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Sword World PBM #64
モノクロームの吐息 |
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礼拝所 |
それからしばらくして、酒場に行った面々が帰ってきた。
■ギャスパー To:ALL&ルゥミア |
ただいま…。 すまねえ、せっかく行ってきたのに、何の収穫もなしだ。 俺達だけで行ったんで、信用してもらえなくてナ。 ルゥミアさん、悪いけど明日にでも、宿に同行してもらえるかい? |
■ルキシュ To:ALL |
たっだいまぁ☆ 遅くなってごめんねぇ。目当ての人出掛けちゃってて。 |
ギャスパーは酒場でのやり取りを、簡単に報告する。
■ヘルムンス To:ALL |
なるほど、では明日改めて宿のほうにも行ったほうがいいですね。 セリンの元にもう1度出向いて、宿でその男とやらに会って、あとは事件の現場も一応みておきますか・・・ これくらいでしたら、明日はわざわざ手分けすることもないでしょう。 あとどこか調べておくところはないですかね? |
■コリューン To:ヘルムンス&ALL |
調べるところねぇ・・・今は例の地下室くらいしか思いつかないや★ |
■ルキシュ To:ヘルムンス&コリューン |
ねぇねぇ、ちょっと聞いたんだけど、ダロンさんって何かトカゲやら なんやらで怪しい事してたらしいんだけど、二人なにかわかる? |
ヘルムンスとコリューンに向かって、アーザンが言っていた事を尋ねてみる。
■コリューン To:ルキシュ |
トカゲって・・・ルーキーちゃん、それ、騙されてると思う(--;; 儀式を伴う魔法があるのは事実だけどサ。 |
コリューンの言葉にびっくりして目を丸くしながら、その後ルキシュは照れ笑いをする。
■ルキシュ To:コリューン |
えー!! ボク騙されてたのぉ? うー。 神聖魔法以外、疎いからなぁ。 あ、ありがとコリューン。教えてくれて☆ |
■ヘルムンス To:ルキシュ |
まぁ、薬とかを作る材料の調合とかで使う可能性がないとはいいませんけどね。(^^; でも普通の魔法使いは使わないと思いますよ。 |
仲間たちのやり取りを楽しそうに聞いていたギャスパーだが、不意にあくびを漏らす。
■ギャスパー To:ALL |
あぁ、みんなを待たせた人間のせりふじゃねえが、さすがにくたびれたなぁ…。大将達の方の話も聞きたいけど、それは明日の朝ってことで、今日はぼちぼち休ませてもらってもいいかい? |
■ヘルムンス To:ギャスパー&ALL |
そうですね。この分だと明日は雪かきや雪下ろしとかをやらなければならないかもしれませんからね。 疲れたのならば早めに休んで鋭気を養いましょう。 ベッドで休めるのは久しぶりですしね。 |
■アンリ To:ALL&ギャスパー |
うに〜・・・じゃ、オレも大人しく寝ないとダメかな・・・って、あ!! ギャスパー!!オレのヨジデーは踏んでないよね!? |
二人に同調したように、ルキシュは大あくびをする。
■ルキシュ To:ALL |
ふわ〜あ……言われたら眠くなっちゃった。 |
■ギャスパー To:アンリ |
ん、「よじでぃ」って何のことだ? 俺は知らねぇぞ。 それはともかく、寝ると決めたらさっさと寝ようぜ。 |
■アンリ To:ギャスパー |
うわ〜ん!!絶対、踏んじゃったんだ!! ギャスパーなんて嫌いだぁ〜!! |
玄関に向かって全力疾走。
■コリューン To:ギャスパー |
あ〜らら、こぉらら〜♪ いけないんだ〜、いけないんだ♪先生に言ってやろ〜♪ |
■コリューン To:ヘルムンス |
先生! スパ〜君がアニ〜君を泣かしてますぅ☆ |
訳のわからないうちに賑やかになりだしたアンリとコリューンに、ギャスパーは思わず頭をかかえる。
■ギャスパー To:アンリ&コリューン |
てめえら、ガキのピクニックじゃねぇんだ。さっさとベッドに行きやがれ! |
■コリューン To:ヘルムンス |
先生ぇ、スパ〜君がうるさいですぅ〜★ |
■ヘルムンス To:コリューン |
・・・あ、あのですね・・・(--;;; |
■ギャスパー To:ウェストン&ルゥミア |
すみません…。普段はこんなですが、やるときはちゃんとやる連中ですから…。 ところで、そろそろ休ませてもらいたいんですが、使っていい部屋を教えてもらえますか? |
「やるときはやるって、スパ〜君と一緒に仕事するの、これが初めてじゃん」とは、大人なコリューンは言わなかった。
大人しく、ギャスパーの後ろでニヤけている。
■ウェストン To:ALL |
ああ、そこの階段を上がって二階の部屋だ、どこを使ってもらっても構わない。 |
■ルキシュ To:ウェストン&ALL |
わぁい☆ コリューン行こ! おやすみ〜。 |
■コリューン To:ルキシュ&ALL |
行こ♪ 行こ〜♪ おやすみ〜☆ |
■ヘルムンス To:ウェストン&ALL |
それでは、私も失礼させていただきます。 |
寝室で騒がないように後でしっかり釘をさしておこうと思いつつ、ヘルムンスも二階へ向かった。
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