出発の朝 | Scenario #56 |
鏡の中の鏡 |
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マタブリュンネ家 客間 |
マタブリュンネ家での夜は、とても健やかな夜であった。
ふかふかのベット、ここちよい布団、ほどよい堅さの枕など。
しかし、朝はやっぱり来るわけでして‥‥。冒険者、静かな執事の声にて起こされる。
■ マート To:ALL |
起きて下さい。朝ですよ。 既に朝食の支度は整っております。準備が出来しだいお越し下さい。 |
というのは、もちろん男性部屋の事。
女性部屋には、ちゃぁんとメイドさんが起こしに行ったとか。
■スレイ |
(ぼそっ)メイドさんの方がよかった……(TT_TT) |
涙する。スレイ、ここにあり(ぉ。
案内された食堂にて朝食。
どうやら、朝と夕では部屋を変えて食べる家らしい。
そんな事はおかまいなしに、ぐぅぐぅ鳴るお腹に入るは、美味なる食事。
今日から冒険の旅へと行く一行。
保存食な毎日の前に、美味なる食事をしばし堪能。
■ ティトル To:おおる |
頂きます〜。 すごくおいしそうです(^^) |
と、いつもの勢いではぐはぐはぐぐっ♪
■スレイ To:ティトル |
うう〜ん、ティトルは今日も元気ですね〜(^^) |
と、微笑ましく見ている。
■ ディシール To:ALL |
出発の支度は整いまして? もし、何か足りないものがありましたら、今のうちにおっしゃってくださいましね。 旅に出ていかれてからは、何もできませんから‥‥ |
■ ティトル To:ディシール&おおる |
大丈夫です、昨日マートさんと足りないもの買いに行ってきましたし〜(^-^) 後はちゃんと食べて出かけるだけです。 |
■スレイ To:ティトル |
そう言えば昨夜は2人で買い物に行ったんでしたね。 どうでしたか? |
何気ない聞き方であれど。正直な耳はぴくぴくと元気だ。
だが、ティトルのお返事は‥‥何もなかったよ、とあっさりとしたものであった。
■スレイ To:ティトル |
あ、そうですか〜。残念。 ティトルのことだから何か面白い物でも見つけてきてくれるかと思ったんですが(笑) |
と、ちょと残念そうなスレイ氏。
しかし、それでも食事はうまい。
どうやら、スレイの興味も食事の方へと移動していったようだ‥‥
食事も終わり、食休みも終え。
冒険者達の目の前に、旅支度をすませたメディアとマートが現れた。
メディアの方はこざっぱりとしたクロースに身をつつみ、長い髪の毛はさっぱりと紐にてまとめ上げている。
手に持っているのは羊皮紙のノートか?腰にはちゃんと携帯用のペンセットがはいっている。
一方のマートと言えば、こちらは少し手の込んだハードレザーを身につけている。
腰には剣‥‥長さかしてブロードソードか?その後には昨日購入してきたものがまとめられている。
■ イスカ To:メディア |
これは凛々しい旅装束で。マートさんの格好も頼もしいし。 さあ、いざ出発するとしましょうか。 |
と、イスカ隊長の出発の号令♪
■ メディア To:ディシール&ホクマ |
ではお母様、お父様。いってまいりますね(^^) |
■ ディシール To:メディア |
ええ。あまり無茶をして冒険者の方々を困らせるんじゃありませんよ? |
■ ホクマ To:メディア |
無理せず、ダメだと思ったら帰ってくるんだよ。 |
■ メディア To:ディシール&ホクマ |
大丈夫ですわ(^^)。マートもいますもの。 では、いってまいりま〜す(^^) |
足取りも軽やかに馬車へと乗り込む。
一行は、レックスへの街道を進んだ。
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