遺跡突入 Scenario #56
鏡の中の鏡


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遺跡内部 
 えいや♪と扉を開けると、ゆったりとした下り階段の見える通路があった。少し右に曲がっている階段なのか、ランタンをかざしてみても先に見えるは壁だけである。階段を下りていかないと、通路の先は見えないようになっているようだ。
 きょろきょろと通路を観察してみても、苔生した後のない綺麗な石階段があるのみ。
 入口扉に刻まれていた模様のようなものは、内部には見あたらないように思える。
■ メディア
 ‥‥☆なんだか、とってもわくわくいたしますわ♪

■スレイ To:メディア
 確かにわくわくしますね(^^)
 ……しかし、先ほどマートさんも言っていたように気を付けて下さいね。
 ここはもう古代の遺跡なのです。何があるかわかりませんからね。

 真面目に言いつつ、横目で床の材質を見ていたり。
 ‥‥‥こ、これはなんて珍しい材質なんだっっっ!?!?と、スレイは思ったとか思わなかったとか‥‥‥。
 ついでに行ったセンスオーラにて。特に変わった事など無いように思えた。
■スレイ To:おおる
 ………。
 さぁ、先に進みましょうか。(--;

 なんか、とっとと先に行きたい衝動にかられたスレイ。
 いったい彼にどんな事がっ!?
■ ジャン=バッティスタ To:ALL
 階段で滑って怪我なんぞしないようにな

■ メディア To:ジャン=バッティスタ
 はい、わかりましたわ(^^)



 先頭のバティの明かりに従い、皆静かに階段を下りていく‥‥‥
■ イスカ
 ふう、どうもこう天井が低いのは落ち着かないな。

 森の住人の為か。地下などは苦手らしい。
■スレイ To:イスカ
 確かに圧迫感はありますね…。なんだか少しずつ曲がっていますし。

 ゆったりとしたスロープを降りていく一行。
 階段の段差があまり高くないせいか、けっこう長く歩いたかもしれないのだが、あまり深く潜ったような気はしなかった。
 ゆったりとしたカーブの先、そろそろ降り初めて30分は経とうかという頃‥‥やっと階段も終わり、通路の先に見えるは扉か?
 20〜30mほど直線通路の突き当たりに、その扉らしきものが見える。
■ ジャン=バッティスタ To:ALL
 扉が見える。でもって、直線通路。
 なんかいや〜んな予感がしねぇ?

■ カナル To:バティ
 バードの勘て奴か?
 それにしても、馬鹿に長い通路だな。

 いかにも。な雰囲気がそう感じさせるのか?
 カナルの肩にて。ミネルヴァが静かに羽繕いをしている。
■ ティトル To:バティ
 ??
 だーっって走り抜けたらだめなんですかぁ?

 バティの言ってる意図が分からずか、きょとん、と答えるティトル嬢。
 ダメかどうかは、ねぇ‥‥(^^;
■ ジャン=バッティスタ To:ティト
 じゃ、だーっと扉のところまで走り抜けてみてくれ

 おろろろろ。なんか、Go!サイン出ているのですが、ティトル嬢の運命やいかに?
■ ティトル To:バティ&おおる
 はーい、んじゃぁ…。

 バティさんの許可が出たのだから、と。走る準備をし始めるティトル嬢。
 荷物などをしっかりと固定し、多少全力で走ったって関係ないようにきっちりと準備し始める。
■ メディア
 ‥‥‥☆

 心なしか。メディア嬢はわくわくと見ているようである。
■スレイ To:ティトル、おおる
 頑張って下さいね………って、マヂですかーーっ?!

 いちおう遺跡なんですし、もう少し慎重に行きましょうよ〜(^^;

 流石にGo!となる前にストップがかかったようだ。
■イスカ To:ティトル
 いくらティトルの脚力とはいえ、やはり怪しいところにわざわざ突き進むことはないよ。
 しかし、迂回する道があるわけでもなし。どうする、何か投げてみようか?

■ ジャン=バッティスタ To:イスカ
 投げるのに都合のいいものがあるんだったら、そのほうがいいな。

 そんな隊長の提案に、
■ カナル To:ティトル
 それじゃ、ティトル。こいつ(バティ)でも投げてみろ。

 ちょっと悪のりするカナル。
■ メディア To:カナル
 え‥‥?ジャン=バッティスタ様をですの‥‥?

 意外な展開に、ちょっと付いて行き損ねたか?
■ マート To:メディア
 冗談に決まっているでしょが‥‥(^^;;;;;

■ ティトル To:バティ&おおる
 ええっ!…ってそういうわけにもいかないんで…と。
 これでいいですよね〜それなりに重たいと思うし。

 と、たいまつ4本ばかりを一括りにし、ロープに結んで…スローイン♪
 投げられたたいまつは、通路の2/3ほどまでの所に一旦落ち、そのままずぃるずぃるとティトルの足下まで引きずられてきた。
 その間、通路には何事も起きなかったようだ。
■ ティトル To:おおる
 んしょ。(たいまつ回収) ……なんにも起こらなかったですねぇ〜?とりあえず気を付けてあの辺まで行ってみませんか??

 と、取合えず松明が届いた付近までを指差す。
■スレイ To:ALL
 ん〜、ここまで警戒をしなくてもいいと思いますが……。とりあえず扉の近くまで行ってみましょう。

 ティトルの後からスレイも言う。
 見たところでは、今の所不安な点は無いように思える。
■ カナル To:スレイ
 ここでじっとしていても始まらないしな。
 行ってみるとしようか。

 一行は隊列を保ったまま、通路を――松明が届いたところまで――歩いていった。
■ ジャン=バッティスタ To:ALL
 やれやれ、何事も起こらなかったか。我ながら警戒しすぎたな。

■ カナル To:バティ
 今回の依頼は護衛だしな。
 仕方がないだろう。

 さて、もう少し慎重さを保ってみようか?
 なにやら、気になる物もみえるんでな。



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 GM : shuu
 mail: shuu@ichinoseki.ac.jp