|
「Leda's eye」 |
|
トップページへ | 前のページへ | 次のページへ |
遺跡−広間にて |
さてさて、合流した一行は……。
■シェル To:裁きの間組 |
あれ?、みんなどうしたの? これからそっちに行こうと思ってたのに。 |
■アフル To:シェル |
うん、レダさんに「瞳」を探してくれって頼まれたんだ。 でも、こっちに来ようとしてたって何かあったの? |
■シェル To:アフル&エスニャ |
あ、じゃあ、レダさんと話しできたんだね。 …で、ボクらがそっちに行こうとしたのは、その「レダの瞳」のことなんだ。 さっき、エスニャさんから、エスニャさんのおじいさんがこの遺跡で青い宝石を見つけたって聞いて、 その宝石をエスニャさんに見せてもらったんだけど、 なんか、普通の宝石じゃなさそうなんだよ。 フェリオなんか、その宝石見てニッキさんみたいにボーっとしてたし。 だから、アルトさんにその宝石を調べてもらおうと思ったんだよ。 |
■ アルト To:フェリオ |
ボーっと、って… 大丈夫なのかい?フェリオ。 実は居眠りしてた、とかエスニャがあまりに可愛いんで見惚れてた、ってわけじゃないよね…… |
フェリオの顔を覗き込んで、念のため目の前でちょっと手をひらひら振ってみるアルト……。
さすがにこれにはフェリオも反応できたみたいである。
■ フェリオ To:アルト |
ん、いや……あの宝石高く売れそうだなぁ、と……って違う。 別にエスニャちゃんに見惚れてたって訳でも…… |
と、言いつつ指と顔の痛みを思い出すフェリオであった……。
■ フェリオ To:アルト |
え…と……いや、まぁエスニャちゃんは可愛いけどな、うん。 いや、そうじゃなくて見惚れてた訳では……いや、可愛い事は可愛いんだけど性格が……わ、悪くはないけどね、もちろん(汗) |
支離滅裂な事言ってる者一名……。
■ フェイス To:フェリオ |
はっはっは、何言ってんだか全然分かんないよフェリオ〜(^∇^) |
とりあえずこのままじゃ話が進まなくてやばいと思ったのか、シェルがここでエスニャに振り向いて話し始めた。
■シェル To:エスニャ |
エスニャさん、さっきの宝石もう一度見せてくれない? |
■エスニャ To:シェル and all |
ええ、見せるのはかまわないんですけど、「瞳を探してくれ」ってどんなことがあってそうなったんですか? 一応お祖父様の形見ですので取り上げられるとかだったら……。 |
蒼い宝石を取り上げられるんじゃないかとエスニャは警戒しているようだ。
■ アフル To:エスニャ |
取り上げる…って言うより、瞳を危険だから壊してって頼まれたんだけど(^^;; 何でも、門から異世界に送られた魔術師でロプトーって言う人だけがまだ生きていて、その瞳を通してこっちの世界に力を及ぼしてくるからって。 で、その瞳も蒼い宝石だって言ってたんだけど… |
■シェル To: アフル |
えぇ!? じゃあ、エスニャさんが持ってる宝石が「レダの瞳」だったら、壊さなきゃなんないの!? そんなぁ…(TT) |
■ ヴィクトール To:シェル&エスニャ |
仕方ないよ、そうしないと大変なことになるみたいだし。 それにさ、レダの瞳って言うくらいなんだから、元々レダさんの物なんじゃないの? お祖父さんの形見って言ってもさ、大切なのは物じゃなくて想い出とかそういうのなんだよ、きっと。 |
■シェル |
……そういうもんなのかなぁ… |
エスニャをちらっと見ながら、なんか納得いかない様子である。
■ アルト To:エスニャ |
んー… まぁ、エスニャ。とりあえず、その宝石を少し見せてもらえないかい? |
■エスニャ To:all |
でも、やっぱり、壊すとかおっしゃられていますし、はっきりとした説明がないとお見せできませんわ。 信じていないわけではないですけどもっと詳しく説明していただけません? |
■アフル To:エスニャ |
んーと、だから、元々「レダの瞳」って宝石は、裁きの間の門から異世界に送られた魔術師の人達が少しでもこっちの世界を感じれるように作られて像の瞳の所にはめられてたらしいんだ。 でも、その送られた魔術師の一人でロプトーって人が瞳が外されたからか、力を蓄えたかなんかでその瞳を通じてこっちの世界に力を及ぼせるようになったんだって。 だから、もしその形見の宝石が「瞳」だったら、やっぱり、壊してしまった方がいいと思うんだけど… もしかしたら、ニッキさんがおかしくなったのもそれが原因かもしれないし。 |
■エスニャ To:all |
でも、わたくしこの宝石をニッキさんに見せたことありませんし……。 とりあえず、問題があるのならお見せしますけど……。 シェルさん、とりあえずお預けいたしますわ。 |
納得いかなげな表情を見せつつも、エスニャは宝石を見せることを了承し、ペンダントをシェルに渡します。
■シェル To:エスニャ |
うん、ありがとう(^^) それじゃ、ちょっと借りるね。 |
■ アルト To:エスニャ |
ありがと、エスニャ。 悪いね(^^) |
■シェル To:ALL |
それじゃ、宝石見せるよ。 でも、普通の宝石じゃないから、気をつけてよ? |
そう言ってから、ペンダントから宝石を出して、見せる。
■ アルト To:シェル |
おっけー、任せときなって。 んじゃ、どれどれ…………っと… |
シェルから宝石を見せて貰ったアルトは宝石の中になにやら影があるのを感じた。
しかし、ずっと見つめてしまうといったような問題は生じなかったようである。
■ アルト To:ALL |
………今のは…? んー…どうやら、只の綺麗な石ころって訳じゃ無さそうだね。 ………あらざりし力、我が目に映れ……… |
そして、アルトはセンスマジックの呪文を唱えた。
呪文は発動し、宝石に魔法がかかっていることが判明した。
■ アルト |
ぅ… これは…ビンゴ、かな? |
そういいつつ、ちらりとエスニャに視線を移す。
■ アルト To:ALL |
えーと… まだ、これがレダの瞳だって断定は出来ないけど……魔法が掛かってるのは確かみたいだね。 |
■シェル |
…やっぱり…。 |
■ ヴィクトール To:ALL |
それじゃとりあえずさ、みんなでレダさんとこの部屋に戻って聞いて見ようよ。 直接話を聞けばエスニャさんももっと納得できるかも知れないしね。 |
■ アフル To:ALL |
そだね、この宝石が瞳なのかそうでないのかもわかるだろうし。 |
突然思い出したふうに質問してみるヴィクター。
■ ヴィクトール To:エスニャ |
あ、そうだ。エスニャさんにひとつ聞きたいんだけど、レダの瞳って二つあるって聞いたんだよね、 その宝石と似たようなのってどっかで見たことあったりする? 例えばこの遺跡の中とか、他の人達の持ち物とかで。 |
■エスニャ To:all |
いえ、そんなこと聞いたことも見たこともありませんわ。 |
■ ヴィクトール To:エスニャ |
聞いたことも見たこともないんだ。 やっぱり遺跡の中にはもう無いのかなぁ? |
さっきレダが言っていた内容をもう忘れているヴィクター……。
相変わらず鳥頭である。
■エスニャ To:ヴィクトール |
そうかもしれませんわね。 |
■ アフル To:ヴィクトール |
でも、さっきレダさん、まだこの遺跡の中にあるって言ってなかった? |
と、とりあえずヴィクターの台詞のフォローをするアフルであった。
そう話しながら一行は裁きの間へもう一度行くことに決めたみたいである。
遺跡−裁きの間にて |
ということで、先ほど起こしたアトラスに見張りを任せて一行はレダの像の元へとやってきた。
しかし、先ほど感じていたようなテレパシーは感じない。
■シェル To:アルト |
…あ、そういえば、アルトさん? レダさんと話すのって、どうやったの? ボクは古代語わかんないけど…それでもだいじょぶ? |
裁きの間に入ったあとに、思い出したように質問するシェル。
■ アルト To:シェル&ALL |
んー 大丈夫なんじゃないかい? さっきは、他のみんなにも聞こえてたみたいだしさ。 …だよね? |
視線を、アフル、ヴィクター、フェイスに移すアルト。
■ フェイス To:アルト&シェル |
あ…そういえばそうだね♪ |
■ アフル To:アルト&シェル |
うん、ちゃんと聞こえてたよ。 多分、声とかじゃなくて直接頭に話し掛けてきてたんだと思う。 |
しかし、先ほど声が聞こえていた4人にも一切声が聞こえてこない。
■シェル To:アルト&アフル&ヴィクター&フェイス |
そうなんだ。それならボクにも聞こえそうだね。 …で、今はレダさんの声って聞こえてるの? ボクには何にも聞こえないんだけど…? |
■ アフル To:シェル |
今はちょっと聞こえないけど… レダさ〜ん、瞳かもしれない宝石があったんですけど〜。 |
呼びかけますが、やはり、レダの声は誰にも聞こえない。
■ ヴィクトール To:ALL |
返事ないね〜。 |
■ アルト To:ALL |
…………………寝てんのかな? |
像を、かるくぺしぺしと叩くアルト……。
関係ないと思うぞ。
■ アルト To:レダ |
もしも〜し? 捜し物を届けに来たよ〜(古代語) |
■シェル To:ALL |
…もしかして、人見知りする人なのかな? でなきゃ、お出かけ中とかで像の中にいないとか…。 …って、ンなわけないか(^^;) |
■ フェイス To:シェル |
これ、着ぐるみだったりしてね(^∇^) |
……それはないと思うぞ……フェイス。
フェイスが無駄話している間に、センスオーラを試みるシェル。
しかし、レダの像に代わった気配は見られなかった。
■ ヴィクトール To:ALL |
もしかして、さっきので疲れちゃったのかなぁ? 頭の中に呼びかけたりするのって、集中しなきゃいけないからあんまり長時間は出来ないって、何かの本で読んだ気がするけど。 |
■ アフル To:ALL |
だったら、当分は話は出来ないってことかな…? あ、そうそう、もしニッキさんがおかしくなったのが瞳のせいだったら、もしかしたらまだ持ってるんじゃない? エスニャさんはその宝石を見せたことなんて無いんでしょ? |
■ エスニャ To:ALL |
今回同行したメンバーにお見せしたのは先ほどが初めてでしたが……。 |
……ということはニッキはどうやって宝石を見たのだろうか……。
トップページへ | 前のページへ | 次のページへ |
ページ管理:OZZY<OZZY>