黒い扉の向こうには‥‥ | Scenario #47 |
ルイトゥーラ様のゆううつ |
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屋敷 斜面の下 |
闇へと吸いこまれた三名。
何の事はない。周辺のクッション毎急な坂道を転がり落ちただけだったりする。
毎度というか、今回もというか。一緒に落ちたクッションのせいか、三人とも対した怪我もせず、無事なようだ。
転がり落ちた距離は6mほどであろうか?
ただ、急な坂だったために、反動で5mほど平坦な廊下を転がってしまったようだ。
転がる進行方向を見れば、突き当たりに黒いドアがあり、今度のドアにはなにやらプレートがかかっている模様。
ざっと今の状況を書いてみると、次のようになったりする。
ク ッ シ ョ ン の 間
↓
− − \
\ ← 斜 面
\
\
\ 廊 下 | \ _ _ _ _ _ ○ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ | ↑ 黒 い ド ア
○=三人が固まっているところ
廊下、ならびに斜面の幅は2m半。
突き当たりの黒いドア
何かプレートがついている
┏ ━ ━ ━ ━ ━ ┓ ┃ ┏ ━ ━ ━ ┓ ┃ ┃ ┗ ━ ━ ━ ┛ ┃ ┃ ┃ ┃ ○ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗ ━ ━ ━ ━ ━ ┛
■ ルネ To:ALL |
あや‥‥や? ザックさんとコリューンさん、アルスワさん‥‥は? |
クッションの間の方では、三人が一瞬で消えたようにも見えてたりする。
■ アルスワ To:ザック |
どうやら 落ちたようですね 申し訳ないですがどいていただけますか 動けないですので・・・ |
なんとか3人固まっているところから、動こうと努力している。
ちたぱた、ちたぱたぱた‥‥
■ キャンドル To:落ちた面々 |
ザック!、コリューン!、アルスワ! 何処〜!、大丈夫なの? |
とりあえず今居る場所から動かずに声をかけてみる。
■ コリューン To:キャンドル&ALL |
大丈夫だよ☆ |
■ キャンドル To:落ちた面々 |
あ、声は聞こえるわねえ。 |
■ コリューン To:ザック |
それにしても、オッサン! もっと丁寧に開けろよにゃ★ 変な神サマ拝んでねぇで、まともに働けって。 |
気のせいだろうか。先ほどよりも、さらに言葉が汚くなりつつある。
■ アルスワ To:コリューン |
コリューン! 女性がそんな言葉を使うのは感心しませんね それはそうと、落ちてきたのはどうやら3人だけのようですが 残りは上ですかね? |
そう嗜めつつ、上を向く。
■ コリューン(独り言) |
(女性・・・ねぇ? そりゃ、きっと薬が切れれば元に戻るんだろうけどサ。現状どうよ?) |
そのつぶやき。アルスワの耳には‥‥届かなかったっぽい。
■ ザック |
あいたたた はーあ。まったくガネード様はわれらを見放してくれたようだな |
またしても下敷きになったザック。
なんか、散々である。
そう、下の面々が無事な会話をしている一方で。残された上の面々は、
■ アシスト To:ALL |
消えた……ように見えたけど、いったい……? |
恐る恐る開け放たれた黒いドアの近くに近寄るアシスト。
そ〜〜っと先を見てみれば、ザック、コリューン、アルスワの三名が折り重なったいるのが見える。
どうやら、怪我とかはないようだ。
■ キャンドル To:アシスト |
アシスト、どう? 何か見える? |
そう話しかけながら、扉の方へ近づく。
足下のクッションを崩さないよう、ゆっくりと。
■ アシスト To:キャンドル |
なんか、皆ひとかたまりになってるみたい。 おっちゃん、コリューン、アルスワにーちゃん 平気〜? ケガとかないー? |
取合えず安否の確認をば。
■ ルイトゥーラの声 |
くすくすくす☆ 足下には気を付けなくてはいけませんわっ☆ まぁ、先ほども「急」な罠は使いましたしね。 このような仕掛けはもうありませんから、ご安心くださいませっ☆ |
どこからともなく館の主の声が聞こえる。
あまり同じネタは使いたくない主義なのだろうか?
■ キャプ To:ルイトゥーラ |
ふん、信用できるモンですか・・・。 |
■ ルイトゥーラの声 To:キャプ |
あらあらあら。それは寂しいですわ☆ |
ってアンた。
自分のやったこと思い出してみなさいってばさ(^-^;。
■ キャンドル To:ルイトゥーラ |
ふぅ〜ん。 こういう、『いきなり落とす』罠は無くなるのね。 |
■ ルイトゥーラの声 To:キャンドル |
ええ♪ だって、もぉ反応みれましたし♪くすすっ☆ |
声がどこから聞こえてくるのか?は、考えてはイケナイ。
■ キャンドル To:独り言 |
本当に、道化にさせられるわけね… (心の声:油断は出来ないけど、ザックが言ったみたいに即死の罠はまず無いないって事ね…) |
■ コリューン To:ルイトゥーラ |
お楽しみいただけて嬉しいですわ♪くそババァ様♪ くすすっ☆ |
どんどんと‥‥加速度が増しているようだ。
■ ルイトゥーラの声 To:コリューン |
まぁ♪元気のよろしいこと♪ 楽しみにしていますわっ☆ |
慣れているのか、気付いてないのか。
声の調子はまったく変わらず。
■ ルネ To:ルイトゥーラ |
ルイトゥーラさまぁ。 んと、でぐちおしえてくださいよぉ。 |
■ ルイトゥーラの声 To:ルネ |
そんな。 すぐ教えたら面白くありませんわよ? 頑張って捜して下さいな♪ |
どうやら一部始終見ているらしく、その声は楽しげだ。
■ キャンドル To:落ちた面々 |
下は、どうなってるの? |
■ コリューン To:キャンドル,アシスト&キャプ |
今、調べてみるから、そこで待ってねん♪ |
斜面の下より、元気な声が。
■ キャンドル To:コリューン&ALL |
分かったわ、じゃあ、上で引き上げれるように準備しとくわね。 あと、必要な道具が合ったら落とすから声かけてね。 さ・て・と、そう言えば、荷物も一緒に落ちてきたのよねえ? キャプ、アシスト、とりあえず、皆の荷物回収しない? |
■ アシスト To:キャンドル |
おっちゃん達荷物持ってかないで落っこちたからね(^-^;) |
下の安否が確認されたので、最初の地点へと戻り自分の荷物を回収するキャンドル。
‥‥ついでに他人のまで回収しているカモ。
■ キャプ To:キャンドル |
そうね。皆の荷物を集めて・・・さっさとあの3人を引き上げましょ。 彼等が余計なコトをしない内に、ね。 道具なんか渡したら、ドンドン泥沼にハマるわよ。あの連中・・・ |
■ キャンドル To:キャプ |
確かに、そうね(笑) でも、本当にこの下が泥沼になったら、笑えないわよね〜。 |
‥‥‥ふむ。φ(^..^=)っ。
‥‥‥(にやり)。
さて。落ちた面々。
コリューンはなんとか立ちあがり、ざっと奥の扉までの通路を見渡す。
何も異常はないと判断したのか‥‥それでも気を付けながら黒い扉へと近づく。
コリューンの目の前にある扉に掲げられているプレート。
なにやらコリューンには読めない文字でかかれているようだ。
■ ザック To:コリューン |
どーれどーれ コリューンのおつむには理解できない言葉で書かれているようだな ザック先生がみてやろう |
ずずぃとドアに近づき、ちょっと偉そうなそぶりでドアを見るザック。
■ アルスワ To:ザック&コリューン |
扉はどんなものですか? |
ザックの後ろより、アルスワが覗き込んでいる。
ドアに書かれている文字は、ザック・アルスワ両者が読める下位古代語でかかれてあった。
その文字。『開けちゃダメよ☆』
‥‥。
一体何がダメなんだろうか‥‥?
■ コリューン To:ザック&アルスワ |
ねぇねぇ、なんて書いてあんのさ? |
その問いに、書かれている事を教えるアルスワ。
さて、どうなる?
一方。
回収した自分のバックパックの中から、キャンドルは何か取り出したようだ。
■ キャンドル To:キャプ |
あった、これこれ。 ねえ、キャプ。 ただ引き上げるのって、結構キツイわよねえ? わたし、こんなの(楔&小型ハンマー)持ってるんだけど、そこの坂の上の、少し部屋側にこれ(楔)打ち込んでロープ引っ掛けられないかしら。 |
■ キャプ To:キャンドル |
いいわね・・・それ、やってみましょ。 但し、気を付けてね・・・楔を打ちこんだ途端、また床が抜けちゃうかも知れないから(^^;;;;; |
そう。
何が起こるかは神のみぞ‥‥いや屋敷の主のみ知っていたりする。
■ キャンドル To:キャプ |
それは、笑えないわね(苦笑) まあ、用心に越したことは無いと思うんだけど、『もう反応が見えたから落とさない。』みたいな事言ってたわよねえ。 あのひと、遊んでるみたいだから、余程の事が無い限り、多分大丈夫だと思うの。 で、現状なんだけど、このままだと、坂の上で楔を打ち込もうにも、それだけのスペースが無いじゃない。 だから、坂の上のクッションを一通り落としちゃわない? 少し離れた位置から押せば、ある程度落ちると思うんだけど、どうかしら? |
そう言いつつ、キャンドルは開け放たれた黒い扉めがけてクッションを投げ始める。
少しずつ、少しずつではあるが床が見え始めているが‥‥それと同時に斜面下ではエライ事になりつつもあったり。
‥‥
今度は下が歩きにくくなりそうである(笑)。
■ キャプ To:キャンドル |
・・・いいのかなぁ。下の連中に注意しなくても(^^;;; |
■ キャンドル To:キャプ&落ちた面々 |
あ・・・、もう、やだなあ〜 先に言ってよ(苦笑) クッション下に落としてるけど、気にしないでね〜 |
あ〜〜これこれ。明るくさわやかに言わないよ〜に(笑)。
ちなみに、運良くというかなんというか。
下の面々は突き当たりの扉付近にいっているので、クッションがぶち当たる☆という事はなさそうではある。
‥‥‥
振り返ったら、どうかはしらないけどね (^^)b
■ キャンドル To:ルネ |
ルネちゃんは、危険だからこっち(黒い扉)に近づいちゃだめよ。 |
■ ルネ To:キャンドル |
はぁい(^^)。 んじゃぁ、白いドアの付近までさがっていますねぇ(^^) |
良い子のお返事をしたルネは、んしょんしょと白いドアの方へと移動していった。
その行動を見届けてから。
キャンドルはクッションをどけた空間に慎重に移動し、しっかりと足場が確保されているのを確認してから楔を打ち込もうとした。
‥‥‥かいぃぃぃ〜〜〜ん‥‥‥
手、しびれまくり。
■ キャプ To:キャンドル |
ん〜〜、いい音ね(笑) その分だと、「ちょっと歯が立たない」ってトコかな。 |
とのんびり答えるキャプ嬢。
‥‥少し状況を楽しんでいるのかもしれない(笑)。
■ キャンドル To:キャプ |
痛〜い。 そうね、あなたの力でも無理っぽいわね(苦笑) |
床に楔を打ち付けるのをあきらめたキャンドル。今度は開いているドアのほうへと目標を移す。
とりあえず蝶番のところの強度を確かめるべく、蹴りを一発☆
‥‥‥
キャンドル嬢ってば、不幸。
キャプの視界の片隅に。ドアの傍らで蹲まって足を押さえているキャンドルの姿が見えていたり、いなかったり‥‥
‥‥合掌 (-人-)
■ キャプ To:キャンドル |
あらま・・・今度は扉に八つ当たり!? ダメよキャンドル。女の子なんだから、もっとお淑やかにしないと(くすっ) |
‥‥‥。
どのお口が言うのかなぁ〜〜?(笑)
■ キャンドル To:キャプ |
何言ってるのキャプ、お淑やかな女性だけが、良い女性の条件じゃないわよ。 |
とうの立った女の子‥‥は、密かに「女の子→女性」変換を行っていたりする。
痛みをこらえつつしれっと小型ハンマーで扉を軽く叩き、楔が刺さるかチェックをする。
■ キャンドル To:キャプ |
扉になら楔、刺さりそうね… ねえ、キャプも降りてきて、ちょっと扉押さえててよ。 ぐらぐらして、打ちにくいのよ。 |
■ キャプ To:キャンドル |
・・・あ、はいはい。扉を押さえるのね。 ん〜っと、こんな感じかな? |
女の子2人組が作業する中、クッションの間では唯一の男手であるアシストが、
■ アシスト To:キャプ&キャンドル |
ねぇねぇ 命綱つけてやった方がよくないかな? また落ちないようにさ |
と提案したり。
多少は足場を確保したとはいえ、確かに何が起こるかわからないが‥‥
■ キャンドル To:アシスト |
そうね、でも…その先を結びつけるところあるかしら?(苦笑) |
少し、苦笑い。
■ キャンドル To:上の面々 |
さ・て・と、楔は刺さったみたいね。 |
と、両手で楔をしっかり刺さっているか再確認。
どうやら、大丈夫そうである。
■ キャンドル To:上の面々 |
じゃあ、私はロープに上りやすいように細工するけど、キャプと、アシストはどうする? |
■ キャプ To:キャンドル |
どうするって言われても・・・ねえ。 これといってヤる事もないのよね・・・あ、そだ。 昇ってくる面々に向かって、クッション投げつける用意でもしてましょうか(笑) |
と、にこやかに鬼な発言をしていたり(笑)。
まぁ、怪我しない程度にね(笑)。
ドアの文字『開けちゃダメよ☆』を解読したザックとアルスワ。
さてさて、どうするのだろうか?
■ アルスワ To:コリューン&ザック |
開けちゃだめですか・・・ さて どうしますかね 開けないことには先に進めそうにないですが・・ |
ふぅ‥‥と、ため息ひとつ。
■ コリューン To:アルスワ&ザック |
親切な忠告なのか、それとも引っかけなのかが気になるな★ ・・・あのさ、なぁんとなく思ったんだけどサ、もしかして、ドアを開けるとちっちゃい玉っころとかンとこさ出てきてさ、滑ったり転んだりで歩けなくなっちまうとか、ありそうでない? とりあえず、キャプてん達に上に引き上げてもらおうよ。で、白い扉を調べよう♪ |
■ ザック To:コリューン&アルスワ |
白い方行っても似たようなもんだとおもうぜ 逆に開けるな危険って書いてあったほうがまだ楽なのかもしれねえ さすがにこっから先は体の頑丈な戦士様達に先頭きって入ってもらわんといけねえな どれちっと扉のカギとワナでも調べとくか・・・・・・ 多分これも向こういってドカンのタイプだとおもうけどな |
と黒い扉をチェックしだすザック。
ザックの目には罠はなさそうに思えたし、鍵もかかってないように思えた。
■ ザック To:コリューン&アルスワ |
一応カギとワナは両方無しだな・・・・・ とりあえず・・・・ オカマ達が来るのを待つとすっかね なーんかむこうでもったもったやってるみたいだが・・・・・ |
と、その場に座り込み、また一杯やりはじめる。
緊張感という文字は‥‥?(笑)
■ アルスワ To:ザック&コリューン |
そうですね 白い扉の方も似たようなものでしょう ここの主は「娯楽」を求めているのですから、罠のない道は用意しないでしょう。 黒と白の違いは罠の質ってところですかね |
そう言いながら、上の様子を見に行く。
……きのせいか、さきほど以上にクッションの量が増えていたりするが……まぁ、きっと気のせいだろう。
斜面の上を見上げれば、キャプとキャンドルがなにやら楔を打ち込もううと頑張っているようだ。
■ コリューン To:ザック&アルスワ |
ンじゃ、さくっと開けちゃおう♪ |
と、キャプたちに向かって、
■ コリューン To:上の三人 |
こっちは、今のところは何もないよ! 降りといでよ☆ |
■ キャプ To:コリューン |
えっ? 降りるぅ……?? やーねぇ、なに言ってるのよ。 今ロープの準備してるのに。 何もないんだったら、さっさと上がって来なさい。でないと、また次の罠に引っ掛かるわよ(笑) |
「何も無い」違いだとおもうの。
■ キャンドル To:コリューン |
とりあえず、楔打って、縄の細工しかたら、今すぐ上に登れるようにはしてあるけど…、通路の先はどうなってるのかしら? |
と、楔を押さえつつ答えるキャンドル。
下の状況はというと‥‥キャンドルとキャプの見える範囲では、アルスワとクッションが見えるのみである。
ザックとコリューンはどうやら通路の行き止まりの方にいるらしい。
そんなキャンドルに対し、コリューンはさらに声を大きくし、
■ コリューン To:キャンドル |
あのねっ! 廊下の先に『開けちゃダメよ☆』って書かれたドアがあるだけなんだ! オッサンの見立てでは、ドアには罠はないってっ!! 廊下にも、何にもないよっ!! |
さらに、アルスワが補足する。
■ アルスワ To:キャンドル |
補足をすると扉は黒い扉です。 廊下は約20m程、とりあえず罠はないようです。 ザックとコリューンは扉を開けたくてウズウズしてますよ だから 早く降りてきて下さい。 |
そう言い、ザック達の待つ扉の方へと歩いて行く。
■ キャンドル To:コリューン&アルスワ&キャプ&アシスト |
『開けちゃ駄目よ☆』ねぇ〜 ここの主人の性格上、そのドア飛ばして他のドアに行きたい気もするけど… 、まあ、なるようになるわよね。(苦笑) 分かったわ、私は降りてくわね、ちょうどロープの具合の確認にもなるし。 ただ、一人は残って、ここを登る時の手助け&荷物番をした方が良いと思うの、扉の先に更に通路があるようなら荷物降ろせば良いわよね。 あと、私は、アシストを残り役に推しとくわね、私より力あるし、キャプは前線に立たなきゃいけないしね。 |
■ アシスト To:キャンドル& |
オレは構わないけど……お願いだから置いてかないでね(笑) |
大丈夫。
皆仲間なんだから、そんな非道はないとおもう。
‥‥
きっと。
■ キャンドル To:キャプ&アシスト |
アシスト、大丈夫よそんな心配しなくても、おいてくつもりなら、自分の荷物持ってくもの(笑) じゃあ、降りてみるから、楔おさえててね。 |
キャプにロープの端を押さえてもらいつつ、降りて行くキャンドル。
■ キャンドル To:ALL |
ロープの状態は、大丈夫みたい。 これなら、結構安心して登れるんじゃないかしら。 |
と、危うくクッションに足を取られそうになりながらの弁。
ロープのおかげでなんとか無事に下にたどり着いたようだ。
■ キャプ To:キャンドル |
・・・やっぱり降りちゃうのね。 なんかさぁ、成り行きで行動が決まっちゃうコトが多いのよね。このパーティって |
ちょっとぶつぶつ言いながら降りるキャプ。
今度はしっかりとアシストにロープを押さえてもらっている。
アシストとルネはクッションのたくさんある部屋で待機しているなか、冒険者達はプレートのかかった黒い扉の前に集まった。
■ コリューン To:ALL |
んじゃ、ドアを開けるよ☆ |
■ キャンドル To:コリューン |
ええ、いつでも良いわよ。 |
皆が頷くのを確かめてから、コリューンは‥‥──先ほどの事があるので、今度はゆっくりと──扉を開けた‥‥。
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