| ≪ 到着前夜の男部屋にて ≫ |
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到着前夜 男部屋 |
沈没地点到着前夜。
明日のために早めに就寝についた面々。
穏やかな海。心地よい波の音だけが聴こえてくるそんな深夜。
そのうち、波の音にまぎれて美しい笛の音が聴こえてくる…。
■スレイ |
(ガバッ)そこのキレイなおぢょうさんっ、まって――――………ん? あぁ、夢ですか。残念。(^^; |
目を覚ましたスレイは、あたりに耳を澄ませてみる。
■スレイ |
ん、これは笛の音? すぐには寝れそうにもありませんし確認するとしますか。 いままでは見張りで良く分からなかったんですよね〜。いったい誰が吹いているんでしょう? |
忍び足で部屋から出ようとするスレイ。
笛の音はどうやらガイアの私室から聞こえてきているようだ。
■カナル To:スレイ |
いくらスレイとはいえ……夜這いはいかんぞ夜這いは。 それにしても、あのお嬢さんにもこんな特技があったって事か? どうせ暇だし、からかいにでも行ってくるか。 |
■スレイ To:カナル |
(びくっ)うあっ、カナルっ?! 起きていたんですか、びっくりしましたよ〜〜〜。脅かさないでくださいよぅ。 |
■ジャン=バッティスタ To:スレイ |
俺様も起きてるよん |
■スレイ To:カナル |
じゃあ、行ってみますか。 そうそう、わたしが夜這いするならもっと確実にやりますよ。 ちょいと精霊さんの力を借りてね(笑) |
■ジャン=バッティスタ To:スレ&カナ |
いってらっさ〜い。 俺様はもう懲りたよ。 |
そして、スレイとカナルはガイアの私室へと向かった。