涙のブルーロータス

オランの法と正義の使徒

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詰め所

オランの町並みの中で、少しだけ目立つ大きめの建物。
オランの治安を維持する官憲の詰め所である。
いつにもまして人の出入りがはげしく、何やら慌ただしさを感じる。
■アトール To:エルシア、ホルト
妙に慌ただしいけど、何かあったのかな?
とりあえず、入ってみようぜ?

■エルシア To:アトール
何かあったのかもしれないわね(官憲に出入りしている人を一人捕まえる)忙しいところにごめんなさい、何かあったのかしら? 騒がしいようだけど

■賞金稼ぎ風の男 To:エルシア
んあ?あぁ、なんでも「黒い森の猟犬」の本拠地がわかったらしいぜ。
それで、賞金稼ぎたちが我先にとその情報を求めてここにやってきてるのさ。
ま、俺もその一人だがね。

■エルシア To:賞金稼ぎ風の男
ふうん? 黒い森の猟犬ね、四人組って噂の?

■賞金稼ぎ風の男 To:エルシア
あぁ、あの凶悪な4人兄弟の盗賊さ。
奴らの首には2000ガメルの報奨金がかけられているからな。

■エルシア To:賞金稼ぎ風の男
(報奨金!)そうなんだ、ありがと

■アトール To:エルシア、ホルト
本拠地がわかったのなら仕事がしやすくなるな。
でも、賞金稼ぎが大挙して押し寄せて、奴らが花を持ってどこかに逃げると困るけどな(^^;
とりあえず、話を聞いてこよう。

■エルシア To:アトール
早くしましょう、賞金がもらえなくなっちゃう

■アトール To:エルシア、ホルト
でも、俺らの本当の仕事は賞金じゃなくて花を取り返すことなんだけどな(^^;;;;

■官憲
ついに、あの「黒い森の猟犬」の隠れ家を突き止めることができた。
我こそは、と思う者はこの地図を受け取り、奴らを討ち果たしてほしい。

詰め所の中は、やはり人でごった返していた。
とはいえ、その大半が半ば冷やかしでここにやってきているようにも見受けられる。
声を張り上げる官憲の呼びかけに応え地図を受け取る者はほとんどない。
いくら報奨金がかけられているとはいえ、やはり「黒い森の猟犬」の名が彼ら賞金稼ぎに二の足を踏ませているのだろうか?
■アトール To:官憲
じゃあ、地図を貰おうか。
奴らを討ち果たせるかどうかはともかく、奴らのアジトに行かなきゃならない用事があるんでな
ところで、ここで手に入っている「黒い森の猟犬」に関する情報を全て教えて欲しいんだが。

■官憲 To:アトール
おぉ!君たちはやってくれるのか。

■アトール To:官憲
ま、一応の立候補ということで(^^;

官憲から受け取った地図はオラン周辺の地図だった。
オランからカゾフ方面へ向かう街道の途中に印が付けられています。
オランからその場所まではだいたい荷馬車で2日ぐらいの距離に当たります。
■エルシア To:官憲
君たちは? 気になる言い方ね、私達の他にはいないの?

■官憲 To:エルシア
あ・・・あぁ。さすがに奴らを恐れてか、君らの他にはいないよ。

心なしか、官憲の声が小さくなっていく。
■アトール To:官憲
街道の途中に印があるようだが、アジトというのは何か建物が建っているのか?
それとも、遺跡後とか洞窟を利用しているとか?

■官憲 To:アトール
一応、小屋がありそこへ頻繁に出入りしていることが報告されている。

■アトール To:官憲
小屋に出入りしているのか。
そこら辺で、何か変わった事とか噂になっていないか?
例えば、遺跡が近くで発見されたとか、妖魔が急に増えたとか。

■官憲 To:アトール
いや、そのような報告はないな。

■アトール To:官憲
あと、報奨金に関してももうちょっと詳しく聞いておこうか。
生死に関してとか、人数とか、本人を証明する証拠とか・・・?

■官憲 To:アトール
報奨金は全部で2000ガメルだ。むろん4人あわせてだ。
まぁ、1人頭500ガメルと言うところだ。
奴らの生死は問わないが、なるべくなら生きたまま捕らえてもらえるとありがたい。
奴らをここへしょっ引いてくるのが、一番手っ取り早くてわかりやすい方法だが、殺してしまった場合は死体の見聞にこちらから人を派遣するので連絡をしてくれ。

■アトール To:官憲
なるほど。
ちなみに、かなりの数の冒険者が奴らに返り討ちにあっているという噂を耳にしたけど、どれくらい凄い奴らなのか、なんか具体的な話はないかな?

■官憲 To:アトール
正確な数は把握していないが10人は下らないだろう。
賞金稼ぎだけでなく我々の討伐隊も含めると、ひょっとすると20人近くに上るかもしれん。

■エルシア To:官憲
そんなに? それだけの腕の相手に対して報奨金2000は少し安すぎないかしら?

■官憲 To:エルシア
あ・・あぁ・・・まぁ、我々にも予算という都合が・・・。(^^;)

再び小さくなっていく官憲の声。
■アトール To:エルシア、官憲
ま、出せない物はしょうがないだろ(^^;
ただ、命がけで俺らも仕事に行くんだから、首尾良く4人とも片づける事が出来たら、お金以外にも、なんか他にも誠意ぐらいは見せてくれるさ、きっと(笑)
官憲もちで、一晩酒飲み放題とか(^^;;;;
な?、何か考えておいてくれ(笑)

■官憲 To:アトール
あぁ、最高の酒を用意して待ってるから、必ず返って来いよ!

■エルシア To:アトール
そう、アトールの報酬はお酒でいいのねじゃあ、5人で報酬は山分けね(にっこりと微笑みながら)

■ホルト To:アトール
いやぁ済まないな、アトール。
そいつは随分高くつく酒になりそうだ。
まぁ、命を秤にかける代償だから、最高の酒ってのも期待してて良いんじゃないか?
安心してくれ、あんたの志は決して無駄にはしない。
気持は有り難く受け取っておくよ。

■アトール To:エルシア、ホルト
報奨金以外の報酬を交渉しているときに、横から変なチャチャをいれるなよ(笑)

■ホルト To:官憲
…ま、それはさておいてだ…
その誠意に関することなんだが、連中がしこたま貯め込んでいるであろう金品の扱いはどうなるのかな?

■官憲 To:ホルト
ん?君が何を期待しているのかは知らないが、奴らのため込んだ勿論金品は当方預かりとなる。
持ち主がいれば、返却するしそうでなければ弱者救済などの資金に充てられることだろう。

■ホルト To:官憲
何をって…わかんだろーがよ。
はぁ、まぁそんなこったろうと思ってたけど。
そんじゃ、いちいちオランまで戻ってくんのもめんどくせーから、最寄りの街道警備隊の駐屯地…つーか詰め所の位置だけでも教えてよ。

■官憲 To:ホルト
その地図の場所から1日ほどオランに向かったところにある村に駐在所がある。その村は街道沿いにあるからすぐわかるだろう。

■アトール To:官憲
ところで、奴らの情報に話は戻るけど、4人組の具体的な能力ってのは判っていないのか?
盗賊技能を駆使する奴がいるっていうのは聞いたんだが・・・
例えば、その中に魔法を使える奴とかはいるのか?

■官憲 To:アトール
あぁ、奴らのうち3人が魔法が使えるらしい。
正確なことはわからんのだが、その中の1人はどうも暗黒魔法の使い手ではないかと言う報告もある。

■アトール To:官憲
げろげろっ。暗黒魔法まで使う奴がいるのか。ちょっと嫌だなぁ。
あんまり、まともに戦いたくない相手だな。
他には、何か気をつけた方が良い情報はないか?

■官憲 To:アトール
う〜ん、それ以上は特にないなぁ・・・・・。
もし何か分かったらこちらの方にも教えて欲しい。


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