賢者の学院 |
地図を探しに学院までやってきたヴィクター、受付を介して図書館にやってきました。
図書館に入って辺りを見回していると、書物を整理していた司書係が声をかけてきました。
■ユージア To:ヴィクター |
あら、いらっしゃい。何か捜し物かしら? |
■ヴィクトール To:ユージア |
こんちわ〜。 えっとね、ゴート男爵ってヒトに頼まれて今度ラース村って所に冒険しに行くんだけど、そこまでの地図とか調べに来たんだ。 |
なんとなく誇らしげに。
■ユージア To:ヴィクター |
ラース村への地図? ラース村なら街道を北上して途中ちょっと北にそれる小道をいけば、つくし迷うこともないと思うけど……… 地図必要なら持ってくるわよ? |
■ヴィクトール To:ユージア |
え、そうなの?ほとんど一本道なんだ。 あ、いいよ!場所だけ教えてくれれば自分で探してくるからさ。 |
せっかく出向いたのだから自分で探したいらしい。
■ユージア To:ヴィクター |
そう? ここから数えて8つ目くらいに地図が置かれている棚があるわよ。 オラン周辺の地図を探せば見つかると思うわ。 |
■ヴィクトール To:ユージア |
あ、そうだ。それじゃあさ、ラース村のこととか近くの遺跡のこととか詳しく書いてありそうな本とかはあるかな? ついでだからそういうのも調べてみたいんだけど。 |
■ユージア To:ヴィクター |
あそこら変に遺跡はなかったと思うけど……… でも、遺跡に関する本なら古代王国から今に至るまでの歴史書を探せば何か見つかるかもね。 |
■ヴィクトール To:ユージア |
ふぅん、よく事件が起こるって話だから何か原因があるんだろうと思うんだけど・・・。 それじゃとにかく調べてくるね。 |
たったったーっと調べに行こうとしたところで思い出したように振り返って。
■ヴィクトール To:ユージア |
忘れるとこだった。 あのね、バーン兄ちゃんがね、冒険終わったら遊びに来るからよろしくって言ってたよ! |
■ユージア To:ヴィクター |
え、あ………伝言どうもありがとう。 調べもの頑張ってね(^^ |
■ヴィクトール To:ユージア |
うん、頑張るよー。 |
と笑顔で答えて調べものに挑むヴィクター。
それからしばらくした頃、ちょっと沈んだ表情で戻ってくる。
■ヴィクトール To:ユージア |
地図は教えてもらった場所ですぐに見つかったけど、ラース村のこととかの本はやっぱりみつからなかった〜。 もっとよく探せば見つかるのかなぁ? |
ふぅ〜とため息ひとつのヴィクターとリッキーでありました。
■ユージア To:ヴィクター |
う〜ん………あの村はそんなに歴史が古いわけでも交通の要所とかでもないから……… 詳しいことがかかれている本はあまりないんじゃないかしら………。 領主とか村に済んでいる人の記録とかの方が詳しく載っていると思うわよ。 |
■ヴィクトール To:ユージア |
うん、そーだね。あとは向こうに行ってから調べてみるよ。 じゃあ、みんな待ってるだろうから今日はもう帰るよ。地図の場所、教えてくれてありがとね〜。 |
地図を書き写した羊皮紙片手に元気に手を振って帰っていく、ヴィクター&リッキーでありました。
銀の網亭 |
それぞれが用事を済ませたところで、一行は再び銀の網亭にて合流しました。
情報収集組は早速得た情報を仲間に教えているようです。
■バーン TO:ALL |
ふ〜んなるほどね。 フェイス、メルディスさん、それにヴィクター、ありがとう、ご苦労様。 …やっぱり現地に行って足で情報を稼ぐのが手っ取り早いかな。 皆は、どう思う? |
■ヴィクトール To:ALL |
うん、オレもバーン兄ちゃんに賛成。 きっと向こうに行ってみればもっと何か分かるはずだよ。 早く行かないとゴートさんが怒っちゃうかも知れないしね。 |
それはともかくバーンに名前を呼んでもらえなかったのでガガーン!とショックを受けているリッキー。
一緒に冒険なんかしてても、所詮ケモノはケモノ扱いなんだね・・・とメルディスの肩の上でスチアを相手に涙ながらに悔しさを訴えてみる(笑)
■メルディス To:ALL |
う、うわ。 重いですよ,リッキー(笑) と・・とにかくですね。 俺も出発には賛成です。 これ以上とどまるメリットは少ないでしょう。 |
■バーン TO:メルディス、ALL |
そうですね。 …まだ陽も高い。差し支えなければ、保存食を買い込んで早速出発しよう。 そうと決まれば、おやじさんを呼んでこなきゃ。 |
と、バーンが動こうとしたところおやじが給仕で顔を出します
■バーン TO:おやじ |
お!グッドタイミングですね♪ |
■メルディス To:おやじ |
あ、おやじさん。 今回はさすがに危険そうなんでトーイは置いていこうと思うんですよ。 それで、俺がいない間トーイの面倒をお願いできないでしょうか? |
メルディスの頼みにおやじはからかいまじりで返してきます。
■おやじ To:メルディス |
自分の命よりロバの方が可愛いのか?(笑 って、冗談だよ。まぁ、しばらく暇になりそうだからかまわんよ。 頑張ってこいや。 |
■メルディス To:おやじ |
可愛いというか・・大事ですよ。 それじゃあよろしくお願いしますね。 |
■フェイス To:メルディス |
ガ、ガーン!!Σ(゜Д゜;;;) そ、それじゃ、メルドーイが助けに来てくれなくなっちゃうよぉ〜。 で、でも、トーイを危険にさらすわけには…う〜んう〜ん…。 |
■メルディス To:フェイス |
だからトーイがいてもそんなのは助けにこないですって(笑) |
■バーン TO:おやじ、ALL |
め、めるど〜い???? さっきも言ってたけど、わけわからん… …あ、そうそう。おやじさん、保存食の用意もお願いしますね。 (全員に向き直り) 手持ち分もあるだろうから、各自で数量を申請してもらえるかな? |
■ヴィクトール To:バーン&おやじ |
んっとね、手持ちの保存食は・・・四つ〜。 |
■フェイス To:バーン&おやじ |
えっとね、ガビガビでカスカスの保存食が24個〜♪ ………新しいのくださいなぁ〜(T_T) |
■おやじ To:フェイス、ヴィクター、バーン |
ん〜………保存食って普通は干してあるから、がびがびでもおかしくないと思うけどなぁ……… まぁ、いいや。で、いくつ? |
■バーン To:おやじ |
俺は2食分あるから、同じ物(7ガメル相当)を22食お願いします。 皆も最低18食は買い求めた方がいいと思うよ。 万が一の事も考えて24食位は押さえておきたいところだけど… |
■アフル To:おやじ |
んーと、俺も2つあるから… 22食分お願い。 |
■ソフィティア TO:おやじ |
わたしはこの前の帰省で全部使い切っちゃったから24食分お願い。 |
■メルディス To:おやじ |
俺も24食分お願いします。 |
■ヴィクトール To:おやじ |
残ってるのが四つだから、オレは20食分ね〜。 |
■おやじ |
まぁ、いいけど……… ラース村に行くんだろ?あそこなら街道を使うから、保存食なんか買わなくても村が点在しているから、その場その場に寄ることが出来るぞ?いいのか、それでも? |
■バーン To:おやじ |
そっか…確かにそうだよな… …いや、やっぱり念の為って事で用意してください。乾し肉ならそうそう悪くならないでしょうから、保険のつもりで買っておきます。 |
■おやじ To:バーン |
わかった、用意するから待ってな。 量が多いから時間がかかるからな。 |
■バーン To:おやじ |
お手数かけます(^^) |
一行が話をまとめ、いざラース村に向かわんと銀の網亭をでたときです。
一人の青年が一行に声をかけてきました。どこかで見かけたような、しかしそれをさらに若くしたような顔立ち。どこかで見かけたような、しかしそれをさらに煌びやかにしたような服。そして、どこかで見かけた紋章。
そして、態度はどこかでお目にかかったものに輪をかけて尊大だったりします(笑)
■派手な出で立ちの青年 |
君らか?父上の依頼を受けた冒険者は? |
■バーン TO:派手な出で立ちの青年 |
(服装や紋章から判断してハハ〜ン、と納得するも、それをおくびにも出さず) 父上? はて、どこのどなたを指し示しているのでしょうか? もし我々の依頼人の事を仰っているのだとしても、依頼人と依頼内容に対する守秘義務がございますので、名乗りを上げられぬ方にご説明は出来かねます。 |
バーンの言うことはもっともなのでしょうが、初対面の相手に対して尊大な態度をとってくるような青年に、そのような常識は通用しないようです(笑)
独り言のようなそうでないような嫌みをずけずけ言ってきました(笑)
■ライナス |
ふぅゝ(´ー`)ヽ わたしの胸に付いているこの紋章が目に入らなかったのか、それとも父上の紋章が目に入らなかったのか。 いずれにしても、そこまで洞察力が回らなかったとしたら、それを期待したわたしが愚かだったと言うことにしておこう。 |
その独り言のような言葉にカチン、ときたバーンは表面上は慇懃に、ただし嫌味のスパイスをたっぷり効かせて対応しました。
■バーン TO:ライナス |
申し訳ございません。下賎の出自ゆえご無礼をお許し下さい。 貴方様の仰られる紋章をお見受けしますにライエル・ゴート卿の家紋であろうことは推察いたしました。 ですが、尊貴な男爵家にゆかりのある方が、軽々しくも男爵の失政に繋がる領地の問題を、この王都で公にする愚を犯すはずは無いと考え、懐疑的な対応を致しました。 重ねてお詫び致します。 |
■ライナス To:バーン |
今頃分かったのか。まぁ、いいだろう。頭の回らない奴というのはどこにでもいるわけだし。 そもそもわたしは父上の依頼とは別にここにやってきたんだからな。 とりあえず、名乗っておこう。わたしはライエル・ゴートの息子、ライナス・ゴートだ。 |
嫌み合戦はバーンの方に軍配が上がりました。
が、なんにしても相性の悪そうな二人のようです(笑)
■バーン TO:ライナス |
(心の声:「頭の回らない奴」はお前の方じゃ!お前が騒ぐ事で、カイアルタード王に「ゴート男爵は領地の統治能力が無い」という失政を暴露してしまい、引いては自分の不利益になるって注意してるのが分からんのか?) …恐縮で御座います。明敏な貴方様のご賢察の通り、我々がご父君より依頼を受けました冒険者で、わたくしが一行の代表のバーンと申します。こちらは仲間のメルディス、フェイス、ヴィクトール、アフル、ソフィティアといいます。お見知り置きください。 それでお話を戻しますが、ご父君の依頼とは別にきた、と仰いましたが、我々に何かご用でしょうか? |
腹芸も限界に近づきつつあるようで、こめかみに筋が立ってきたバーン(笑)
■フェイス To:バーン |
バ、バ、バーン〜おさえておさえて〜(^_^;;;) |
■ライナス To:バーン |
当たり前だ、そうでなければわざわざこんなところまで来るものか。 ラース村にはいつ行くのか? |
■バーン TO:ライナス |
(心の声:駄目だ。根本的に肌が合わない。思考方法が直接的で短絡的だ(--;;) ……これから向かう所で御座います。(嘆息) 大変失礼ですが、先程のわたくしの質問にお答えいただいておりませんが? 我々に何かご用でしょうか? |
最後の部分はちょっと力を入れてみるバーン。う〜ん若いねえ(笑)
■メルディス To:ライナス |
えーっと、推察するにライナス殿はわれわれと同行なさるようですが・・。 ラース村まで来られるのでしょうか? 失礼ですが、危険が予測されますのでそれは止められた方がよろしいかと思います。 |
■ライナス To:メルディス |
………少しは頭の回るものがいるようだな。 まぁとにかく、そう言うことだ。危険は覚悟の上だが、わたしは剣を扱える。いかなる危険が来ようと、問題はない。 |
とはいうものの、バーンがひいき目にみてもライナスの身のこなしや手に付いた剣ダコから判断するに、せいぜいゴブリンと互角程度の実力しかないといったところでした。
■ヴィクトール To:ライナス |
へぇ〜、強いんだ。 それじゃあ何か起こったときも安心だね。 |
とりあえず真に受けているヴィクター君。
■バーン To:ライナス |
ヴィクター。 (ヴィクトールを柔らかくたしなめ、ライナスに向き直り) メルディスさんが言った通り、依頼主のご子息である貴方様を、危険が予測される状況でお連れすることはできません。 …非常に言いにくい事ですが、お見受けしたところ些か鍛錬が不足しているようですね。 冒険と言うのはいついかなる場合においても、予測不能な危険と隣り合わせの行為の連続です。失礼ですが、あなたのご技量では尊い生命をゴブリンの肥溜めに捨てるようなものです。せめて王都の正騎士(ファイター技能レベル3)ほど自己を磨いてから出直していただけますか? どうかご自重頂き、ご父君の元で吉報をお待ち下さい。 |
■フェイス To:バーン |
(ひゃあああぁぁ〜バーンったら過激ぃぃ…面白いけど☆(^_^;;;;;;)) |
■ライナス To:バーン |
全く………人の実力すら見抜けぬくせに、腕の立つ冒険者として名乗りを上げるとは片腹痛いな………(ぼそぼそ 待っているくらいなら、最初からこんなところに来たりするわけなかろう。それに危険は承知であると先ほど言っておいたはずだが。 |
ライナス、自爆中(笑)
■バーン To:ライナス |
(血管の切れる音)ぷち。 …そこまで仰るのでしたら、こうしましょう。 わたくしと手合わせしていただき、先に致命傷(生命力の半分を削る打撃)を1本取ったほうが、希望をかなえるという事でいかがでしょうか? わたくしが1本を取られるようなら、貴方様を今回の冒険の盟主に戴き、こちらからご同行をお願い致します。 しかしながら万が一貴方様が負けるようであれば、先程言った様にご父君の元へお帰りください。また、屁理屈を付けて、あなたが単独でラース村に行くのもお止め下さい。実力の劣る者の子守りをすると、我々の生還率も激減しますので。 それと、この仕合を了承していただけるのであれば、経緯はご父君に逐一ご報告しますから、あなたが仕合の最中、もしくは冒険の最中に、不予の事故でお亡くなりあそばしても、我々は一切関知しませんのでよろしくお願い致します。 …どうします?仕合ますか? |
■ライナス To:バーン |
ほほぅ………言うではないか。 面白い。目にもの見せてくれよう。 |
言われてライナスは腰に下げていた剣の柄に手をかけようとしましたが、もう一度バーンを見た瞬間、その気迫に押されたようです。
その直前でとどまりました。
何かを言おうとしたようですが、思いつかなかったか言い出せなかったかバーンににらまれたまま、しばし硬直していました。
数秒の硬直の後、言葉が見つかったか再び口を開きました。
■ライナス To:バーン |
前言撤回だ。忘れてくれ………。むぅ〜………では、どうにかして同行させてもらえないか? |
■バーン To:ライナス |
(殺気を収めつつ) こちらも行き過ぎました。ご容赦下さい。 (ニッコリと笑うと) まず、貴方様が何ゆえ同行を望むのか、なにが目的なのかをお教え願えますか? ご返答次第ではお力にもなれるかと存じますが。 |
■メルディス To:ライナス |
(やれやれ、雨降って地固まってくれればいいが・・) ところで、ライナス殿が同行すると言うのはゴート卿の指示でしょうか? それともライナス殿の個人的な意思なのでしょうか? |
■ライナス To:メルディス、バーン |
個人的なものだ。父上には関係ない。 理由は………だな………うむ……… |
ライナスは再び言葉を探し始めたようです………が、どうやら上手い言い回しが見つからなかったようです。
若干顔を赤らめつつしどろもどろになりながら、はぐらかそうとしました。
■ライナス |
………まぁ、そのなんだ。うむ、個人的なものだから、気にしないでくれ。はははは………。 |
■バーン To:ライナス |
(苦笑しながら) 誰かの為に、武勲や名声があれば良いのでしたら、冒険の成果を貴方様にご報告し、後で口裏を合わせても構いませんよ。 『冒険者の一行に同行したライナス様が原因解決の為尽力下さった』 とでも噂を流布する事も可能だと思います。 あなたの個人的目的がパーティーの不利益に繋がるようであれば、やはりお連れするのは難しいと考えます。 目的は…やはりお教え願えないのでしょうか? |
■ライナス To:バーン |
あ、いや………武勲も名声も今は必要とはしていないのだが……… う〜………わかった、わぁかった。口の堅い誰か一人にだけ話す。 あまり大声で言いたくないのだ。 |
と、ヤケ気味に話しているライナスの顔は赤らんでいたり………(笑)
■バーン To:ライナス |
は〜。そういう事でしたら… (ポリポリと顔を掻きながら) やっぱり、アフルかソフィティアでしょうね。 |
アフルとソフィティアを呼び寄せるバーン(PL注:やっぱり、やっぱりなんだろうなあ(笑)
■バーン To:アフル、ソフィティア |
まあ、その、なんだ。 どうやら、例の「ああいった話」みたいなんで、どちらかが聞いてあげてくれるかな? |
■アフル To:バーン |
「そういう話」みたいだね。 で、どうして俺達に回ってくるのかなぁ(^^;; バーンも好きな人ぐらいいるでしょ?(笑) |
■ソフィティア TO:バーン |
え、そういう話しなの?(^^; |
■バーン To:アフル、ソフィティア |
(アフルの最後の一言に動揺するバーン) いや、まあ、ははは(^^; ん、コホン。…でもこの手の問題に関しては、想いを成就しようとしている人間と、成就した人間に雲泥の差があると思うんだけど…駄目かな? |
■フェイス To:バーン |
あははっ、アフルやソフィーと違ってと違ってバーンはまだまだこれからだもんね(^∇^) がんばろーねぇ〜〜〜、ユージアさんの方も(笑)。 |
■バーン To:フェイス |
こ、こらあ!! そんな事を言うのは、この口か! |
メルディスの十八番を真似し、フェイスの口をひっぱるバーン(笑)
■フェイス To:バーン |
ひゃひゃひゃっ、どーよーしてるー♪(^____^) |
■アフル To:バーン |
あ、やっぱりいたんだ(笑) ま、いいや、じゃ、俺が聞いてみるよ。 そのかわり、後で「ユージアさん」の詳しい話を聞かせてよ(笑) |
■バーン To:アフル |
(フェイスの口から手を離しながら、こっそりと) ソフィーに内密にしてくれるなら、相談がてらに教えるよ。ちょっと女性には言えない話もあるし…(苦笑) |
■フェイス To:バーン、アフル |
そうそう、いきなり押し倒しちゃったりとかねぇ…うふふ(^^) |
■バーン To:フェイス、アフル |
ぶうっ!! だ、だまってろ、フェイスっ! (真っ赤になりながら) アフル、その件は後程…(ゴニョゴニョ) |
バーンはライナスの元へアフルを連れて行き、自身は再び遠ざかった
■アフル To:ライナス |
それでは、理由を聞かせてもらえますか? |
ライナスは消え入りそうな声でとぎれとぎれに言葉を繰り出してきました。
■ライナス To:アフル |
う、うむ………だからだな………そのだな……… 以前、その村に視察に行ったときにだな………美しい娘がいてだな……… なんというか………惚れたというかだな………まぁ、そういうわけなのだ。 ラース村が危ないやもしれないと言うわけでだな………様子を見たいというか………そんな感じだ……… |
■アフル To:ライナス |
(しばし考えて) では、その娘さんの様子を我々が見てきて報告するというのではいけませんか? |
■ヴィクトール To:ALL |
内緒話なんかしてないでさぁ、早く行こうよー。 ぐずぐずしてると日が沈んじゃうよ〜。 |
待ちくたびれらしい。
■バーン To:ヴィクトール |
まあまあ(笑) あ〜、ヴィクターもそろそろ大人だし、ああいった話を教えてもいいかな? アフルとの内緒話にも混ぜてあげるよ。 だから、もう少し我慢しててね(^^;; |
■ヴィクトール To:バーン |
むぅ〜、オレそろそろじゃなくってずっと前から大人だよ! |
ぶぅ〜と頬を含ませてむくれながら話が終わるのを待つ。
■バーン To:ヴィクトール |
フフ、ごめんごめん。 |
ヴィクトールの仕草に微笑みながら、同じように待つバーン
■フェイス To:バーン、ヴィクター |
ちなみに、僕もオ・ト・ナだからねぇ〜ん(‘ω≦)-☆(しなしな) |
■バーン To:フェイス |
むむむ………(--;;; …フェイスに話すとオラン全土にばらされそうな気がするから駄目(笑) |
■フェイス To:バーン |
ちぇっ、けちーーー。 |
しなだれかかるフェイスをいなし、視線をライナスに向けるバーン
■ライナス To:アフル |
むぅ………平たい話が私が助けたいのだが……… ………では、わたしを同行させてもらえる条件はなにかないかな? ある程度なら飲んでもかまわんぞ。 |
交渉部分になるととたん態度がでかくなったり(笑
■アフル To:ライナス |
そういう事ですか… それなら、まず、同行している間はリーダーであるバーンの指示に従ってもらえますか? それと、もしも戦いになっても無闇に前に出ないでください。 最後に、もし上手く助けられたらライナスさんのおごりで宴会をする事(笑)これでどうでしょう? 一応、みんなにも聞いてみないといけませんが… |
■ライナス To:アフル |
むぅ………そう言うことなら、まぁよかろう。 宴会くらいなら、たやすいことだ。 良かろう、その条件でいこう。 |
■バーン To:アフル、ライナス |
(話がまとまった頃合を見計らい) 話は終わったようですね。 …で、秘密の部分はアフルの胸に収めてもらうとして、結局ご同行なさるのですか? |
■アフル To:バーン |
うん、無理にでもついてきそうだったからね(^^;; あ、でも、一応条件をつけたんだけど… |
■ライナス To:バーン |
うむ、道中は君に従うことになった。 よろしく頼んだぞ。 |
これが人にものを頼むときの態度でしょうか(笑)
■バーン To:ライナス |
は〜あ…(長い嘆息) (微量の怒気を含ませながら) なるほど、良く分かりました。短い間ですがよろしくお願いします。 取り敢えずこれから貴方様のことを「ライナス」と呼び捨てにさせていただきます。 ではライナス、早速ですが隊列の中央に入って下さい。戦闘や危険が発生したらその場所から動かないようにするか、後方に逃げるようにして下さいね。 それと、今回の冒険の間に、少しでも鍛えたほうが自衛の為にも良いと思うので、朝と晩に正統剣術『シャルフ流ダーナ派』(PL注:(^^;;池田さんスミマセン)の訓練をしましょう。 …ああ、ついでに言っておきますが、ラース村での交渉はライエル卿より我々が委託されておりますので、ライナスは絶対に口出しをしないで下さい。 |
バーンが呼び捨てにするといった時点ですでに不満の色が顔に浮かんでいましたが、従うと言った手前、さすがにそこで文句を付けるほどわがままではなかったようです。
■ライナス To:バーン |
………うむぅ。 では、そう言うことにしておこう………・。 |
■フェイス To:みんな |
そいじゃま、とっとと行っちゃう? |
■バーン To:ALL |
よ〜し、出発だ!! |
というわけで、ようやく出発することとなりました。
新手のトラブルメーカーのせいでさい先思いやられそうです(笑)