SW-PBeM Scenario #36
氷晶の蒼狼
第11章 任務終了

依頼報酬♪


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ドワーフの村

 ドワーフの村へとたどり着く一行。そのままブロンの穴へと向かう。


ブロンの穴

 ブロンの穴にたどり着き、ドアを叩いて今しばらく。
 中からアイオンが顔を出す。
■クロス To:アイオン
 やあ。

■バジル To:アイオン
 ただいま〜♪
 やっとこさ帰ってきたよ〜

■アイオン To:ALL
 あ、おにぃちゃん達♪お帰りなさい♪
 お山で、像みつけられた??

■ルツァー To:アイオン
 ええ(^^)。運良く見つける事ができましたよ。
 それで‥‥ちょっとブロンさんにお願いしたい事があるのですが‥‥ブロンさんはいらっしゃいますか?

■アイオン To:ALL
 お父さん?うん、今ね、村長さんっとこにいっているの。
 なんでも変な三人組がおにぃちゃん達の後からきてて、お父さんがその人たち捕まえたから、「どうして捕まえたのか」って村長さんに‥‥‥あ、お父さん帰ってきた〜♪

■シーアン To:アイオン
 やっぱり来たのか!

 オランでしっかりと巻いてきたのに‥‥「オタカラ」のためには、頑張るタイプらしい。
■アイシャ
 や〜ん。しつこいの〜。

■クロス To:アイシャ・アイオン
 ははは…でも捕まったって…?

■ブロン To:ALL
 おや、みなさん。お帰りですかの(^^)。
 無事帰られてなによりですじゃの(^^)。

 と、にこにこ顔のブロンだ。
■ポム To:アイオン&ブロン
 ただいま、アイオン♪ブロン(^^)/
 三人組みってあの三人組みか?

 その問いに、軽く頷くブロン。
■ルツァー To:ブロン
 アイオン君から聞いたのですが、変な三人組を捕まえたって‥‥

■ブロン To:ALL
 あぁ、オランの銀の網にいた連中じゃよ。
 なんでも横取りしようとこの村まで来たらしいんじゃがな、そこの魔術師の方にも言われておったし、わしが捕まえておったよ(^^)。
 もっとも、わしが捕まえたのは横柄な態度の2人だけで、もう1人はわしの手伝いをしてくれたがの。

 どうやら、3人組のなかでも、ちょっと意見が別れていたようだ。
■カヴァレス To:ブロン
 流石は豪傑殿、クク、俺と違ってよぉ、良い仕事をしてくれるぜぇ。

■ポム
 手伝ったのはきっとハダデだな。うん

■シーアン To:
(それ以外に考えられねーな)

 とのポムの予想。その隣では、や〜なちんぴら男といけ好かない女を回想中のシーアンが。
 ………
 当たり☆


 その後、ブロンの穴の一部屋を借りて、依頼品と報酬のやりとりを行う事となった。

 その時ちょっとだけ。ほんのちょっとだけ像を手にとってポムが、
■ポム To:ルツァー
 想像してたよりずっと奇麗だ
 うにに、そらおそろしい…うん、そんな感じだな
 おまたせルツァーさん

 とルツァーに手渡す。
■クロス To:ルツァー
 どうぞ、約束の品です♪

 と、クロスが言葉を添える。
■ルツァー To:ALL
 (^^)。
 流石に‥‥‥綺麗ですね。
 では‥‥‥

 と、像を大事そうに入れ物に仕舞い、いくつかの呪文を唱えている。
■シーアン To:ルツァー
(なんだ?何のまじないだ?)

 そう、怪訝そうな顔をしているシーアンに気が付いたのか、依頼人は
■ルツァー To:シーアン
 今の呪文ですか?像を保存するためのおまじないですよ。
 像の噂の時に、「おまじない」を唱えてないと山から持ち出せないって聞いていたもので(^-^;
 まぁ、半分気休めの「おまじない」ですね。

 と、照れ笑い。
■シーアン To:ルツァー
 そうですか・・・。
(そんな噂聞いてないぞ〜〜〜)

 「おまじない」とは!?
 そんなの聞いてもいないし、調べた時もでなかったぞ!?との顔。
 その隣ではポムが
■ポム To:ルツァー
 ルツァーさんって物知りだぁ

 と素直に関心しています。
■ルツァー To:ALL
 これで‥‥よし。
 報酬は1人700ガメルですので4,200ガメルでよろしいですよね?
 お確かめください。

 と、金貨の入った皮袋を差し出す。
 中には金貨が84枚入っている。

 シーアンがそれを受け取り、
■シーアン To:ルツァー
(82、83、84・・・)
 ―――はい、確かに受け取りました。

 と、中身の確認を行う。
■シーアン To:ルツァー
 で、これからルツァーさんはどうすんですか?
 オランまで戻るならお供しますけど・・・。
 もし、戻らないんだったら銀の網亭のおやじ宛に一筆お願いしたいんデスよ。

■ルツァー To:シーアン
 これからですか?オランに戻りますよ。
 あぁ、もちろん借りていたロシを返してからですが‥‥。
 もしよろしければ私の馬車でオランに戻りましょうよ(^^)。
 そうすれば、一筆書く必要もないでしょうし。

 どうやら、まだこの人はオランに用事があるらしい。
■シーアン To:ルツァー
 あ、戻るんですか。なら、そうしましょう。

■ポム To:ルツアー
 ルツァーさん♪
 その像って珍しい物?それとも大切なもの?

 と、狼の像を指して聞いて見る。
 その問いに対して、依頼人は迷う事なく
■ルツァー To:ポム
 この像ですか?
 もちろん『大切なもの』ですよ。
 私の今までにとってもですし、これからにとってもです。

 と、きっぱりと答えた。
 その答えを得て、
■ポム To:ルツァー
 ありがとう(^^)

 と、満面の笑みを。
 それはもぉ、とっても嬉しそうな顔である。
■アイシャ
 (たいせつなもの……)

 その笑みのお隣で、アイシャは何なら考えている。
 ルツァーの「大切なモノ」。一つ見つかったって。
 自分の大切なモノは、見つかったのだろうか?
■バジル To:ルツァー
 ジリィの形見って事はないけど、彼の一部だもの。
 大事にしてあげてくださいね。

 像を見つめてだぶるのは、氷狼の深い蒼の瞳か、それともジリィの無邪気な瞳か。
 像は、静かに蒼い光をたたえている。
■バジル To:みんな
 は〜なんにせよ、ちゃんと見つかってよかったね〜♪
 湖に潜ったり、くっさい怪物と戦ったり大変だったけど…あっ!
 水に浸かった鎧の手入れしなくっちゃ。
 ごめんね、あれ、しばらくは臭いと思うけど、みんな許して〜

 先ほどまではさして気にならなかったその臭い。
 確かに室内だと‥‥目に染みるかも。
■ポム To:バジル
 気にすんな〜(笑)
 あたしはショートソードの手入れしなきゃだ
 錆なんかルタードに見付かったらなんか言われるぞきっと…

 と、しゃりん‥‥とソードを抜いて見てみる。
 「今」は大丈夫そうではあるが、やっぱり手入れはした方が良いに違いない。

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