村の外 |
突如現れたサンドマンの襲撃を何とか退けることが出来ました。
バーンが魔法の抵抗にし続けたため精神的に疲労し、アフルとヴィクターが精神力を削ってふらふらしている中で、フェイスとライナスは二人仲良く高いびき(笑
■ライナス |
ぐぉ〜ぐぉ〜 |
■フェイス |
ぐぅ〜すかぁ〜ぷぴぃ〜 |
バーンはしばらく周囲を警戒していましたが、動きが無いのを確認すると長剣を鞘に戻しました。
■バーン TO:ライナス |
…折角メルディスさんに魔法をかけてもらったのに、結局ヴィクターとアフルに頼りっぱなしだったな…。まだまだ精進が足りないな…ふう(反省) そうだ、フェイスとライナスを起こさなきゃ。 (ライナスの元へ来るバーン。その高いびきに緊張感が怒りに変わる) ………(--;; おきろ!(げし) |
スリープとスリープクラウドの区別のつかないバーンは強い衝撃で目を覚ますと勘違いし、ライナスの腹部に蹴りを入れます(笑)
■ソフィティア TO:バーン |
あっ、ちょっと。 |
■アフル TO:バーン |
ちょっとちょっと。 サンドマンがかけた眠りの魔法はそれじゃあ起きないよ(^^;; 精神に働きかける魔法じゃないと… |
■バーン TO:アフル |
え。 …そうなの?(^^;; あちゃ〜 |
言いつつ、アフルはライナスにデストラクションをかけます。
しかし、三回かけても全部出目は走らず、ライナスもフェイスも寝たままだったりします(笑)
■ライナス |
んがぁ〜んがぁ〜 |
■フェイス |
ぐぅ〜すかぁ〜ぷぴぃ〜むにゃむにゃ… |
■アフル |
あれ?(^^;; |
■バーン TO:アフル、メルディス、ヴィクトール |
う〜ん、どうも駄目みたいだね。 おーい。ヴィクター、メルディスさん。ちょっと来てくれませんか? |
■メルディス To:バーン |
わかりました。 (スリープか・・・なるほど、これなら) |
■ヴィクトール To:バーン&ALL |
はぁーい、フェイス君とライナスさんを起こすんだよね?任せといて〜。 |
接触してライナスとフェイスにサニティを使用しました。
神官であるだけに癒し系はお手の物。二人ともすぐに目を覚ましました。
ライナスは頭を軽く左右に振りながら起きあがってきました。
■メルディス To:ヴィクトール |
お、さすがですね。 俺の出番はありませんね(笑) |
■ヴィクトール To:メルディス |
さすがだなんて、そんな事ないよー。オレなんてまだまだだもん。 |
ちょっと照れているヴィクター君。
■ライナス To:All |
うぅ……わたしは一体どうしていたんだ……… いて………それにしても………なぜか腹部が痛むなぁ。 |
味方に蹴りを入れられたとは思いもよらないことでしょうに(笑)
■バーン To:ライナス |
ライナス、ご無事ですか? あなたは眠りをもたらす精神の精霊に眠らされたのです。 あまりにも突然お倒れになられたので心配しましたよ。 身体が痛いのもそのせいです。 |
嘘は言わずに本当のことを伝えるバーン。「私が蹴ったので」という主語が抜けてはいるけど…(^^;;;しかし、これだと眠りで倒れたことが原因に思えるます(笑)
■バーン To:フェイス、ALL |
フェイスも大丈夫かい? 動けるなら出来るだけ早くこの場を立ち去ろう。 また狂える精霊があらわれないとも限らない。若干の不安は残るけど、ラース村に向かって身体を休めよう。 |
■フェイス To:バーン、みんな |
…あ、バーンおはよう〜〜 うぅ〜眠い〜(-_- ) |
■メルディス To:ALL |
ですが、これでラース村の連絡が途絶えた理由の説明がつきますね。 この狂った精霊・・・サンドマンでしたか? こんなのがほんの数体でも現れたら普通の村では何の対処もできないと思えます。 現にフェイスですら眠らされましたからね。 スリープで眠らされると普通の手段では起きないようですし。 |
■バーン TO:メルディス |
なるほど〜(感心) |
■メルディス To:アフル |
ところでアフル。 俺は精霊には疎いんですが、狂った精霊というのはそんな頻繁に現れるものでは無いですよね? |
■アフル To:メルディス |
うん、何かの拍子でこっちのほうに迷い込むか、精霊使いに呼び出されるかして、精霊界の方に帰れなくなった精霊が狂ってしまうって聞いたよ。 だから、めったに現れるはずがないんだけど… |
■メルディス To:アフル、ALL |
そうすると、さっきの俺の考えのように精霊が原因だった場合、その大元を絶つ必要がありますね。 ま、なんにせよ村に行ってみなければ詳しいことはわかりませんね。 リーダーの言うとおり村に向かいましょう。 アフルは一応精霊の動きに注意しておいてください、さっきのライナスのように不意に魔法で襲われては大変です。 |
■バーン To:ライナス、アフル、ALL |
そういう事ですから猪突は差し控えてくださいね、ライナス。 (そうライナスに釘を指すと、腕組みをして考えに耽った) …しかしまじめな話、移動の途中と村に着いてからの宿は、精霊の働きが微弱な所がいいな。 アフル、申し訳無いけど先頭を進んで誘導してくれるかい? |
■アフル To:バーン |
うん、いいよ。 |
■バーン To:ALL |
それじゃあ、ラース村へ行こうか。 |
■ヴィクトール To:バーン |
ん?はーい、やっと到着だね! |
と、言うわけで、アフルを先頭に村にゆっくりと近づいていった一行ですが、村から百メートルのところで村に異常があることに気づきました。
動いている人影が全く見あたりません。
遠目で見ても分かるくらい、逆に倒れている人影はちらほら見受けられました。完全とは言わないまでも、若干損壊した部分がある建造物も何軒かあるようでした。
■ライナス To:All |
むぅ………本当に何か起こったのだろうか………。村人は無事………か? |
■アフル To:ライナス |
出た精霊がサンドマンだけなら大丈夫…だと思いますよ。 スリープの魔法で寝ているだけなら起こしてしまえば元に戻りますし。 |
■バーン To:アフル |
魔法を解いて起こすのは、原因を探ってからにしよう。 下手をすると事態の収拾が手間になるからね。 |
■ソフィティア TO:アフル |
アフル、サンドマンって物壊すの?何軒か不自然に壊れてるみたいだけど……。 |
■アフル To:ソフィティア |
ううん、サンドマンは人を眠らせるだけしかできないはずだし… 何か他の原因だと思うよ。 |
■バーン To:アフル、ソフィティア、ALL |
確か、建物の精霊とか土の精霊とかがいるんだよね?そいつらも狂ってしまったんだろうか…。(気を取りなおしたように全員に向かい) まずは村長宅へいってみようか?それとも休めそうな場所を探して体調を整えるほうがいいかい? |
■ソフィティア TO:バーン |
また今さっきみたいに精霊に襲われるかもしれないから、村に入るのは少し休んで精神力を回復させてからにした方が良いんじゃない? |
■バーン To:ソフィティア、ALL |
そうだね。 アフルとヴィクターとメルディスさんはどうです?無理が利くならこのまま行きますし、慎重を期すなら休みましょう。 ここは3人にまかせますよ。 |
■メルディス TO:バーン |
俺はまだ大丈夫ですよ。 たださっきのようにファイアウェポンをかけるのは厳しいですね。 武器に魔法の効果を足すならエンチャントもありますので、それでよければ・・ですね。 一度村の様子を見てからでもいいと思いますよ。 |
■ヴィクトール To:バーン&ALL |
オレも、もうちょっとなら頑張れるよ。 でも何が起こるか分からないんだよね? |
■ソフィティア TO:ヴィクトール&アフル&メルディス |
もう一回いまのと同じぐらいの戦いをする元気あるかしら? もし、ムリそうならやっぱり休んだ方が良いと思うわ。 |
■ヴィクトール To:ソフィティア&ALL |
もう一回くらいなら何とか出来ると思うけど、それが限界かなあ? |
■バーン To:アフル、ALL |
アフルはどう? 狂える精霊が出る範囲が特定できない以上、休む事にもある程度の危険は伴うと思うけど… 相手が精霊である事を考えると、アフルたちのサポートなしには戦えないから休んでは欲しい。でも早く解決しないと危険が増す気もするんだ。 原因の究明に最も合理的な手法を選択したいから、ここは休むべきなのかな… |
■アフル To:バーン |
うーん…、俺はしばらく休んでからの方がいいと思うな。 今の戦いで結構魔法使っちゃったから、後少ししか魔法が使えないんだ(^^;; 確かに、早期解決を目指すのは大事だと思うけど、また狂った精霊が出てくる可能性もあるしね。 |
■バーン To:ALL、アフル |
よし。休むことにしよう。 アフル、村の中で精霊のはたらきが微弱なところか、郊外まで引き返して比較的安全な場所まで連れて行ってくれないか? その途中で村人を誰か一人助け起こして状況を確認することにしよう。なにも聞けなくてもライエル卿への報告に一走りしてもらうことにすれば無駄にはならないだろう。 |
■メルディス TO:ALL |
しかし、厄介ですね。 普通の武器では効かないというのは(苦笑) なんとか、聖霊達との戦闘は回避して元凶だけを叩きたいですが・・。 そう上手くはいかないでしょうね(苦笑) |
というわけで、進む退くで延々と相談が続きましたとさ。
村の中 |
話し合いの結果、一行はそのまま村に入ることにしました。
村の中は先ほど遠くからも見えたとおり、人通りは全くありません。村で見かける人は、家の壁にもたれかかるように倒れていたり道の真ん中でうつぶせに倒れていたりして、皆眠ってました。
そうした中でライナスは倒れている女性を見るたびに一人一人の顔をわざわざ確認にいってました。
今のところ特に興味を引く人は見つかっていないようですが。
■ソフィティア |
人だけじゃなくて動物まで寝てるのかしら?鳥の囀りも遠くからしか聞えないじゃない。 |
■ヴィクトール To:ALL |
やっぱり、みんな眠ってるだけ・・・みたいだね。 ん、あれ?ライナスさん、何してるのかなぁ? |
■バーン To:ヴィクトール、ライナス |
ああ?あれ、本当だ。 (ライナスのもとへ近寄り) ライナス、誰かを探しているんですか? 誰でも良いんですから早く連れて行かないと。いつ、精霊が襲ってくるかわからないんですよ? |
急に声をかけられたライナスはあわてたようにあたふたと両手を振りながら言いつくろうような感じで答えました。
■ライナス To:バーン |
え、あ、いや、その………なんでもないんだ。うむ。 さ、さぁ、適当に誰か起こそうか、誰にするのだ? |
■フェイス To:ライナス |
………??? |
■バーン To:ライナス |
(事情を察し苦笑しつつも、あくまで毅然と) 我々が原因の調査に当たる間、助けた村人に頼んでお父上に事の顛末を説明していただこうと思います。 出来れば体力もあり、明敏な方が望ましいのですが…。 この際、えり好みをしていても埒があかないので、10代後半から30代くらいの健康そうな方を連れて行くとしましょう。 |
と、言うわけで、道に倒れている人を何人か見て回りました。
すぐに20代半ばくらいの青年が見つかりましたが、やっぱりサンドマンに眠らされていました。
蹴っても殴っても一向に反応はありません。
■ヴィクトール To:バーン&ALL |
あ、その人を起こすの?だったらオレに任せて。 起きないからってそんなに乱暴にしちゃダメだよ〜。 |
青年にサクサクッとサニティをかけます。
それと同時にすぐに目を覚ましたようです。
■青年 |
む、ん〜………あ〜あぁ、何かかなり寝たような気がするだ。 (辺りを見回して) って、なんでおら外で寝てたんだろか? (で、ようやく一行に気づく) ん〜?あんたら何もんだ? |
■バーン To:青年 |
(口調をガラリと変えて) 大丈夫かい、お兄さん。 あんたは精霊の「まじない」でずっと眠らされていたんだよ。 ああ、申し遅れたな。俺達は御領主のライエル様に雇われた冒険者だ。 俺の名前はバーン。そして俺の仲間のアフル、ヴィクトール、ソフィティア、フェイス、メルディス(五十音順)だ。お兄さんの名前は? |
バーンの説明を聞いて青年はしばし頭をひねっていましたが、何とか思い出すことが出来たようです。
■アイク To:バーン |
………ああ、そうだべ。 何か、男か女かもわからん子供(がき)が現れて変な踊りを踊っていたんだべ。んだら、おら含めてみんな眠りこけちまったんだ。 オラの名か?アイクっちゅうだよ。 ところであんたら、助けに来てくれたんだか? |
■バーン To:アイク |
ああ、そうだ。でも全員を眠りから覚ます前にやることがある。 なんでこうなったか、どうすれば大丈夫になるか、今後二度と起こらないようにできるのか、っていうことを調べてみようと思うんだ。 アイクさん、お願いがあるんだが頼めるかな? 今の村の状況を御領主様に伝えて欲しいんだ。あとで、手紙を書くから”バーン”から預かったって言えば取り次いでもらえるはずだ。 村人皆を助ける為に、やってくれるかい? |
■アイク To:バーン |
あ?領主様に届けるんでいいんだすか。それくらいなら何とかして見るだよ。 しかし、領主様が介入なさるとはえれぇ珍しいこともあったもんだなぁ……… |
■フェイス To:アイク |
そんなに領主さんがこの村のことに関わるのって珍しいの? |
■アイク To:フェイス |
あぁ、領主さんは滅多にやってこないだよ。 何か事件が起きてもよっぽどのことが起きない限り自分たちで解決するように言われてるだ。 税金もあまりとられなさらんし。領主さんの息子さんがちょっと前にやってきてけんど、その程度だべ。 |
■バーン To:アイク |
(ちらりとライナスの顔を盗み見て) ふう〜ん。御領主の息子さんはなんでラース村に来たか知ってるかい? |
バーンは、ライナスの反応を待ちつつそう尋ねます(笑)
それに対してライナスはぎくっとした表情で後に下がりました。
■アイク To:バーン |
視察に来たとか言っておられただよ。 特に何するでもなく、案内と一緒に森をぶらついておられたようだけんどな。 |
■バーン To:アイク |
視察ねえ〜。 (あからさまな視線をライナスに向けるバーン) 本当に視察なのかな?…ありがと、アイクさん。 |
■アイク To:バーン |
いやいや、別にお礼を言われることでもないだよ。 |
バーンの視線の先には後ろを向いてうつむいて、顔をひた隠しにライナスの姿がありましたとさ(笑)
■アフル To:バーン |
(苦笑しつつ) はいはい、バーン、そのくらいにしておいたら? |
■バーン To:アフル |
…そうだね。フフ、そうしておくか。 |
意地の悪い微笑みを残しつつ、ライナスから視線を外すバーン
■フェイス To:アイク |
あ、そうそ。あと、さっきの男だか女だかわかんないガキって具体的にどんなヤツだったの? 例えば背の高さとか…。 |
フェイスは先ほどのサンドマンと同じヤツかどうか確かめようとしているようです。
して、アイクの説明によると多分、そのサンドマンで間違いないようでした。
■バーン To:ALL、アイク |
なるほどね。 さてと、ここで長居してると、また眠らせに来るとも限らない。一旦郊外へ出て身体を休めよう。 アイクさんも付いて来て下さい。 |
■アイク To:バーン |
あぁ、わかっただよ。 んじゃ、いくべいくべ。 |
というわけで、一行はアイクを連れて村を出ようとしました………。
が、その前にアフルのセンスオーラが村の出入り口付近に、一行が近づくに連れて集中しだしているような感覚を覚えました。
■アフル To:ALL |
…あ、ちょっと待って。 |
■バーン To:アフル |
ん?どうかしたアフル。 |
■アフル To:バーン |
うん、向こうの、村の入り口の方でどんどん精霊の気配が強くなってる… |
■バーン To:アフル |
(緊張の面持ちになり、右手が長剣の鞘を掴む) …まさか |
■メルディス To:アフル |
精霊・・・ですか? それはちょっとまずいですね。 どうです?この距離からその精霊が先ほどの奴の用に狂った奴かどうか判断できますか? |
■アフル To:メルディス |
うん…、多分狂っている思う。 聞こえてくる声がまともじゃないから… |
■ソフィティア To:ALL |
また戦闘になるわね。一体何が原因なのかしら? |
■バーン To:ソフィティア、アフル |
原因は村の中にあるんだろうけど… アフル、精霊の数はざっとどれくらいなのかな? さっきぐらいの数なら突破できると思うから、無理をしてもやる価値はあるだろうけど… (数が多いなら難しそうだな…。と口の中でつぶやくバーン) それと、その精霊たちはさっきと同じ種類なのかい? |
■アフル To:バーン |
サンドマンだけじゃないみたいだけど… 5…いや、6、7体ぐらいかな…? |
■ソフィティア To:アフル&バーン |
さっきよりだいぶん多いのね。 戦わないで村から出れるなら別の方向から外に出ちゃいましょうよ。 村の人はみんな眠らされてるみたいだし、ここにいたら危ないわ。 |
■バーン To:ソフィティア、ALL |
…そうだね。 強行突破は止めたほうが良いだろう。迂回して脱出できるルートを探したほうが良さそうだな。 |
■アフル To:バーン |
そだね、森の方から村の外に出た方が安全かも。 |
■バーン To:アフル、フェイス |
森か… よし、そうと決まれば話しは早い。アフル、フェイス、森での先導は二人に任せるよ。 |
■フェイス To:バーン |
はいは〜い(^0^)/ |
■アフル To:バーン |
うん、あんまり自信ないけど(^^;; |
■ソフィティア To:バーン |
わたしは最後尾でしんがりでいいかしら? |
■バーン To:ソフィティア |
ああ、頼むよソフィー。 |
■ソフィティア To:バーン |
まかしといて。 |
というわけで、一行は目の前の危険を一旦避け、森を大きく迂回して村を出ることにしました。