SWPBMシナリオ#32

恐怖再び

第四章:三々五々!

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幸せの木(二日目)

翌朝、一行が「銀の網」亭に集まるころには、いつもように大勢の冒険者が集まって いました。
今日は新しい依頼がないため人だかりもなく、比較的静かなようです。
■ パオル To:おやじ
(=●^0^●=)パクパク(=●^0^●=)パクパク
(=●^0^●=)モグモグ(=●^0^●=)モグモグ

ぷはぁ〜。とりあえず軽く食べて終わりにするかな。
おやじさ〜ん!オレンジジュースをもう一杯ね。(^0^)

すでにパオルは朝食を食べ終えたようです。もちろん、朝から三人前を平らげてい る。
■ おやじ To:パオル
おお、いつものこととは言え、よく食うなぁ(^^;;

ところで昨日の夜、俺に何か用事があったんだって?
どんなようだ?

■ パオル To:おやじ
(=●^0^●=)ゴクゴク

えっと、それについては担当の者に聞いて下さい。もうすぐメルディスさんも来 ると思いますから。(^^
なんて名前だったかなぁ・・そそ、ルードって人です。なんか四人組の方と聞き ましけど。

■ フィリス To:パオルさん、マスター
おはよーございまーすっ!
今日も一日頑張りましょうっ!(ぐぐっ)
…あれ?ヴァーンさん達まだなんですか?(・・?

あ、マスター、おはようございます(ぺこり)
ミルクを一杯、くださいな^^
それで、えと…ルードさんって方のいるパーティ、ご存じないですか?
その方々にちょっと聞きたいことがあるんです。
メルディスさんの話ではこちらの酒場に出入りしているよう だったんですけど…。

■ おやじ To:パオル、フィリス
ああ、あいつらか。

(辺りを見回す)
ン〜………もう行ったようだな。
多分、北の区域をぶらついているはずだよ。
なんだかここ最近、あいつらは忙しいようでね。まぁ、行けば会えるかもしれないな。

■ パオル To:おやじ&フィリス
そーなんですか。まぁ運がよければ会えるかな?
ああ、でも会って話を聞かなきゃならないんだよなぁ・・。
そうだ、おやじさん。ルードさん達に今度会ったら、ボク達が話を聞きたいと伝 えてもらえますか?

おはようございます、フィリスさん。なんか今日も気合が入ってますね。
とりあえず皆が起きてくれば良いのだけど・・。

■ おやじ To:パオル
ああ、分かった。
言っておくよ。
まぁ、夜になればあいつらも戻ってくるだろうがな。

■ フィリス To:パオルさん、マスター
うーん、皆さんなかなか起きてきませんね。世に言う低血圧というやつ でしょうか?
そうだ♪この間に昨夜のことを官憲さんに報告してきましょうか?
スポーンのコトとか、アレンさんのコトとかいろいろあるし、新しい情報も 入ってるかも知れませんから^^

マスター、官憲屋さんってきっともう開店してますよね^^

■ おやじ To:フィリス
あ?ああ(^^;;
開店かどうかは別にして、もう活動し始めている時間だと思うよ。

■ パオル To:フィリス
そういえば、昨夜からずっと考えてたんですけど・・。
今までの、四件の犯行全てがスポーンによるものとするならば何故、北区にしか 出没しないのでしょうかね?
そもそもデーモンって、街中に忽然と現れるものじゃないでしょ。
スポーンを召喚した人間がいると考える方が筋が通ってるし、北区にしか出没 していないと言う事は・・・。
北区の中にその術者の住処があって、スポーンは日中そこに潜んでるというのは どうでしょうかね?

■ フィリス To:ALL
被害者の共通点を捜さなければなりませんね、共通の人に恨まれているとか …あ、もちろん無差別の線もありますけど。
術者の住処ですか。うーん…昨日スポーンが逃げた方向で聞き込みして みましょうか。潜伏できそうな空き屋とか、近頃挙動の怪しい人とか、 変な声の聞こえる家とかって出てくるかも知れません。
住宅地って奥様方の情報網が凄いらしいので、そういうのは すぐ噂になると思うんですよ^^
この前読んだ本の受け売りですけどね^^;

フィリスの言うこの前に読んだ本は………
「賢者ウオルター・マヌ著/『社会の常識』」に違いない!!
(ソードワールドRPGアドベンチャー4/プロジミー急転!)より
一例「葬式の時はみんな沈みがちなので、常にニコニコしたり
冗談を言って言って場を盛り上げるように努力しよう」
■ メルディス To:ALL
ふぁ〜。
あ、おはようございます。皆さん。
っと・・・・どうやら遅れてしまったようですね(苦笑)
すみません。昨日ちょっとトーイといろいろあったもんで・・。
さてと・・・あ、おやじさんもいるようですし、ルード達の事聞いてみましょうか。

■ マーズ To:ALL
おはよ〜ございます〜・・・・。
おやぁ〜?みなさんおはやいですねぇ〜・・・。
もうあさごはんもたべてしまわれたごよ〜すで〜・・・。
ぼくはぁ、どうにもあさによわくってぇ、まだねぼけてるじょ〜たいなんですよぉ・・・。
そんなわけでぇ、ぼくはごはんいりませんからぁ、おちゃだけいただけますかぁ、ますた〜?

眠さの余り、漢字はおろか、カタカナすらしゃべれてないマーズだった・・・。
■ フィリス To:ALL
あ、おはよーございます^^)/
ルードさん達、北の区域に行っちゃってるらしいですよ。
夜になれば戻ってくるらしいですけど…こちらから探しに行きます?
あー、でもほら、昨夜のこと、官憲屋さんにも報告しておきたいんですよ。
ここはひとつ、分担でいきましょうか?

■ パオル To:ALL
(官憲・・ですか。つまり肉屋が肉を売るように官憲屋は官憲 を売ると・・・プププ)(^^)
<一人にやけるパオル>
・・・・メルディスさん、マーズさんおはようございます。
そうですね。賢者学院の方はメルディスさんにお任せして、ボクの方は マーファ神殿で被害者の娘さんに話を伺い行きたいです。
それにあまり悠長に構えて被害が拡大したら大変だし、のんびりしてたら もっとヤバイ奴が出てきたらシャレになんないですからね。

しかし・・・、ヴァーン遅いなぁ。まだ寝てるのかな?

ヴァーンは今現在戦線離脱中である(謎
■ メルディス To:ALL
おっと。もう聞いておいてくれたんですね。
そうですか、ルード達はもう出発していましたか。

捜査の分担は構いませんよ。
ただ、昨日のスポーンという奴には十分注意してくださいね。
私やフィリスが独りのところを狙われてはかないませんから。

では・・・俺は学院の方を担当しましょう。
俺もその方が気が楽でいいです(笑)
それで、学院を回った後にルード達を探したいですね。

(そこでふと気づく)

でもその前にヴァーンとエルシアを起こさないといけないですね(苦笑)
エルシアはフィリスにお願いできますか?
ヴァーンは・・・・・。

■ フィリス To:メルディスさん&ALL
あ、昨晩エルシアさん帰ってこなかったんですよ。
たぶんまだ盗賊ギルドで調べものしてくれているんだと思うんですけど。
とりあえず出かける前にマスターに行き先の伝言をお願いしておきましょう。

■ パオル To:ALL
・・ほ〜んと、遅いですよねぇ。
しゃあない、ボクが起こしてきますよ
(パタパタパタ)

そう言うと、そくさくとヴァーンを起こしに行ってしまった。
■ メルディス To:パオル&ALL
あ、お願いしますね。
ふむ・・エルシアは帰ってこなかったんですか・・。
まさかスポーンに襲われた!?

・・・・いや、ギルドに行ったんだからその可能性はないですね。
情報をもらうのに手間取ったんでしょうかね?
どっちにしても単独でも行動は控えた方がよさそうです。

ちなみに、エルシアも戦線離脱中である(さらに謎)
■ マーズ To:ALL
では、僕は官憲の方に行ってきましょうかねぇ。
さすがにマーファ神殿にファリスの神官が入るとなると、渋い顔をされるでしょ うしねぇ。

だだだだだ。
駆け足で戻ってきたパオル。
■ パオル To:おやじ
おやじさ〜ん!お酒、お・さ・けを下さい。
えっとね、銘柄はヴァーンの好きな火酒の『エフリッタン』を一杯ね。

■ おやじ To:パオル
朝っぱらから、それかい?(^^;;
よく飲む気になるなぁ………はいよ。

■ パオル To:おやじ
はい、ありがとう。お金は後で、朝食代と一緒に払いますから。
コレは念の為ですよ。無駄にはならないと思いますよ。(^^)

だだだだだ。
また駆け足で部屋に向かうパオル。

 パオルはヴァーンを起こすために、個室に戻ってきました。しかし、先程まで ベッドの上で寝ていたヴァーンの姿が見あたらなくなっていました。
 不審に思ったパオルがベッド付近を調べていると、入り口とは丁度反対側の床 に落ちていたヴァーンの姿がありました。まだ、寝ているようです(笑)
■ パオル To:ヴァーン
うは(  ̄▽ ̄;)!!さすがだよ・・・ヴァーン。

((・_・ )( ・_・))キョロキョロ
( ̄ー ̄)ニヤリッ

おもむろに、部屋の片隅に置いてある自分の荷物を漁るパオル。
そして、インクと羽ペンを手にしたようだ。
■ パオル To:ヴァーン
いかん、いかん。今はこんな事してちゃダメだ。また今度ってことで。

(チョイチョイ)
ヴァ〜ン〜!朝だよ〜!起きようよ〜!お腹空いたでしょ〜?
・・・・・・・・・・・。(やっぱ起きないかぁ)(^^;
それでは・・。

そう言うとヴァーンの鼻先に『エフリッタン』の入ったグラスを近づける。
■ ヴァーン To:パオル
う〜ん・・・・・・
こ・この匂いは・・・・・・

■ パオル To:ヴァーン
おはよう、ヴァーン!
ハイ、目覚ましに一杯どうぞ。(グラスを手渡す)

■ ヴァーン To:パオル
おぉ〜、悪りいな。
寝起きにはこれが効くんだよ。
(グビグビ………)
ぷはぁ〜、たまんねぇな。

■ パオル To:ヴァーン
よ〜し!目が覚めたところで、みんなの所へ行きましょ。

(^^ \_o(_ _o))))))))))ズルズル
■ ヴァーン To:パオル
お・おい・・・・
自分で歩けるからひっぱらないでくれ


しばらくするとヴァーンを引きずってパオルが戻ってきた。
■ パオル To:ALL、おやじ
は〜い!こっちはOKですよ。
すぐにでも出られます!

あ、おやじさん。朝飯代は幾らになります?火酒も一緒でお願します。

■ おやじ To:パオル
飯代も酒代も宿泊費と一緒に請求するから、良いよ、あとで。

まぁ、今日も一日頑張りな。

■ パオル To:おやじ&ALL
分かりました。じゃあ後で!
のんびりしてたらお昼になっちゃうな、急ご急ご。(^^;

でわボクはヴァーンとマーファ神殿の方に足を運んで見ますね。
ところで、どの辺りで合流します?

■ フィリス To:パオルさん&ALL
えっと…じゃあ現場Cでどうでしょう。
スポーンの足取りを調べるならそこからが一番近いと思います^^)h
エルシアさんへの言づてもしやすいですし。

■ メルディス To:ALL
じゃあおれは学院の方を回りましょう。
エルシアはどうしましょうかね?
現場Cの方で合流する事になるかな?
とするとおれ一人か・・・・。
まぁ大丈夫・・かな?(苦笑)
(トーイを連れて行こうかな・・)

■ フィリス To:おおる&マーズさん&マスター さん
じゃ、合流は現場Cということで♪
私とマーズさんは官憲屋さんに行きますね^^
あ、マスター。エルシアさんが来たら「現場C」で合流する旨の伝言を お願いします^^)/

マーズを引きずるように引っ張ってフィリスは宿を出ていきました。
■ マーズ To:フィリス&ALL
うわわわわ(汗)
フィ、フィリスさん、そんなに引っ張らなくでも大丈夫ですよぅ。
では、皆さんお先に〜。

フィリスのなすがままに引きずられてゆくマーズ。
180cmの大男がエルフの女性に引きずられてゆく様は、かなり滑稽かもしれない………。
■ パオル To:ALL&ヴァーン
皆さんいってらっしゃ〜い!!

それではボクらも行きますか!

■ メルディス To:独り言&おやじ
おっと、出遅れてしまったな。
学院に行くよりはスコットの家に向かった方がいいだろう。
ん・・・・せっかく一人なんだしトーイも連れて行くかぁ。

そうだ、おやじさん。
もしルード達が戻ってきたら、俺が探していたと伝えておいてください。
じゃ、俺も行ってきます。

そう言って向かった先は馬小屋。
当然ここにはトーイがいるわけで・・・・。
■ メルディス To:トーイ
おとなしくしていたか?
ん・・・・いやもちろん信用しているよ(笑)

今日はおまえも一緒につれて行ってやろうと思ってさ。
っと・・・よしこれで準備OKだ。
さぁ行くか・・って引っ張るなぁぁぁぁ〜(エコー)

久しぶりに一緒に出かけるのがうれしいのか、トーイは手綱を持つメルディスごと引っ張って飛び出して行く。
■ メルディス To:トーイ
とっとと・・・スコットの家に行くんだぞ。
りんごはあとで買ってやるから果物屋の前で止まるなよ〜
行くぞ行くぞ。

こんなことで大丈夫なのであろうか?(苦笑)

詰め所

 「銀の網」亭を出てから、しばらくの後、マーズとフィリスは詰め所の前に来てい ました。
昨日と同じくやはり忙しいようで、マーズとフィリスも目にとまっていないかのよう に、人が入れ替わり立ち替わりしていました。
■ マーズ To:フィリス&手近な官憲
さて、詰所まで来たものの、何やら忙しそうですねぇ。
とりあえず、気付かれそうにないですし、声をかけてみましょうかねぇ。
(詰所の入り口まで行き、中に向かって)
あのぉ、すいませぇん。
どなたかお手すきの方はいらっしゃいませんかぁ?

マーズの声に一人の官憲が中から出てきました。
よくよく見ると、昨日同じ場所で会った人と同じ官憲のようです。
■ 官憲A To:マーズ
はいはい、何のようかな………?

ン………?ああ、君達は昨日連続殺人について聞きに人達の一人だったな。
今のところ、こっちに入ってきた真新しい情報と言えば、どうやら犯人は人間じゃない可能性が非常に高い、ッてこと何だが………。

何か他に聞きたいことでもあるのかな?

■ フィリス To:官憲Aさん
その犯人なんですけど、どうやら「スポーン」という怪物らしいんです。
あ、スポーンが実行犯って意味です。
実は昨夜、アレンさんという方がそのスポーンに襲われているのを 私達でお助けしたんですけど、その状況やつけられた傷の箇所が 他の被害者さんと極めて酷似していたんです。
えぇ、アレンさんは無事です。お宅までお送りしましたから^^
一応被害者リストに加えておいてください。

■ 官憲A To:フィリス
すぽーん?
聞き慣れない名前だなぁ………。あとで調べておかないと。
とにかく人間ではない妙な怪物なんだな?現場のものにも注意しておかないとな。

で、被害者は北地区のアレン、と。
まぁ、被害者が出なくて何よりだった。御協力感謝する。
なにぶん人手不足なんでね、以後もよろしく頼むよ。

■ マーズ To:官憲A&フィリス
はぁい、わっかりましたぁ。
また何かありましたら、協力させて頂きますねぇ。
逆に、そちらの方で何かわかりましたら、こちらにも是非お知らせください。
(フィリスに向き直り)
真新しい情報はないというお話ですから、引き上げましょうかねぇ?
他に何処か寄っておきたい所とかありますかぁ?

■ フィリス To:マーズさん&官憲Aさん
あ、ちょっと待ってくださいね^^;
えと、スポーンの逃げた方向に廃屋とか身を隠せそうな場所があったら 教えていただきたいんですけど…わかりませんか?

■ 官憲A To:フィリス
ン〜………じゃあ、すこし待っててくれ。今調べるから………

と、詰め所に戻って調べ始める官憲A。
それから数分後、再び二人の前にやってきました。
■ 官憲A To:フィリス
大体分かった。
そこら辺には空き家が4軒ほどあるようだな。
うち一軒は、この前サモンサークルとやらが見つかったから、扉と言わず窓と言わ ず、板打ちしておいたがな。
場所はそれぞれ、これこれこういう場所にある。

そうそう………空き家と言えども、勝手にはいると不法侵入罪になるからな。
空き家を調べているときに、他の官憲に見つかって問いただされたら、俺の名前を出 しておきな。
今回の事件に関しては不問になるから………。

■ フィリス To:官憲Aさん,マーズさん
はい、ありがとうございました^^

お待たせしました〜。では集合場所に向かいましょうか^^

これで合法的に空き巣が出来ますね♪(byフィリス)………って、待てこら

マーファ神殿

「銀の網」亭を出て、常闇通りを過ぎて、ハザード川を越えて、延々歩くこと1 時間半。
パオルとヴァーンはようやくマーファ神殿に到着しました。

すでに昼時であるためか、神殿に出入りする人や昼の買い出しなどで、辺りには 大勢の人が往来していました。

■ パオル To:目の前を通り過ぎようとしている 神官様
あの、スミマセ〜ン!

ココにディプレスさんの娘さんが保護されている聞いて来たのですけど、面会で きますか?

■ マーファ神官A To:パオル
あ、はい。幸いなことに大分落ち着きを取り戻していますので………。
ところで失礼ですが、ご友人ですか?

■ パオル To:目の前の神官様
えっと、その・・・。
(声を細めて)
最近、北区で起こってる連続殺人事件に協力している冒険者な んですけど。 ディプレスさんの娘さんに話を伺いたくて来ました。

■ マーファ神官A To:パオル
分かりました………そのような事情でしたら、面会を許可いたしましょう。
しかし、手短にお願いします。
参考人とは言っても、彼女は被害者なのですから………。

■ ヴァーン To:神官A
それは十分分かってるさ

その後、パオル達は奥の方に案内されました。
そこには一人の少女がどことなくうつろな目で、ベッドの上で上体だけを起こし て、ただただじっとしていました。
■ マーファ神官A To:パオル
まぁ、ご覧のように落ち着いたと言うより、ショックから錯乱していた状態か ら、ある程度立ち直った程度に過ぎないんですけどね。
昨日までは記憶も混乱していたらしくて、何も覚えていないようでした。
まぁ、無理もないです。目の前で、父親を殺されたんですからねぇ………

まぁ、おはなしがあるのでしたら、手短にお願いしますね。
あまり負担をかけないようにさせないようにお願いします。

■ パオル To:神官様&ベッドの女の子
はい、分かりました。

えっと・・あの、その。ボ、ボクはパオルって言うんだヨロシクぅ!! で、こっちのお兄さんはヴァーン。
ところで君の名前は何て言うのかな?姓はディプレスというのは知ってるんだけ ど・・。

その女の子はパオルの問いに対して、顔だけそちらに向けました。
しかし、目は相変わらずうつろなままで、さらにうつろな声で返答して来ました。
体だけその場にあって、心はその場に持ち合わせていないような………そんな感 じです。
■ ディアンナ To:パオル
あ………私は……ディアンナって………言うの。
私に何か………用?

■ パオル To:ディアンナ
う〜んとね・・ルードって人の事だけど何か憶えてるかな?
君を助けた冒険者の人達の事なんだけど・・

■ ディアンナ To:パオル
私を助けた人………?
………………。
あ………そう言えば、私は何か襲われたんだっけ………
黒くて大きな何かに………。お父さんが必死で私を助けてくれて………それで身 代わ りになったんだ………。
(急に声が震え出す)
お父さん………。

(しばしの沈黙の後に)
あ………ごめんなさい………。
私を助けてくれた人たち………でしたっけ?
ごめんなさい、はっきり覚えていないの。確か4人くらい人が来たと思う………

■ パオル To:ディアンナ
ごめんね、ツライ事を思い出させちゃって。

でも、かならすボクらが君のお父さんの仇を討ってあげるから。
君はココでゆっくり癒してると良いよ。
じゃあね!

神殿を出たパオルとヴァーン。
■ パオル To:ヴァーン
はぁ〜・・・・・。

■ ヴァーン To:パオル
ああいう人に話を聞くのは辛いよなァ………

■ パオル To:ヴァーン
まぁとりあえず、待ち合わせ時間まで少し時間があるから北区をぶらつきましょ うか?
確か、被害者に浮浪者の方がいましたよね。蛇の道はなんとやらとも言いますか ら、 浮浪者の方々に聞いてまわりましょうよ。

■ ヴァーン To:パオル
そうだな、探して話でも聞いてみようか

この後、パオルとヴァーンは北区に足を向けました。

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GM 大石
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