SWPBMシナリオ#32

恐怖再び

第六章:恐怖の元凶!

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空き家(南)

一行が南の空き家にやってきた時点で時はすでに深夜………
辺りには一切人気はありません。
周りに立ち並ぶ家からも明かりはほとんどありませんでした。

目の前にある空き家は一階建ての平屋です。
庭は長い間手入れされていないようで、あれ放題でした。

■ メルディス To:ALL
どうやらここですね・・・。
さて・・とりあえずランタンに火を付けますか。

(しばし火付け石と格闘)

っと。さてと・・・・。
ちょっと調べてみますね。

と言いつつ、建物の近くまで忍び寄って聞き耳を立てるメルディス。
残念ながら、何も聞こえませんでしたが。
■ メルディス To:ALL
ん・・・。
何も聞こえませんね。
どうやら本当に空き家のようです。

・・・行きましょうか?

■ パオル To:ALL
はいはい、じゃ開けますよ。

そう言うと扉をいきなり開けた。

薄明かりに照らされて見える空き家の中は、ガランとしていて何もありません。
床には埃が分厚く積もっています。
正面にある廊下は部屋の家の奥の方へ続いているようです。

■ パオル To:ALL
まさに空き家ってやつですか・・、とりあえず奥に進みましょうかね。
書斎とかあるのかな?

■ メルディス To:ALL
埃・・・と言う事は、ここには最近誰も足を踏み入れていないという事かな?
パオルの言う通り奥に進みましょう。
一応、警戒だけはしておいてくださいね。

地面に落ちている埃を調べながら、家の奥の方へと向かう一行。

どうやら、地面には埃の上に新しい足跡が付いているようです。さらに、見慣れ ない 長い毛が落ちていました。
しかし、メルディスには人間型の足跡であること以外は分かりませんでした。
が、落ちていた毛の正体は、曖昧ながらも分かりました。その毛は山羊の毛によく似ていました。

■ メルディス To:ALL
(小声で)
ちょっと待ってください。
ここ・・・足跡がありますね。
前言撤回、ここには何者かが足を踏み入れています。それも最近。
それと・・・これは・・・山羊の毛?
何でこんなものがここに・・・?

今一度落ちていた毛をしげしげと眺めつつ、記憶の糸を手繰り寄せるメルディ ス………。
しかし、残念ながら何も思い当たりませんでした。
■ メルディス To:ALL
うーん????
山羊の毛・・何かあったような気がするんですが・・・。
駄目だ・・・思い出せません(苦笑)

取り合えずこの奥に何かあるかもしれません。
慎重に行きましょう。

■ パオル To:メルディス
こんな所に山羊の毛ですか・・・妙ですねぇ。

廊下をさらに進み、突き当たりの部屋にゆっくりと入る一行。

そこは家具類などが一切置かれていない、単に広いだけの空間でした。
部屋の飾りとなりそうなものは窓や扉のみ。
何も置かれていないため、異様に広く感じます。
そして、部屋の床全体には複雑な模様の赤い円が描かれています。
さらに部屋の隅には一人の男が一行の方を凝視していました。

■ 男 To:ALL
こんばんわ………
なんですか、人がいる中に勝手に入ってきて………。

■ フィリス To:男の人
え、あれ?えと……こんばんわ。
ここは空き家だと聞いていたのですが…どちらさまですか? ^^

■ 男 To:フィリス
まぁ、見ての通りです………
この家をちょいと拝借しているものですよ。
あなた方も住まいを求めてやってきたんですか?

■ フィリス To:男の人
いえ、私達はアルバイトで空き家の点検を頼まれたんです。
こういうところって盗賊とかの根城になりやすいらしいので、その 防止の意味も含めてだと思うんですけどね。
ときに拝借って宿代わりですか?この辺、いま殺人鬼が闊歩してる らしいので危ないですよ。他にお仲間はいないんですか?

■ メルディス To:内心
・・・浮浪者?
確かに居てもおかしくはないけど・・・・。
さて、本当にそうなのかどうか・・・。

それはともかくフィリス、よくもさらっと嘘が付けるもんだなぁ(苦笑)

フィリスの嘘を聞きながら、床の円をメルディスは眺めてみました。
しかし、メルディスには円の正体は分かりませんでした。

さらに男に今一度目を向けて、身なりの確認。
服は着古されてはいるものの、割と清潔に保たれているようです。
長い間洗濯していない、と言うわけではなさそうです。

■ 男 To:フィリス
こうやってしばらくここを使わせてもらってますがね………見ての通り、私は一 人で すよ。

人殺しがいると言う噂はあるようですけどねぇ。
今のところ、私に実害があるわけでもないですし………。

ところで………、私はここを出ないといけないんですかね?

■ フィリス To:男の人
ああ、そうなんですか。でも使うって、こんな空き家で 何してたんですか?
{ちらと円に目をやって}
この赤いの(円)はあなたが書いたんですか?

噂じゃなくてホントにいるんですって ^^;<人殺し
実害のあったときって、そのときは命がありませんよぅ。
今、官憲でもその人を追ってるはずです。

えと、このままは確かに危ないです。万が一ということも ありますし。…官憲屋さんに保護を求めましょうか。
あ、それともメルディスさんのお知り合いという、学院の 偉い人のところにとりあえず身を寄せさせてもらうとか。
うーん、とにかくこのまま一人で居るのは危ないし…
お宅はご近所なんですか?
…?あ、そういえばまだ名乗っていませんでしたね、失礼しました ^^;
私は冒険者のフィリスと申します ^^ あなたは?

■ 男 To:フィリス
だから、ちょっと拝借していたんですよ。
夜露凌ぎにはもってこいでしょう?

(赤い円を指さしながら)
さぁ………なんなんでしょうね、これ。私が来たときからありましたけど?
まぁ、ここじゃなくても住めそうな場所はあるでしょうからねぇ。保護は必要も ない ですし。
大体、官憲は浮浪者を保護なんかしてくれませんし。
私は名乗るほどの浮浪者ではありませんよ、じゃ、失礼していいですか?

■ メルディス To:男
あ、ちょっと待ってもらえます?
あなたはいつからここに居たんでしょう?

■ 男 To:メルディス
そうですねぇ………
一週間も経っていませんけど………

って、まるで不審尋問みたいな事を聞きますね。
ここにいるのがあなた方にとって問題なら、すぐにでも出て行っても構いませんよ。

■ パオル To:男
(ん?妙だな・・本人は浮浪者を装ってるようだけどそんな感じではないよう な気が・・。)
あの、スミマセン。入り口の辺りの床に山羊のような毛が落ちてたんですけど心 当たりありませんか?

■ 男 To:パオル
はぁ………そんなもんが落ちていたんですか?
心当たりありませんねぇ………
この汚い家の床に落ちているものをいちいち調べるとは、酔狂な方々ですねぇ。

■ パオル To:男
ふむ、そうです・か・・・。
ところで・・、貴方は魔法を使えるんですか?
何でも魔法を使う者は、少しでもホコリを吸うと『鼻の頭に血管が浮き出る』んで すよ。ご存知でしたか?
ホラ丁度、今の貴方のようにね・・。

■ 男 To:パオル
へ?
鼻の頭に?

と言いつつ、鼻の頭に手をやる男。
■ マーズ To:パオル
ええっ!?
そ・・・そうだったんですかぁ。
パオルさんって物知りなんですねぇ。

(といいつつ鼻に手をやる)

■ メルディス To:パオル
!?
・・・・・・・・・・・・・・・?
(取り合えず鼻に手をやる)

■ パオル To:男&ALL
いや・・・・まったくの嘘っぱちですよ、おおうそ なんでですよ。
でも、どうやらおマヌケさんは見つかりましたね。
で!心当たりがあるみたいですけど、貴方は何者ですか?

■ 男 To:パオル
あ………いや………
確かに私は魔法を使えますけど………。
じゃ、じゃあ、魔法が使える浮浪者で納得してもらえませんか?

■ マーズ To:男
魔法が使える浮浪者ですかぁ。
それはあまり納得しかねますねぇ。
百歩譲って納得したとしても、それはそれで不法侵入罪ですしねぇ。
いずれにしても、このまま見逃してもらえるとは思わない方がいいですよぉ。 (ニッコリ)

■ パオル To:男&ALL
あ、な〜んだ!ただの魔法が使える浮浪者の方だったんですかボクはて っきり・・・。
って!そんな解答で納得するほど、ボクはアッパラパーなおバカじゃないです よ!!

一行がそろそろ本格的に男を怪しみ始めた時点で、男は急に両手を上げました。
■ 男 To:パオル、マーズ
抵抗はしませんから、勘弁して下さいよ。

それに………私の身分に関しては、他に言いようがありませんし………
じゃ、何と言えば納得してくれるのでしょう?

不法侵入に関しましては、今すぐにでも出ていきますから、ご心配なく。

■ メルディス To:男
魔法が使える。
神聖魔法ではないですよね?
神官なら神殿に泊めてもらえるはずですから。

失礼ですが学院の方の様にも見えないのですが・・・。
ねぇ?正直にいきましょうよ。
少なくとも「ただの」浮浪者ではないでしょう?あなた?
何者です?

■ 男 To:メルディス
い、いや、でも精霊使いの人は野宿して暮らすこともありますし………。
同じ宗派に属していても、教義がわずかなりとも異なれば神殿にも泊めてもらい づらいものですし………。

■ パオル To:男&ALL
で!貴方のお名前と何処に所属されているのかを教えて頂けませんか?
ちなみにボクの名前はパオル、冒険者です。でア・ナ・タは?

先ほどより明らかにキツイ口調で問い詰めるパオル。
それに対して、男はますます逃げ腰になって見えました。
■ 男 To:パオル
(泣きそうな声で)
す、すぐに出ていきますから………勘弁して下さいよ。
私は流れの貧乏僧で、リジアム・ジウルと言うものです。
もう、失礼して良いですか?

■ パオル To:男&ALL
は?お坊さんですか?なんだ・・・。
しかしよくこんな所で寝泊まりできますね。最近、この辺りでは夜中に 殺人事件が頻発しいますから気をつけたほうが良いですよ。
<仲間の方を振り返って>
どうやらハズレみたいですけど・・、どうします?

■ メルディス To:マーズ
(小声で)
マーズ。俺はどうもこの人は怪しいと思うんですよ。
どこがと言われると困るんですが。

そこでですね、彼に「センスイビル」をかけてもらえますか?
もし無関係だとしてもそれで、確実に判断できますし。

■ メルディス To:パオル、リジアム?
あ・・・っと。
パオル、最後にこれだけね。

(リジアムに向かって)

えーっとすみません。
これが最後ですんで確認だけさせてください。
これ以上はなにもいたしませんので。

じゃあ。マーズお願いします。

■ マーズ To:メルディス、リジアム
わかりましたぁ。
(リジアムに向き直り)
リジアムさん、ちょっとすいませんねぇ。
まぁ、痛くも痒くもありませんから、安心してくださいねぇ。
我が守護者たるファリス神よ、彼の者の邪悪なる意志あらば我に示し給え。
センス・イービル!

マーズの心にささやきかけられた厳かなささやき。
それはマーズにこう告げました。彼は邪悪な考えを持っている、と。
■ マーズ To:ALL
ふぅむ・・・・・。
どうやらこちらのリジアムさんは、少なくともファリスの教えに背く考えを抱いて らっしゃるようですねぇ。
残念ながらどういう類の悪意かまではわかりませんが、この状況から察するにおそら くは・・・。

突然リジアムの様子が一変しました。先程までの気弱そうな男のような表情 は欠片ほどもありません。
変わって、やけに落ち着いた表情になっていました。
■ リジアム To;ALL
………………ふぅ。
参りましたね………そちらにファリス神官がいるとは………。
で、どうするつもりですか?私を。
あなた方が私が邪悪と分かったところで、私を捕まえるだけの証拠は何もないでしょ う?

■ メルディス To:リジアム
それをこれから聞かせてもらおうと思っているんですがね。
さて、もう一度質問です。
あなたはただの浮浪者なんですか?本当に?
何故そんなに態度が急変しているんです?

それと・・どうも先ほどから嘘が多いようですが・・・。
何か隠したい事でもおありで?

■ フィリス To;メルディスさん&ALL
えと、とりあえず不法侵入の現行犯で捕らえることはできますよね?
あとは官憲屋さんの拷問とかで、企てを洗いざらい話してもらうのも…

■ パオル To:フィリス
ハハハハハ・・・。(^^;)<渇いた笑い>
(フィリスさん、恐ひです・・・・)

■ リジアム To:メルディス
まぁ………ここまで来たら、何を言っても信じてもらえそうにありませんしねぇ………。
でも、浮浪者であることには間違いありませんよ。流れの貧乏僧であることもね。
嘘は言ってないですよ。
ただ………ね………。全てを言っていないだけですよ………ふふふ。

■ パオル To:リジアム&ALL
(これはちょっとヤバイかな・・)
とりあえず、ココは落ち着いて話し合いましょうよ!
そうだ!ボクが何か飲み物でも買ってきましょうか?

どうにも、リジアムを信用出来ないメルディス(そりゃそうか)は何か分かることはないか、もう一度リジアムの衣服などを観察していました。
その結果、極小さな首飾りみたいなものを着けていることが分かりました………が、それはどうやらファラリスの聖印のようです。
■ メルディス To:リジアム&ALL
!?
・・・・・・・リジアムさん?
あなた・・・ファラリスを!?

みんなっ!!
この人を取り押さえてください!
聞く事は山ほどありそうです!

■ パオル To:リジアム&ALL
え?ええ?(^^;

でぇやぁぁぁぁぁ!!
ラァダァァァ!クラァァァッシュ!!<注:単なる体当 たりです>

一行が行動するのを待っていたのか、リジアムはすぐさま大声で何か叫びました。
■ リジアム
来たれ、我が僕よ!

と言うわけで、戦闘開始である。

なお、戦闘開始時のステータスと敏捷度順配下の通りである。

敏捷度生命点精神点状態
ヴァーン1611 
フィリス161017 
リジアム(敵)14 
マーズ141813 
メルディス111420 
パオル1520 


1ラウンド目

フィリスは説得に回る。
■ フィリス To:リジアムさん
無駄な抵抗はやめてくださいっ!
多勢に無勢、大人しくしないと怪我をするだけですよっ!
これ以上罪を重ねるつもりですかっ!

ヴァーンのウィップの絡め取り(11)は辛くもリジアムにかわされる(11)

リジアムはもう一つの扉の前に移動しながら、ダガーとバックラーを構える。
その直後、天井を突き破って一人の青い体をした山羊面の巨漢がリジアムをガードす るように現れる。
マーズは扉を防ごうと急いだが、現れたばかりの青い山羊面に阻まれてしまう。

■ マーズ To:青い山羊面
うわああっ!?
いきなり目の前に現われるなんて、非常識な方ですねぇ。!!
一体何処の何方ですかぁっ!?

メルディスのプロテクションがマーズにかかった直後に、
■ メルディス
(まずはこちらのダメージを抑えないと・・・)
不可視の鎧!我等の苦痛を和らげよ!
プロテクション!!

パオルはリジアムに体当たりをかけようとしたが、乱入者のせいでそれは阻まれ、対象が変わる。

パオルの体当たり(13)は命中するが、相手は難なく耐えきり(出目12)、しかもダメージも行かなかったところで、1ラウンド目終了。

■ パオル To:青い山羊面
止めたのか!?なんて奴だ・・・。

敏捷度生命点精神点状態
ヴァーン1611 
フィリス161017 
リジアム(敵)14 
マーズ141813 
メルディス111417/20 
パオル1520 

2ラウンド目

一行は前のラウンドに出てきた山羊面に関する知識判定。 その結果、メルディスが把握していました。
■ メルディス To:ALL&リジアム
みんな!その青いのはスポーンです!
そいつの鉤爪に気を付けてください!!

リジアム!!
お前はこんなものを召喚してどうするつもりだ!?

■ リジアム To:メルディス
何を言っても理解してもらえないでしょうね………
だから、言う必要はありません。

■ フィリス To:青山羊
!!新手!?
{青山羊さんの出てきた天井穴に向かって弓を構え…}
…あれ?一匹だけ?

フィリスは再び待機。 ヴァーンのウィップ(攻10)はリジアム(回8)に命中、しかし絡められず(敏11)、ダメージも鎧で防がれてしまう!
マーズはエルライルスポーンを攻撃(攻9)するが、難なくかわされる!
直後、エルライルスポーンの右の鉤爪がパオル(回4、6)をえぐるが、大部分を防ぎきる!(ダ1)
■ パオル To:青い山羊面
この程度の攻撃なんかきかないよ!

メルディスのエンチャントウェポンがマーズにかかったが、
■ メルディス To:ALL&青いの
!?
なんだあいつは!?

万能なるマナよ!かりそめの魔力をかのものに与えん!
エンチャントウェポン!!

パオルの強打(攻9)はかわされてしまう。
■ パオル To:青い山羊面
くっ・・素手じゃ無理か。

スポーンに攻撃が届かなかったのを見届け、リジアムは魔法を使うのをやめた。
敏捷度生命点精神点状態
ヴァーン1611 
フィリス161017 
リジアム(敵)14 
マーズ141813プロテク、エンチャント
メルディス111414/20 
パオル14/1520 

3ラウンド目

■ メルディス To:リジアム
ちっ!意外に口の固い・・。
なら・・・強引にでも吐かせてみせますよっ!

フィリスはまたもや待機。そろそろ動き出した方がいいのでは?
ヴァーンの鞭(攻12)は今度こそリジアム(回11・敏11)を捕らえ、さらに絡めることに成功した!リジアム、これで転倒する。
マーズはリジアムに接近して、転倒しているリジアムに一撃(攻8)!
■ マーズ To:リジアム
そこだ!隙ありっ!!

転倒しているリジアムはこれをかわせず(回5)、さらにマーズのウォーハンマーはクリティカル!リジアムに大打撃(9発)を追わせる!!
ここでリジアムは倒れながらも、ブラインドネス(達13)をマーズに!マーズは抵抗できず(抵11)、視力を失う!
■ マーズ To:リジアム
あ・・・・あれ・・・・?
め、目が・・・・見えない?
今、一体何を!?

同時に、目の見えなくなったマーズ(回3,6)をスポーンの鉤爪がえぐる(12発)!
■ マーズ To:青い山羊面
暗闇がこんなに恐いものだなんて・・・。
ぐああっ!
プッチーン(理性の糸が切れる音)
・・・・痛ぇな、オイ。

■ パオル To:マーズ
あ、マーズさん!
ええぃ!!今は使うしかないんだ!
<ダガーで背中の剣のを封印してる皮紐を切り、その場にダガーは落とした。>

パオルは背中に背負っていたバスタードソードを構え、その直後にメルディスのエンチャントウェポンがパオルの武器にかかったところで、ラウンド終了!
■ メルディス To:マーズ&パオル
マ・・マーズ!!大丈夫ですかっ!?

く・・パオル!
過去に何があったのかは知りませんが、今はあなたの力が必要なんです!
お願いしましたよ!

万能なるマナよ!かりそめの魔力をかのものに与えん!
エンチャントウェポン!!

敏捷度生命点精神点状態
ヴァーン1611 
フィリス161017 
リジアム(敵)14 
マーズ14/1813盲目、プロテク、エンチャント
メルディス111414/20エンチャント
パオル14/1520 

4ラウンド目

ようやく動き出したフィリスのウィル・オー・ウィスプ(達14)はリジアムの抵抗(1ゾロ)をうち破り、さらに重傷を負わす(4発)。
ヴァーンはウィップで相手を絡めつつレイピアを抜き、攻撃!
逆腕のレイピア(攻13)はクリティカル(4回り)し、リジアム(回9)に致命傷を負わせるく(14発)!そのままリジアムは息絶えた!
ヴァーンの一撃を受け、リジアムはゆっくりと倒れ行く!
が、不敵な笑いを浮かべて一言言った。
■ リジアム
ふふっ、愚かな………。
私で十・人・目………だ………。

スポーンの両手の鉤爪は盲目のマーズを大きくえぐる(12発)!
しかし、同時に発動したキュアーウーンズ(10点)で辛うじて、意識はとりとめる。
精神力が尽き気味なメルディスはこのラウンドは待機。
■ パオル To:青い山羊面
はぁぁぁぁぁぁぁっ!!
<バスタードソードを両手に持って切りかかる。>

パオルの強打(攻12)はスポーンを確実にとらえる(7発)!
敏捷度生命点精神点状態
ヴァーン1611 
フィリス161014/17 
リジアム(敵)14死亡
マーズ14/1810/13盲目、プロテク、エンチャント
メルディス1114/20 
パオル14/1520 

5ラウンド目

フィリスは再びウィル・オー・ウィスプ(達12)を召喚、スポーンに傷を負わす(6発)!
ヴァーンは目の見えないマーズを引っ張って、誘導しようとする。
しかし、マーズとの接敵状態から脱していないスポーンは、もう一度マーズに鉤爪を振るう!
両方ともかわしきれなかった(回6,8)マーズは13発喰らう!
が、同時に発動したキュアーウーンズは8点癒す!しかし、生命力は0を割り、生命判定へ。幸いこれには成功。
■ メルディス To:スポーン
(10人め?・・なんのことだ?)

この魔法だけは使いたくなかった・・けど、相手がスポーンなら人間じゃないん だ。
俺だって!
万能なるマナ、意志の刃!我が前の敵を貫け!
エネルギーボルト!!

その後、メルディスのエネルギーボルト(達8)はスポーンを貫き(3発)、
■ パオル To:青い山羊面
もう一撃だ!

パオルの強打(攻11)がスポーンを捕らえるが当たり所が悪く(出目4)、2発しか通らない!
敏捷度生命点精神点状態
ヴァーン1611 
フィリス161011/17 
リジアム(敵)14死亡
スポーン(敵)14?−18 
マーズ14−1/18/13気絶、プロテク、エンチャント
メルディス1114/20 
パオル14/1520 

6ラウンド目

フィリスのウィル・オー・ウィスプ(達8)は抵抗をうち破れなかったものの、すでに十分に削られていたスポーンを落とすには十分だった(5発)!
ウィル・オー・ウィスプの砕ける光が消えたと同時に、スポーンは床に倒れ伏していた。

と言うわけで次章に続く。


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GM 大石
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