突入準備 Scenario #56
鏡の中の鏡


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遺跡入口 
 カナルの占いやイスカの鳥など。楽しい出来事のあった野営を終え、一行は遺跡の中へと潜るしたくをしている。
■ メディア To:マート
 ねぇ、遺跡の中ってどんな風になっているのかしら?

■ マート To:メディア
 ‥‥文献には書いてないのですか?

■ メディア To:マート
 文献に書かれているのは、主に場所とかについてよ。
 未知の領域に踏み入れる‥‥なんてステキなんでしょう♪

■ マート To:メディア
 今までの道中は、特に危険がありませんでしたが‥‥。遺跡の内部となれば話は別です。
 今まで以上に行動は気を付けてくださいね。
 不用意に壁などには触らぬようご注意くださいませ。

 と、くどくどとマートはメディアに遺跡内部に関する注意を話している。
 しかし、そのうちの何割がメディアの脳に記憶されているのだろうか?
■ ティトル To:マート
 マートさん、よっぽどメディアさんが心配なんですね〜私もよく兄さまにいろいろと言われたりしましたよぉ〜、でも大事なことですもんね♪

■ マート To:ティトル
 心配というか、なんというか、過去の経験から‥‥‥(^^;;;;

■ メディア To:マート
 もぉ〜。マートはいっつも心配しすぎよ〜。私だって、ちゃんとする時はちゃんとするんですから!
 ‥‥‥うん。

 最初は威勢の良い言葉であったが。最後のほ〜は少し勢い落ちた感じ?
■ マート
 だと良いんですけど‥‥。

 それを見こしてか。マートのため息また一つ。
■ マート To:ティトル
 ティトル様のお兄様も、ティトル様が心配だから‥‥と言われていたのですか?
 何にせよ、兄妹仲良いことは、とても良いことですよね。

■ メディア To:ティトル
 兄弟かぁ‥‥‥ん〜‥‥うらやましいですわ。
 ほら、私一人っ子だし‥‥

 少しうらやましそうな顔をするメディア。
■ カナル
(一人っ子ね。
 分かる気もするな……)

 一行は。昨日見つけた遺跡入口まで移動する。
 昨日と同じく、半ば地面に埋もれかけている入口。周囲には倒れた柱などがあり、一見すると見逃してしまいそうな場所にその入口はあった。
 左右対称の模様の風化が、時の流れを感じさせる。

 野営の後始末の時に既に準備していたのか、マートの手にはランタンが握られている。
■ ティトル To:おおる
 んー楽しそうですねぇ、そいえばどーゆー順番で入りましょう?

■ ジャン=バッティスタ To:ALL
 まあ、俺様とティトが前、真ん中にカナルとお荷物を挟んで、後ろにリグとスレイでいいんじゃねーか?

 バティの言葉に、リグは自分の相棒を握りしめ、そっと列の一番最後に付く。
■スレイ To:おおる
 一応、不意打ち対策としてわたしとイスカを前後に散らしておきましょうよ。 こんな感じでどうです?

 そうスレイが提案する隊列とは、1列目がバティとティトル。ついでスレイ。
 3列目にメディアとマート、ついでカナル。そして最後がリグとイスカというものだった。
 他に異論を唱えるものも居なかったので、隊列はこのように決定された。
  前

 ば て
  す
 め ま
  か
 り い

  後
■ カナル To:おおる
 遺跡探索は久しぶりだな。
(この前は、なかなか洒落になって無かったが……)

■スレイ To:おおる
 そうですね。でも前行った遺跡もなかなか味のあるものでしたよね。

 と、のんびりと言いながらも入念に入口周辺を調べる。
 結果、入口周辺にある足跡等は‥‥‥昨日、自分たちがつけたもの以外ないことがわかった。
■ ジャン=バッティスタ To:ALL
 遺跡ん中ってのは、いろいろめんどくせぇんだよな

 ぶつくさ言いながら、おざなり〜に入口をチェック。
 特に罠などはないように思えた。
■ カナル To:おおる
 鏡の迷宮……あの入り口の模様も、それを意識しているのでしょうかね。
 さて、さっそく潜ってみますか。

■スレイ To:おおる
 そう言えば、この入り口は少し危なそうじゃありませんか?
 少し補強しておきませんか?

 と、少し心配げに入り口を見ながら言う。
 確かに「今は」大丈夫そうである入り口ではあるが‥‥‥用心に越したことはないかもしれない。
■ メディア
 あら?入り口‥‥そんなに不安ですの??

 ”建物の構造”というものにまったく無知な意見である(^^;
■ カナル To:メディア
 今日明日で崩れるという風ではありませんが。
 念には念を、と言ったところですね。

■ イスカ To:スレイ
 なるほど、スレイは気がきくね。
 ここしか出入り口がないと厄介だし、少し手を入れておこうか。

 石橋をたたいて渡る、というところか?
■スレイ To:おおる
 トラップ発動で地震でも起きたら大変ですからね〜。
 では、取り掛かるとしましょうか。

 と、適当にあるロープなどを使い、補強を始めるスレイ達。
 スレイでは力足りぬところは、うまくリグがサポートを勤める。
 そんな彼らの作業を見て、ぼそっとバティが
■ ジャン=バッティスタ To:スレイ
 入り口が崩れたら、ノームを呼べばいいのに……

 同じ精霊使いのつぶやきしたり。
 無事補強をすませた冒険者。ぐずぐずしているのも何なので。さっくり遺跡の中へと入っていった‥‥‥

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 GM : shuu
 mail: shuu@ichinoseki.ac.jp