地下室 No1 | しなりお #40 |
鏡は斜めにひび割れて |
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■ 地下室 |
扉の先には、通路がのびていた。
罠に注意して進みながら。
声を落として、
■ リュセラ To:ALL |
この先にデイジー……居るかな? |
■ ジーク To:リュセラ |
どうでしょうねぇ(^^; |
じめじめと薄暗い通路を進んだ先に、そこはあった。
■ヴェアリアス To:ALL |
ちょっと…なによ、これ? (やだなぁ…前の仕事思い出しちゃう……) |
部屋の奥で僅かな光を反射して不気味に光る鏡。そして床を覆わんばかりに巨大な魔法陣らしき物が描かれたその部屋の中央には、まるで生け贄を捧げるためにあるような台が置かれ、そこにデイジーが一糸纏わぬ姿で横たえられていた。
■ヴェアリアス |
鏡……? !!!!で、で、デイジーちゃん!!! |
そしてその傍らには、鎧に身を包みロングソードを持つフェリムークの姿があった。
フェリムークは冒険者達がこの部屋へ入ってきたことを察知すると、ゆっくりと顔を上げ冒険者達の方を見据える。
■ヴェアリアス To:フェリムーク |
あ、あなた…… |
絶句。
■ リュセラ To:フェリムーク |
「何してるの」、って聞くのは野暮かな? |
■ ジーク To:フェリムーク |
どちらにしろあんまりいい趣味とは言えませんね(--; |
いちお〜剣の柄に手をかけます
黙ったまま、ただじっと正面を見据える。
■アストリア To:ALL |
ここがばれてしまいましたのね。 フフフ |
突如、背後より声をかけられる。
警戒しつつ、背後を振り返ります。
■ アルト To:アストリア |
……説明してもらおうか。 一体どう言うことだい? |
■アストリア To:アルト |
説明と言われましても、何を説明すればよいやら困ってしまいますわ。フフフ |
まるで余裕綽々であることを誇示するように、口の端で笑う。
■アストリア To:アルト |
ただ言えることは・・・あなた方もおわかりのように一連の行方不明事件の犯人は、私、と言うことですわね。 |
デイジーをちらっとみて、起きてないことを確認して、
■ヴェアリアス To:アストリア |
と……いうことはローズさんも……? |
■アストリア To:ヴェアリアス |
そう言うことになりますかしら。フフフ |
■ヴェアリアス To:アストリア |
いったい、なんのために……こんなことを? まさか、禁忌の洞窟の伝説の……? |
■アストリア To:ヴェアリアス |
私が欲しいのは永遠の若さ。 そのためなら、どんなことだっていたしますわ。 そう・・・魔物に魂を売ってでも・・・・。 |
■ アルト To:アストリア |
魔物……ね。 その小綺麗な見かけは作り物ってわけかい…。 |
■ ジーク |
愚かな・・・・ことを・・・・。 |
■リムリィ(ひとりごと) |
(なんだかほっといても全部しゃべってくれそうだけど、一応ペース合わせとこ………) |
わざとらしく一歩後ずさって(プ
■リムリィ To:アストリア |
魔物!? デイジーさんをどうするつもりですか!? |
■アストリア To:リムリィ |
私の若さを保つための礎になっていただきますわ。 |
■ アルト To:アストリア |
じゃあ、今までに行方不明になった娘たちも……。 ………彼女たちは、今何処にいるんだい? |
■アストリア To:アルト |
ここにはいないことは確かですわ。 そしてこの世にもいないと思いますわ。フフフ。 |
■ アルト To:アストリア |
…………………。 |
メイジスタッフを構えます。
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