猟犬達の小屋 |
Round0(事前準備ラウンド) |
■ホルト |
《…マナよ、見えざる障壁となりて彼の者等を護れ!!》
《…彼の身に宿す眠れるマナ、今こそ目覚めん!》 |
ホルトはチーゼルとバーンにそれぞれプロテクションとカウンター・マジックをかけた。
二人の体が魔法の光によってうすぼんやり輝く。
■アトール |
我らが父マイリーよ、戦う力を彼に分け与えたまえ。 |
ア・トールがホルトにトランスファー・メンタルパワーをかける。
ホルトの精神力は回復した。
■ホルト To:アトール |
助かる。おかげで魔力が全快したよ。 |
そしてバーンはチーゼルに向かって肯いた後、扉に手をかけ、思い切り開けた。
Round1 |
幸いにも鍵は掛かっていなかったようだ。
部屋の中には大きなテーブルがあり、4人の男がカードゲームに興じていた。
突然のことに驚く男たち。
■男A To:冒険者たち |
な、なんだお前ら?! |
男達は反射的に立ちあがろうとする。
だが扉が開き射線が通ったと見るや、ホルトは指に挟んだ三本のダーツをソフトレザーの男Bへと投げつけた。
二本が男に突き刺さる。一本は鎧であったが、一本は避けようとかざした男の腕に突き刺さる。
■男B To:ホルト |
うむ?!いきなりとは卑怯な! |
■ホルト To:男B |
不意打ちは貴様等お得意の手口だろう!狂犬が卑怯などと片腹痛いわ!! |
男は、それには答えず、ダーツを抜いていまいましげに床へと投げ捨てる。
■バーン To:男C |
ぬん!! |
バーンは一足飛びに部屋の中へと飛び込み、一番近くにいた男Cに強打!
■男C To:バーン |
ひっ?! |
バーンは一刀のもとに男Cを切り伏せた。
■男A、B、D To:クローベック |
クローベック?! |
■チーゼル To:バーン |
…さすが…っとと。いくぞ…っと …っやぁっ! |
チーゼルはバーンと一緒に部屋へと飛び込み、男Bを攻撃!
たまたま男が立ち上がろうとしていたためか、かすり傷しか負わせられなかった。
■男B To:チーゼル |
甘いですよ。 |
■チーゼル |
うゅ…う。そううまくはいかない、かぁ… |
■ホーク |
フォース!! |
ホークは単音節の聖なる言葉を発した。気弾が男Aに命中する。
■男A |
がっ?! |
不可視の衝撃に思わず男Aはのけぞる。
その隙を突いてア・トールも小屋の中に飛び込んだ。
さらにマーズがホーリー・ライトの奇跡を唱え、聖なる光が男A,Bの目を眩ませた。
■男A |
ま、眩しい・・・目、目が?! |
さらにエルシアが風乙女達に命じ、部屋の中のテーブルを中心とした音の伝わりを遮る。
だが男たちの発する音を遮るにはすこし力不足だったようだ。
■バーン To:男A、B、D |
「黒き森の猟犬」! 義によってお前等を討つ!! |
■男A To:バーン > ハルト(男B)、ガイル(男D) |
義だと?!笑わせるな! しかし・・・・ちっ、一旦引くぞ! |
■ハルト、ガイル To:ゴルボフ(男A) |
わかった! |
■バーン To:ゴルボフ、ハルト、ガイル |
逃がすか! |
Round2 |
■ゴルボフ To:ハルト、ガイル |
ぐずぐずするな! |
目くらましから回復したゴルボフは近くにおいてあった剣をひっつかみ抜くと、そう弟たちへと檄を飛ばした。
■ガイル To:ゴルボフ > バーン、アトール、チーゼル |
兄貴、少し時間をくれ。 てめえら、むかつくんだよ!! 自由の神ファラリスよ、むかつくあいつらの身体を切り裂けや! |
ガイルは暗黒神にその欲望に満ちた祈りを捧げ、ウーンズの魔法を拡大して唱えた。
チーゼルは4点くらった。アトールは2点くらった。バーンは2点くらった。
■バーン To:ガイル |
ぐっ。 (痛みに顔をしかめながら)お前が暗黒神の神官か!? |
■ガイル To:バーン |
このまま血祭りにあげてやるぜ! |
■ハルト |
むう・・・・あなた達の相手をしている暇はないのですよ。 |
目くらましから回復したハルトはそう言い捨てて、その場から離脱しようとする。バーンはガイルへと攻撃!
ガイルの虚を衝くフェイントで切り付け2点のダメージを与えた。
■バーン To:ガイル |
ちいっ!浅いか!! |
■ガイル To:バーン |
やりやがったな?! |
ガイルは激昂し、バーンへとそう吠える。
チーゼルは盗賊達の退路を断つべく、小屋の中を奥へと延びる廊下の前へと移動する。
■チーゼル To:盗賊達 |
…逃がさないです。 素直に、降伏してください。さもないと… |
■ホルト |
《…マナよ、見えざる護りとなりて彼の者を包み給え!!》 |
ホルトはアトールへとプロテクションをかける。
アトールの体は青白き魔法の薄い膜に包まれる。
■アトール To:ホルト |
サンキュ。助かるよ。 |
ホークも冒険者らに続き小屋の中へと移動する。
マーズは伏兵の可能性を考え、辺りを見回しつつ、扉の前で待機する。
エルシアは今度は光の精霊を3つ召喚し、猟犬どもに叩き付ける。
ゴルボフは4点、ハルトが11点、ガイルが3点食らった。
ハルトが倒れた。
■ハルト |
死ぬ・・・・のか?ふむ・・・これが死なのか・・・・ |
■ゴルボフ To:ハルト |
ハルト?! |
■アトール To:エルシア |
さすがエルシア、お見事。 容赦ないな(^^;; |
■バーン To:ゴルボフ、ガイル |
降伏しろ! お前等では俺達には勝てない! |
■ガイル To:バーン |
うるせーんだよ!てめらこそとっととどけや! |
■ゴルボフ To:ガイル |
ガイル!ここは一度引くんだ! |
Round3 |
■ゴルボフ To:チーゼル |
どけ!失せやがれ! |
ゴルボフは進路をふさぐチーゼルに移動攻撃。だがチーゼルはなんとかその剣を回避した。
■ガイル To:バーン |
死ねや!おらぁ |
ガイルは再びバーンとチーゼルにウーンズの魔法を唱える。
バーンは1点通った。チーゼルは2点通った。
■バーン To:ガイル |
ぐはっ。くっ…まだまだ!! |
バーンの攻撃。強打!ガイルに2点通った。
チーゼルの攻撃。ゴルボフは回避。
■チーゼル To:ゴルボフ |
あぅ……本当に、降伏しないんですかっ? もう二人も倒れてるんですよっ |
■ゴルボフ To:チーゼル |
お前らが死んだら考えるよ! |
■ホルト |
…無駄だよ。 元々連中に降伏と言う選択肢はない。 それが許されるには連中は余りにも殺し過ぎ、奪い過ぎた。 大勢が決した今となっては、もはや完膚無きまでの敗北か、然らずんば死をかのいずれかのみだ。 |
ホルトもまたホークに続き小屋の中へと入る
■ホーク |
フォース!! |
ホークは再び気弾の魔法をゴルボフとガイルに対し唱えた。
ゴルボフに4点。ガイルに4点与えた。
マーズは疲れの見えるエルシアに神の慈悲により己の精神力を分け与える。
アトールはチーゼルの加勢をすべくゴルボフに移動攻撃
だがアトールの剣は難なくゴルボフに回避された。
エルシアは二度光の精霊を今度は2つ召喚し、猟犬どもに叩き付ける。
ガイルとゴルボフは2点ずつダメージを負った。
Round4 |
■ゴルボフ To:チーゼル |
いい加減死ねや! |
ゴルボフはチーゼルに攻撃。チーゼルは4点食らった
ガイルは三度バーンにウーンズを唱え、バーンに5点の傷を負わせる
■バーン To:ガイル |
つうっ! くっ、生命が惜しくは無いのか!? …悪く思うなよ! (バーンは刹那、右手の小型の楯を投げ捨て長剣を両手で振りかぶった!) これで終わりだあああぁぁ!! |
バーン懇親の一撃でガイルに強打!
彼の怒りが通じたのか、それは致命的な一撃となった。
断末魔の声すら上げずに、自らの血だまりの中に倒れ込むガイル。
■ゴルボフ |
ガイル?! うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!? |
それを見たゴルボフは絶叫する。
そのゴルボフにチーゼルの攻撃。だが回避された。
■ホルト |
(ダーツを投げようとする手を止めて) …あれは死んだな。さて、残り一人か… |
■ホーク |
フォース!! |
ホークは最後の精神力を使い、三度フォースを唱える。
ゴルボフに6点与え、そして彼もまた倒れ込む。
■バーン To:アトール、チーゼル |
そいつは殺すな!花のありかを聞き出すんだ!! |
■アトール To:バーン |
了解。 何とか無事に済んだようだな。 |
■ホルト To:ALL |
ふぅ、どうやらうまくいったようだね。 他はともかく、あの闇司祭の魔力は恐るべきものがあった。 〈抗魔〉で活性化されている筈の精神の抵抗を易々と打ち破り、しかも疲れを知らないかの様に次々と〈負傷〉を繰り出してきたからね。 実際、ヤツがもう少し冷静だったら苦戦はまぬがれなかっただろうと思うよ。 内心、ヒヤヒヤしてた。 |
■バーン To:ALL |
ロープか何かで捕縛して、舌を噛み切らないように轡をかませましょう。 それが終わったら応急手当をしてあげてください。 |
バーンはそう言うと、血糊を拭い長剣を鞘に収め、投げ捨てた小型の楯を拾った。
■アトール To:ALL |
よし、とりあえず花を探そうぜ。 奴らを倒しても、花が見つからないんじゃしょうがないからな。 |
■ホルト To:ALL |
ん…やっぱりその大男以外は死んでるみたいだ。 ホーク、気は進まないだろうけど、この筋肉ダルマを手当てしてくれ。最低限で良い。 アトール、俺は少し連中の所持品を調べてみるよ。嫌だけど仕方がない。 要らぬ気遣いだろうけど、くれぐれも手抜かりなくな。 あ、マーズ、念のため、入り口から外の見張りを頼むよ。 |
■ホーク To:ALL |
ああ、分かった。 と、その前に縛り上げるのを手伝ってくれ。 怪我人には手荒いが・・・しょうがないな。 |
ホークはそういうとゴルボフを縛り上げた。
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