到着と葛藤 | Scenario #56 |
鏡の中の鏡 |
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マタブリュンネ家 屋敷内 |
馬車は順調に進み、とっぷり日も暮れた頃。
ようやく屋敷の門をくぐる。
■ マート To:ALL |
じき館へと到着いたします。 長旅ご苦労様でした。 |
という挨拶から。たっぷり馬車で30分。
静かな森の中に、その屋敷はあった。
屋敷の外見はこの馬車と同じく。控えめながらもなかなかに素晴らしい屋敷であった。
馬車が停まり、マートが先に降りると。屋敷の扉が開き、中から数名の使用人らしき者達が現れた。
■ 使用人一同 To:ALL |
遠路はるばるご苦労様でした。 とりあえず、おくつろぎの後、食事となります。 |
■ジャン=バッティスタ |
なんだか、食ってばっかだな。 |
10時のお茶に、お昼のお弁当。
その後時間が空いたとはいえ、今度はお茶菓子か?
確かに食ってばかりと言えば、食ってばかりかもしれない。
■ティトル To:おおる |
わぁ…なんだかすっごいですねぇ……。マートさんみたいな人がいっぱいですよぉ〜。 |
制服に身をつつんだ使用人達を見て、正直な感想ぽつり。
■スレイ To:おおる |
あぅ…なんてお約束な迎え方…。う〜ん、勉強になります(^^;) |
話には聞いてはいたが、本当にこの目で見れるとは‥‥
■ マート To:ALL |
ではご案内いたします。 |
馬車から降り案内された応接間らしき部屋。
壁には埋め込み式の戸棚が設置してあり、高級そうな──実際高級なのであろうが──酒が一面に並べられてある。
■ マート To:ALL |
食事の支度が整うまで、今しばらくおくつろぎくださいませ。 |
ぺこり、と一礼し、マートは部屋から出ていった。
■ジャン=バッティスタ To:ティト |
こういう部屋に飾ってある絵とか壺とかは、客に見せるためにあるんだ。客も主人が来るまで、それを鑑賞して時間をつぶすのがマナーなんだぜ。 ちなみに、そのソファーに座って待ってちゃダメさ。失礼にあたるんだとさ。 |
と、ちょっとしたミニ知識を披露。
■ティトル To:おおる |
………(そわそわ)………。 うーん、なんだか落ち着かないですぅ。 |
とかなんとかいいつつ、なにかないかなぁ〜とうろうろ。
その結果、、、壁には、なにやら立派なハルバードがっっ♪
■ティトル |
すごい立派な武器ですねぇ〜(ひょい、と持ってみるそして振ってみる) …とっと。危ない危ない(^^;(その辺のものを壊しても何ナノで戻す) うーん(うろうろ〜) |
■イスカ To:ティトル |
その・・、あまりあちこち触っては・・ |
と、静かな声で声をかけるも、探索に夢中なティトルの耳には届いていない模様‥‥(笑)。
■スレイ To:イスカ |
聞こえてませんね(笑) こうなったティトルは最強ですよね〜。興味がなくなるまで延々と動きつづけていそうですし。 ……うーん、これが人間の神秘ってやつですかね? あ、でもバティなら止めることが出来るかもしれませんね〜(笑) |
ちらっちらっと、バティを見たり。
■ジャン=バッティスタ To:スレイ |
んや、俺様は止めんよ。壊れるものを置いておく方が悪いさ。 |
と、こちらはどこ吹く風か。
一方こちらは、ティトビジョン。
棚には、なんか前カナルさんが飲んでいたのにそっくりなラベルのお酒がっ♪
■ティトル To:カナル |
あっ、カナルさん、カナルさんっ。 これ、カナルさんの飲んでたのと一緒ですねぇ〜(^-^) |
■ カナル To:ティト |
残念だが、こんな高い酒は飲んだことはないぞ。 そもそも、あのおやじがこんな酒を店に置けるわけがないだろう? |
どうやら、ティトルの勘違いだったらしぃ。
‥‥‥はて?どこらへんが違うのだろう??
■ジャン=バッティスタ To:カナル |
じゃ、貰っとけ。3本くらいかっぱらったってバチはあたらんさ。 |
にやっと。しれっと。けしかける。
そんなバティの姿を見て、
■イスカ To:バティ |
(暗い顔で)バティさん・・ |
ちょっと苦楽なるイスカ隊長。
■スレイ To:イスカ |
あぅ……。まぁティトルだから大丈夫ですよ(^^;) |
と、とりあえず。心配性な隊長に対し、根拠のない‥‥‥いや、無責任な発言を一つ(笑)。
ティトの冒険、まだまだ続く。
最後に、もっかい見たテーブルには、ななんと♪お茶セットと共にとっても美味しそうなお菓子さんがぁ〜〜〜☆
■ティトル To:おおる |
はっ! コノお菓子おいしそうですねぇ……あー、でもでももうすぐお食事ってゆってましたよねマートさん…。 |
‥‥‥
あぁ、揺れる乙女心っ☆ここは我慢我慢〜。
その揺れまくりな乙女にそっと囁く悪魔が一人。
■スレイ To:あある、ティトル |
そうですね、美味しそうなお菓子ですよね〜。 この機会を逃したらもう口にすることもできそうにないような……。 そう思いませんか、ティトル?(にやり) |
甘い誘いに、どうする!?乙女。
■ティトル To:おおる |
うっ……そ、そういわれるとそんな気が……うーん、うーん |
■ジャン=バッティスタ To:ティト |
うん、こりゃなかなか美味いぞ。 どーした、食わねーのか、ティト? |
悩んでいるティトの横で、さっくり食べ始めているバティ。
‥‥‥
10時に、たらふくケーキ食べていませんでした?あなた‥‥(笑)。
■イスカ To:バティ |
(悲しそうな顔で)バ、バティさん・・ |
さらに悲しそうな顔のイスカ隊長‥‥‥。
あらららら(^^;
■スレイ To:イスカ、ティト |
だ、大丈夫ですよ。 ティトルもバティも全て消化し尽くしてくれるはずです(^^; オラン中のトリさんを食べ歩こうとする彼等に、お菓子ごときは敵ではありませんっ! さぁ、誘惑と闘う人間の姿を見せてくださいっ!!(おぃ) |
だいぶズレてるとおもうの(ぼそ)。
■ティトル To:スレイ&バティ |
そっ、そうですよねっ! ここにこうして用意してあるってことは、どーぞ☆ってことですよね〜。 …うん、お食事はちゃぁんと食べますしっ、いただきますぅ〜 |
まさに甘い誘惑!
■ティトル To:スレイ&イスカ |
……(もぐもぐ)……んくっ。 お、おいしいですぅ〜〜〜o(>_<)o |
その味は、今まで食べたお菓子とは比べ物にならないぐらい!
さぁ、一緒に食べようではないか諸君!(笑)
■スレイ To:ティトル |
いや〜、おいしいですか〜。良かったですね、ティトル。 でもわたしは夕飯のために余力を残しておきますよ。美味しいご飯が食べられなかったら悲しいですからね。 その代わりお菓子は持ち帰る事にしますよ(にんまり) |
と、もっていた羊皮紙にお菓子を包み、そのまま小袋の中へと入れる。
もちろん、ティトルの目の前で、だ(笑)。
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