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「セリ市−オランでお買物」 |
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オラン−ロック=エーテンの店にて |
3日目の午前、パオルとフィリスは、追加の武器の買い出しのため、ロック=エーテンの店へとやってきた。
■ ロック=エ−テン To: パオルandフィリス |
いらっしゃいませ。
いつもご利用ありがとうございます。 本日は、何がご入り用でしょうか? こちらの、銀のダガー、ああ、この色つやこの輝き……なんて美しいんでしょう。 まるで、あなたに使われたがっているみたいだ! |
■ ビティ=エ−テン To: ロック=エ−テン |
お兄ちゃん、押し売りしないの(--#) |
相変わらず、漫才師のような兄姉である。
■ パオル To: ロック、ビティ |
こんにちわ〜!
えっと、『セスタス』を下さい。サイズは一番大きいのでお願いしますね。 あとは・・・何かあったかな? |
■ ロック=エ−テン To: パオル |
はい、一番大きなセスタスでございますね。
こちらのセスタスなど如何でしょうか? 握りに工夫がしてあって大変使いやすいこと請け合いですよ。 |
奥から、大型のセスタスを取り出してきてパオルに見せながら説明するロック。
相変わらず、武器に酔っているようである。
■ パオル To: ロック |
じゃあそれ下さい。幾らですか? |
■ ロック=エ−テン To: パオル |
はい、いくつお使いになりますか?
ひとつ60ガメルとなっておりますが。 両手につける方、片手にバックラーをつけられる方などいろいろな方がおられますよ。 |
相変わらず、商売上手だねえ。ロック!
■ パオル To: ロック |
うーん・・・、盾は使わないし二つ買っちゃうかな?
じゃあ二つ下さい。代金は120ガメルですね。 はいコレ。 |
といいながら、120ガメルをロックに手渡した。
あっさりロックの手にのって二つも買うパオルであった。
■ ロック=エ−テン To: パオル |
毎度ありがとうございます。
これからもご贔屓お願いしますね。 |
■ パオル To:ロック、フィリス |
こちらこそ、今後ともヨロシクお願いしますね。
あ、フィリスさんは何か買う物はないですか?
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■ フィリス To:パオルさん |
…最高品質のバスタードソードにラージシールドかぁ。これなら私でも扱えるかな…ちょっと欲しいかも…(ぶつぶつ)
え?あ、はい。私は特に買う物ないです〜^^;(わたわた) |
■ ロック=エ−テン To: フィリス |
ええ、こちらはオランでも最高の名匠の作品でございます。
その方その方にあわせた最高の逸品ですので、もしお金に余裕ができましたら是非当店にてご購入願いますね。 |
■ パオル To:フィリス、ロック |
ん?バスタードソードがどうしたんですか?
フィリスさんが扱うのなら、軽めのやつが良いですね。 あー、そうだ!<パンッ!と手を打つ> ちょっと待って下さいね。 あの、ロックさん。金貸しのガートランドって人は知ってますか?
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■ ロック=エ−テン To: パオル and ビティ |
ガートランドですか。……。
名前、聞いたことがあるんだけどなあ。 ビティ、おまえ知っているか? |
■ ビティ=エ−テン To: ロック=エ−テン |
う〜ん。確か金貸しだったと思うのだけど、違ったかなあ。 |
二人は、名前を知っているぐらいみたいですねえ。
■ パオル To:ロック、ビティ、フィリス |
ふむ・・なるほど、ありがとうございます。参考になりましたよ。
じゃあフィリスさん、「時忘れの店」に行きましょうか。 |
パオルは、そういいながらおじぎをして、店を出ていった。
■ ロック=エ−テン To: パオル and フィリス |
本日は毎度ありがとうございました〜。 |
とりあえず、必要なものを購入した一行は、続いて他のものを買いに別の店舗へと歩みを進めた。
オラン−時忘れの店にて |
二人が次にやってきたのは時忘れの店である。
■ おやじ To: パオルandフィリス |
いらっしゃい
何か用かな。 |
■ パオル To:おやじ |
こんにちわ〜!!
え〜と・・なんだっけ?そうそう、アレだ。 「マント」と「薄手のマフラー」と「長めの手袋」を下さい。 ちなみにですね。全て黒でお願いします。あとマントには白い刺繍で『X』といれて下さい。裏地は真紅でお願いしますね。 これってオーダーメイドになりますよね? 幾らぐらいになりますか? |
何に使うんだ。
仮装大賞にでも出るのか。
■ おやじ To: パオル |
OK。今在庫がないから注文しておくよ。
マントは特注だから50ガメル貰うよ。 あと、マフラーと手袋のセットで20ガメルってところだ。 1週間あればできあがるから取りに来てくれよ。 |
■ パオル To:おやじ |
あのぉ、もう一つお願いがあるんですよ。
実はコレみたいに手作りマスクを作りたいんですけど、材料とかあります? |
と言って懐から仮面ラーダのマスクを取り出しておやじに見せる。
(GM)……こ、これは伝説の………。
■ おやじ To: パオル |
おやすいご用だよ。
この針と糸、それにこの布があればつくれるだろう。 全部で10ガメル、作製まで注文するなら20ガメルってとこだな。 どうする? |
■ パオル To:おやじ |
うーん・・・・・・・・・。(確かジョージさんも手作りだったよなぁ。ボクも手作りでいきたいけど、不器用だし護衛もあるし・・・)
それじゃあ・・、そちらで作ってもらえますか?
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■ おやじ To: パオル |
じゃあ、1週間後にこれも作って置くから取りに来てくれよ。
全部で90ガメルだな。 前金として30ガメル貰おうか。 |
■ パオル To:おやじ |
はい、30ガメルですね。
ヨロシクお願いします。 |
前金を手渡してペコリと頭を下げるパオルであった。
■ フィリス To:パオルさん、店長さん |
…^^;(…パ、パオルさん…なにか意外な一面を見たような気がする…)
あ、店長さん。金貸しのガートランドさんってご存じですか?
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■ おやじ To:フィリス |
う〜ん、知らんなあ。
金貸しとは縁のない生活していたからなあ。 その身なりだと冒険者だろう?なら、冒険者の店の人に聞いてみればいいんじゃないか。 |
■ パオル To:フィリス、おやじ |
よぉぉぉぉぉしぃ!発注完了ぉぉ!!
それじゃあフィリスさん、行きましょうか。
おやじさん、一週間後にまた来ますからヨロシクお願いしますね。
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かなり嬉しそうな、スキップをして店を飛び出しそうなぐらいのパオルであった。
■ おやじ To:パオルandフィリス |
どうもありがとうな。
じゃあ、また、1週間後な。 |
こうして、時忘れの店を後にしたパオルとフィリスは、銀の網亭へと歩みを進めた。
オラン−銀の網亭にて |
そして、パオルとフィリスは銀の網亭へも聞き込みへやってきた。
■ おやじ To: パオルandフィリス |
おお、お帰り。
フェンの仕事はどうなってる? |
■ フィリス To: マスター |
えと、今のところ順調です^^
あ、それでちょっと聞きたいことがあるんですけど…。 フェンさんがお金を借りてるガートランドさんって方のこと、何かご存じですか? |
■ おやじ To: フィリス |
ガートランドかあ。
あまりいい噂は聞かないなあ。 ただ、金を貸すだけでなくて、だまし討ちで資産を取ったり、ごろつきを何組以上雇って、班に分けて借金回収させて競わせたり、そうとうあくどいみたいだなあ。 それにも関わらず、官憲に捕まらないのは、ごろつきとガートランドの関係が証明できないからだしなあ。 何十人も泣かされているぞ。 |
そういうと、おやじは腕組みをしてうなってしまった。
■ パオル To:おやじ |
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 |
しばし絶句しているパオルであった。
■ おやじ To: フィリスandパオル |
奴らにだけは金を借りない方がいいぞ。
奴隷として売り飛ばされたり、娘をかっさわれていったりいい噂は聞かないからな。 まあ、気をつけるにこしたことはないぞ。 |
■ フィリス To:マスター |
すごいですね〜。まさに悪徳金融の鑑ですね〜。
フェンさんもマスターに一言相談していれば、そんな害虫みたいな人にたかられることもなかったのに…。 あ、でも逆に考えればごろつきさん達とガートランドさんの関係をつかめば、官憲屋さんも動いてくれて、どさくさ紛れに借金うやむやに…なったらいいんですけどね〜^^; えと、あともう一人…豪農のハルトマンさんという方について、噂とか評判とかあればお聞きしたいんですけど。 |
■ おやじ To: フィリスandパオル |
そらそうだなあ。
フェンとは何年もあってなかったし、あれだけ成功しているんだから大丈夫だと思っていたんだがなあ。 で、ハルトマンさんか。
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■ パオル To:おやじ |
・・・ふむ、ハルトマンさんは信用できる方なんですね? |
■ おやじ To: フィリスandパオル |
安心しな。
ハルトマンさんは公明正大ってことで有名だからな。 少し、融通の利かないところもあるが、まあ、信頼できるだろうな。 |
■ パオル To:おやじ |
なるほど、参考になりました。
あとオヤツに何か欲しいんですけど、女将さん特製のクッキーはあります? できれば・・・えっと、ひい、ふぅ、みぃの・・とりあえず10人分で! |
■ おやじ To: パオル |
OK。クッキー10人前だな。 |
というと、カウンターでおやじはごそごそし始めた。
なにやら包んでくれているみたいだ。
■ おやじ To: パオル |
よし、これで大丈夫だろう。
乾燥したところにおいておかないと湿気が来るから注意しろよ。 全部で20ガメルだな。よろしく。 |
■ パオル To:おやじ、フィリス |
は〜い!ありがとう!はい、20ガメル。(^^
うわぁぁぁ、美味しそうな香りだぁ・・・。 ぐうぅぅぅぅぅ〜!!
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どうやらクッキーの香りが引き金となったらしい。
■ フィリス To:パオルさん |
んー…でもお昼用意してくれてるかもしれないし…
うん、ここはぱぱっと帰りましょう♪ |
というわけで、二人は銀の網亭を後にしてフェンの家へと帰っていった。
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