職人ギルド |
職人ギルドへとやってきた一行。
盗賊ギルドなんかと違って物々しい雰囲気はありません(当たり前)。
建物自体はそう大きいものではなく、20人くらい入れれば良い方な感じです。むしろすぐ隣で露店がずらずら並んでるマーケットの方がスペース広いです。
■アルティア To:みんな |
んと、着きました〜。ここが職人ギルドですよ〜。 |
■ガイ To:みんな |
ふぅ〜、やっと着いたか。 なんか、アルティアの歩き方を見てると、不安だったからな。 |
■アルティア To:心の中 |
何とかたどり着けた、よかったぁ〜(^^; |
どうやら相当自信なかったようだ。本人は隠してるつもりだが顔に思いっきり出ていたりする。(笑
■アルティア To:みんな |
では中に入っていきましょう〜。 っとお、その前にどういうことを交渉するのかをもう一度はっきりさせてた方がいいですねぇ〜。 バロウズの名前をこちらから出すのはあまり得策ではないと思うのですが〜。 聞き始めは「モンスターを剥製にしてくれる職人はいないか」でいいですね〜。ただ、何人もいた場合困りますねぇ〜。この場合、「バロウズのお抱え剥製職人は?」とか聞いた方がいいのでしょうかねぇ〜? |
■ヘルムンス To:アルティア |
ふむ・・・確かにいきなり彼の名前を出すのはまずいかもしれませんね。 できればギルドの中ではバロウズとかいう単語は使いたくはないのですが・・・ しかし、それでは確かに調べるのに手間がかかってしまうかもしれないですね。 |
ちょっと考え込むヘルムンス。
■ランス To:アルティア&ヘルムンス |
それやったら、逆に「モンスターの剥製を買ってくれるような商人と、その商人の お抱えの職人を知らへんか?」というのはどやろか。モンスターを剥製職人を介して売る ための仲介として、職人ギルドを利用するような感じやったら・・そんなに怪しまれ へんのちゃうかな? まぁ、これでバロウズの名前が出えへんかったらお終いやけどな(汗) |
■リシィア To:みんな |
方向性としてはそれで良いと思います。あとは、あちらの出方次第、といった所でしょうか……。 |
■アルティア To:ランス |
むむむ、なるほど押してだめなら引いてみろというわけですな〜。 まあ、わからなかったらわからなかった時で何とかなるでしょう〜。 では、入っていきますか〜。 |
みんなの話しを、腕を組みながら聞いていたガイはアルティアの話にやっと反応した。(何でもズバズバと聞いてきたガイには、みんなが遠回しに聞こうとしていたことが、あまり理解出来ていないらしい(^^;;)
■ガイ To:みんな |
そうだぜ、はやく中に入ろうぜ。 いきあたりばったりでも何とかなるもんだ。 やばくなったら、俺に任せときな! |
というやいなや、大股で歩き出した。
■ヘルムンス To:ランス&ガイ&ALL |
ふむ、そういう方法もありますね・・・ ・・・ってガイさん、まだ方針が固まっていないのでは?(^^;;; ・・・まぁ、下手に策を弄してハマってしまうより、ストレートに行ったほうが案外うまく行くことも確かですか。(^^; |
あきらめてついていくらしい。
■リシィア To:ガイ |
情報が少ない以上、多少の強引にならざるを得ない事も有るかとは思いますが、だからこそ言葉を選んで慎重に行きましょうね……(^^; |
■ガイ To:リシィア |
おう、わかったぜ、リシィア。 |
ギルドに入ると、すぐカウンターが目に入ります。
『相談できることならなんでも乗ります。お気軽にどうぞ』
てな感じの札がかかっていますが……受け付けに座ってるおにーちゃんは、ちょっと恐持てだったりします。
■受け付け To:みんな |
ん〜? ……客か? |
みんなが入ってきたのを見ると、じろっと睨んできました。
■リシィア To:受け付け |
こんにちは。 |
睨まれつつも、にこにこと笑顔で挨拶をする。
■受け付け To:みんな |
仕事を受けに来たか? だったら、朝イチで来てもらわないとまずないぞ。 そういう訳で特に斡旋できるものは無しだ。明日また来てくれや。日が昇る前くらいにな。 |
■アルティア To:受け付け |
ええと、仕事の斡旋をしてもらいに来たわけではないんです。ちょいとお聞きしたいことがあってきたのですがよろしいでしょうか? |
■受け付け To:アルティア |
なんだよ、じゃあ売り物か? 表行って勝手にやってくんな。隣りでみんな売り買いしてるだろう。スペースはまだあるはずだぜ? 俺は忙しいんだ、あんまり手間をとらせるなよ。 |
とても忙しそうには見えません(笑)。
■アルティア To:受け付け |
ううむ、売り物でもないんですけどね。剥製職人と剥製好きの方についてお聞きしたいことがあるのですがよろしいですか? |
ガイは、アルティアの右斜め後ろに立ち、腕を組み受付の男をジッと睨んでいます。「いい加減な受付をしやがったら、ただじゃすまさんぞ!」という視線です(^^)
■受け付け To:アルティア |
剥製? ……ジェニーの奴にでも聞いてみな。今日はマーケットに顔を出してるはずだぜ。 客の事は話せないよ。当たり前だろ? 他に用がないならさっさと出て行きな。 |
■アルティア To:受け付け |
ジェニーの奴と言われても誰が誰だか解らないのですが。 外見の特徴とか何かありましたら教えていただけませんか? |
■受け付け To:アルティア |
ガラス細工の職人で、女だ。 特徴ねぇ……黒の長髪、くらいしか思いつかねえな。 |
■アルティア To:受け付け |
ガラス職人?あれ、私がさっき剥製職人についてっていったのが聞こえなかったのですか? |
■ヘルムンス To:アルティア |
アルティアさん、あんまり埒があかないようなら、そのジェニーさんにあらためて聞いてみる手もありますよ。 もしくは、口が滑らかになるようにアレをちょっと渡すとか。 |
ヘルムンスが受け付けに聞かれないように小声でアドバイスする。
■受け付け To:アルティア |
だからよ、俺は剥製作ってる連中はよく知らねんだよ。 ジェニーに聞きゃあ少しは分かるだろうって言ってるんだ。 ガラス細工を扱ってるなら、剥製の目ン玉も作ってるかもしれないだろ? |
いちいち説明しなければいけないのにかなりイライラしてきている様子。
■アルティア To:受け付け |
うーん、知らないなら知らないでさっさと言って下さい。こっちだって急いでるんですから。 |
そして顔をグーと受け付けに近づけて小声でボソボソ
■アルティア To:受け付け |
まあ、そうカッカしなさんな。こっちだって結構来てるんですよ。 |
そう言うとパーティーに向かって話しかける。
■アルティア To:みんな |
ええと、剥製職人さんについては解らないらしいので外に探しに行きますか〜。 ガラス職人のジェニーさんですね〜。 |
といって外に出る。
■リシィア To:受け付け |
あの、お気を悪くなさらないで下さいね……悪気は無いと……思うんです……(^^; お忙しいところ、大勢で押しかけてすみませんでした。 |
フンと鼻息をする。ひょっとしたら照れているのかもしれない……。