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「シェルのお嫁サンバ」 |
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銀の網亭−2番テーブルにて |
とりあえず、2番テーブルへとやってきたアフル。
これまた一番乗りであった。
■ アフル |
ふう、今回もなんとかパーティが集まりそうだな(^^;; さてと、今回はどんな冒険になるかな〜と |
そういいながら、物思いにふけるアフル。
しかし、銀の網亭はそういうことを許してくれるところではなかった。
■ フェリオ To:アフル |
…………………… |
何も話さず、じーと見つめるというよりはアフルをにらむフェリオ。
内心穏やかでないみたいである。
■ フェリオ(独り言) |
うーん、こいつか?アルトに色目使った男ってのは ? なんかそうっぽい感じするな、酒持ってるし……。 いや、まだ決め付けるのは早いな…… |
一瞬のうちにそう考えて、フェリオは一転して爽やかな笑顔を見せて話しかけた。
しかし、十分怪しいぞ……フェリオ。
■ フェリオ To:アフル |
ヽ (´ ▽ `)ノ やぁ、始めまして、ここに居るって事はアルトが組んだって言う仲間かい? だったらよろしくな、俺はフェリオ・ベオレルフってんだ。 |
■ アフル To:フェリオ |
ん…?あ、うん。それじゃあ君が神官戦士のフェリオ? 俺は、アフル・ラシッド。精霊使いで戦士なんだ。よろしく。 |
2人が挨拶をしているところへ丁度アルトがやってきた。
カウンターからテーブルへ、料理の皿とエールをまとめて移動してきたみたいである。
さり気なく、赤い物体(トマト)の乗ったサラダをフェリオの前へ置きながら、
■ アルト To:ALL |
よいしょ……っと。 さぁて… 新しい仲間に、旨そうな料理と酒…これで後は、いい仕事さえ見つかれば最高だね (^^) 私の名前はアルト。 ご覧の通り、花も恥じらう可憐で淑やかな魔術師ってやつだよ。 みんな、ひとつこれからよろしく。 |
肩書き詐称は……よくないと思うぞ……。
■ フェリオ To:アルト |
ご覧の通りってどの辺が……ぁ……!?!?(;TДT) |
目の前に赤く輝く物体発見したフェリオ……赤く輝く物体っていってもトマトだけど。
■ フェリオ |
あぅあぅあぅあぅあぅ……(゜□゜;; |
フェリオ……完全に固まってしまったみたいである。
と、そこへかけっこをしていたフェイスとシェルがやってきた。
■ フェイス To:ALL and フェリオ |
2番テーブル…あ、ここだね♪ あの〜、僕、シェルに誘われてきた盗賊のフェイスでっす! 僕も仲間に入れて入れて♪ みんなよろしく〜。 あ、お兄さんは、さっき馬車に跳ねられそうになったりチンピラに絡まれたりしてたヒトだねっ♪ 大丈夫だった? これからよろしくね♪ |
■ シェル To:フェイス and フェリオ |
ひぇ〜、やっぱ、フェイスって速い〜。 あ、フェリオ〜、久しぶり〜。元気だったぁ〜? …って、わったった〜。 |
■ フェリオ |
……(゜□゜;;; |
テーブルにいるフェリオ……いや、フェリオのマントか……を見つけて方向転換したシェル。
そして予想通り、つまずくものなどなにもないのになぜか転んでしまったのであった。
しかもフェリオのマントをつかんで。
■ シェル To:ALL |
…イタタタ…。 え、え〜と、精霊使いのシェルで〜す。 みんな、よろしく〜(^^;)。 |
■ フェリオ |
…………(゜□゜;;;; |
引きづり倒されたまま石化中のフェリオ……。トマト……恐るべし。
今度はそこへヴィクターもやってきたみたいである。
■ ヴィクトール To:ALL |
2番テーブルに到着っと〜。 えっとオレはヴィクトール・ディスブランド、そんでこっちの小さいのがオレの相棒リスザルのリッキーね。 これからよろしく、みんなで楽しい冒険しようね。 あっ、フェイス君とそのおヨメさんだったかおムコさんだったかのシェル兄ちゃん発見! |
どうやら、昔彼らには何かがあったみたいである……。
彼らの名誉のため、それについて語るのはやめることにしておこう。
どうしても知りたい人は#34を読まれるといいだろう。
■ シェル To:ヴィクトール |
あ、ヴィクター、久しぶり〜。またよろしくね〜。 …って、その話はやめてよぉ〜。 また、頭ん中ごちゃごちゃになっちゃう〜(^^;;) |
■ アルト |
…………嫁…? |
その話を聞いて、アルトはまじまじと、シェルとフェイスの顔をかわるがわる見つめた。
そして、思い切ったかのように2人に話しかけた。
■ アルト To:シェル |
ん……………ま、まぁ、その…いい人が出来て良かったね、シェル。 世間の荒波に負けないで、頑張るんだよ。 |
そして、なにげに視線を逸らしつつ、ぽんぽんとシェルの肩を叩くアルトであった。
どうやら誤解……誤解でないのかもしれないが……してしまったみたいである。
■ シェル To:アルト |
いい人?、「セケンのアラナミ」?? え〜と、そりゃ、フェイスはいい友達だけど…? はにゃ??(??) |
■ アルト To:ALL |
えーと… そ、それじゃ仲間も揃ったみたいだし、そろそろマスターのとこへ報告に行くとしようか。 |
■ シェル To:ALL |
う、うん。そだね。じゃ、ボク、マスターさんとこいってくる〜。 |
なにやら首をかしげながら、カウンターにダッシュするシェル、その走り出す姿にはもの悲しさを……感じるわけはなかった。
■ フェイス To:アルト |
セッケンノアリナミン………???(-_-;;;) …う、う〜ん、さすがは美人のお姉さん、難しい言葉知っているねぇ。 めもめもφ(..)。 |
そういいながらも、悔しそうなフェイスであった。
ちなみにセッケンノアリナミンなんてものはありません。
■ フェイス To:アルト |
あ〜、でも、前に「シェルとはいいお友達でいよう」ってことになったから、残念ながら僕はシェルのオムコさんでもオヨメさんでもないんだよ♪ 今はいいお友達なのですよ、奥さん(^^)。 じゃ、シェルお願いね〜♪ |
■ アルト To:フェイス |
なるほど…。 「まずは友達から始めよう」、か……。 二人とも、なかなか堅実な付き合い方をしてるみたいだね。 うんうん…これからも、仲良くやりなよ (^^) |
そういいながら、「ぽむぽむ」と今度はフェイスの頭を叩くアルトであった。
■ アルト To:フェイス |
っと……それから。 二人称は、出来れば「奥さん」じゃなくて、「お嬢さん」あたりが嬉しいねぇ? |
「お嬢さんだなんて口が裂けてもいえない」なんて、この状況でいえる人がいたら会ってみたいものである。
■ フェイス To:アルト |
うん♪ 分かったよ、美人のお嬢さん♪ シェルとももちろん仲良くするよ〜(^0^) |
■ アフル To:フェイス |
なるほど、種族も性別も越えた愛、かぁ〜。 障害も多いだろうけど、頑張ってね(笑)。 |
どうやら、アフルまで誤解したみたいである。
そこへ少しの間硬直していたフェリオがやっと口を挟んだ。
■ フェリオ To:シェル and フェイス |
……………… …………… ………… はっ!?(゜□゜) ……あの……もしもし、シェル君? 久しぶりなのは良いんだけど人をマントと椅子ごと引きづり倒した挙げ句に話から置いてくのは止めてくれ……っていねぇし(  ̄□ ̄;)!! それからそこのシェルの……シェルの子供? 俺が困ってたのを見てたんなら助けんかいっ(;´Д`) 大体馬車に轢かれそうになったのは危うく轢かれるところだった女の子を助けた(ホントは馬車に乗ってる娘に見惚れて接近し過ぎた)からだしチンピラに絡まれたのだって絡まれてた少女を助けた(ホントはチンピラの彼女をナンパしようとした)からだ!! |
■ フェイス To:フェリオ |
…うわ〜、お兄さんこれすっごいマントだねぇ〜。 (とマントを引っ張る。っていうか話全然聞いていない) |
■ フェリオ To:フェイス |
は、話を聞け(;´Д`) ま、まぁ良い……マントを誉めてくれたお礼に、こ、こ、これをやろう(;´Д`) |
トマトの入ったサラダをいやいやながら掴んでなるべく顔に近づけない様にフェイスに渡すフェリオであった。
■ フェイス To:フェリオ |
わ〜い♪ ありがとうフェリオ〜(^∇^) う〜ん、おいしい☆ ぱくぱくもぐもぐ… |
■ アフル To:ALL |
さてと、それじゃあシェルが個室を頼みに行ってくれた事だし、 詳しい自己紹介とかは個室でやらない? この下の雰囲気って結構好きなんだけど、ちょっとうるさいしね(^^;; |
と、とりあえずアフルの一声でまとまったみたいである。
ちなみに、その頃カウンターでは……。
■ シェル To:おやじ |
マスターさ〜ん、2番テーブルだけど、6人そろったよ〜。 |
シェルが個室の使用をお願いしていた。
■ おやじ To:シェル |
なかなかいい腕のやつらを集めたじゃねえか。 これならドラゴンの一匹や二匹もこわくねえな。 |
おやじさん、ドラゴンは倒せないと思うぞ。
それはともかくとして、個室の使用許可が出たことを報告しにシェルはテーブルへと戻ってきたみたいである。
■ シェル To:ALL and フェリオ |
ただいま〜。 マスターさん、オーケーだしてくれたよ〜。 「ドラゴンが出ても大丈夫なパーティだな」だってさ〜♪ ……どしたの、みんな? ボクの顔になんかついてる? マスターさんもオーケーだしてくれたんだし、個室に行こ?あ、フェリオ、さっきはゴメ〜ン。 でも、ほら、「転ぶモノはマントをもつかむ」っていうでしょ?(^^; |
ちなみに君がいなかった間に誤解が限り無く広まったことんだな、シェル君。
■ フェイス To:シェル |
なるほど、「転びそうな時はマントをつかめ」だね。 これは重要だ。覚えておこうっと、めもめもφ(..) |
■ アフル To:シェル |
いくらなんでも、ドラゴンは無理だと思うけどなぁ(^^;; |
とりあえず現実的なアフルであった。
と、そこへ、黒装束の男ヴァーンが挨拶をしにやってきたみたいである。
■ ヴァーン To:ALL |
ちょいと、ごめんよ? 邪魔してすまねぇんだけどさ。 見知った顔が幾つか目にはいったもんでさ?! シェルにアルトにフェリオ、元気だったかい? ええっ?(笑) いや、なんかだか、久しぶりで懐かしかったもんでさ。 ははっ、んじゃまたな、達者でやってくれよな。 じゃあな。 |
と、一方的にまくしたててから仲間であるパオル達の待つ9番テーブルへと足を進めるヴァーンであった。
■ アルト To:ヴァーン |
ん……? あ………ヴァーン!!! 随分久しぶりだねぇ? 酒持ってうろうろしてるとこ見ると、相変わらず元気そうじゃないかい。 ったく、今まで何処に雲隠れしてたんだか、最近姿を見なかったから心配して――― ……っと、もう行っちゃったよ…。何だかせわしいねぇ(^^; |
■ フェイス |
えっ? バーン? …って違うヒトか(^_^;) そういえば、バーン元気にやっているかなぁ(^^) |
■ シェル To:ヴァーン |
え? あ、ヴァーンさん! 久しぶりじゃない、どこいってたの〜? ……ってあれ、いっちゃった… (^^;;) |
2人が呼び止めるまもなくヴァーンは立ち去ったみたいである。
そのヴァーンの後ろ姿をみながら、アルトはシェルとフェリオに話しかけた。
■ アルト To:シェル and フェリオ |
でも、まぁ…元気そうで良かったよ。 今度会ったら、またみんなでゆっくり酒でも一杯やりたいね。 |
■ シェル To:アルト |
そうだね (^^) |
と、和やかに2人が会話している頃、もう1人呼びかけられたフェリオがどうしてたかというと……新人の女の子を物色していたらしい。
ちなみに、隣のテーブルは男性が2人に女の子4人……しかも新人の女の子が2人もいたのであった。
フェリオがうらやましそうに物色するのも無理はないかもしれない。
■ フェリオ To:アルト and ALL |
(う〜ん……あの娘、可愛いなぁ……お、あっちの子もなかなか……) あ……呼んだ? (……お隣りも移動して見るものもなくなったしな……) |
■ フェイス To:みんな |
うん、そうだね。はやくいこっ♪ |
ということで、一行は個室へと移動をはじめたのであった。
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