| ≪ 沈没船入口 ≫ |
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沈没船突入 |
キラーシャークを一瞬で追い払ったDWはローゼたちの後を追い、沈没船を目指す。
海底に向かって泳いでいくと、すぐに沈没船がはっきりと見えてきた。
沈没船は、今回船旅をしてきた船とまったく同じ形をしており、海の生物の住処になっているもののどこが傷ついているのかも分からないほど、ほとんどそのままの状態で海の底に沈んでいた。しばらくのち、かつての甲板上に降り立ち、下り階段の前まできたDW。
ロープは下り階段から沈没船内に伸びており、ローゼたちが船内に入っていることを物語っていた。
■リムリィ To:キラーシャーク |
(………行っちゃった('-')) |
■カナル To:おおる |
それでは、追うか。 |
■スレイ To:おおる |
ええ。でも外から入っていくことはできませんかね? 沈没したならどこかに穴が空いていると思うのですが。 |
カナルとスレイは聞き耳をしてみる。
すると、下の階の方から何やらドンドンという音が聞こえてきた。
さらにあたりを見回してみると、遠くの方に何やら魚のような影をいくつか発見することができた。
■カナル To:おおる |
……何の音だ? とりあえず下りてみるか。 |
■ジャン=バッティスタ To:カナル |
なんでもいいっ!早いところ水中呼吸の魔法が使える奴のそばに行きてぇ! |
■スレイ To:バティ |
(ちょんちょん)あの、実はわたしも使えたりするんですけど…(^^; |
■ジャン=バッティスタ To:スレイ |
なっ、何ぃ〜!! そういうことは早く言ってくれないと。 なら、魔法使いどもとスレイが同時にピンチに陥った時は、スレイを優先的に守ればいいんだな。深い海の底、不慮の事故というものは常に起こりうるのだよ、ケケケ |
■スレイ To:バティ、リムリィ、リグ |
ケケケってバティ………まぁ深く考えないでおきましょう(^^; 海に潜って精霊さんと触れ合っていたら可能になったんですよ。やはり自然と触れ合うってことは大切なんですね(^^) そうだ、リムリィにリグ。 済みませんがトランスファーメンタルパワーをかけていただけませんか? バティの言うとおり何が起きるかわかりませんからね。いざという時のとめに万全を期しておきたいんです。 |
■ジャン=バッティスタ |
……いや、不慮の事故ってそういう意味じゃないんだけどな。まっ、いっか。 |
■カナル |
魔法の矢が誤って>当たったりとかな。 |
■リグ To:バティ、カナル、スレイ |
二人とも、あまり不吉なことは言って呼びこまないでね。 スレイ兄ちゃんのトランスファーは私がしたほうがいいよね。 戦闘になったらなかなか回復してあげれないから。 |
スレイの手を握ってしばし目をつぶるリグ。
■スレイ To:リグ |
ありがとうございます。 |
リグに手を握られ目をつぶるスレイ。なにやら嬉しそうだ。
■リグ To:チャ=ザ |
親愛なるチャ=ザ、彼の者に私の活力を分け与えて。 |
■スレイ To:リグ |
ん〜、やはりこれは効きますね〜。疲れが一瞬で取れます♪ でもその分リグが疲れるんですよね?毎回すみません、リグ(^^; |
■リグ To:スレイ |
えっ、なんか改まって言われると照れちゃうな。 |
■リムリィ |
(僕は何もしない方がよさそう……) |
■イスカ To:All |
さてと、それじゃほかに入り口も見当たらないし、ここから降りてみよう。 |