Sword World PBM #46 |
- Howl from Behind -
獣の声が聞こえる
- Prologue - |
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冒険者のパーティにおける指導者の条件は、学院の初等部における飼育係(別名ウサギ小屋係)と似ているのかもしれない。
それは、すこぶる現実的な選出方法であり、満場の一致を極めて効率的に得ることができるのだ。
例えば
その場にいないこととか。
合理的だ。いない者が反対意見を出すことなどありえないだろう?
銀の網亭・個室 |
銀の網亭には、宴会や相談に使えるように防音の効いた個室が用意されている。
いったい、この宿にはいくつ部屋があっていくつ個室があるのか、それは七不思議の一つに数えられてはいるが、敢えて解明しようとしたものはいない(七不思議とはそういうものだ)
ともあれ。
一行はおやじの案内に従って個室へとやってきた。おやじが鍵を開けると、そこはこざっぱりと掃除された部屋だった。残念ながら扉を開けたら異世界だったりすることはない。別に残念ではないが。
■おやじ To:ALL |
よし、じゃあこの部屋を使ってくれないかな? 注文とか依頼とか決まったら教えてくれよ。 |
■オジイ To:おやじ&ALL |
あ、おやじさん、注文お願いしますよ〜! とりあえず、私はエールを2杯と鶏料理をたっぷり、それにジャガイモのふかしたのを一杯つけてやってください! 鶏とジャガイモはみんなで食べましょうね! |
「みんなで」と言っているが、結局のところ半分以上がオジイの胃袋に入ることになるのは秘密である。
といっても、秘密にしたところでしばらくすれば判明するので、どうでもいいと言えばかなりどうでもいい。
■アルフレッド To:おやじ&ALL |
あ、それじゃ僕もさっきお願いした分と〜 カパリオレンジとツナサラダとチーズの盛り合わせを大盛でお願いします。 あと、灰皿もお願いします(^^; 僕のサラダとチーズも皆さんで食べましょう(^^) |
そう言いながら、アルフレッドは一番窓に近い席に陣取った。
■おやじ To:オジイ&アルフレッド |
よし。エールを2杯に鶏料理とジャガイモとカパリオレンジとツナサラダとチーズの盛り合わせを大盛だな。 しかし、おまえらほんと一杯食うなあ。 |
おやじが笑う。
■フィアルラ To:おやじ |
えっと、それじゃ私はカフェオレのあったかいのと、 ハムとタマゴのサンドイッチをお願いします。 |
■おやじ To:フィアルラ |
ふむ。で、何人前食べるんだ? |
■フィアルラ To:おやじ |
……え? やだ、一人前でいいですよっ。 |
フィアルラは首をぶんぶん振りながら答える。縦にではなく、横に、である。念のため。
■クラウディア To:おやじ&ALL |
おやじさん,おやじさん。今夜のメニューにシチューはあるかい? もしあったら,6人前頼むよ。あ,代金はあたしに付けといてくれていいからね(^^) |
■おやじ To:クラウディア |
分かった、シチューだな。……しかし、6人前で足りるのか? |
そう言いながら、おやじがパーティの面々を確認する。
そして、おやじは部屋を出ていった。
■フィリス To:ALL |
じゃあ宴会始める前にリーダー決めちゃいましょうか。 酔ったノリで決まっちゃうのも避けたいですし、注文が来るまでに話し合っちゃいましょう♪ さて…「我こそは〜っ!」という人、挙手して下さい〜♪^^あ、他薦でもいいですよ〜。^^)h |
銀の網亭・個室 |
トントン
軽いノックと共に、個室のドアが開いた。
神殿に顔を出すと言って遅れて来たアップルが、両手に注文の品を満載して入ってくる。顔を出すと言っていたのは本当に顔を出す程度だったらしく、服装もカジュアルなままだ。
それにしても、この満載の注文をこの細腕でどうやって維持しているのか、そもそもさっきのノックはどこから、というかどうやってドアを開けたのか、謎は尽きない。
■アップル To:ALL |
ただいま〜。おー始まってるねぇ はい、エールとカンパリ。。灰皿はアルかな? 食べ物は少し待ってだって。 えっ 何の話してるの・・? リーダーかぁ、そうだね。冒険者のパーティだもん。 早めに決めてしまうに越したことはないかもね。 (しばらく考えて) ・・うーん。やっぱり、ここは・・・・・・うーん (やっぱり考えている^_^;) |
■オジイ To: ALL |
私がリーダーをやりますって? そうなんですか!アップルさんがリーダーに立候補してくださるんですか? 嬉しいなあ! |
■フィアルラ To:アップル |
えっ? すごい、アップルさん。 私と同じで何もかも初めてなのに、リーダーをやってくれるなんて……。 ううっ。尊敬しちゃいますっ。 |
フィアルラは、本気でアップルがリーダーをやると思っているようだ。
目がマジである。
■アルフレッドToアップル&ALL |
おっ、凄いなアップル じゃあやる気を認めて、俺もアップルに一票(^^) 不慣れなとこはベテラン3人にカバーしてもらえば大丈夫だよ(たぶん(^^; |
そう言いながら、テーブルの上のロウソクで煙草に火を付ける。
■クラウディア To:アップル |
3票か…それじゃあたしもアップル嬢に入れさせてもらおうかね(^^) これで過半数だ。ところでフィリス嬢はどう思う? |
■フィリス To:ALL&アップルさん |
アップルさんはチャ・ザの神官さんでしたっけ?そうなるとパーティ名は「幸せを求める者達」とか♪…あ、でもこれだとなんだか「今は不幸」みたいですね^^; うーん、アップルさんはどうです?リーダー、やってみません? あ、別に肩肘張らなくても大丈夫ですよ。ほら、有名なサーガにあるじゃないですか「ひとりはみなのために、みなはひとりのために」って。ああいう感じですよ^^)h |
やや、というかむしろどちらかというとかなりズレた解釈だが、とりあえずみんなで支えるとかそういう趣旨のことを言いたいらしい。
■アップル To:ALL(茫然自失気味) |
はれ☆へっ?? あ・でも、わたし、みんなみたいに学があるわけじゃないし、 新米冒険者だし、まだ、防具も買ってないし・・・ |
いきなりの展開についていけていないアップル。
が、皆の視線から推測するに、イヤとか無理とかそういう返答は期待されていない、というよりそういう選択肢自体ない。
■アップル To:ALL(少し我にかえって) |
本当に、わたしなんかで、いいのかな みんな? 「自分が幸せになるためには、まず、他人を幸せにすること」・・か |
自信なさげなアップル。
■オジイ To: ALL and アップル |
「幸せを求める者達」ですか〜。 いい名前ですねえ! アップルさんがリーダーのパーティにぴったりですね。 みんなでフォローしますから、頑張ってみませんか? |
■クラウディア To:ALL&アップル |
あ,それいいねぇ。パーティ名だよ。 幸せを求めて旅に出る歌はいっぱいあるけど,ほとんどハッピーエンドだしね。 「幸せを求めるもの達」 歌にするとこんな感じかい? ♪Luckseekers' happy quest 見つけた幸せ大盤振る舞い One's happy for all All's happy for one 次なる幸せ捜しに行くのさ〜♪ …もう少し練り上げる必要があるけどね(^^; …`今は不幸’がツボだねぇ。さてどう落ちをつけるか… さて,みんなあんたについていくってよ。 アップルリーダー(^^) |
■アップル To:ALL |
・・・そうだね。みんなで幸せを追い求めるのも悪くないよね。うん。 よしっ それでは、まだまだ本当に未熟者ですが、よろしくお願いします! じゃぁ、ひとつだけリーダーから。。 他人を幸せにするために、自分を犠牲にしないこと! みんなで、幸せになろうね♪ ・・・・・・ありがとね。みんな。。 |
■クラウディア To:アップル |
……そのとおりだね,心に止めておくよ。 |
■フィアルラ To:ALL |
それじゃあ、アップルさんのリーダー決定を祝って乾杯ですね。 |
銀の網亭・個室 |
ドアがノックされ、タイミング良くおやじが料理を持って部屋に入ってきた。
■おやじ To:ALL |
またせたな、出来たぞ。 鶏料理2人前にふかしイモとサラダの大盛りだ。 |
そう言いながら、テーブルに料理を並べていく。
■アルフレッドToアップルand ALL |
おっ、流石リーダーイイ事言うね、 じゃあ皆グラスは行き渡ったかな? それでは、今日の我々の出会いと未来の幸せに 「乾杯!!」(><)/]~ |
■オジイ To:ALL |
かんぱ〜い! |
言うなりエールを一気飲みするオジイ。
大丈夫か?
何を思ったのか、オジイはそのままこっそりとアルフレッドに近づき耳打ち開始。
■オジイ To: アルフレッド |
アル先輩って、学院の生活自分より長いんですよねえ。 凄いなあ!尊敬しちゃいます! で……、うちのパーティってほんと華やかですよねえ。 アル先輩は誰が好みです? 先輩になら喜んでお譲りしますよ(笑) |
───全然大丈夫じゃなかったようだ。
というか、オジイは地声がでかい。どのくらいでかいかというと、ひそひそ話がひそひそ話にならないくらいでかい。
幸か不幸か(主に不幸と思われるが)、オジイ本人だけが気付いていない。
■アルフレッドToオジイ |
いや〜、まだ知り合ってすぐだし、皆綺麗な人ばっかりで どの人が好みとか聞かれても困りますよ〜(*^_^*)ゞ って、声が大きいですよオジイさん!! |
と、そこまで言って、オジイの口を塞ごうとする。
が、もちろん手遅れである。
■アップル To: ALL? |
ぴくんっ☆★ |
───と、とかしきれていない髪がはねるアップル。別に、妖気に反応するアンテナだとかそういうことはないようだが。
■クラウディア To:オジイ&アルフレッド |
おやおや,お酒が入ると(男は)これだからねぇ。 お二人さん,失礼だけどまるぎこえだよ(苦笑) 別に誰を好もうが,あたしの知ったこっちゃないが, 初めて冒険者になろうって子に,不安や誤解をあたえるような奴は先輩だろうと容赦しないよっ! |
目は笑いながら、とりあえず釘だけ刺しておく。
とか言いつつ、さりげなく後ろにはマトックが立てかけられている。
それを刺したら、かなり危ない、というかおよそ死亡風味なのでやめた方がよいと思われる。
■オジイ To: クラウディア |
いやいや、申し訳ないです。 ディアの言うとおりですね。 ……どうも聞こえちゃったみたいですね。 |
とりあえず、オジイは神妙に謝った。
■フィアルラ To:ALL |
うーん、男の人の好みですかぁ……。 ちょっと聞いてみたい気もします……。 |
クラウディアの心配をよそに、フィアルラはその話題に興味を持ったようだ。まあ、年頃の女の子ということである。
■フィリス To:ALL&アップルさん |
くすくす*^^* まぁオジイさんにとって、私達は魅力的に見えるってことですね。 誉め言葉として受け取っておきましょう*^^)/" … (小声)…えと、アップルさん、こういう話は苦手ですか? |
■アップル To:ALL&フィリス |
あはははっ♪ 何いってるのよぉ ・・ねぇ、ちょっとこの部屋暑くない? |
と言って、窓を開けに立ち上がる。
そして、女性陣の横を通り過ぎる際───
■アップル To:女性陣 |
…ありがと |
その後、これ以上雨戸が開かないことに気付き、軽く背伸びをするとアップルは席に戻った。手首に巻いた4色の紐飾りをいじりながらため息をつく。
■オジイ To: アップル |
そんなに暑いですか? じゃあ、団扇かしましょうか? |
と言うなり、どこからともなく(というか背負い袋から)団扇を取り出すオジイ。
■オジイ To: ALL |
ところで、話は変わるんですが、皆さんどちらの出身なんです? 私はオランの出身なんですよ。 実は若い頃から傭兵部隊に入っていたもんでついこの間までは、共通語も読めなかったんですよ〜。 で、ここ数ヶ月ほど、学院で色々修行させて貰っていたんです。 おかげで少し魔法も使えるようなったのですが、アル先輩みたいに魔法の杖はまだ持たせて貰えてないんですよ〜。早く持ちたいですねえ! |
■フィアルラ To:ALL |
あ、私もオランの出身です。 両親二人とも学者なんですけど、いっつも『勉強しなさい』しか言わなくって。 あんまりうるさいから、家出みたいにして飛び出してきちゃったんです。 もう少し外の世界に目を向けてみたいなっていうのもあって……。あ、でも親と仲が悪いワケじゃないですよ。 ただちょっと過保護なところがあるんで、『私一人でもちゃんとやっていけるんだ』って証明できるようになったら一度帰ってみるつもりです。 |
■アップル(呟き) |
へぇ、みんなしっかりしてるんだぁ・・ |
■酩酊気味フィリス To:フィアルラさん、ALL |
家出みたいなもの、ですか…私は家出そのものかな〜。 森を出て冒険したいって言っても全然聞いてくれなかったから…。 最近までずっと「エルフ」のお手本みたいな生活してましたから、 その反動が出たのかもしれませんね。どんなに頼み込んでも ダメだったので、こっそり準備して、飛び出して来ちゃいました。 とーさんもかーさんも、冒険心なんて異端の考えだっていうけど… だってだって!森で暮らしてたら一生平穏でもそのままなんですよっ! 私はもっといろんなモノ見たいし、いろんなヒトと話したいし、 いろんなコトを経験したいんですよぅ〜っ!o(≧▽≦)o…ダメですか?ワガママですか?私悪い子ですか?(TT) |
酩酊というより、どちらかというと錯乱に近く見える………
■フィアルラ To:フィリス |
そ、そんな事ないと思いますよ。外の世界に興味を持つのは誰にでもある気持ちだと思います。 事実、私だってそうですし。フィリスさんは、それこそ私なんかよりずっと長く、森の中だけの生活を続けていたんですから……。 少しくらい、わがままを言っても罰は当たりませんよ。 ただ、やっぱり御両親も心配されてるでしょうから……気が向いた時でいいですから、一度帰ってあげるのもいいと思いますよ☆ |
■クラウディア To:フィリス&ALL |
その気持ち,よーくわかるよ。あたしがそうだったもんね。 エレミアって街は,腕のいい職人が多いけど,技術で冒険をする職人は少ないところなんだよ。あたしはそこの生まれさ。 父親はあたしに安定を望んでいたらしいけれど,あたしの人生はあたしのもんだ,だからあたしは旅に出た。 詩人として,生きていけるかどうかはわかんないけれどね,後悔はしたくないのさ。 自分の人生は,自分で責任持てばいいと思うよ。…ただ,フィア嬢の言うとおり,親には連絡入れた方がいいかもしれないね,居場所は教えなくても。 いつか,連絡したくても,取れなくなる時が来るかもしれないからね… |
■アルフレッド Toフィリスend ALL |
そうだな、俺も森の方の出だから結構その気持ち解るな。 まあ、両親に学院に入る許可を貰えたのは、俺の性格が元々狩人向きじゃなかったからなんだけど。 やっぱり、森の中だけで一生を終えるのは嫌だったしね。 う〜ん、フィアルラの言うことも一理有るな、 俺も一回ぐらい帰った方が良いのかな〜 |
そう言って、少し遠い目をする。
故郷のことを思い出しているようだ。別に天井のシミを数えているわけではない。だろう。
■フィリス To:ディアさん、アルさん、ALL |
うぅ…(ぐしぐし)…みなさんありがとうございます〜(;;) |
■オジイ To: ALL |
そいつはみんな苦労しているんだねえ。 コイツは何か目にゴミが入っちまったみたいんだねえ。 |
両目からだーっと滝のように涙を流すオジイ。この比喩が嫌なら、ギャグ漫画のようにと言ってもよい。
■オジイ To: ALL |
まあ、そういったことは忘れてもう一回乾杯しようかねえ。 かんぱ〜い! |
そう言って、二杯目のエールを一気のみする。
そして、そのまま、倒れた。
飲めないなら無理はしない方がいい。
銀の網亭・個室 |
■フィリス To:オジイさん&ALL |
!オ、オジイさん!?…だ、大丈夫ですか〜…? そんなトコで寝ると風邪引きますよ?もしも〜し… …ベッドに運んだ方がいいんでしょうか? (・・;) |
フィリスの声に反応したのか、突然オジイがむくっと蘇生した。
■オジイ To: ALL |
あれ、今自分なんかやっちゃいました? 酔っぱらうとよく話を覚えていないんですよねえ。 またやっちゃったみたいですねえ。 えへへ。 |
気まずいのか、話を変えようとするオジイ。
■オジイ To: ALL and クラウディア |
そ……そういえば、さっきのディアの歌とってもよかったですねえ。 ディアのその持っている楽器……なんていうんですか自分はよく知らないんですが、それもとってもいい音ですし。 その楽器ってどこで手に入れたんです? |
■アップル To: ALL and クラウディア |
ほーんと。演奏する姿なんて、ばっちりきまってるよね♪ まるで、ディアのために作られた楽器みたい。 そういうの、あこがれちゃうなぁ |
■クラウディア To:オジイ,アップル&ALL |
ああ,これかい?これは木琴って言うんだ。木で出来た琴という意味さ。 木片を削ってね,裏にこうくぼみを付けると…叩いた時の音が変わるだろ,で,これを順番に並べていくと楽器になるわけだ。 本格的なものは,裏に共鳴箱を付けたりして,もっと大きく,重くなるんだけどね。これはあたしが子どものころ,軽くてどこでも鳴らせるようにって,両親が作ってくれたんだよ。 楽器作りが仕事だったからね……。 |
■オジイ To:クラウディア |
じゃあもしかして、ディアも楽器が作れたりするんです? もしよかったら、何か楽器を作ってもらいたいなあ。 も、もちろん原料代とかは払いますから。 そうだなあ、自分って歌が下手だからなんか吹くことができる楽器がいいなあ! |
■クラウディア To:オジイ |
え?楽器を作る? …あ,そ,そりゃまあ,父親にひととおりは習ったけどさ…… 最近,楽器は作るよりいじるほうが多かったからね…(^^;;; ここは,エレミアの工房じゃないし,たいしたもんは作れないけれどそれでもいいのかね? |
最近、自分が職人だと意識する機会がなかったせいか、少し意外そうな様子だ。
■クラウディア To:オジイ |
吹く楽器…ねぇ。 吹奏楽器にもいろいろあるけど…オー先生だとなにがいいかねぇ。 ホルン…は重くて持ち運びが不便だし…バグパイプ…は手入れが大変だし……そうだ,ふふふっ,いいもの思いついた! 明日街に行って,材料がみつかったら,早速作ってやるよ(^^) |
■オジイ To:クラウディア |
それは嬉しいです! よろしくお願いしますね〜。 |
■アルフレッド ToディアandALL |
あっ、じゃあ俺もお願いしていいですか?(<図々しい) 俺あんまり音楽の事とか良く解らないし、結構不器用だから 仕組みとか演奏の仕方が簡単なのがいいんだけど〜、お願いできますか?(^人^;) |
■クラウディア To:アルフレッド |
別にかまわないけれど…演奏が簡単な楽器って言ってもいろいろあるしね。 どんな感じの楽器がいいんだい?打楽器かい?? |
■アルフレッド Toディア |
えっとですね、この位の大きさの穴の開いた木の箱に、 音程の数だけ小さな金属片が付いてて、それぞれ長さが違うんですよ。 以前誰かが演奏しているのを、チラッと見た事が有るんですが、名前は知らないんです。 でも、それなら簡単そうだし、俺にも何とか成りそうなんで。/(^^; |
■クラウディア To:アルフレッド |
……わかった。親指ではじいて鳴らすやつだろ。 サンザって言うんだって聞いたよ。あれを弾いていたのは,確か砂漠の民だったっけ… あれならすぐに作れると思うよ(^^) |
■フィリス To:ディアさん&ALL |
ディアさんディアさん、私も〜♪^^)/ 私は弦楽器がいいです〜♪ ちょっと昔にリュートの基本をかじったコトがあるので。 あ、でもリュートって結構大きいような…できれば小さめのリュートっぽい弦楽器、をお願いします〜^^; |
■クラウディア To:フィリス |
小振りなリュート属の楽器…ね。わかった,まかせておくれ! 西からの旅人に,以前見せてもらった楽器があるんだ。全く同じ…になるかどうかはわからないけれど,作ってみるよ(^^) |
■フィアルラ To:クラウディア |
あ、私は笛がいいです〜。 ポケットに入れておけるような、ちっちゃいのって何かありますか? そんな可愛いのがあったら是非お願いします。 |
そう言いながら、自分のポケットを軽く叩く。
■クラウディア To:フィアルラ |
かまわないけど,みんないいのかい?結構高くつくよ,楽器って…。 小形の笛ね。フィア嬢も笛が好きなんだ? ……いくつか思い当たるんだけど…あしたの材料見て決めようか(^^) |
■フィリス To:ALL |
さて、そうなると明日は買い出しですね。 あ、そうだ、ついでに冒険に必要な道具も買い足して…。 …冒険? |
しばらく考え込み……はっと何か思いだしたようにフィリスは顔を上げた。
■フィリス To:ALL |
あっ!そういえばお仕事決めなくちゃっ!! さっき掲示板の前がだいぶ混んでたから、良さそうな依頼書はもうみんな持って行かれちゃったかも…まだ残ってるかなぁ…。 皆さんとお話しするのが楽しくて、すっかり忘れてました〜^^;; どうしましょう、今から掲示板見に行きましょうか? |
■アルフレッド Toフィリス・オジイandALL |
そうですね、早く決めないとイイのが無くなっちゃうかも知れないし 早めに見といた方がイイかもしれないですね。 あっ、でもオジイさん大丈夫ですか? |
■オジイ To:アルフレッド |
なんとか、大丈夫ですよ。 自分、酔いが回るのも早いんだけど、抜けるのも早いんです。 |
■クラウディア To:アルフレッド&ALL&アップル |
……そういうアル先生も,だいぶお酒が入っているみたいだけどね。 みんなの頭がはっきりしているうちに,依頼は決めといた方がいいと思うよ。 みんなで行くかい?それともしらふな連中だけで行くかい? どうする?アップルリーダー??? |
■フィアルラ To:ALL |
みんなで行きましょうよ。どんな依頼があるかも分からないし、依頼書を見ながらみんなで話し合って決めるのがいいと思いますけど。 |
■アップル To:ALL |
まぁ自己紹介も終わったし、オジィは復活したし・・^_^ みんなでお仕事でも探しに行こっか! わたしは、おやじさんにきいてみてもいいかなって思うんだけど・・ とりあえずは、この部屋から失礼しようか? |
そう言いながら、テーブルの上を片づけ始める(胃袋の中に、ではないらしい)
■アップル To:ALL |
(手を動かしながら)買い物は・・ とりあえず、依頼のあてがついてからでもいいと思うんだけどね みんなもそれでいいよね? |
■クラウディア To:アップル&ALL |
……この時間じゃ,道具屋も,市場も閉まっちまってるだろ。 フィリス嬢の言うとおり,買い物は明日だね。 それじゃ,リーダーの言うとおり,依頼を見に行こう! 「幸せを求める者達」にふさわしい,幸せをもたらす仕事ができるといいけどね。 |
■オジイ To:ALL |
ラジャー! |
そう言って、オジイは部屋を出ていった。
銀の網亭・カウンター |
場所は変わって、一階の酒場。
■オジイ To:ALL |
いやー、一杯依頼がありますねえ。 うーん、これは迷いますなあ。 ただ、このアンデッドとかってのは、やめた方が良さそうですねえ。 自分たちの実力じゃあ返り討ちにあいそうですからねえ。 |
■クラウディア To:ALL |
…なんだ,心配して来てみれば,意外と残っているじゃないか。 大方,他の連中も盛り上がっている最中なんだろ。 (アンデッドの依頼書にちらりと目をやり) あたしとしては,そういう誰かが必ず目に留める依頼より,ほっておくと忘れ去られてしまいそうな依頼を拾ってやりたいところだけれどね。 誰も探そうとしない気の毒な戦士とか……ずいぶん前から貼ってあるよ,これ……後は……おや,この依頼書はずいぶん控え目に貼ってあるねぇ。 |
アップルはというと、先ほどの言葉の通り、とことことカウンターのおやじの方に歩いていく。
■アップル To:おやじさん |
ごちそうさま。おやじさん。 シチュー、おいしかったよ! ところで、私たちも、そろそろ依頼を探そうと思っているんだけど、おやじさんから見て、私たちにちょうど良さそうな依頼ないかなぁ? |
■おやじ To:アップル |
うーん、どうだろうな。まあ、あまりややこしそうなのはやめた方がいいかもしれんが。 |
■アップル To:おやじさん&ALL |
うう、別に頭の中まで、幸せにできてるわけじゃないんだけどなぁ^_^; でも、なんかわかる気もする・・ 掲示板の方はどう? |
■おやじ To:クラウディア |
ん?ディア、何かよさそうなのがあったか? |
■クラウディア To:おやじ&ALL |
あ,いやね。なんでグラスランナーも見ないようなすみっこに,こんな依頼書が貼ってあるのかってね……。 |
掲示板の隅の方に貼られた依頼書をはがし、クラウディアはそれをテーブルの上に置いた。
■アップル To:ALL |
”殺人事件”かぁ・・ なんか、それにしては控えめな感じのする依頼だよね・・ |
■オジイ To:クラウディア and ALL |
なかなか、こういう依頼って受けてくれる人がいないんですよねえ。 自分はこれでOKですが、皆さんは如何ですか? |
■フィアルラ To:ALL |
受ける人がいないんですか……可哀想ですね。みんないいなら、これ、引き受けましょうよ。 |
■フィリス To:オジイさん |
うん、いいと思いますよ♪そういえば私の初めてのお仕事も殺人事件の調査だったな〜♪ |
■アルフレッド To:オジイ |
ええ、いいんじゃ無いですか。 |
■アップル To:オジイ |
そうよね。あたしも話をきいてみたいなって思う。 |
■フィリス To:ALL&マスター |
じゃ、この依頼でいってみましょうか(*^^*) マスタ〜♪私達、この依頼を受けることにします〜♪ |
■おやじ To:フィリス |
ん? |
振り返ったおやじに、フィリスが依頼書を見せる。
■おやじ To:ALL |
ああ、それか。分かった。依頼人に連絡しておくよ。 |
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