SWPBM#63

すれ違う想い

Chapter1:依頼を前に

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「銀の網」亭(個室)

銀の網亭の二階は個室で構成されています。本日は結成されたばかりのパーティーが多く集まっています。
ここのパーティーは約一名(エデン)を除いて新入りばかりで結成されているため、なかなか話が切り出せないようです。
そこにおやじが
■おやじ To:ALL
よう、ご苦労だったな。
ずいぶん静かじゃないか?
ちったぁ、これで活気づけなよ。

おやじはグラスに入ったエールを6つ並べると、部屋を出ていこうとしました。
その前に一度振り返ってにやっと笑顔を浮かべました。
■おやじ To:ALL
これはおごりだ。遠慮するな。
じゃ、がんばれよ。

■レヴィック To:ALL
あら…わりと気の利くオヤジさんなのね…。
さすがは銀の網亭ってところかしら?

皆がエールをとるのを見守って、自分のエールを軽く上に上げます。一応乾杯って意味合いのようです。
■ラヴィ To:レヴィック
私たちがお葬式みたいに静まり返ってたから心配させちゃったみたいね(苦笑)

決まり悪そうに苦笑いを浮かべてます
■レヴィック To:ALL
何はともあれ、これから一緒に仕事をする仲間同士。
よろしくってトコロかしら(^-^)

■フレイムフォレスト To:ALL
改めて名乗ろう。フレイムフォレスト、見ての通りの半妖精だ。
この中では精霊戦士として動く事になる。
これから先、よろしく頼む。

レヴィックに合せてエールを掲げる。
■ラヴィ To:ALL
私たちの出会いとこれからの仕事の成功を祈って・・・ってところね。

二人に合わせてエールを掲げます。
■エコー To:ALL
この素晴らしい出会いをラーダ様に感謝いたしますわ(^^)

皆をゆっくりと見回して両手で胸の前にエールを掲げ、にっこりと笑います。 
■ルリィ To:ALL
皆さん、よろしくお願いしますね。
それじゃ・・・・乾杯!!^^)/□☆

■フレイム To:ALL
・・・・・・乾杯

乾杯はするが、しばらく眺めるだけで飲もうとしません。
暫くして、意を決したようにエールを飲み始めました。
■フレイム To:独り言
・・・やはり・・・苦い水だ(TT)

■ルリィ To:ALL
では、改めて自己紹介させていただきますね(^-^)私はルリィ。上位古代語の勉強が高じて、気がついた時には魔法も覚えていたという、甚だ心許ないソーサラーなのですけど(^-^;;
皆さんのお力になれるよう頑張るつもりです。

お得意のにっこり笑顔でご挨拶します。
■ラヴィ To:ALL
私はラヴィ。見ての通り剣術くらいしか取り柄はないけど・・・
精一杯やらせてもらうわ。よろしくね。

立てかけたグレートソードに目をやり、そう言います。
■レヴィック To:ALL
そういえばちゃんと名乗ってもいなかったわね、ごめんなサイね。
あたしはレヴィック。レヴィって呼んでくれても構わないわ。
剣といっても武器はこれ(ダガー)だし、魔術の方もまだお粗末なものね。

そうそう、リーダも決めなくちゃね。あたしはラヴィちゃんかフレイムがいいと思うんだけど?

と、2人を交互に見ます。
視線を受けてやや意外そうな顔をします。続いて困惑気味な顔に変わります。
■フレイム To:レヴィック&ALL
リーダーは・・彼女(ラヴィ)でいいだろう。
俺に人をまとめる器は無い・・。

■ラヴィ To:レヴィック&フレイム
私がリーダーに?
二人とも物好きねぇ・・・

特に気にした風もなくエールを一口。
■エデン To:ALL
エデン・N・フォレスターと申します、、エデンで結構ですわ。
なんだか皆様頼りないご紹介ですけれど、精々私の足を引っ張らない程度には働いて下さいましね。

飲んでたエールを吹き出しそうになってしまう…が何とか耐えたようです。ちょっと咳き込むとエデンの方を向きます。
■レヴィック To:エデン
 …ぇ、ええ(^^; なるべく善処するわ、でも危なくなったらタスケテね♪

 善処するだけでやっぱり頼りなかったりして…。
レヴィックが苦笑を浮かべる横で、こちらは平然とエールを飲んでいます。
■ルリィ To:エデン
ふふ・・流石はベテランという感じですね。
足を引っ張るだなんて無粋な真似はしないよう、心がけますよ(^-^)

ところでリーダーの話ですけど・・・
私は世慣れしてそうなレヴィックさんが良いかな、とも思ったのですが。

またしても、飲んでたエールを吹き出しそうになって…今度も何とか耐えたようです。先ほどにも増して咳き込むと今度はルリィの方を向きます。
■レヴィック To:ルリィ
 げほげほ……。あ、あたし?
 世慣れしてるだなんて…否定はしないけどリーダー肌じゃないし、遠慮しておくわ。
 第一こんなしゃべりで依頼人に怪訝に思われるのもなんでしょ?

■ルリィ To:レヴィック
個性的なリーダーになるかな、と思ったのですけどね(にっこり)
まぁ無理にという訳でもありませんし・・・そうなるとやはりラヴィさんが適任かな?

■ラヴィ To:ルリィ
ちょっと、ルリィまで・・・本気なの?
後悔しても知らないわよ?

そう言いつつもまんざらではない様子です。
■ルリィ To:ラヴィ
後悔なんてするつもりはありませんよ。
だって私、ラヴィさんのこと信頼してますから(^-^)

■ラヴィ To:ルリィ
あらあら、そんなに簡単に人を信じてちゃダメよ。
世の中には悪〜い人もいるんだから。
でも・・・そこまで言われたら引き受けるしかないわね(苦笑)

というわけで、あらためてラヴィはみんなの方に向き直りました。
■ラヴィ To:ALL
それじゃ私が暫定的にリーダーを務めるわね。
みんな、改めてよろしく^^


「銀の網」亭(個室)

自己紹介とパーティーにおける役割を決め終わったところで、エデンが早速懐から丸めた羊皮紙を取り出しました。今回張り出された依頼書の写しのようです。
■エデン To:ALL
ところで皆様、どちらの仕事になさいまして?
私としては楽して儲かるものが宜しいのですけれど。

テーブルの上に依頼書の写しを広げます。
■レヴィック To:エデン&ALL
あら…、もう書きとめてくれてたの?
さすがねー、ありがとう。噂に名高い銀の網亭にはどんな依頼がきてるのかしら…。

興味深そうに依頼書の写しを見分します。
■フレイム To:エデン
流石・・行動が早い。
仕事選びか・・・勝手が掴み辛いが、良い仕事を選びたいな・・・。

フレイムも少しだけ後方から依頼書を覗き込みました。時期が時期だけにかなりの依頼が来ているようです。
その中で一つ、一行の気を引いた依頼がありました。依頼書の上には大きく「失踪人有り」。そう書かれていました。
■レヴィック To:ALL
これ…なんかどうかしら?
そうそう危険な事はないと思うのよね、失踪…ってことは要は家出人捜しでショ?
あたし達まだそういう仕事にはなれてないし女の子も多いし、無難なところから始めるってのはどう?

■エデン To:レヴィック
宜しいのではなくて?
額面もそう少なくありませんし、私はその仕事で構いませんわ。

■ルリィ To:ALL
失踪人・・・ですか。どういう事情なのでしょう・・?

詳しい内容を知ろうと、下の小さな文字にも目を通します。
■レヴィック To:ルリィ&ALL
 うーん。どうも依頼人に聞いてみないとわからないみたいね。

■ラヴィ To:ALL
どれどれ・・・へぇ、人探しにしては報酬が破格じゃない。

少し驚いて依頼書を眺めています。
■フレイム To:ALL
人探し・・・街中での捜索が主なら、少し分が無いが・・
皆がそれを選ぶなら異論は無い。

全員が一通り意見を出してから口を開きます。
■ルリィ To:ALL
えぇ。私も異論ありません。
人探しにしてはちょっと報酬が高額な点が気になりますけど・・・
まぁ何らかの事情があるからこそ、冒険者に依頼をするのでしょうしね(^-^;;

■エコー To:ALL
……どんな事情なのでございましょうね……。

みんなが意見を出し合っている時に一人でボーっとしていたようです。今やっとみんなの会話に反応しはじめました。
■レヴィック To:エコー&ラヴィ&ALL
 ま、その事情とやらはとりあえず下のオヤジさんにでもこの依頼人について聞いてみてもいいんじゃない?何か分かるかもよ。

 ラヴィちゃん、どうする?オヤジさんに聞きに行く?
 だったら一緒に行くわ、ついでにつまむ物も注文したいし。

 と、リーダーのラヴィに振ってみます。
■ラヴィ To:レヴィック
そうね、みんな異論はないみたいだし
この依頼人について聞きに行ってみましょうか。

■ラヴィ To:ALL
みんなは少し待っててもらえる?

レヴィックもラヴィに合せて一緒に行きます。
■エデン To:ラヴィ
行ってらっしゃいまし。

依頼書の写しを持ってオヤジさんのところに行きました。
カウンターで他の冒険者と話し込んでいたおやじはラヴィがやってくるのを見つけると、話を切り上げてラヴィに向き直りました。
■おやじ To:ラヴィ
お?受ける依頼決めたか?
どれにした?

■ラヴィ To:オヤジ
ええ、これなんだけど・・・依頼人について教えてもらえるかしら?

依頼書の写しを広げて見せて尋ねます。
■レヴィック To:オヤジ
 あとついでに何かつまめる物もね。

■おやじ To:ラヴィ、レヴィック
あいよ、つまみ。

で、その人捜しかい?
依頼人は自宅で待ってるってさ。
家は商業区の高級住宅街にあるよ。
依頼書を貼りに来たヤツは若かったから大方代理人が貼りに来たんだろうけどな。


■レヴィック To:ラヴィ&オヤジ
 ですって。ってことはお出かけねぇ…。

ところで、この捜す戦士って…ここはそういう人間の集まる所よね?
オヤジさん、このルードとか言う人のこと知ってる??

■おやじ To:レヴィック
あぁ、知ってる。というか、俺じゃなくてもちょっと冒険者やってりゃ知ってるんじゃないかな。
この宿にいるぞ。
ん〜………(店内を見回す)
今はいないみたいだな。

■レヴィック To:オヤジ&ラヴィ
あ…そうなの……。(ため息)
じゃぁ、とりあえず上に戻りましょうか…(^^;

■ラヴィ To:オヤジ&レヴィック
そう・・・わかったわ、ありがとう^^
あ、上に戻る前におつまみ忘れないでね(笑)

そのままつまめる物を貰った後、個室に戻ります
■ラヴィ To:ALL
はい、これ おつまみね。

依頼人だけど、商業区の高級住宅街に住んでるらしいわ。
それと、ルードっていう戦士はこの宿にもよく顔を出すみたいよ。
・・・・ここで本人を待ってればいいんだから、なんだか拍子抜けするほど簡単な仕事よね?

少し首をかしげています。
■レヴィック To:ラヴィ&ALL
そいういうことなんだけど…どうする?
とりあえず依頼人に聞きに行った方が良いのかしら?でもあの依頼書…多分ルードとか言う本人も見てるわよねぇ…(^^;

■フレイム To:レヴィック
とにかく、一度は依頼人の元へ、向かう必要はあるだろう・・・
だが、依頼人の元へ向っている間に、そのルードがここに戻って来ては?。
誰かが、ここで待っておくのも手ではないか?。

■エコー To:フレイム&ALL
網を張っておくというわけですのね?

右手をグーに握って目をきらきらさせています。
少し勘違いも入っていそうです。
■エデン To:ラヴィ&レヴィック
ルード様は良く此方に顔をお見せになると仰いましたけれど、それは此の宿をご利用していらっしゃると言うことかしら?
それとも、御食事に見えられるだけでして?
そこのところは店主様に伺っていただけたかしら?

■レヴィック To:エデン
あーー。ゴメンナサイ(^^;聞いてこなかったわ…。
どっちにしても依頼人に事情を聞きに行くなら宿にも誰か残った方が良いみたいね。
で、残った人がこの宿でルードさんとかいう人の素性を調べたらどうかしら?なんだか有名人みたいだし、何か分かるかもよ。

■ルリィ To:レヴィック&ALL
えぇ。3人くらいずつに別れて行動するのが良さそうですね。
となるとラヴィさんはリーダーだから、自動的に依頼人の方でしょう?
他は……皆さん希望あります? 私は依頼人に事情を聞いてみたいな、と思うのですけど。

■エデン To:ルリィ&ラヴィ
では、私は残りますわ。

■フレイム To:ALL
俺もここに残ろう。言葉足らずでは、交渉事には向かない。
東方語の方が慣れていると言え、まだ自信は持てない・・。

■エコー To:ALL
ではわたくしもこちらに残らせて頂きますわ(^^)
グループ一つあたりにお一人づつ殿方がいらした方が何かと宜しいのではないでしょうか?
わたくしが残ればレヴィックさまが "依頼主へ聞き込み組" に、なられますでしょう?
……もちろんレヴィックさまがそれで宜しければ、と言う場合の話ではございますけれど(^^)
如何でございましょうか……?

■レヴィック To:エコー&ALL
アタシは構わないわよ。じゃぁアタシとラヴィちゃんとルリィちゃんってことで。
ところで…エコーちゃん、アタシ呼ぶ時に「さま」はいらないわ。名前の呼び捨てが嫌だったらレヴィでいいし(^^;

■エコー To:レヴィック&ALL
ええ。わかりましたわ。ではレヴィと呼ばせて頂きますわ(^^)
わたくしの事もエコー、と お呼びくださいましね(にっこり♪)

つまみを食べつつちょっと休憩…ふと思い出したように…。
■レヴィック To:ALL
ところで、アタシ的に気になってるんだけど、ここにルードさんが来てたとしてなんで依頼書見ていかなかったのかしら?何か理由が有るんだと思うんだけど…。それに他の人がこの破格の依頼料、さらにルードさんがここに居るにもかかわらず依頼を受けてないのは何故?
なんだか裏がありそうでいやだわ(^^;

■ルリィ To:レヴィック
もしかしたら、ルードさんもこの張り紙には気づいていたのかもしれませんね。
けれど依頼人には会いたくないから、逃げたのだったりして……。
それこそどんな理由があるのだか気になりますけど(^-^;;

■フレイム To:ALL
もしそうなら・・・張り紙を見て逃げた可能性が高くなるのでは?
探す理由を知らない内は、あまり詮索は出来ないが・・。

■エコー To:ALL
まあ……。逃げて行ってしまわれたのかもしれないのですね…。
 だとしましたら、こちらには暫く戻って来ないつもりなのかもしれませんわね……。

無意識にエールのグラスを弄びながら窓の外に視線を投げます。
■レヴィック To:ALL
どちらにしてもそうそう簡単じゃないカモってことは覚えておいた方が良いのかもね。
何はともあれ、そろそろ出発した方が良いのかしら。

■ラヴィ To:ALL
そうね、私の方は準備OKよ。
聞き込みが終わったらすぐに戻ってくるけど
待ち合わせはここで良いかしら?

というわけで後の行動を決めてから一行は二組に分かれましたとさ。


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GM 大石
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