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「種付け−仲間集め」 |
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銀の網亭−幸せの木にて |
■ パオル |
ぐぅぅぅぅぅぅ |
謎の怪音とともに、まだあどけなさの残る少年の登場だ。
■ パオル To:おやじ |
ただいまぁ〜!今日も繁盛してますね。 とりあえずお腹空いたんで、軽く三人前下さい。
あ、飲み物もね! |
■ おやじ To:パオル |
ああ、お帰りパオル。
繁盛するのはいいが、大忙しだよ。 3人前か。相変わらずよく食う奴だな。 待ってろ、すぐ持ってくるよ。 |
といいながら、早速おやじは大きな鮭の切り身を焼いたものとマッシュポテト山盛り、ポークステーキ、キノコのサラダを持ってきた。
もちろん飲み物の紅茶も一緒である。
■ パオル To:おやじ |
は〜い!よろしくお願しますね。『果報は食って待て』ですもんね。
さてさて、今回のお仲間探しはどーするかな?」 |
と言いながら、パオルは早速周囲を見渡しはじめた。新たな仲間を捜しているようである。そのころ、カウンターの別の場所では、アスタルテが帰ってきた。
■ アスタルテ To:おやじ |
マスター、ただいま。
いや〜、今回はまいったわ。 ちょっと疲れちゃった。 あ、オレンジジュースもらえる? 一休みしたらメンバー探しに行かなくっちゃね。 |
■ おやじ To:アスタルテ |
やあ、お帰り。
オレンジジュースだな。ほい。 そうだな。手っ取り早く見つけたいなら、何ができてどんな仲間がいいか、掲示板に貼っとくといいぞ。 |
■ アスタルテ To:おやじ |
うん、ありがとう。
でも自分で探してみるよ。 だいじょうぶだって。 前回みたいに、騒動起こしたりしないから。 じゃ、いってくるね。 |
本当なのかアスタルテ。それはさておき、どんどんにぎやかになったようである。今度はエデンの登場だ。
■ エデン To:おやじ |
…………。
なんだか本日は大勢いらっしゃいますのね………。 取り敢えず……鳥肉とお水を頂けるかしら……? |
■ おやじ To:エデン |
鳥肉、だな。エデンがそう言うと思って用意してあるよ。
それから、水はこれな。 |
■ エデン To:おやじ |
そう……お気を使わせて申し訳御座いませんわね……。
有り難く戴きますわ。 |
■ エデン(独り言) |
本当は生きている鳥が宜しいのですけれどね……。 |
エデンが鶏肉を食べているところへアスタルテが勧誘に来た。
■ アスタルテ To:エデン |
ども〜、はじめまして。
私はアスタルテ。 マイリーの神官戦士なんだけど、今新しい仲間を探してるんだ。 あなた見たところシーフでしょう。 よかったらいっしょにどう? |
■ エデン To:アスタルテ |
……あら?
それは、ご丁寧にどうも……。 私、エデン=フォレスターと申しますわ。 此方こそ宜しく御願いいたしますわね、アスタルテ様…。 |
■ エデン(独り言) |
今回はまともそうな方ですわね……。
少なくともサーカスの方ではなさそうですわ。 |
ペコリとおじぎをしながらエデンは返事をした。
■ アスタルテ To:エデン |
え、あ、こ、これはどうもご丁寧に。
あのさ、様付けはやめてくれないかな。 なんか調子狂っちゃって。 まあ、その話はあとあと。 次のスカウトに行ってくるね。 |
とまあ、嵐のようなアスタルテである。そしてまたアスタルテに狙われた女性が1人。
■ フィリス To:おやじ |
こんにちわ、マスター♪
なんとか初仕事もこなしてきました。次のお仕事もうまくいくといいな〜^^ あ、カルアミルクお願いします♪ |
■ おやじ To:フィリス |
フィリスか。お帰り。
初仕事は成功か。この調子で頑張れよ。 カルアミルクか。飲み過ぎるなよ。 はい。 |
いいながらおやじはフィリスの前にカルアミルクを出した。
■ フィリス To:おやじ |
さてと、仲間集めに行って来ますね〜 |
そこへアスタルテが勧誘に来た。
■ アスタルテ To:フィリス |
ども〜、ちょっといいかな。
私はマイリーの神官戦士のアスタルテ。 今新しいパーティのメンバーを探したるんだけど、あなた先約はあるの? ないんだったら私のところにこない。 今のところ、私と「ぐらすらんにゃー」のエデンの二人なんだ。 どう? |
■ フィリス To:アスタルテ |
っとと^^; わぁ、アスタさん♪お久しぶりです〜^^
いいですよ♪今回はご一緒できますね^^ ふつつかものですが、よろしくお願いします |
■ アスタルテ To:フィリス |
おひさしぶり?
ああ、忘れてた、前回パーティ組めなかったんだったよね。 忘れてた…… うん、よろしくね。 じゃあ、次のスカウト行ってくるから待っててね。 |
やっぱりアスタルテは嵐のようであった。今度のターゲットは、初めて銀の網亭に来た青年のようである。
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