|
「セイ!」 |
|
トップページへ | 前のページへ | 次のページへ |
パーティ1−道中にて (パーティ2へ) |
さて、一家が夜逃げ?をして3日後、急にセイが苦しみだして倒れてしまった……。
■セイ |
う……う……。 |
■ アップル To:セイ&おーる |
セイくん・・・? キャミィさん、ライクさん、なにかお心当たりはありますか? |
とりあえず、外したマントの上にセイを寝かせて、ちょっとのぞき込むアップル。
■ ライク To:ALL |
セイ、大丈夫か?(アップルのほうを見て)いや、せがれがこうなったのは初めてです。 |
■ フェイス To:みんな、セイ |
なんか病気にかかっちゃったのかな……。 セイ君、しゃべれる? 体の具合、どんな感じ? どこか痛いところとか、気持ち悪いとか、頭痛いとか……。 |
■ アップル |
・・・うーん、ちょっと熱っぽいかな・・・・?大人の足にあわせて歩いてもらってたから・・つかれちゃったかな・・・ |
■ カヴァレス |
・・・ここでリーダー殿達と合流ってぇなぁ戴けねぇなぁ。我は語る,彼方なる場所へ・・・ |
詠唱が終ると,突然独り言のようにカヴァレスが呟く。どうやら後続部隊と連絡を取っているようだが・・・
■ カヴァレス To:後続部隊 |
どうやらご子息殿がお疲れのご様子だぜぇ・・・ 俺達じゃぁ何が出来るか判らねぇが,少し待機していてくれやぁ。 まだ合流するにゃぁちぃと早すぎるからなぁ? |
後続に連絡を付けると,フェイスの後ろからセイの様子を伺っている。
■ カヴァレス To:フェイス |
残念だがよぉ,俺にゃぁ打つ手は無ぇみてぇだなぁ。 まぁ判りきった事だがなぁ。 さて,ご子息殿はどんなご様子だぃ? |
さて、セイはうなされているだけで、何も答えられないみたいである。
しかし、フェイスの見立てによると、どうやら、慣れない一日中歩き詰の行動と、野営による疲れの蓄積のため、体力の限界が来て、高熱が発生したことが判明した。
2〜3日の静養と栄養の高い食物の摂取が必要な風に見て取れた。
■ フェイス To:みんな |
(みんなに、以上のわかった症状を話して) う〜ん、どうしよう…。 あまりゆっくりもしてられないだろうし…。 |
■ アップル To:先発隊おーる |
体力を消耗してしまっているみたいですね・・。 根本的な解決にはなりませんが・・・・・・ 親愛なるチャ・ザさま・・この者の疲れを癒したまえ・・・・・・・・・ |
アップルのキュアウーンズが発動した。
セイは少しだけ楽になったみたいであるが、根本的な解決にはもちろんなっていない。
■ アップル To:先発隊おーる |
繰り返しになっちゃいますが、このままでは根本的な解決にはならない・・ですよね。 きちんと休ませてあげないと・・・・・ |
■ フェイス To:アップル |
うん、そうだね。 とりあえず、休むところと、ちゃんとした食事がないと…。 |
■ アップル To:フェイス、ライク、先発隊おーる |
ちょっと戻ってしまうんですけど、休むことができそうで見晴らしがいい場所がありましたよね・・? ちょっと早いですけど、今日はそこで休みませんか? |
■ フェイス To:アップル、カヴァレス |
そうしようそうしよう。 カヴァりん、バーンたちにも連絡しておいてくれないかな。 もう合流しちゃった方がいいか、それともちょっと距離をおいてもらうか決めないとね。 |
■ カヴァレス To:フェイス |
「カヴァりん」ってぇなぁ誰の事だか知らねぇが,とりあえずその提案にゃぁ賛成だぜぇ・・・ |
■ アップル To:フェイス、カヴァレス、おーる |
まだ3日目ですからね・・ セイくんのこととかで、これ以上状況がわるくなりそうでしたら、そのときに考えませんか?それよりも・・なにか体にいいものを食べさせてあげたいですね・・・・ あとは休養ですか・・・・・。。 |
■ リック TO:ALL |
そうですね……。 そうしたら消化のいい力のつくものを、後半日ほど行った先に村がありますので私が買ってきましょう。 明日の朝には帰ってきますので。 |
■ カヴァレス To:後続部隊 |
ご子息殿はただの疲労ってぇトコだな。 とりあえず俺たちゃぁ少し戻った場所で休憩に入らせてもらうぜぇ。 さて,ご子息殿にゃぁ2〜3日の休養と豪勢な食事が必要ってぇ事らしぃが,どうするかぃ?リーダー殿よぉ・・・ |
■ アップル TO:リック&先発隊 |
リックさんおひとりで・・・・・ 追っ手もきているかもしれませんので、私もついていきましょうか? 盾くらいにはなるんじゃないかと思うんですが・・? |
■ リック TO:アップル |
いえ、大丈夫ですよ。こう見えてもアップルさんと同じぐらいには多分剣も使えるはずですしね。それよりも俺がいないときのライクさんたちのお世話をお願いしますね。 |
といってリックは買出しへ行くために走って出かけていった。
■ カヴァレス To:後続部隊 |
クク,了解だぜぇ・・・ |
■ アップル |
?? |
半歩ほど”ひいた”ように見えたのは・・・きっと気のせいでしょう(笑)
またも独り言のカヴァレス。やめとけって,ただでさえ「変」なんだから(笑)
■ カヴァレス To:先発隊 |
どうやらリーダー殿達ゃぁちぃと離れた場所で見守ってくれるらしぃぜぇ。 クク,窮地にゃぁ英雄よろしく登場してくれるだろぉぜぇ・・・・ |
そういうことなのね、と本編とは関係ないところで、深く納得するアップルであった。
パーティ2−道中にて |
さてさて、こちらは遅れて追いかけているバーンたちである。
来通り過ぎているはずの先行組がすぐ先で止まっているのにバーンたちは気づいた。
■ バーン To:エルシア、カルソニック |
ん?……… あれは……。 …間違い無い、フェイスたちだ!行ってみよう!! |
パーティーが前衛部隊に合流しようとしたまさにその時,突然バーンの肩に居る烏が言葉を放つ。実際には烏が居る周辺で声が聞こえているだけなのだが,それはあたかも烏が喋っているようだった。
■ カヴァレス To:後続部隊 |
どうやらご子息殿がお疲れのご様子だぜぇ・・・ 俺達じゃぁ何が出来るか判らねぇが,少し待機していてくれやぁ。 まだ合流するにゃぁちぃと早すぎるからなぁ? |
■ バーン To:烏(カヴァレス) |
カヴァレスさん!? |
バーンは一瞬驚いたが、すぐさま思考にふけり
■ バーン To:エルシア、カルソニック |
…お二人も聞きましたか? 先発隊のセイくんがどこか悪くなったみたいです。 カヴァレスさんからはまだ合流するのは早すぎると言っていますので、追手を撹乱する為に、一時的に街道から外れましょう。 |
■ エルシア To:バーン |
それなら街道脇で少し休みましょう。 |
■ バーン To:カルソニック、エルシア |
そうしましょう。 |
■ カルソニック To:エルシア |
了解。 |
周囲に敵らしき人物がいないか確認する一行。
■ エルシア To:使い魔 |
何かあったらすぐ知らせてね |
■ バーン To:カルソニック、エルシア |
…そこら辺で木陰のある場所で小休止をとりましょうか。 どこかに良い場所は……… |
とりあえず、周囲に人影はいないようである。
周囲は森が続いているのでやや薄暗いが、少し手前に木陰があり、なおかつ見晴らしのよい場所があったことをバーンは思い出した。
■ バーン To:カルソニック、エルシア |
確か少し戻ったところに見晴らしの良い場所がありましたよね。 どうやら追手も来ていないみたいですし、そこまで行って休みませんか? |
■ カルソニック To:バーン |
追手が居ないにしろ俺達もナカナカ気が抜けないのぉ。 これだけ面子が揃っていりゃ旅も安心だと思ったんやが・・・ |
■ バーン To:カルソニック |
フフ、そうですね。 |
■ エルシア To:カルソニック |
私達の中に医療の心得がある人がいればなんとかなるんだろうけどね |
そこに再びカヴァレスの声が流れる。
■ カヴァレス To:後続部隊 |
ご子息殿はただの疲労ってぇトコだな。 とりあえず俺たちゃぁ少し戻った場所で休憩に入らせてもらうぜぇ。 さて,ご子息殿にゃぁ2〜3日の休養と豪勢な食事が必要ってぇ事らしぃが,どうするかぃ?リーダー殿よぉ・・・ |
■ バーン To:カルソニック、エルシア |
…少し戻った場所って…あそこの事かな? |
■ バーン To:カルソニック、エルシア |
セイ君の休養に異論は無いけど… …だとしたらまずいな。このタイミングで合流してしまうと折角の擬態が意味をなさない。 …カルソさん、エルシアさん、一息つきたいところで申し訳ありませんが、俺達は少し離れた場所で休むことにしましょう。 |
■ エルシア To:バーン |
じゃあ私達は少し見晴らしのいい場所に行きましょうか まだ、追っ手と思えそうな連中は見ていないしね |
■ カルソニック To:ALL |
(思案顔)・・・・。 なぁ、少し考えてみたんだが。 商会がもし、俺達の様な冒険者の様なパーティ編成の奴等を雇ったとしたらこの作戦は確かに有意義や。 俺達も同じ様な借金取りとしてスケープゴートにする事が出来からなぁ。 しかし、追手の連中が俺達より手練の暗殺者だとしたらどうするん? 夜逃げをした奴等をおっかけてる奴等が居たとして、その雇い主は二番煎じの様な事をするのかと考えたんだが・・・。 そして借金取りが逃げる奴等をおっかけるのに殺すか生かすかは雇い主次第やが・・。 金に汚い雇い主。しかも返却予定の無い金。・・・暗殺者を雇って見せしめ、といった形の方が自然の様な気がするなぁ。 どやろ? |
■ バーン To:カルソニック |
…だとしたら恐ろしいですね。 その場合「戦力を分散している」と言う意味で危険度が飛躍的に増大しますよね。 その事を十分考慮にいれたまま合流時期を図らないと… |
■ バーン To:カルソニック、烏(カヴァレス) |
…まあ、今すぐ襲ってくると言う事はないでしょう。これだけ拓けた街道で暗殺を行なうのは難しいでしょうから。 暗殺の場合は夜間や村、そしてエレミアに入った時期が一番あぶないでしょうね。 取り敢えず今は様子見でも大丈夫でしょう。 …ということで少し離れますね、カヴァレスさん。 ……この烏言葉はわかるのかな?一応筆談にしておくか。 |
バーンは羊皮紙にセイ君の休養を取ることに異論は無いこと、擬態を続ける為に少し離れた場所にいる事を走り書きした。
■ エルシア To:バーン |
もし駄目だったらシルフに声を運んでもらえるけど |
■ バーン To:烏(カヴァレス)、カルソニック、エルシア |
多分筆談だけで大丈夫でしょう。 もし分からなかったら、またこの子を通じて連絡がありますよ、きっと。 (と言いながら、羊皮紙を広げて烏の目の位置に持っていく) …これで見えるかな… よし、それじゃあ俺達も少し戻ろうか。 |
■ カヴァレス To:後続部隊 |
クク,了解だぜぇ・・・ |
出し抜けにカヴァレスの声。聞こえてるなら,早く言えばいいものを・・
トップページへ | 前のページへ | 次のページへ |
ページ管理:OZZY<OZZY>