SWPBM#63

すれ違う想い

Chapter3:奇妙なる訪問者

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銀の網亭

銀の網亭に残っていた3人は聞き込みを終え、卓でしばらくくつろいでいました。ちょうどおやつの時間で幸せの木はにぎやかになっています。
そこにハインリッヒ邸に行った3人が戻ってきました。
■ エデン To:3人
あら?遅かったですのね。
でも、もうほとんど頂いてしまいましたわ。
あと2つ程残っておりますけれど、よろしければ3人でお分け下さいまし。

なんか分けられ無さそうな食べ物(おやつ)2つを3人に勧めます。
■ラヴィ To:エデン
ただいま・・・って、これをどーやって分けろと・・・?

レヴィックとルリィをチラッっと見たあと一人で食べちゃいます(爆)
■えでん To:独り言
(にゃ〜、、それなりに指導者の器にゃん・・・。)

■ルリィ To:独り言
(むー。取られちゃった。)

すこぅしだけ恨めしげに、ラヴィとお菓子の皿を交互に眺めます(笑)。
■エコー To:ラヴィ,レヴィック&ルリィ
あ。おかえりなさいま………う゛っっ☆
ゴホゲホゴホッ(;´Д`) 

おやつの粉(?)を、吸い込んでしまったようです。
■ラヴィ To:エコー
ほらほら、エコーちゃん大丈夫?
食べるか喋るかどっちかにしようね?(苦笑)

背中をさすってあげます。
■エコー To:ラヴィ
あ、、ありがとうございますぅぅぅ☆ゴホゲホ(><;)

■レヴィック To:宿組
ただいま☆遅くなっちゃってゴメンナサイ。とりあえずお茶でも飲みながら情報まとめましょうか?

■フレイム To:依頼人組
御苦労様だったな・・・。早速で悪いが、話を交換しよう。
(エデンが御菓子を渡すのを見て)
・・ああ、これも食べるか?

飲みかけていたジュースをテーブルに置き、自分の分の御菓子(殆ど減ってない)を薦めます。
■ルリィ To:エデン&フレイム>レヴィック&ラヴィ
有難うございます(にっこり) お菓子、どれもおいしそうですね♪
(まぁ…エデンさんのはラヴィさんに食べられちゃいましたけど……(;^-^A
――私、おやじさんからお茶もらってきますね〜。
えっと、2人とも紅茶で良いですか?

お菓子も少し追加注文してこようかなぁ、などと思いつつ、振り返って2人に飲み物の確認をとります。
■レヴィック To:ルリィ
ええ、ありがとう。

■ラヴィ To:ルリィ
気が利くわね。私もそれでいいわ^^

■エコー To:ルリィ&宿組
わたくしも果実酒をいただきたいのでご一緒しますわ
 ……エデンさま、フレイムさま、飲み物のおかわりは如何ですか?(^^)

ひとしきりむせてお茶を飲み干してしまったエコーも、ルリィに続いて席を立ちながら追加の確認を取ります。
■エデン To:エコー
あらエコー様、、気前がよろしいのね。
ご馳走して戴けるなんて嬉しいですわ。
では、アイスミルクティーをお願いできまして?

■フレイム To:エコー
ありがとう、だがすまない。間食はあまり取らない方なんだ。

■エコー To:フレイム&エデン
お…お任せくださいエデンさま、アイスミルクティーでございますのね?
 (う゛っ☆わたくしの奢りになってしまったのですねっ(^‐^; )
 ……では、空いたお皿は戻して来ますわね。

フレイムとエデンに向かって軽く笑いかけると空の食器を集めて持ち、ルリィの傍にトコトコと走り寄ります。
■ルリィ To:エコー
じゃあ一緒に行きましょうv

お茶の時間を過ごすのが好きなルリィは、なんだかご機嫌です。
いつも以上の笑顔を浮かべ、エコーと2人してカウンターへと向かいました。
■ルリィ To:おやじ
あ、おやじさん。紅茶を3つ・・んー・・出来ればダージリンが良いかな?
それからクッキーを少しと、さっきエデンさんが注文したお菓子、あれを追加でもう2ついただけますか?
(ラヴィさん、さすがに3個目は食べない……ですよね(^-^;;

■エコー To:おやじ
マスターさま、わたくしには果実酒を大ジョッキで下さいな♪(にこにこ)

■ルリィ To:エコー
大ジョッキ!? ・・・・見かけによらず、結構イケる口なんですね・・(汗)。

■エコー To:ルリィ&おやじ
ええ。もちろんですわ♪♪
  それとマスターさま、エデンさま用にアイスミルクティーもお願いいたします(^^)

■フレイム To:独り言
・・・・・悪くは・・・ないな。

周囲を見渡しながら果実のジュースを飲んでいます。

銀の網亭

■エデン To:ALL
ルドリック様ですけれど、現在はある依頼を受けて出かけられてるそうでしてよ。
それ程遠くでなく、近日中にお戻りになられるとのお話でしたけど、此処でお待ちになりまして?それとも探されますかしら?

■レヴィック To:エデン&ALL
あら…それはまたメンドウね…でもこっちから捜すにしてもどこに行ったのかわからないのよね?その感じだと…。
それじゃぁ待ってたほうがいいんじゃない?行き違っても馬鹿みたいだし。
それからこっちの情報は…。

羊皮紙を出して家系の話やら相続の話やらまとめつつ全部話します。
それから一行が話し終えてしばらくした頃、銀の網亭に一人の客が訪れました。
ぼさぼさの長髪に適当な身だしなみ、軽い鎧と武器を身につけてることからシーフであろうと思われます。
店に入って辺りを見回すと真っ直ぐに一行の元にやってきました。
■盗賊風の男 To:ALL
よぉ、さっきまで貼り出されていた人捜しの依頼を受けたのはあんたら方で間違いないかい?

■ラヴィ To:盗賊風の男
・・・・・そうだけど、あなたはどちらさま?

少々警戒気味に答えます。
■盗賊風の男 To:ラヴィ
まぁ、んなこたぁ、どうでもいいだろ。ちっと話があってねぇ………きいてくんないかい?
お互いのためにもそれほど悪い話じゃないと思うんだけどなぁ。

■レヴィック (独り言)
かわいい女の子ならともかく、ヤロー風情の話なんて聞く意味ないと思うのよねぇ…。

■ルリィ To:盗賊風の男
(怪しい…。でも今は、あまりにも情報が足りませんしね)聞くだけなら構いません。
それが私たちにとって良い話か否かは、その後に考えさせていただきますけどね。

■盗賊風の男 To:ルリィ
お、話が分かるねぇ、ねぇちゃん。
んじゃ、話に入ろうか。

っても、たいしたことじゃねぇ。なに、簡単だよ。あの依頼を放棄してくれって事だ。その代わりそれ相応の見返りは出すぜ?そうだな。依頼料と同額の3000ガメルでどうだ?労働力も省ける上にただで金が入るぜ?


■ルリィ To:独り言
(ふぅん・・。やっぱり妨害関係でしたか)

■レヴィック To:盗賊風の男
…あら、ある意味いい話じゃない?
じゃぁ今すぐその見返りとやらをだしてちょうだいな、そうしたら考えてあげるわ。
…どうせアンタの金じゃぁないんでしょ?

■フレイム To:レヴィック
・・・・・・・・・

レヴィックの反応に抗議しようとしますが、(いつも以上に)言動に違和感を感じ、しばらく様子を伺うことにします。
■盗賊風の男 To:レヴィック
痛いところをつくなぁ。
まぁ、こっちの話を飲むかどうかも分からないのに、全額もってきてるわけないだろ。
でも、そうだな。前金になりそうなもんならあるぞ。ほら、600ガメル。

言うと、男は懐から小振りの金貨袋を取り出しました。
■レヴィック To:盗賊風の男
なんか、気前がいいのかケチなのかよくわかんないわね。
で、アンタはいくらで雇われてるのかしら?

■フレイム To:盗賊風の男
・・そちらが、何者かであるか。どうでも良い事とは言えない。
立場を、明かせないのならば、深くは聞かないが、差し支えなければ教えて貰いたい。
しかし・・・我々が破棄したからと言って、この依頼自体は続くと思うが?

たどたどしい共通語で、彼なりに言葉を選んで話しかけます。
■盗賊風の男 To:フレイム
あまり教えたくないからねぇ、名乗るのは勘弁してくれや。
って、破棄って言い方はあんまり良くなかったかな。要は見つからなかった、ってことにすりゃいいんだよ。
なに、どうせ依頼主の余命はそんなに長くないらしいからさ。

■エコー To:盗賊風の男&ALL
わたくし、命が短いとわかっている方に、わかっているならば尚更嘘はつきたくありませんわ。

■エデン To:盗賊風の男
ルドリック様が帰っていらしたら、どのみち何方かがお連れするのではなくて?
600ガメルずつオラン中の冒険者にお配りするのはさぞ大変かと存じましてよ。

■盗賊風の男 To:エデン
なに、あんたら方が破棄するというか・・・なかなか見つからなかったことにすればいい。それだけのことだよ。
そうすれば、そのうち依頼主もあきらめるさ。

■レヴィック To:盗賊風の男
バカねぇ…。それであきらめなかったから依頼書だしたんですってよ。あれはそう簡単にあきらめるって感じじゃなかったわよぉ?
彼があきらめる前にアンタ達の資金が尽きないといいわねぇ…(ニヤリ)

■ルリィ To:盗賊風の男
そうですね〜。この会話を偶然聞き、依頼を受けると名乗り出るだけしておいて、うまぁく貴方からお金をせしめるような冒険者が現れないといいですねぇ(にっこり)

■エデン To:盗賊風の男
そうね。残りの報酬は依頼人様が諦めるまで戴けませんもの。
随分と気の長いお話に聞こえましてよ。
そのうち何方かがルドリック様をお連れするかも知れませんし、そうなれば私共にとっても、ずっと損ですわ。

■レヴィック To:盗賊風の男
と・に・か・く。
アタシ達に依頼人をだますような真似させるには、600ガメル程度の前金じゃ話にならないわ。依頼の破棄料だってこっちの今後の保障も兼ねたら3000ガメルなんてはした金、全然足りないわね。
帰って「ルードさんを探されると金銭的に困っちゃうアンタの依頼人」と、よく相談なさいな。

■ルリィ To:盗賊風の男
冒険者っていうのは信用が第一なんですよ?
たかが3000ガメルで依頼を破棄するはずと思っていたのなら、あなたの依頼主はよほど楽観的な人なのですね(微笑)
――どうやら私たちにとって有益なお話ではなかったようですし…、お引取りいただけませんか?
せっかくの紅茶が冷めてしまいます(にっこり)

ティーカップを口に運び、少しぬるくなった紅茶で喉を潤します。
男は意外そうな顔をしましたが、すぐに食い下がってきました。
■盗賊風の男 To:レヴィック、ルリィ
おいおい………欲のない奴らだなぁ………
なら、前金1000の6000ガメルでどうだ?

■ラヴィ To:独り言
(一気に2倍ね・・・怪しいですって言ってるようなものじゃない)

■フレイム To:ALL
・・・あくまでも・・俺個人の意見だが、この依頼・・どんな条件であろうと断る気にはなれない・・。
肉親の死に目に会えぬのは・・・それなりに辛いものだ・・。

言いながら少し表情が曇ります。自分の身を振り返ったのか、仕事に私情を挟んだ事を恥じたのか・・
■エデン To:ALL
私、用事が御座いますので失礼させて戴きますわ。
この場はお任せ致しますわね。ご機嫌よう。

突如席を離れると行方をくらまします。
■レヴィック To:エデン
?? いってらっしゃい〜気をつけてね♪

よくわかってないけど送り出し(笑)
■エコー To:エデン
あ。…行ってらっしゃいませ。お気をつけて(^-^) 

彼女はもっと何もわかってないかも(笑)
■フレイム To:エデン
・・ああ、余裕があればギルドの方も頼む。

そこへ行ったんですけどね(笑)
■ラヴィ To:独り言
(・・・・・お手洗い、あっちだったかしら?)


シーフギルド

 ルード達の行き先が分からなければ進むも留まるも決めかねるため、エデンは盗賊ギルドに情報を探しに行きました。
 盗賊ギルドは表向きは普通の店です。しかし、奥に入れば闇の情報が売買される場所。エデンはいつものように店員に扮している構成員に合図を送り、そのまま中に入っていきます。奥にはいつものように情報屋待機していました。
■情報員 To:エデン
よぉ………今日は何が欲しいんだ?

■エデン To:情報員
「冒険者ルドリック、通称ルードがどのような依頼を受け何処へ向かったか?」
という、100ガメルの物語ですわ。

ルードの名を聞くと、とたんに情報員は渋い顔になりました。
その表情のまましばらく考えてから、ようやく口を開きました。
■情報員 To:エデン
ルードかぁ………
まぁ、あの人に不利益にならない情報だから良いか………
街道沿いに北に何日か行った小さな村の家畜あらしの依頼を受け行ったよ。
わざわざあの人が受けるまでもないようなちっぽけな依頼だったんだけどな。

言うと、情報員は肩をすくめました。
■エデン To:情報屋
そう、では数日もすれば問題なくお帰りになるようね。
最近、他にルード様について調べにこられた方はいらっしゃいまして?

■情報屋 To:エデン
まぁな、そんじょそこらの化け物にやられるような人じゃないから、多分戻ってくるだろ。みんな一緒のようだし。
少なくともあの人に関して調べに来たのはお前達が最初だな。

■エデン To:情報屋
そう、、今のところはそれだけ解れば結構ですわ。
ではね、ご機嫌よう。

というわけで、再び銀の網亭に戻ったのでした。


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GM オーイシ
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