| ≪ いよいよ沈没船へ!! ≫ |
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沈没船へ |
夜が明けて、早々に沈没船が沈んでいる真上の地点に到着した一行。
ローゼの指示であわただしく船員たちが動き始めた。
■ローゼ To:DW |
それでは、これから沈没船の捜索に入ります。 まず、危険なのが沈没船に入り込むまでなので、それまで私たちをガードしてください。 それではよろしくお願いしますね。 |
そして、ローゼの指示でキースが魔晶石を使って沈没船探索メンバーにウォーターブリージングをかける。
実際に船まで潜るのは、DW一同に、ローゼ、キース、ジェム、ガイアの10人である。
■ガイア |
………。 この下に…オヤジが……。 |
■ローゼ To:ガイア、DW |
いよいよですね、ガイア。 海の中は危険ですから、私の側を離れないようにしてくださいね。 では、みなさん、行きましょう! |
■ジャン=バッティスタ |
やっぱ、潜らなきゃならないんだよな、やれやれ。 |
そして、海の底へと垂らしたロープを頼りに海の中へ潜っていく一同。
海水の透明度が高いせいか、海中でもかなり遠くまで見渡すことができた。
■リグ To:ALL |
水の中で息できるのって、なんか変な感じ。 |
■イスカ To:All |
うわあ、すごい! みんな、上を見てご覧。 光が波に揺られて・・すばらしい眺めだよ。 |
■スレイ To:ALL |
ん? おー、これはキレイですね〜。ウンディーネの加護がなければ見れない光景ですね。 |
■リグ To:ALL |
なんか、お空を飛んでるみたい〜♪ あっ!可愛いお魚さん♪ |
■カナル To:スレイ、イスカ |
相変わらず緊張感ないな……。 |
■スレイ To:カナル |
ははは、どんな時でもマイペースに行くのが私達じゃないですか(笑) カナルも楽しみましょうよ〜♪ |
■ジャン=バッティスタ |
……それどころぢゃねぇよ。 |
しばらく潜っていくと、そのうち沈没船らしき影が見えてくる。その時、ローゼが声をあげた。
■ローゼ To:DW |
みなさん、気をつけてください! あそことあそこ………! |
ローゼが指差した先には、かなり遠いものの、キラーシャークが2匹、こちらの様子を伺うように泳いでいるのが確認できた。
■リグ To:ALL |
あっ!可愛いくないお魚さん。 |
■ジャン=バッティスタ To:リグ |
あっ!おいしそうなお魚さん。 |
リグの口調を真似てみる
■ローゼ To:DW |
みなさん、とりあえず私たちが沈没船内部に入るまで、あのサメを食い止めてください。 ガイアをはやく安全な場所に誘導したいので…。 よろしくお願いします。 |
そういい残すと、ローゼは、ガイア、キース、ジェムを連れて、沈没船へと泳ぎだす。
それに目をつけたように、キラーシャークもこちらに向かって猛スピードで突進してきた!!
■イスカ To:All |
ひきつけよう。みんな、なるべく海面へおびき寄せるんだ! |
■カナル To:イスカ |
そいつも悪くはないんだがね……ほら。 |
ガイア達を指します。
■カナル To:イスカ |
護衛っていうのが俺達の仕事らしい。 サメどもがついてきてくれればいいが、そうならなかったときにまずいぞ。 |
■イスカ To:カナル |
うっ・・。水中戦は不利だが、仕方がないな。 |
■スレイ To:ALL、バティ |
あれはキラーシャークですね。 あまり美味しそうじゃありませんけどなかなか獰猛な奴です、気をつけてくださいね! …バティ、我々のシェイドで狙ってみますか? |
■ジャン=バッティスタ To:スレイ |
シェイド? 俺様、ソンナヒト、シラナイ。 ギターが濡れるの嫌なんで置いてきちゃったけど、暗闇呼べるかな♪ |
■カナル To:スレイ |
なら、任せようか。 |
■リグ To:スレイ&バティ |
スレイ兄ちゃん、バティ兄ちゃん、頼んだよ。 ちゃんと守ってあげるから。 |
■スレイ To:ALL |
ではここをとっとと片づけて先を急ぎますかね。 |
■ジャン=バッティスタ |
げっ! それ本決まりですか〜。なんだかトホホな状況の2乗…… |