ルネちゃんと一緒 | Scenario #47 |
ルイトゥーラ様のゆううつ |
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オラン 屋敷へ行く途中 |
銀の網亭を出ること1時間半。
ルネは最初のペースのままてくてくてくてく‥‥‥と歩いている。
■ キャンドル To:ルネ |
ねえ、ルネ。 まだ、着かないのかしら? |
■ ルネ To:キャンドル&ALL |
ええと、あの建物があるから‥‥。 ルイトゥーラ様のお屋敷は、あと半分ぐらいですぅ(^^)。 |
どうやら「まだ」半分らしい‥‥
■ ザック To:ルネ |
・・・・・・ 大丈夫か?道迷ったんじゃないだろうな・・・ |
■ ルネ To:ザック |
ちゃんと朝銀の網亭に向かってあるいてきた道のぎゃくを通ってますからだいじょうぶですぅ。 ‥‥‥(きょろ、きょろ)。 ‥‥‥うん‥‥? |
微妙にズレてるっぽい。
■ キャプ To:ザック |
(こっそり) 迷ったって言うか・・・ほら、このペースだから。 随分時間は経ったけど、距離は稼げてないんだよ(^^;;;; |
そう。ルネの3歩は冒険者の2歩ぐらいに相当していたりする。
■ ザック To:ルネ |
ところでルイトゥーラは最近なにか困りごととかなんかしてたのかい? おじょーちゃんからみてなにか最近きづいたこととかないのかなあ? |
■ ルネ To:ザック |
ええと‥‥ |
と、てくてく足を止めないで考えるルネ。
■ ルネ To:ザック |
ルイトゥーラ様は、とってもすごい魔法使いなんですけど、でも、でも、そのお力をもってしても、見つけられない「捜し物」があるんだそうです。 なかなかみつからなくって、ほんとおこまりのようすでした。 |
と、ザックの方を向いて答えるルネ。
しかし足はてくてくてく‥‥‥‥‥あ。石に‥‥
ずべん☆
コケちゃいました‥‥‥。
■ キャンドル To:ルネ |
だ、大丈夫? |
前方不注意の為転んでしまったルネ。
キャンドルが少し心配そうにはしているが、それに気付かず慌てて立ち上がり、ぱん・ぱん☆とスカートのホコリを払うと、またてくてく‥‥と歩きだした。
■ ルネ To:キャンドル |
はい、大丈夫です。なれてますから‥‥ |
と、また「前を見ずに」答えるルネ。
‥‥彼女にとって、コケるのは日常っぽい。
■ ザック |
やれやれ・・・・ ほんとに無事つくのかねえ・・・・・・・ |
ふぅ‥‥とため息ひとつ。
オラン 屋敷到着? |
さらに歩くこと1時間半。
中心部から3時間も歩くと、だいぶ家の間隔も空いて行き‥‥大きな屋敷が目立つようになってきた。
ふと。ルネの足が止まる。
冒険者の目の前に、とてつもなく大きな屋敷がでで〜〜〜んと建っていた。
■ キャプ To:ALL |
うわぁ、でっかい屋敷だなぁ・・・ルイトゥーラさんって、お金持ちだったんだね。 |
■ コリューン To:ALL |
探検のしがいがありそうだよね〜♪ いっぱい落書きできそ〜☆ |
そういう、コリューンにしてみれば「ごく」当たり前の会話なのだが‥‥
■ ルネ To:コリューン |
なら、わたしはバケツをもって付いてきますね。 |
本人、しごくまぢめ。
‥‥
そういや、メイドの仕事に「掃除」ってのもありましたな。
■ ザック To:コリューン |
しらねーぞ・・・へんなイタズラ書きしてまた呪われたりしたらどーすんだ・・・ まあ・・・たしかに探検のしがいはありそうだな・・・・ケケケ・・・・ |
と、屋敷を見上げるザック。
はてさて。無事仕事はできるのか??
■ アシスト To:ザック |
……おっちゃん、なんかヘンなコト企んでない? 確かに大きな家だけどさぁ |
アシスト少年。ちょっとジト目。
■ コリューン To:アシスト |
あのね、アッシー君。オッサンは“ヘンなコト企てないと死んじゃう病”なんだにゃ =^;_;^= 可哀相だと思って、そっとしておいてあげてにゃ☆ |
と、新しい仲間に対し、在る事無い事吹き込むコリューン。
‥‥いぢわる(笑)
■ アシスト To:コリューン |
ふ〜ん。そーなんだ……おっちゃんも大変なんだねって、アレ? そんな病気あったっけ?? |
と、コリューンのもっともな話(笑)を真に受ける少年アシスト。
よっぽどまっすぐに育って来たのか‥‥よっぽど師匠とかに遊ばれて来たにちがいない(まて)。
■ キャンドル |
(お金持ちで、すごい魔法使い…、コネを作るのに文句のない相手ね。) |
こちらの盗賊は、また違った意味で屋敷を見ていたりする。
まったくもって、仕事熱心(?)な2人である。
■ ルネ To:ALL |
ええと、ルイトゥーラ様のお屋敷は、こちらになります(^^) |
と指された方を見てみれば‥‥‥ってあれ?
ルネの手はとてつもなく大きな屋敷の隣にある、広い敷地のある屋敷を指している。
それなりに大きな屋敷なのではあるが、隣の屋敷があまりにも大きいため「あ、そんなもんか」程度にしか感じられなかったり‥‥‥。
■ キャプ To:ALL |
えっ・・・こっちじゃなくて、あっちなの?? ・・・随分ランクが下がっちゃったね(^^;;;;;; |
拍子抜けしたのか、思わず本音を喋るキャプ。
ステキなぐらい、正直かも(笑)。
そんなキャプを肘でつつきながら。
■ キャンドル To:キャプ |
仮にも、メイド付きでお屋敷持ってる、私達の依頼人候補よ。 まあ、そう言いたくなるのも、分からなくは無いけど… |
言葉でいさめるつもりが、思わず自分の本心ぽろり。
‥‥
みんな正直だ‥‥(笑)
■ ルネ To:ALL |
では、ごあんないしますね(^^)。 |
正門から長く続く道を歩き、やっとの思いで目的の屋敷に到着することができた‥‥。
ト書きで書けば一瞬ではあるが、冒険者達にしてみれば3時間の道のりであった。
■ ザック To:ALL |
ほーほーあれか・・・ 魔術師にしてはいいとこに住んでるんじゃねえのか? てっきりオレはカラスの飛び交ってそうな塔をイメージしちまったよ |
■ ルネ To:ザック |
ルイトゥーラ様は「ぽりしぃ」とかで、あんまり塔とかお好きじゃないみたいです。 じめじめってしたイメージが嫌いっておっしゃってました(^^)。 |
間違ってもそのセリフは、賢者の学院前では発言しない方が良いであろう。
うん。
■ アシスト To:ザック&ルネ |
賢者の学院だって、そんなにヘンな所じゃないよ〜。 そりゃ変なヒトもいるし、搭だってあちこち建ってるけど |
と、立場上弁護に周るアシスト少年。
しかし、全面否定ではないところに‥‥多少なりとも自覚はあるらしい。
ま、天才とナントカは〜って言葉もあることだしぃ( ゜Д゜)y─┛~~~
■ コリューン To:ルネ |
じめじめしてるとオッサンの髭みたいなカビが生えちゃうもんね☆ ところで、ルイトゥーラさんってよくコリュ・・私達みたいな冒険者に仕事のお手伝いとか頼むの〜? |
■ ルネ To:コリューン |
わたしがおつとめはじめてから、2回目‥‥かな? まえからも、ボウケンシャの方をやとったこととかあるみたいです。 って、きいています。 |
■ ザック To:ルネ |
へえ・・・そいつらはどんな探しモノしにいったんだ? もし同じモノ探しに行って帰ってこねえっつーのは・・・・・ 勘弁だなあ・・・ |
■ ルネ To:ザック |
んと、ルイトゥーラ様にとって、とってもひつようなものだったって聞いています。 んと、今回のおしごとも、そんなこといっていましたけど‥‥ あ、前のボウケンシャの方は、ちゃんと宿の方へ帰られましたよ(^^) そんなにキケンなお仕事じゃないはずです。はい。 |
どうやら、前の冒険者達は無事に帰還しているようだ。
今回はどうなるのだろうか??
■ ルネ To:ALL |
では、応接間までごあんないします。 |
■ キャンドル To:ALL |
始めの仕事は、交渉よね。 さぁ、気合入れて、いくわよ! |
彼女にとっては初仕事。
期待を込め、かつ、楽しげな声で扉に近づく。
ルネは大きな扉を開け、冒険者達は屋敷の中へと入っていった。
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