライクさんたちと距離が離れてしまうのは非常に不安ですし・・・・できれば、みんなが一緒にいたほうがいいと思うんで。 |
■ バーン To:アップル |
う〜ん…。 |
■ カルソニック To:ALL |
悩んだって仕方ないやろ。どんな作戦でも危険はつき物や。最初のアレは結構間抜な奴等やったからまだえぇけど、次は恐らく切れ者が来る確率が高いやん。それやったら出来るだけだけでも相手の油断を誘える方がわいはえぇと思うなぁ |
■ エルシア To:バーン |
目的地はアノスよりドレックノールという事にしない? ドレックノールならエレミアは通り道になるわ。 もちろん、実際にドレックノールに行く訳じゃあないけど。 |
■ バーン To:エルシア、ALL、カヴァレス |
なるほどね…じゃあ、その線でいきましょうか。 先程アップルさんが仰った危険は発生しますが、やはり二手に分かれましょう。相手を撹乱する為にそのほうが良いと思いますので。 …まずはフェイス、カヴァレス、アップルさんの3人にリックさんとライク一家を加えた先発隊がオランを出発。残る3人が酒場やギルドでライク一家の「ドレックノール行き」の噂を流し、少し時間をずらして後発する。 両隊とも周囲に気を配り、商会の尾行が無いかを警戒する。ある程度−オランとエレミアの間くらいで合流し、追手の目をくらます為、後発隊は外見を若干変える、ということでどうでしょうか? …そうだ、カヴァレスさんの使い魔を借りれれば先発は後発の様子が分かりますよね? お願いできますか、カヴァレスさん? |
■ カヴァレス To:バーン |
ああ,それで構わねぇぜぇ・・・ こいつぁ俺よりゃぁずっと役に立つだろぉぜぇ。クックック・・・ |
■ フェイス To:みんな |
うん、僕もそれでおっけーだよ♪ |
■ アップル To:おーる |
そうですね・・それでいきましょう^_^ |
■ エルシア To:ライク |
そういう話になったんだけど、良い?すぐに支度を済ませて欲しいんだけど。 |
■ ライク To:エルシア |
分かりました。 すぐに準備を始めますね。 |
そこへアップルが気になっていたことを質問として投げかける。
■ アップル To:ライク |
あ・・すいません。。先ほどリックさんに、ご家族はライクさんを含めて4人とお聞きしたのですが・・どちらにいらっしゃいますか?自己紹介もまだですから・・・・ |
■ ライク To:アップルandALL |
ああ、そうですね。紹介しなきゃいけないですね。 おいー。おまえらでてこいよ。 (一家そろったところで)これが妻のキャミィ、そして娘のユミィと息子のセイです。 ご迷惑かけますが宜しくお願いします。 |
■ バーン To:ユミィ、セイ |
よろしく、キャミィさん。 (そこで腰をかがめて子供達の目線になりながらニッコリと微笑み) よろしくね。ユミィちゃん、セイくん(^^) これから長くて大変な旅に出るけど、お父さんとお母さんの言う事を良く聞くんだよ。 |
■ キャミィ To:ALL |
本当に…本当にありがとうございます。 (頭を深深と下げる)宜しくお願いしますね。 |
■ ユミィTo:ALL |
(16歳ぐらいの少女だろうか?) ありがとうございます。リックさんも…本当にごめんね。 |
■ セイTo:ALL |
(10歳ぐらいの少年だろうか?)(バーン、エルシア、カルソニック、アップル、フェイスのほうを見て)お兄ちゃんお姉ちゃん宜しくね! (カヴァの方を見て怖そうに)あ、あと、おじちゃんも……よろしく……。 |
■ フェイス To:キャミィ、ユミィ、セイ |
あははっ、よろしくね♪ でも、セイ君。そんなにビクビクしていると、おじちゃんに食べられちゃうよ〜? 男の子はもっとしっかりしないと!! |
■ セイ To:フェイス |
えっ!食べられちゃうの? |
セイはびくっと体をふるわせた。
■ アップル To:フェイス、セイ |
あ・・そんなこと言って・・よけい怖いよね?^_^; だいじょうぶ、おにーさんたち、みんな強くてやさしいんだからね^_^ |
子供好きのアップルがにこにこしながら答える。フェイスの台詞に納得しかけた・・なんてことは、とりあえず内緒にしておきましょう。(笑)
■ セイ To:アップル |
おねーちゃーん……。 |
といって、アップルの後ろ(もちろんカヴァレスから見えない方)に回り込むセイ。
見かけより女の子がすきなのかも(笑)
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