領主の館 | しなりお #40 |
鏡は斜めにひび割れて |
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テミス村 〜領主の館〜 |
■フェリオ To:アストリア |
この村はなかなか牧歌的で良い村ですよね……小耳に挟んだとこによりますと最近は少し奇妙な事件が起こっているそうですけど……、その辺の事について何かご存知でしょうか? 職業柄、そういう話を聞くと興味が沸かない訳でもないもんでして(^-^; |
■アストリア To:フェリオ |
・・・職業柄?
あ、失礼いたしましたわ。 |
■リムリィ To:アストリア |
そうですか……… |
■ヴェアリアス |
……………。 |
ヴェアリアスはお茶を飲むのを控える。
■ジーク To:アストリア |
行方不明に殺人ですか?(^^; なんだか物騒ですね。 |
■アストリア To:ジーク |
えぇ、まったくですわ。 行方不明事件に至っては3件も起こっていますし・・・・ 「禁忌の洞窟」を封印したりとか、いろいろ対策を講じましたけど、効果無し・・・・ふぅ。 |
短くため息をつくと、顔を下に向け軽く首を振る。
■ジーク To:アストリア |
3件もですか・・・・・心中お察しします。 |
■ アルト To:アストリア |
ん……3件? (てことは、リリー意外にも行方不明者が…?) |
■ヴェアリアス To:アストリア |
禁忌の洞窟?封印? なにか、危険なものがあるんですか? |
■アストリア |
禁忌の洞窟・・・其処にありしは闇に住まうもの、其処にありしは永遠の命をもたらすもの・・・・ |
誰に言うとでもなく、呟く。
そして、自分の正面・・・冒険者達の真後ろの壁に掛けてある鏡を凝視している。
■ヴェアリアス To:アストリア |
永遠の命…… ? |
つられて後ろの鏡を見る。
■ジーク |
闇に住まうもの?永遠の命をもたらすもの? なんだか物語に出てくる悪魔のようですねぇ? |
そうつぶやきつつアストリアの視線を追って、鏡をちらとみる
そこにあったのは、豪華な装飾の施されたやや大きめの鏡だった。
見る限り、怪しそうなところはない。
■ アルト To:ジーク |
………? |
つられて、後ろを振り返ります。
■ アルト |
鏡…。 |
何となく気になる…。
そっと鏡を触ってみたり。
■アストリア To:ALL |
この村に古くから伝わる伝承ですわ。 明確な意味は分かりませんけれども、魔物がいそうな感じがいたしますでしょう? ですから、もしもの時のために封印いたしましたの・・・・。 |
ふっと我に返ると、淡々と話し出す。
■ジーク To:アストリア |
確かにその伝承だと、なにかいそうな感じはしますね(^^; 何方か「禁忌の洞窟」に詳しい方というのはおられませんかね? 洞窟に入ったことあるような人とか(^^; |
■アストリア To:ジーク |
この村の者は、誰も彼も気味悪がって近づこうとはいたしませんわ。
あ、そうそう。確か、ライとか言う青年が入るようなことを言っておりましたわ。
|
そう言って、やや、大げさに沈痛なそぶりをする。
■ジーク To:アストリア |
そうですか・・・・・・。 |
■フェリオ To:アストリア |
……………………。 |
■ヴェアリアス To:アストリア |
あ、あの……。 このような場で聞くのは失礼ですけど…… ライさんが出かけて行って、亡くなったのはいつ頃なんですか? |
■アストリア To:ヴェアリアス |
一昨日のことですわ。 朝に出かけて、その日の内に亡くなられたようですわ。 |
■ リュセラ To:アストリア |
それで、「効果無し」という事はその後でも事件は起きたんですよね? 事件の犯人探しでしたら、私達で何か協力できるかも知れませんけど…。 |
■アストリア To:ALL |
えぇ、最初の行方不明事件があったときに封印しましたわ。 といっても、元々封印されていたものを再び封印し直しただけですけど。 昔から封印されていたらしいのですけれども、先代の領主・・・私の叔母に当たるのですけど・・・その叔母様が冒険者を雇って調査をさせたときに封印を解いたみたいですわ。 そう言えば、先ほど職業柄・・・とおっしゃってましたわよね。 |
そう言って、デイジーとリムリィに微笑みかける。
■ジーク To:アストリア |
(ちょっと違うような・・・・(^^;) |
■アストリア To:ALL |
もしそうでしたら、お願いしようかしら。 |
リュセラは、むっとしつつデイジーの方を見て。
■ リュセラ To:アストリア |
あれはおまけですから。 |
■アストリア To:リュセラ |
あら?おまけですの? どうりで少し違うと思いましたわ。ホホホホ |
■デイジー To:アストリア&リュセラ |
あ・・あのっ! わたし・・・その・・・おばけなんかじゃ・・・ない・・・・です・・・ |
ありったけの勇気を振り絞って精一杯の抗議をする(笑)
言い終わった後は顔を真っ赤にしてうつむいている。
■アストリア To:デイジー |
あらあら・・・フフフ |
■ フェリオ To:デイジー&アストリア |
デイジー……おばけ違う……。 おまけって言ったらしいよ。 ま、それも違うけどね……この子も私達のちゃんとした仲間ですよ。 |
デイジーの頭をなでなで←既にお約束
■リムリィ To:アストリア |
あの……まだちょっとやらないといけないことがあるんですけど。それが終わってからでいいですか? |
■アストリア To:リムリィ |
えぇ、かまいませんわよ。
あっ、そうだわ。せっかくですからこの村に滞在している間はこの屋敷をお使いください。 |
目を細めて薄く笑う。
■ アルト To:アストリア |
ん……まぁ、それは確かにそうだけど…。
(何か…引っかかるんだよね……) |
宿代と聞いて、反射的にフェリオの方に視線が動く(ぉ
■ フェリオ To:アルト |
…………?(´ ▽ `) |
よくわかんないけど笑顔で返す(笑)
アルトは、しばし考えて、
■ アルト To:アストリア |
……それじゃあ、お言葉に甘えさせてもらうよ。 どうもありがとう。 |
■ リュセラ To:デイジー |
で、これからどうする予定? 独りでお姉さん探すの? |
■デイジー To:リュセラ |
え・・・えと・・・・ |
困ったように視線を泳がす。
■アストリア To:リュセラ |
大丈夫ですわ。私が面倒を見ますからみなさんは御自分達のお仕事に専念してください。
ね、デイジーちゃん。フフフ。 |
デイジーの方を向き、目を細め薄く笑う。
■デイジー To:ALL |
あ・・・はい。みなさんのお邪魔をするわけにいきませんから、一人で探します。 |
にっこり微笑む
■リムリィ To:デイジー |
もう…遠慮しなくていいよ。ね? |
■ジーク To:デイジー |
そうそう、遠慮しなくて良いんですよ(^^ 仲間、じゃないですか(^^ |
■デイジー To:ALL |
で・・・でも・・・。みなさんのお邪魔をしたら悪いですし・・・一応、自分の問題ですし・・・。 ですから、わたしのことはお構いなく・・・。 |
■ヴェアリアス To:デイジー |
邪魔なんて…そんなこと無いよ…… |
リムリィの言葉に(ジークはNo眼中(ぉ)後ろ髪引かれつつ断る。
■ アルト To:デイジー |
そっか…。
じゃあ、こういうのはどうだい? |
■デイジー To:アルト |
協力はしたいんですけど・・・私じゃ足手まといになっちゃう・・。 それでもいいですか? |
やや上目遣いにアルトを見る。
アルトはにっこり笑って、ぽんとデイジーの背中を叩きます。
■ アルト To:デイジー |
もちろんだよ、デイジー。 頑張ろうね(^^) …よし、それじゃ早速聞き込みに行くとしようか。 |
■ アルト To:アストリア |
えっと……そう言うわけで、ここには今日の仕事が一段落したらまた戻らせてもらうよ。 色々と、親切にありがとう。 良い報告をもって帰れるように頑張るよ。 |
■アストリア To:ALL |
えぇ。それでは朗報を期待していますわ。 |
かるく感謝の礼。で、逃げ……もとい、去る(ぉ
■リムリィ To:アストリア |
それじゃ、詳しい話はまた後で伺います。 |
■リムリィ To:デイジー |
じゃ、行こ。 |
■デイジー To:リムリィ |
はい(^^) |
■アストリア To:フェリムーク |
フェリムーク。お客様がお出かけです。 お見送りなさい。 |
フェリムークはかしこまりました、と一礼すると、部屋の入り口まで行き扉を開け全員が出るのを待つ。
■ジーク To:アストリア |
お邪魔さまでした(^^ |
一番最後に席を立つ。
そして、全員が出ていった後(デイジーが出ていったのは特に確認する)
■フェリオ To:アストリア |
あ、そうそう、一つだけ確認させてくれます? ローズさんがオランに帰る、って言ってたんですよ……ね? それは……間違いないですか? |
■アストリア To:フェリオ |
えぇ・・・そのように申しておりましたわ。 |
■フェリオ To:アストリア |
……そうですか……いや、ありがとうございました。 ケーキと…紅茶、美味しかったです。 近いうちに又お会いしましょう…では失礼。 |
最後ににっこり笑って部屋を後にします。
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