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「受胎−仲間集結」 |
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銀の網亭−幸せの木にて |
■ ホルト To:おやじ |
ようやくオランに戻って来たか。
おやじ、取り敢えずエールをジョッキで。 それと羊皮紙を一枚とペンとインクを貸してくれないか? 多分これで足りるよな? |
カウンターに3ガメル置きながらホルトは席に着いた。
■ おやじ To:ホルト |
やあ、新顔だね。
ああ、どうぞ。 掲示板の方は適当に使ってくれていいよ。 あと、この紙のお金は良いよ。これからお得意さまになって貰うのなら安い投資だよ。 |
といいながら羊皮紙を渡すおやじであった。と、そこへアスタルテがやってきた。
■ アスタルテ To:ホルト |
はじめまして。
新顔だよね。 私はマイリーの神官戦士のアスタルテっていうの。 新しいパーティのメンバーを探してるんだけど…… どう、うちにこない? |
エデンがとことこっと歩いてやってきた。 どうしたのかな?
■ エデン To:アスタルテ |
……アスタルテ様……。
私、取り敢えず、彼方のテーブルでお待ちしておりますわね……。 |
どうも待ちくたびれてテーブルに移動するみたいだ。
■ アスタルテ To:エデン |
うん、エデンありがとう。
こっちの人の返事聞いたらすぐ行くね。 |
アスタルテはエデンに返事を返してからホルトの方へ向き直った。
■ ホルト To:おやじ |
おやじ、折角の心遣いだがどうやら要らなくなりそうだよ。(笑)
ふぅ、びっくりした‥‥‥‥‥(汗) |
何に驚いたんだ、ホルト。
■ ホルト To:アスタルテ |
失礼。初めまして、私はホルト・オレーフ。
未だ拙き魔術と指とを操るものです。 私で良ければ喜んで。 では、アスタルテさん参りましょうか。 |
というやいなや、ホルトはエールを一気に飲み干した。
旦那いい飲みっぷりだねえ!
そして、右手をアスタの方へ差し出した。どうもホルトはエスコートしたいみたいである。
■ アスタルテ To:ホルト |
よし、これで決まりだね。
みんなあっちで待ってるからいそいでね。 |
というと、アスタルテはすたすたと1人で歩いていってしまった。
アスタルテさすが田舎者である。エスコートされるということがよく分かってないみたいだ。
■ ホルト(独り言) |
ま、いいか。どんな奴が仲間になんのかねぇ? |
寂しそうなホルトであった。その頃、カルソニックも銀の網亭に帰ってきた。
■ カルソニック To:おやじ |
やぁ、無事・・とは言わないが色々冒険でイイ経験が出来たぜ。親父。
そっちは変わり無い様だな。 ・・見ない顔も増えたみたいだし、見た顔が居なくなってる所を見ると皆それぞれ何かあったみたいだな。 ・・・何かイイモン入ってないかい? |
■ おやじ To:カルソニック |
で、「イイモン」ってなんだ?(^^;
酒なら何でもそろってるよ。 仕事の方は…仲間を集めてからじっくり選ぶといいさ。 |
そりゃ、おやじも「イイモン」じゃわかりませんわなあ。
返答に困ったのか、カルソニックは黙って席を立ち、旧友たちの方へと歩いていった。
■ カルソニック To:イルミナ |
なんか聞いたことがある声がすると思ってフラフラっと来たら・・。
皆、見た事ある顔じゃないか(笑) どうだい?今の調子は? |
■ イルミナ To:カルソニック |
えぇ〜っと、ちょうど今ドリスさんが戦士の方に声をかけに行かれたところです(^^
カルさんはどうですか?お互い、いい人が見つかるといいですね(^^ |
■ カルソニック To:イルミナ |
そうだな、お互いの無事を祈って・・。
他の連中にも宜しく伝えてくれないか? 俺も仲間探しに出るとするか。それじゃな。 |
と、そこへ食事をとりあえず終えたパオルが勧誘に来た。
■ パオル To:カルソニック |
こんにちわ〜、はじめまして!
一緒に冒険に出てくれる仲間を探してるんですけど、どうですか? あ、ボクの名前はパオルです(^^)ヨロシク。 |
■ カルソニック To:パオル |
おや、はじめまして・・・・・。
いきなりハイテンションな所を見ると前回の冒険で成功したみたいだな。 ん・・・一人かい? それだと・・パーティを探さないといけないが・・ 他に誰か連れが居るのかい? |
といいながらカルソニックは周囲を見渡した。
■ パオル To:カルソニック |
いえ全然です。これから他をあたるとこなんですけどOKなんでしょうか? |
■ カルソニック To:パオル |
あぁ、俺は全く構わないぜ。
・・どうする?まぁ、俺は見ての通り戦闘アホだから、使いどころに非常に困るのは前回の冒険で身に沁みたのだが・・・。 それとも、傭兵としてどこかの国にでも雇われに行くかい? |
カルソニック……ここは冒険者の店だぞ(笑)。と、そこへ後ろからとことこっとフィリスが歩いてきた。
そして、パオルの背中をつんつんとつつきはじめた。
■ フィリス To:パオル |
パオルさんパオルさん♪パーティ組みました?
まだでしたら…私達と組みませんか? |
■ パオル To:フィリス |
あ、はい!お久しぶりですねフィリスさん。こっちも彼と二人でこれから他へ売り込むとこだったんですよ。丁度、良かったですね。 |
当然のごとくOKを出すパオルであった。
■ パオル To:カルソニック |
そんなわけで彼女のとこに行きましょう! |
■ カルソニック To:パオル |
そうするか。親父、移動先のテーブルに飲み物もって来てくれると助かるな。 |
■ フィリス To:パオルandカルソニック |
わ♪ありがとうございます^^ |
談笑しながら3人は、テーブルへと足を進めた。パーティの成立である。
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