Sword World PBM #46
- Howl from Behind - 獣の声が聞こえる
来訪者、そして…
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クロムバード家の裏

 ロナがゆっくりと倒れると、そこには血に濡れた剣を持った少年が立っていた。ロナの背中からは血が流れていて、もちろんそれは少年が斬りつけたことに由来している。
 その一撃で、ロナはぐったりと動かなくなった。
■セラ To:少年
 あらあら、どうしましょう。リーアさんの人格が勝ち残ってしまうと困るのですけれど。

■少年 To:セラ
 ま、どっちでもいいさ、生きてるうちに回収しよう。
 ………そうそう

■少年 To:ALL
 助かったよ、俺達三人でもロナのまま取り押さえるのは大変そうだったしね。
 で、どーすんの、姉ちゃんたち。

■フィアルラ To:リーア
リーア……さん?

 呆然と呟き、ふらふらと近づく。そっとリーアの身体を抱き上げると、ぐったりとした重い感触が返ってきた。
■フィアルラ To:リーア
リーアさん……起きて……。

 どうやら気を失っているだけなのか、心臓の鼓動も呼吸も感じられる。それはただ、まだ死んでいないという程度のことだが。
 そんなことを確認しているフィアルラの目の前に、血に濡れた刃が突きつけられた。
■少年 To:フィアルラ
 こっちの気が変わる前に、ロナ置いてどっか行きなよ。

 リーアに負担がかからない程度に一度抱きしめると、そっと地面に降ろした。
■フィアルラ To:アップル
アップルさん……リーアさんの治療を……。

■フィアルラ To:少年
あなたは、許せない……。

 涙をためて顔を上げる。
■フィアルラ To:少年
許さない!

■アルフレッド To:少年
 てめぇ、ふざけた真似しやがって、生きて帰れると思うなよ!!

■オジイ To:アップル
 アップルさん、リーアをお願い!

■オジイ
 強盗だー。人殺しだー。
誰か衛視を呼んでくださいー。

■少年 To:セラ
 チッ………人が来る前にケリを付けるよ。

 そう言うと、少年はもう一人の男の方にも言う。
■少年 To:男
 テラ、お前は表から回ってガレスを連れ出すんだ。少しくらい痛めつけてもいい。

 そして、少年はフィアルラに斬りかかった。

 少年の攻撃は14、フィアルラの回避は15。フィアルラはかろうじて回避した。
■セラ To:オジイ
 仕方ありませんわね………

 セラは懐からショートソードを取り出し、オジイを攻撃した。
 セラの攻撃は14、オジイは防御専念を試みたが1ゾロで失敗し、攻撃は命中した。
 オジイは2点のダメージを受けた。
■アルフレッド To:魔法
 万物の根源たるマナよ、光と成りて我が敵を打て!!

 そう言うと、アルフレッドは少年に向けてエネルギーボルトを放った(残り精神点8点)
 アルフレッドの魔法は3+7=10で発動。だが少年は抵抗に成功した。
 ダメージは3+5=8。少年はそこそこダメージを受けたようだ。
■少年 To:アルフレッド
 つっ………その程度じゃ効かないよ!

■フィリス
「闇に遍く精霊よ、我が前に来たれ!」

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ゆな<juna@juna.net>