| ≪ 到着前夜の女部屋にて ≫ |
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到着前夜 女部屋 |
沈没地点到着前夜。
明日のために早めに就寝についた面々。
穏やかな海。心地よい波の音だけが聴こえてくるそんな深夜。
ごそごそという小さな物音に、リグは目を覚ます。
物音の方を見ると、部屋の扉が静かに閉まるところであった。
軽く周りをみまわすと、ガイアがいないことに気づく。
ベッドで上半身を起こすリグ
■リグ To:独り言 |
…………うに? ………ん ガイアちゃん、どうしたんだろ? |
しばらくして、小さい音ながら船内に美しい笛の音が流れてくる。
■リグ To:独り言 |
また笛の音だ。 綺麗な音色だけど………。 ………ちょっと行ってみよう。 |
リグはベットを抜け出した。