盗賊ギルド | Scenario #66 |
おかしなおかしな 看板さがし |
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オランの街 夕暮れの鴉亭 |
昼なお暗い路地を抜け、薄汚れた扉が見えてくる。
一見こ汚い酒場に見えるが、ここは盗賊ギルドの経営する店‥‥「夕暮れの鴉」である。
ふだんはのほほんとしてるように見えるクレフも、ここに来ると緊張の色が……
■クレフ |
ごめんくださぁぃ(^^ゞ |
見えないのぉ‥‥(笑)
その隣でイオスが小さな声にて
■ イオス |
ごめんください |
ホントに蚊の鳴くような声である(^^;;
そんな静かなお客に対し、
■ 酒場にいる男 To:イオス |
‥‥‥ふぅん‥‥新入り‥‥か? |
ちら、とイオスに一瞥をするが、特に興味はなさそうである。
■ イオス To:酒場にいる男 |
(背筋を伸ばして) はい、新入りのイオスといいます。よろしくお願いします。 |
と、真っ直ぐ挨拶するイオス。
その姿に、くっと笑み浮かべる男。
■ 酒場にいる男 To:イオス |
は‥‥。元気なこった。 まぁ‥‥今回は先輩もいるみたいだしな。 |
つぃ‥‥と立ち、クレフの横を通るがてら
■ 酒場にいる男 To:クレフ |
しっかりと教育してやんな‥‥ |
■クレフ To:男 |
はい。ありがとうございます(^^ゞ |
にや‥‥と卑下た笑みを顔に浮かべた男は、ふぃ‥‥と店から出ていった。
■クレフ To:イオス |
さてと、情報収集は、いい情報屋が命です。私もいろいろコネが増えましてねぇ… |
ここには何度も来ているクレフ。さっそくイオスにレクチャー開始。
■ イオス To:クレフ |
そうなんですね〜。ここにそのいい情報屋さんがいらっしゃるんですね。 どの方なんですか? |
少しどきどきしているイオス。
案内された店の奥のカウンターでは、我らが”暴風”ミスティ姉さんが、今日も爪の手入れに余念がない。
■ ミスティ To:クレフ&イオス |
おや‥‥クレフじゃないの。 そっちの子は‥‥新入りかい? ‥‥で、今日は何の用事できたのかい? |
■クレフ To:ミスティ |
…って、いやぁ、お久しぶりですねぇ。ちょうど探そうと思ってたんですよぉ(^^ゞ そうそう、こっちはイオス。よろしくしてあげてください(^^ゞ でも、腕は私より確かなんですよ?(笑) あ、そうそう、そうでした…まぁ、こういうことで…(^^ゞ |
つぃ‥と姐さんに見える位置に、金貨2枚重ねる。
■ ミスティ To:クレフ |
ふぅん‥‥‥で‥‥何を聞きたいんだい? |
■クレフ To:ミスティ |
いやぁ、実は今度の仕事に関わることで…巨人が使えるような武具って、なんか情報ないもんですかねぇ…? |
■ ミスティ To:クレフ&イオス |
はぁん?巨人の武器ぃ?? クレフ。聞くとこ間違っちゃいないかい?そんなのは‥‥‥ほら、有名な武器オタク‥‥‥そうそう、武器屋のロックにでも聞きなよ。 ここで聞く話じゃないだろう? |
■クレフ To:ミスティ |
いやぁ、もしかして…とか思ったもので…あっはっは… たっ、たとえば、そんなモノが、たとえば神殿とかに眠ってたり、飾ってたりとか、ウワサなんかはこーゆーところには…(^▽^;) |
■ ミスティ To:クレフ&イオス |
さぁ‥‥さっぱりだね‥‥ |
と、軽く肩をすくめるミスティ。
しかし、その目は‥‥そうは告げてないようにも思える。
■クレフ To:ミスティ |
そんな情報に詳しい人といえば、他にいませんかねぇ…? |
■ ミスティ To:クレフ&イオス |
それこそ武器屋のロックが好きそうだね(笑)。 やつっとこ行って聞くのが一番だよ。 |
■クレフ To:ミスティ>イオス |
そ、そうですかぁ…ありがとうございましたぁ(^^ゞ ……という風に、じょ、情報がないことを確認するのも大切なんですよ…あっはっはっは(T▽T) |
と、次々と的外れな質問を繰り出し(おそらくは)あきれられたクレフ。
全く‥‥新人に何を教えてるんだおまぃさんは(笑)。
しかし、クレフの横のイオスは‥‥ちょっと緊張した面持ちで、 カウンターに手を置き、
■イオス To:ミスティ |
すいません、神殿についてもう少しよく思い出してもらえませんでしょうか。 (といいつつ、ぎこちない手つきで金貨をもう2枚つむ) |
と、クレフの置いた金貨にさらに2枚重ねる。
■ ミスティ To:イオス&クレフ |
ふぅん‥‥‥ なに、ぼーやの方がちゃんと目ぇ効くじゃない。 そこんとこはクレフの方がきっちり学びなさいよ? ちゃんと修行‥‥してるの? |
と姐さんからキツイ一言。
■ クレフ(独り言) |
いや、私はそのちょっと修行のほうはさ、サボり気味で…… |
なるべく姐さんに目を合わせないように、ごにょごにょと呟くクレフ。
そんなクレフに気付いているのかいないのか、そのまま問いに答えるミスティ。
■ ミスティ To:イオス&クレフ |
‥‥神殿‥‥ね。 確か‥‥マイリーを信じている連中の一派で、そのような神殿を守ってるんだか、信仰してるんだかってぇ連中がオランにもいるらしいわね‥‥。 ただ、ほとんど表に顔を出さない連中なもんで、どいつが神殿について詳しく知っているかってのは‥‥ちょっとお手上げだけどね。 ‥‥ってところかしら。 |
■ ミスティ To:イオス |
ぼーやはここ来るの初めてなのよね? いっぱしの盗賊目指すんだったら、そんなにおどおどしてちゃ駄目よ。 たとえ初めてだとしても。たとえ自信が無いとしても。 きっちりはったりカマせないと‥‥うまく仕事なんかできないわよ? |
■ イオス To:ミスティ |
はい、がんばります。 |
■ ミスティ To:クレフ |
クレフ、あんたもね。 |
■ クレフ |
あ、あっはっはっは……はぁ(;´Д`) |
クレフ。やられっぱなし(ぉぃ)。
■ ミスティ To:クレフ&イオス |
で、他に何か聞くことはあるのかい? |
■ イオス To:ミスティ |
じゃあ、その神殿を守っていると思われる人をうわさ程度でも結構ですんで教えてもらえませんでしょうか。 (さらに金貨を1枚出す) |
と、さらに金貨をもう一枚。
■ ミスティ To:イオス |
神殿を守るぅ〜‥‥ ふぅ〜ん‥‥‥知らないねぇ。っていうか、そういう噂はねぇ‥‥ ‥‥ 神殿で。たま〜に妙な連中を見かけるとか‥‥程度だね。 |
■ イオス to:ミスティ |
そうですか・・・・わかりました。 |
■ ミスティ To:イオス&クレフ |
他には何かあるのかい? ほら、ないのならさっさと仕事しにいきな。 あたしだって。暇な身じゃないんだからさ。 |
■ クレフ To:ミスティ |
あぁ、はいはい。さてと…それじゃそろそろおいとましますね。ありがとうございましたぁ♪ |
■ イオス to:ミスティ |
どうもお時間を取らせてすいません。 また何かありましたらよろしくお願いします。 |
■ ミスティ To:クレフ&イオス |
しっかり稼いででおいで。 |
と、またしても爪の手入れに戻る姐さん。
クレフとイオスの二人は、シーフギルドを後にした。
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