冒険者、集まったりする | Scenario #47 |
ルイトゥーラ様のゆううつ |
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銀の網亭 カウンター |
ここは冒険者の店「銀の網亭」
依頼主達はここに集い依頼書を貼って行き、冒険者達はその依頼を受けるべく仲間集めにいそしんでいる。
はたして‥‥どんなパーティーが組みあがるのやら‥‥‥ら?
■少女 |
どなどな〜☆ |
銀の網亭の入口を、元気な声とともに赤毛の少女がくぐり抜ける。
すっかりここの馴染みとなった、ハーフエルフのコリューンである。
前回の仕事もそつなく(?)こなしてきた彼女。いっとう最初に扉をくぐった時よりも、髪も背丈も少し伸び、幾分女性らしい雰囲気を‥‥
■コリューン To:おやじ |
おっちゃんっ!トマトジュースと目玉焼きねっ♪ |
持ち合わせ‥‥持ち‥‥‥。
‥‥
んな事、あるわけなかった へ(ё)へ
その「相変わらず」な姿に微笑みつつ、
■おやじ To:コリューン |
又少し、背が伸びて女らしく……と思ったが全く変わらんな(^^; しばらくこない間にお前さんの気に入りそうな面白い依頼が 沢山来てるぞ。 どれでも選り取りみどりだ(^^ トマトジュースと目玉焼きで良いんだな?すぐ用意してやろう。 |
黄身がとろとろ半熟な目玉焼きと、塩を添えられたトマトジュースがコリューンの目の前に出された。
とても、おいしそうである(^^)。
コリューンがとろとろの黄身を突っついているころ‥‥銀の網の階段で、とても大きな音がした。
その、盛大な音と共に階段を転げ落ちてきた少年。その名をキャプという。
頭打ってないか心配である(一応)。
■キャプ |
あたたた‥‥階段踏み外しちゃったよ。 今日から又、新しい仕事が始まるってゆーのに、縁起が悪いよなぁ。 ‥‥「カルテット」の不幸が、伝染っちゃったのかなぁ?やだなぁ‥‥ |
と、ぶつぶつ言いながらカウンターへと向かう。
「カルテット」。前回キャプが出会った冒険者達である。
彼と「カルテット」の関係については、第6期シナリオ38にて詳しく述べられている。
■キャプ To:おやじ |
おやじさん、おはよう。 ちょっと寝過ごしちゃったけど、まだ仕事は残ってるよね? どっか、メンバーを募集してるパーティ、あるかなぁ‥‥ |
■おやじ To:キャプ |
おはようキャプ。頭は大丈夫か? パーティーな。キャプならどこへ行っても大歓迎してくれるんじゃないか?(^^) |
■キャプ To:おやじ |
そ、そうかなぁ‥‥(ぽりぽり) |
と、おやじに誉められ照れるキャプ。
‥‥社交辞令だとおもうの(ぼそっ)。
■おやじ To:キャプ |
まだいっぱい仲間を捜している奴はいるから、誘うなり貼り紙するなりするといいぞ。 |
■キャプ To:おやじ |
でも、タマには自分で仲間を探してみるのも、良いかもしんないなぁ。 んじゃ、ちょっと一周りしてみるよ。 |
にこっと笑みをもらし、酒場をぐるっと見渡すキャプ。
さて‥‥仲間は見つかるのだろうか?
ぐるっと酒場を見ていたキャプ。
すると、カウンターにて目玉焼きと格闘を繰り広げていた一人の少女を発見!捕捉、早速アタック。
■キャプ To:コリューン |
あ、えーと・・・ちょっといいかな? 時間があったら、このアンケートに応えて・・・ってのは置いといて。 |
この出だし。怪しい勧誘そのものである。
■キャプ To:コリューン |
ボクはキャプ・・・「流しのファイター」やってるんだけどね。 仕事の仲間を探してるのなら、一緒にどうかな〜と思ってね。 ほら、探し物は大勢で見つけた方が、早く見つかるって言うでしょ(笑) ・・・だから、ナンパじゃないんだってばっっっ!!!(^^;;;;; |
そのころおやじは他の冒険者への対応で忙しい。
はたしてこのセリフは誰に向けてのものだったのだろう?(笑)
一方、いきなり話しかけられたコリューンはというと‥‥。
目玉焼きを食べる手を止めて、しげしげとキャプを見る。
■コリューン To:キャプ |
コリュ‥わ、私は”流されのシャーマン”をやってるんだよ〜♪ よっしくね〜☆ |
と、満点の笑顔で返すコリューン。
ちらっとかぶった猫の隙間から垣間見えるその顔には、まるで楽しそうなおもちゃを見つけたグラスランナーのような笑みが浮かんでいた。
しかし、今は遊び仲間を見つける時間ではなく、「仕事仲間」を見つける時間である(コリューン嬢にとっては、どちらも大差ないって?しぃぃ〜〜〜!)。
少しまぢめに戻ってお仕事な話。
■コリューン To:キャプ |
ん〜と、二人だけじゃお仕事来ないよね〜★ “流れたソーサラー”とか“流れるプリースト”とか探さないと〜。 キャプてん、当てとかある〜? コ・・私が知ってる人は、他の人と組んじゃったっぽいんだよね〜(--;; ちょっと、あちこち見てくるね〜☆ |
先に言っておくが、銀の網には川は流れていない。
まぁ、そんな些細(?)な事はともかく。今度はコリューンが仲間探しといくようである。
少し時間は遡る。
にぎやかな店の片隅で、一人の青年が静かにカウンターのスツールに腰掛ける。
■アルスワ To:おやじ |
ここが冒険者の店というものですか・・・ あっ そこの店主 すまないが飲み物をいただけますかな? そうですね・・・ワインをいただけますか? おっと 自分のことを何も言わないのは失礼ですね。 私はアルスワ 最近、冒険者になった者です。 これからいろいろご迷惑をおかけするかもしれませんがよろしくお願いします。 |
と、少しだけだが緊張の面もち。
その緊張をほぐす為か、おやじもすこしだけ饒舌になる。
■おやじ To:アルスワ |
おう、いらっしゃい、ワインで良いんだな? 冒険者の店は珍しいか?そこ等の酒場とたいして変わらないがな。ちょっと客層は違うがね。 まぁこの店はオランの冒険者の店の中でも華が多い店だからなかなか眺めも悪かないだろう? 仲間を探してるんだったら魔法使いや神官にでも声を掛けてみたらどうだ? おっと、お前さんがそういう事が出来るんなら必要ないがな。 仲間を集める事が冒険への第一歩。 自分にないものを持った人間を集める事が冒険の成功への第一歩ってな(^^ |
■アルスワ To:おやじ |
なかなか 壮観な眺めですね。 この活気が私を元気にしてくれる・・・ では ちょっと声でも掛けてみますか・・・ |
出されたワインを手に、カウンターや掲示板周辺を見渡す。
彼にとって「自分にないもの」を補ってくれそうな仲間は、見つかるのであろうか‥‥?
アルスワの座った席から、すこし離れた所。
一人の少女‥‥‥と呼ぶには、すこしばかり年月が過ぎている‥‥が腰掛けた。
■ キャンドル To:ナレーター |
何かおっしゃいまして?(にこにこにこにこ・・・・・・) |
‥‥‥いっいえ、なんでもございません‥‥‥(^-^;;;;
‥‥‥こほん。
とても落ち着いた大人の雰囲気は持ち合わせているが、彼女もまた「駆け出しの」冒険者のようだ。
軽く飲み物を注文し、それを受け取る。
■クラック・キャンドル To:おやじ |
ありがとう これから長い付き合いになれるようにがんばるからよろしくね、おやじさん。 さっき、掲示板見てきたんだけど、もしかしてシーフ余ってる?(苦笑) |
■おやじ To:クラック・キャンドル |
おお、はじめましてだな。これからよろしく頼むぞ。 |
■クラック・キャンドル To:おやじ |
ええ、しっかり稼いでくるわよ、楽しみに待っててね(^^) って言っても、仲間が見つかってからからだけどね。 |
■おやじ To:クラック・キャンドル |
おまえさんは盗賊なのか? いい腕の盗賊ならパーティに二人三人いても問題ないから気にしなくて良いと思うぞ。 |
■クラック・キャンドル To:おやじ |
そう?、ありがとう、 まだ駆け出しで自慢できるほどの腕は無いけど、何とかなりそうね。 |
■おやじ To:クラック・キャンドル |
とりあえず、掲示板に張り紙するなり、他の人に声をかけるなりして仲間を捜してみてはどうだ? |
■クラック・キャンドル To:おやじ |
そうね…もう少しここで休んだら。 掲示板にでも、売り込みに行って見るわね。 |
と、手渡された飲み物をゆっくり喉へ流し込む。
その後、ゆっくりと掲示板へ近づき‥‥張り紙を一枚。
■銀の網亭 掲示板
仲間を探している方
シーフ)を、パーティーに加えてくれる方カウンターにて待っています。
目印は、長い髪の年上の人間女性
一歩下がって全体を確かめると、そのままカウンターへと戻っていった。
貼り紙を貼ってきて一休み。
おやじにもう一杯飲み物を注文し、一息ついていると、一人の青年がクラックに話しかけてきた。
■アルスワ To:クラック・キャンドル |
すみません そこの張り紙を書かれたクラック・キャンドルさんでしょうか? |
■クラック・キャンドル To:アルスワ |
ええ、そのとおりよ。 |
■アルスワ To:クラック・キャンドル |
初めまして 私はアルスワと申します。 仲間をさがしてらっしゃる様で・・・よろしければご一緒に行きませんか? とは 言っても私自身も独り旅で、他に仲間がいるわけではないので、あと何人か仲間を探すつもりですが・・ 良い返事がもらえると嬉しいのですが・・ |
■クラック・キャンドル To:アルスワ |
声をかけてくれて、ありがとう。 私も,一人だし…(苦笑) 私で良ければ、よろしくね。 |
にっこりと笑って手を差し出す。
差し出された手に、こちらもにっこりと笑みを浮かべ、
■アルスワ To:クラック・キャンドル |
こちらこそよろしく。 |
と軽く握手を交わす。
■クラック・キャンドル To:アルスワ |
呼ぶ時は、キャンドルで良いわよ(笑) クラックでも良いけど…男みだいでしょ 掲示板を見てくれたなら、言わなくても良いかもしれないけど…念の為ね、私は、シーフよ、 アルスワさん…アルスワで良い? あなたは、…ファイターかしら? 私と一緒、駆け出しの(微笑) |
にこやかな微笑。営業用スマイルとも言う。
年上のおね〜さま。いたいけな青少年をたぶらかさないよ〜に(いや、まだたぶらかしてないけど)。
■アルスワ To:キャンドル |
そうですか ではキャンドルさん、私のことはアルスワと呼んでください。 あと 何人かに声を掛けて見ます。 多くなりすぎるとまずいので声を掛ける前にキャンドルさんに一声かけますね。 |
■クラック To:アルスワ |
そうね、プリーストと魔術師は、確保しないとね。 で、アルスワ、さっき分かったって言ったわよね? それに、これから一緒に依頼をこなす仲間なんだから『さん』は、やめましょ、『さん』は、(笑) |
文句を良いながらも、その顔には笑みを。
■アルスワ To:キャンドル |
そうですね それらしい人が居れば声を掛けますね。 張り紙してもいいかもしれませんね。 申し訳有りません。そういう呼び方に慣れないもんですから・・・ それじゃあ ・・・・キャンドル・・・・ なにか 照れますね。 |
年上おね〜さまに免疫がないのか。はたまた「呼び捨て」に慣れていないのか。
アルスワの頬はすこし、赤くなっている。
■キャンドル To:アルスワ |
そういえば、さっきの質問の答えもらってないんだけど。 アルスワは、ファイターで良いのかしら? |
■アルスワ To:キャンドル |
質問の答えですがファイターです。駆け出しの・・・ |
と、質問に答えながら少し笑う。
カウンターのちょっと離れたところに、キャンドルの目がとまる。
■キャンドル To:アルスワ |
ねえ、アルスワ。 あそこ(コリューン&キャプ)、あそこも二人よねえ? ひとりは、ファイター…よね、もうひとりは…よくわかんないけど(苦笑) 仲間に誘ってみない?私達よりも、冒険慣れしてそうよ。 そうすれば、後は欠落している職業の人を探せば言いと思うの。 どう? |
■アルスワ To:キャンドル |
そうですね やはり旅慣れた方も必要でしょうね。 早速 声を掛けてみます。 いろよい返事がいただけると幸いなのですが。 |
向こうはだいぶ慣れていそうな冒険者。
少し、心配そうなアルスワである。
そんな憂いを吹き飛ばすかのように、
■キャンドル To:アルスワ |
そうね、良い返事がもらえると良いわね。(笑) 第一声は、アルスワにお願いするわね、私よりもしっかりしてそうだし。 |
キャンドルは笑顔でアルスワを送る。
さて‥‥どのようなアタックになるのだろうか‥‥?
明るい男女の会話もあれば、渋く一人で決めている者もいる。
カウンターの‥‥そう、隅のほう。
いつの間にか、座っている男が一人。
■ザック To:おやじ |
あーようやくついたか・・・ ちっと遊びすぎたかな・・・ ぼちぼち仕事しとかないと路銀がやばくなるな おやじーブランデー。それと葉巻! さーて今回はどんなやつとくっついてみるかねえ |
■おやじ To:ザック |
相変わらずの根無し草か、ザック? ま、冒険者なんてみんな似た様なもんだがな、お前さんは特別だな。 ブランデーと葉巻か。 ブランデーはお前さんの好きなのを用意してあるぞ。 ま、一杯やりながらゆっくり仲間を探してみてくれ。 優秀なシーフは何処にでも必要だからな(^^ |
男‥‥ザックの目の前に、琥珀色のとろりとした液体と、少し香りの飛んだ葉巻が置かれた。
■ザック To:おやじ |
へっ でも盗賊なんてのはもっとも気楽に足踏み入れられる職だからな こっちでもうごいとかねえとな・・・ |
おやじから出された葉巻とブランデーを手に、ザックは人混みの中へと進んで行った‥‥
また一人、冒険者が銀の網の扉を開く。
しかしその少年‥‥扉を開いたのはよいが、なかなか奥のカウンターまで足を運べず、入口の近くを行ったり来たり。
少しうろうろして気を落ち着かせたのか、やっとカウンターへと向かったようだ。
■アシスト To:おやじ |
こんにちわ。オレ、アシスト。 仕事探しに来たんだけど……実はこれが初めてでさ どーやったらいいかわかんないんだよね(^^; おっちゃんもこの仕事長いんでしょ?どーしたら いいか教えてくれないかなぁ (ぐ〜っとおなかが鳴る) えと……あの……ついでにオレンジジュースとサンドイッチも頼んでいい?(*^^*; |
仕事も探したいが、それ以上にお腹も減った。
おやじに、あわてて注文するアシスト。
■おやじ To:アシスト |
ここへ来たって事は冒険者として依頼を受けに来たって事で良いのかな? それともウェイターか?だとしたら悪いが間に合ってるぞ。 d(^^ |
おやぢ、新人をいぢめるの図。
■アシスト To:おやじ |
あはは(^^; もちろん前者だってば |
新人、ちょっと真に受けるの図。
しかし、両者の顔には笑みが。
■おやじ To:アシスト |
注文は大歓迎だ、すぐ用意してやる。 でだ、仕事をするのはまず仲間を探すことだな。 自分一人でなんでも出来る訳じゃないからな、出来ない事を補い合う仲間を探す様にすると良いぞ。 もちろん、お前さんはまだひよっこだからな。 自分とあまりにもかけ離れたベテランと組むと苦労する事になるだろうからとりあえず自分と似た様な連中を探してみたらどうだ? 今、気に入った奴が店内にいなくてもまだ後からネボスケ達がやって来るだろうからな(^^ |
■アシスト To:おやじ |
そうだね オレはまだ未熟者だからなおさら仲間は必要だよ ありがとおっちゃん(^^)ノ さっそく探してみるよ |
手渡されたオレンジジュースとサンドイッチを手に、カウンターを離れるアシスト。
良い仲間と巡りあえるのだろうか?
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